こんにちは、キベリンブログです。
失業保険をもらおうと思っても、しくみが複雑で分かりにくいですよね。
今回は初心者に向けて、「失業保険を一問一答でかんたん解説!」として紹介します。
【本記事の内容】
① 失業保険で知っておくべき前提知識【ポイント10選を一問一答】
② 失業保険の流れと求職活動実績の豆知識【こちらも10選】
③ まとめ:失業保険のポイントを押さえて、損しないようにしよう
これまで失業保険を3回ほど受給してきました。
過去をふり返って、知っておきたかった知識を語っていきます。
① 失業保険で知っておくべき前提知識【ポイント10選を一問一答】
まずは、失業保険の申請前に「前提として知っておきたいポイント10選」を、紹介していきます。
わかりやすいよう簡単にまとめているので、詳しい内容は本文にあるリンク先の記事をご覧ください。
【失業保険の前提知識:ポイント10選】
❶ そもそも、失業保険とは何?
❷ 失業保険は、いくらもらえるの?
❸ 会社を辞めたら、誰でも失業保険をもらえるの?
❹ 雇用保険に加入しているか、どうすれば確認できるの?
❺ 派遣やアルバイトでも、失業保険をもらえるの?
❻ 自己都合退職と会社都合退職って、具体的にどんな退職?
❼ 自己都合と会社都合で、失業保険の内容に違いはあるの?
❽ 退職してから最初の失業保険の振り込みまで、どれくらいかかるの?
❾ 自己都合と会社都合で、失業保険の受給額の具体例はある?
❿ 失業保険をもらいながら、アルバイトできるの?
❶ そもそも、失業保険とは何?
正式には「雇用保険」といって、「失業中の求職活動を支援するための失業給付」のこと。
「失業保険 = 基本手当」を指すことが多いが、他にも再就職手当や就業手当などがある。
❷ 失業保険は、いくらもらえるの?
「退職前の半年間の給料の平均」の「約6割」を、「最低でも3か月間」もらえる。
勤務年数が長いほど、給付日数が長い(90日~330日)ので、トータルの受給額も増える。
❸ 会社を辞めたら、誰でも失業保険をもらえるの?
次の2つの条件を満たさないと、失業保険はもらえない。(雇用保険の加入期間 = 会社で働いていた期間)
・雇用保険に一定期間加入していたこと(自己都合退職:1年以上、会社都合退職:6か月以上)
・失業の状態で就職する意思があり、ハローワークが認定する求職活動を行うこと
❹ 雇用保険に加入しているか、どうすれば確認できるの?
毎月の給与明細で「雇用保険料」が給料から引かれていれば、雇用保険に加入している。
会社(事業主)は「週20時間以上」働く人を雇用したとき、会社がハローワークに届け出る義務がある。
❺ 派遣やアルバイトでも、失業保険をもらえるの?
雇用保険の加入条件を満たせば、バイトでも受給できる。
失業保険の受給資格に、雇用形態は関係ない。
❻ 自己都合退職と会社都合退職って、具体的にどんな退職?
・自己都合 : あなたが希望して退職(転職など自発的な理由)
・会社都合 : 希望せず退職(倒産、解雇、ハラスメント、雇用契約の打ち切りなどの理由)
❼ 自己都合と会社都合で、失業保険の内容に違いはあるの?
・自己都合 : 「2か月間の給付制限」があり、2か月経過しないと支給されない
・会社都合 : 自己都合より条件が有利で、「給付制限なし」+「給付日数が長い(トータルの受給額も増える)」
❽ 退職してから最初の失業保険の振り込みまで、どれくらいかかるの?
・自己都合 : 約3か月後(申請 + 待期7日 + 給付制限2か月 + 認定日後に振込)
・会社都合 : 約1か月後(申請 + 待期7日 + 認定日後に振込)
❾ 自己都合と会社都合で、失業保険の受給額の具体例はある?
「月給25万・年齢30歳・5年間勤務」の例で見ると、離職理由別での失業保険の受給額は以下のとおり。
・自己都合 : 497,790円 (給付日数 90日)
・会社都合 : 995,580円 (給付日数 180日)
❿ 失業保険をもらいながら、アルバイトできるの?
アルバイトできるが、次の2つの条件を満たす必要がある。
「バイトルPRO」なら、あなたの資格や経験を活かせるアルバイトを効率的に探せます。
飲食やサービスだけでなく、Web/ITや医療・介護など専門職もあり、高時給なものも見つかります。
全国のアルバイトをネットで簡単に探せるので、「週20時間未満」など希望のアルバイトを見つけてくださいね。
② 失業保険の流れと求職活動実績の豆知識【こちらも10選】
次は、「失業保険の流れと求職活動実績に関するポイント10選」ですね。
こちらも詳しい内容を知りたいときは、本文にあるリンク先の記事をどうぞ。
【失業保険の流れと求職活動実績の知識:ポイント10選】
⓫ 失業保険の受給の流れは、どんな感じなの?
⓬ 失業保険は、どこに申請するの?
⓭ 4週間ごとに1回の認定日には、何をするの?
⓮ 求職活動実績は、何回必要なの?
⓯ どんな活動が求職活動実績になるの?
⓰ 認定日に求職活動実績が足りなかったら、どうなるの?
⓱ 求職活動実績を作るなら、簡単な方法は?
⓲ 失業認定申告書には、どんなことを書くの?
⓳ 嘘の求職活動実績がバレたら、罰則はあるの?
⓴ 就職が決まったら、どうすればいいの?
⓫ 失業保険の受給の流れは、どんな感じなの?
STEP1 : 離職票を会社からもらう(退職日から1~2週間後)
STEP2 : 失業保険の申請(求職申し込み)
STEP3 : 雇用保険説明会・職業講習会の参加
STEP4 : 待期期間(7日間)の満了
STEP5 : 給付制限(2か月間)【※自己都合退職のみ】
STEP6 : 認定日(4週間ごとに1回)に失業の認定を受ける
STEP7 : 失業保険の振込(認定日までの給付日数分の支給)
STEP8 : 「STEP6 ⇔ 7」を給付日数がなくなるまで繰り返し or 就職決定で「再就職手当」の申請
⓬ 失業保険は、どこに申請するの?
申請先 : 住所地を管轄するハローワーク
受付時間 : 平日 8:30 ~ 17:15(年末年始は除く)
必要なもの : 離職票、身分証(マイナンバーカードなど)、写真2枚、預金通帳 or キャッシュカード、印鑑
⓭ 4週間ごとに1回の認定日には、何をするの?
指定の日時にハローワークに行き、求職活動実績を書いた「失業認定申告書」を提出して「失業の認定」を受ける。
認定されると、1週間ほどで「認定日までの給付日数分」の失業保険が振り込まれる。
⓮ 求職活動実績は、何回必要なの?
「各認定日の前日まで」に、「2回以上」の求職活動実績が必要。
(初回の認定日のみ1回以上)
⓯ どんな活動が求職活動実績になるの?
・求人への応募 (リクナビNEXT や マイナビエージェント からの応募もOK)
・ハローワークの職業相談、セミナー
・転職エージェント(ハタラクティブ、マイナビジョブ20's など)の登録面談、セミナー参加
・派遣会社(パーソルクロステクノロジー、リクルートスタッフィング など)の登録面談
・再就職に関わる検定試験の受験
⓰ 認定日に求職活動実績が足りなかったら、どうなるの?
「不認定」となり、「今回の認定日までの給付日数分」の失業保険は支給されない。
支給が後回しになるだけで給付日数は減らないが、受給期間(退職から1年間)を過ぎると給付日数が残っていても受給できなくなる。
⓱ 求職活動実績を作るなら、簡単な方法は?
⓲ 失業認定申告書には、どんなことを書くの?
失業認定申告書は、おもに「求職活動実績の内容」と「アルバイトの有無」を記入する。
ハローワークは認定日に失業認定申告書を確認して、失業保険の支給を判断する。
⓳ 嘘の求職活動実績がバレたら、罰則はあるの?
「不正受給」と判断され、支給の停止はもちろんのこと、受給額の「3倍返し」の厳しい罰則がある。
アルバイトしたのに申告を忘れた場合も不正受給となるので、注意が必要。
⓴ 就職が決まったら、どうすればいいの?
・ハローワークへ行って、就職日の前日までの「失業の認定」を受ける(基本手当の支給はここで終了)
・要件を満たせば、「再就職手当」がもらえる(「給付日数が3分の1以上残っていること」などが要件)
③ まとめ:失業保険のポイントを押さえて、損しないようにしよう
本記事では、「失業保険を一問一答でかんたん解説!」を紹介しました。
経験からポイント20選に絞り、できるだけ簡単にまとめました。(「一答」になっていなかったらすみません...。)
詳しい内容は、各リンク先の記事でチェックしてみてくださいね。
失業保険はちょっと複雑なので、すこしでも参考になれば幸いです。
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