受給中もバイトしていいんだよね?
こんにちは、キベリンブログです。
失業保険をもらっていてもアルバイトできますが、働く時間には注意が必要です。
今回は、「失業保険の受給中は、スキマバイト(短期・単発)がおすすめの理由」について紹介します。
【本記事の内容】
① 失業保険の受給中は、スキマバイト(短期・単発)がおすすめの3つの理由【時間制限】
② 失業保険をもらいながら、働きやすいアルバイトを探す方法【サイト3選】
③ まとめ:失業保険+バイト収入をムダなく得るなら、短期・単発のバイトが調整しやすい
失業保険は3回ほど受給してきました。
働く時間によって支給停止や減額になるラインなど、注意すべき点をわかりやすく語っていきます。
① 失業保険の受給中は、スキマバイト(短期・単発)がおすすめの3つの理由【時間制限】
失業保険がもらえるとしても、少しアルバイトなどで稼いで生活の足しにしておきたいこともあるはず。
「失業保険の受給中でもバイトできるの?」と思うかもしれませんが、受給中でも "バイトOK" です。(認定日に提出する失業認定申告書で申告が必要)
ただし「失業保険+バイト収入」をムダなくもらうなら、働く時間などシフト調整に注意が必要です。
そのため、一般的な長期のバイトよりも、いわゆる "スキマバイト(短期・単発)" の方が向いているんですよね。
なぜ向いているのか、まずは具体的な理由を見ていきましょう。
失業保険のしくみと合わせて紹介します。
【失業保険の受給中、短期・単発バイトがおすすめの理由】
理由1 : 週20時間以上働くと、失業保険が支給されなくなるから
理由2 : 1日の労働時間が4時間未満だと、失業保険が減額される場合があるから
理由3 : 失業保険の待期期間に働くと、待機期間が延長され支給が遅れるから
おもな理由は3つです。
順番に説明していきますね。
理由1 : 週20時間以上働くと、失業保険が支給されなくなるから
・失業保険(基本手当)の支給は、就職していないことが条件
・週20時間以上働くと「就職した」と判断され、失業保険は支給停止になる
繰り返しですが、失業保険の受給中でもアルバイトなどで働いてもOKです。
ただし、"労働時間" には注意が必要です。
「週20時間以上」働いた場合、失業保険では "就職" と見なされます。
失業保険の支給には「就職していないこと」が条件なので、週20時間以上働くと失業保険の支給は停止されます。
長期で一般的なバイトだと、急なシフト変更や残業依頼で、労働時間の調整が難しいケースが多いですよね。
短期・単発バイトであれば、あなたの希望どおりの時間で働けるので、週20時間を超える心配はありません。
【週20時間以上になるなら、再就職手当を狙う方法もある】
週20時間以上働くと失業保険(基本手当)は支給停止になりますが、「再就職手当」はもらえます。
派遣やパート・アルバイトなど雇用形態は問わず、再就職手当の支給対象になります。
再就職手当の詳しい内容は、「【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」をご覧ください。
理由2 : 1日の労働時間が4時間未満だと、失業保険が減額される場合があるから
・ 1日の労働時間が4時間以上 : 失業保険の支給は後回しになるが、減額はされない
・ 1日の労働時間が4時間未満 : 失業保険が減額(一定の収入金額を超えた場合)
先ほど週20時間の件を紹介しましたが、"1日の労働時間" も失業保険に影響します。
1日の労働時間が「4時間以上」or「4時間未満」で、失業保険は「後回し」or「減額」になります。
4時間以上働けば支給は後回しになりますが、減額はされず、バイト収入額に関係なく後から全額もらえます。
一方で4時間未満になると、バイト収入額が大きいほど、失業保険の減額される確率が高くなります。(※「基本手当日額 + 1日あたりの収入 > 賃金日額の80%」の場合に、超えた分だけ減額)
そのため失業保険を全額もらうなら、「1日4時間以上」+「週20時間未満」が最適解なんですよね。
1日の労働時間をあなた自身で調整しやすい短期・単発バイトの方が、融通がきくというわけです。
※4時間未満で減額になる詳しい説明は、「【失業保険】1日4時間未満のバイトでいくら減額?【計算方法あり】」で解説しています。
理由3 : 失業保険の待期期間に働くと、待機期間が延長され支給が遅れるから
・失業保険を申請すると、翌日から1週間(7日間)は待期期間となる
・待期期間中に働くと、待期期間が延長され失業保険の支給が遅くなる
失業保険を申請すると、自己都合・会社都合退職ともに、7日間の「待期期間」があります。
ハローワークがあなたの受給資格をきちんとチェックするための期間で、待期期間中は失業の状態でいないと、失業保険はもらえません。
もし7日間の待期期間中に1日でもバイトしてしまうと、待期期間は延長されます。
働いた日の時点で待期期間がリセットされ、再び失業状態が7日間に到達すると、支給が始まります。
長期のバイトを失業保険の申請前からやっていたら、待期期間中のシフト調整が難しいケースもあるはず。
短期や単発のバイトであれば、待期期間中の仕事は簡単に外せます。
※待期期間を詳しく知りたい場合は、「【謎の1週間】失業保険の待期期間とは?【もらえなくなる可能性】」を参考にしてくださいね。
② 失業保険をもらいながら、働きやすいアルバイトを探す方法【サイト3選】
前のパートで、失業保険の受給中はスキマバイト(短期・単発)がおすすめの理由を見てきました。
「週20時間未満」+「1日4時間以上」の仕事を選ぶと、「失業保険+バイト収入」をムダなく得られます。
とはいえ、働く時間やシフトをうまく調整できる短期・単発のアルバイトを探すのは、ちょっと難しいですよね。
そこで効率よく時間調整しやすい仕事を見つけられる、3つのサイトを紹介しておきます。
【スキマバイト(短期・単発)が探しやすいサイト3選】
❶ ショットワークス : 短期・単発バイト専門で、スマホアプリから希望の仕事が探せる
❷ プチジョブ : 単発バイト中心で、スキマ時間など1日のみの仕事も可能
❸ マッハバイト : 採用でお祝い金(最低5,000円~最大1万円)があり、20万件以上を掲載
❶ ショットワークス
・短期、単発アルバイトの専門サイトで、スマホアプリから希望の仕事が探せる
・「1日だけ」「週末のみ」「1週間・1ヶ月」など、予定に合わせて選べる
・日払いの仕事を選べば、すぐにバイト代が支給される
「ショットワークス」は、短期・単発アルバイト専門の求人サイトで、大量のバイトを掲載しています。
スマホのアプリがあり、検索条件から希望に合ったバイトが探しやすくなっています。
例えば「1日空いたからスキマ時間にちょっと稼ぎたい」という状況なら、1日だけ可能なバイトも見つかります。
日払いの仕事であれば、働いてすぐにバイト代が支給されるので、急ぎでお金が必要なときには助かるはずです。
働きたい日が直前の場合でも、短期・単発なら柔軟に対応できます。
面接なしですぐ働ける単発バイトもあるので、まずはチェックしてみてください。
❷ プチジョブ
・単発バイトが中心で、1日のみの仕事ができる(バイト代は翌日振込み)
・空いたスキマ時間にすぐ仕事が見つかる、バイトマッチングサービス
・面接なしで仕事可能で、最短その日から働ける
「プチジョブ」は、1日のみの仕事がしたい人向けのバイトマッチングサービスです。
「登録 → 応募 → 働く」の流れがスムーズで、ちょっと稼ぎたいときに、すぐ働けます。
1日2時間からの仕事を掲載しており、気軽に働けるのもメリットです。
報酬は「翌日振込み」なので、すぐにお小遣いが必要なときはありがたいですよね。
スキマ時間を有効に使いながら、面接なしでも仕事が決まります。
ただし求人は東京近郊エリアなので、希望のエリアなら登録しておきましょう。
❸ マッハバイト
・どのバイトでも、決まれば必ずお祝い金がもらえる(最低5,000円~最大1万円)
・「短期・単発」の特徴からアルバイトを探せる
・20万件以上の仕事情報を掲載しており、全国に求人あり
「マッハバイト」は、長期のバイトも含む、"20万件以上" を誇るアルバイト求人サイトです。
「短期・単発」の仕事も豊富で、特徴から絞って検索できます。
お得な点としては、決まれば必ず「お祝い金(マッハボーナス)」がもらえること。
どんなバイトでも「最低5,000円」のお祝い金が保証されており、「最大1万円」まで支給されます。
短期のバイトでお祝い金がもらえるのは嬉しいですよね。
全国のアルバイト情報が掲載されているので、あなたの近所から調べてみましょう。
③ まとめ:失業保険+バイト収入をムダなく得るなら、短期・単発のバイトが調整しやすい
本記事では、「失業保険の受給中は、スキマバイト(短期・単発)がおすすめの理由」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【失業保険の受給中、短期・単発バイトがおすすめの理由】
理由1 : 週20時間以上働くと、失業保険が支給されなくなるから
理由2 : 1日の労働時間が4時間未満だと、失業保険が減額される場合があるから
理由3 : 失業保険の待期期間に働くと、待機期間が延長され支給が遅れるから
【スキマバイト(短期・単発)が探しやすいサイト3選】
❶ ショットワークス : 短期・単発バイト専門で、スマホアプリから希望の仕事が探せる
❷ プチジョブ : 単発バイト中心で、スキマ時間など1日のみの仕事も可能
❸ マッハバイト : 採用でお祝い金(最低5,000円~最大1万円)があり、20万件以上を掲載
失業保険をもらっている間でも、アルバイトで働くことは可能です。
バイト収入も得られれば、生活も安定しますよね。
でも "週20時間以上" 働くと「就職」になるため、失業保険は支給されなくなります。
加えて "1日4時間未満" の労働時間だと、失業保険が減額になる場合も。
「週20時間未満」+「1日4時間以上」をキープできる仕事を選べば、「失業保険+バイト収入」がムダなく得られます。
労働時間やシフト調整しやすいスキマバイト(短期・単発)は向いているので、紹介した3つのサイトであなたに合う仕事を探してみてください。
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