受け方とか注意点を知っておきたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
失業保険は求職活動実績が必要ですが、セミナー受講も活用できます。
今回は、「求職活動実績になる、ハローワークと転職エージェントのセミナーの受け方」について紹介します。
【本記事の内容】
① 求職活動実績になるセミナーとは【ハローワークと転職エージェント】
③ 転職エージェントのセミナーの受け方【オンライン対応OK】
失業保険は3回受給してきました。
経験から、セミナーの注意点と申し込めなかったときの対処法も紹介していきますね。
① 求職活動実績になるセミナーとは【ハローワークと転職エージェント】
ハローワークや民間の転職エージェントが行うセミナーは、求職活動実績として認められています。
まずは、簡単にポイントから見ていきましょう。
おもなセミナーの種類(無料)
・ハローワークのセミナー:応募書類の書き方やビジネスマナーなど(座学形式が多い)
・転職エージェントのセミナー:効率的な活動の進め方やキャリアデザインなど(オンラインが多い)
セミナーは、「ハローワーク」や「転職エージェント」がおもに主催しています。
ともに "無料" で参加できますが、転職エージェントのセミナーは登録が必要です。
それぞれの特徴として、ハローワークは「座学形式」がほとんどです。
一方で転職エージェントは「オンライン形式」に対応しており、選択の幅が広くなっています。
転職エージェントのセミナーが申し込みやすい理由
申し込みのしやすさで比べると、「転職エージェントのセミナーの方が申し込みやすい」です。
なぜなら、以下の理由があるからですね。
【転職エージェントのセミナーが受けやすい理由】
・オンラインでの申込や受講に対応している
・定員や申し込みの期限に余裕がある
ハローワークは「座学形式」が多いので、かなり定員が限られているんですよね。
受講日まで余裕がないときは、転職エージェントのセミナーなら受けられる確率は高いです。
求職活動実績になるタイミングは、セミナー受講日
セミナーは求職活動実績になりますが、実績になるタイミングは「セミナー受講日」です。
つまり、「認定日の前日まで」にセミナーを受ける必要があるということですね。
「申し込みの時点では、まだ実績にはカウントされない」ので、認定日が近いときは注意しておきましょう。
次のパートから、ハローワークと転職エージェントのセミナーの受け方を見ていきます。
② ハローワークのセミナーの受け方【座学形式】
まずは、「ハローワークのセミナー」の受け方を説明していきますね。
申し込み手順の流れは、以下のとおりです。
【ハローワークのセミナーを受ける手順】
❶ セミナー日程と情報を確認する(HP or リーフレット)
❷ セミナーに申し込む(窓口 or 電話)
❸ セミナーを受講する(座学形式)
❶ セミナー日程と情報を確認する(HP or リーフレット)
上の画像(東京ハローワークのサイトから引用)は一例で、東京エリアの「新宿わかものハローワーク」で開催するセミナー日程表と情報です。
セミナー情報は、「各地のハローワークのHP」や「ハローワークに置いてあるリーフレット」で確認できます。
あなたの近所のハローワークのHPやリーフレットをチェックして、セミナー情報を調べてみましょう。
申し込みの受付開始日なども、合わせて見ておくといいですね。
❷ セミナーに申し込む(窓口 or 電話)
受けたいセミナーがあったら、ハローワークの「窓口」または「電話」で申し込みを行います。
「オンラインには対応していない」ので、ネットでの予約はできません。
申し込みの期間や定員には締切があるので、注意しておきましょう。
【新宿わかものハローワークでのセミナー申込期間と定員の例】
・申込期間 : 2~3週間前から前日まで
・定員 : 座学形式で12名
上記は新宿わかものハローワークの例ですが、セミナー開催日の2~3週間前から受付を開始しています。
定員になると締め切られてしまうので、なるべく早めに申し込みましょう。
❸ セミナーを受講する(座学形式)
セミナーの開催日になったら、開催場所でセミナーを受講します。
新宿わかものハローワークでのセミナーの長さは「1時間30分ほど」が多いですが、もう少し短めのセミナーもありますね。
受講すると、「雇用保険受給資格者証」にハンコを押してもらえます。
これで1回分の求職活動実績になります。
③ 転職エージェントのセミナーの受け方【オンライン対応OK】
続いて、「転職エージェントのセミナー」の受け方を見ていきます。
実例で見た方がわかりやすいので、20代向け転職エージェントの「マイナビジョブ20's」での受け方を解説していきますね。
他のエージェントに比べて、受けやすいセミナーが多いことが特徴です。
セミナー時間の長さも「約30分ほど(オンライン形式)」と短めなので、都合に合わせて早く求職活動実績にできることも、他にはないメリットですね。
私も転職活動するときは毎回転職エージェントに登録していましたが、サポートや会員ページなども充実しています。
登録者だけが見れる「非公開求人」も確認できるので、失敗しない就職をするなら、転職エージェントをメインに活動を進めましょう。
【マイナビジョブ20's のセミナーを受ける手順】
❶ マイナビジョブ20's に登録する(オンライン)
❷ セミナー日程と情報を確認する(HP or マイページ)
❸ セミナーに申し込む(オンライン)
❹ セミナーを受講する(オンライン or 座学)
❶ マイナビジョブ20's に登録する(オンライン)
セミナーの受講には転職支援サービスへの登録が必要なので、「マイナビジョブ20's」に登録しましょう。
サイトの申し込みフォームから登録すると、メールなどで「登録面談(個別カウンセリング)」についての連絡が来ます。
面談は対面だけでなく、「電話」or「オンライン(Web)」での面談も可能です。
早めに受けたいときは、電話かオンラインでの面談を選ぶとスケジュールが調整しやすいので、おすすめですね。
この「登録面談」も、対面や電話などの形式にかかわらず、1回の求職活動実績になります。
認定日までにセミナーを1つ受ければ、失業保険に必要な2回分の実績を満たせます。
※登録から面談までの流れやエージェント活用方法は、「転職エージェントの利用の流れとリスク回避方法を解説【実体験】」で解説しています。
❷ セミナー日程と情報を確認する(HP or マイページ)
上の画像(マイナビジョブ20'sのサイトから引用)は、マイナビジョブ20's のセミナー情報の一例です。
ホームページや登録後に使えるマイページから、セミナー情報を確認しましょう。
それぞれのセミナーを選択すると、詳細を確認できます。
オンライン形式なら、自宅など場所を選ばず受講できますよ。
❸ セミナーに申し込む(オンライン)
受けたいセミナーが見つかったら、オンラインで申し込みを行います。
空き状況もあるので、遅くとも受講日の1週間前までには申し込んでおくと安心ですね。
申し込み後にメールなどで受付の連絡が来るので、確認しましょう。
❹ セミナーを受講する(オンライン or 座学)
セミナーの開催日が来たら、セミナーを受講します。
オンライン形式なら、家で落ち着いて受講できますね。
セミナーの長さは、マイナビジョブ20'sではオンライン形式だと「約30分ほど」が多いです。
これで1回分の求職活動実績になります。
なお、参加証明書として、セミナー後に受講したことを示すメールが届きます。
ハローワークから提示を求められたことはありませんが、念のために取っておくと良いですね。
※失業認定申告書への書き方は、「失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説【失業保険】」をご覧ください。
④ セミナー受講の注意点と、申し込めなかった場合の方法【効率的な実績の作り方】
前のパートまでで、ハローワークと転職エージェントのセミナーの概要と受け方を説明してきました。
ここで、「セミナー受講の注意点」と「申し込めなかった時の代替案」を紹介しておきますね。
セミナー受講の注意点
・申し込み期間や定員に締切があるため、受講日まで余裕と計画性が必要
・「座学形式」の場合、開催場所へ行く「交通費」と「時間」がかかる
・セミナーは「1時間 ~ 1.5時間ほど」のものが多いので、求職活動実績が目的だとやや大変
(※マイナビジョブ20'sでは30分ほどのセミナーあり)
注意点を簡単にまとめると、上記のとおりです。
事前の準備が必要なので、「思いつき」だと申し込みが難しくなりますね。
オンラインで受講できないセミナーは、少額だったとしても交通費がかかったりします。
こういった点から、セミナー受講は以下の人に向いています。
【セミナー受講が向いている人】
・求職活動実績の目的だけでなく、セミナーで知識を身に付けたい
・時間や労力が必要でも、経験として受講しておきたい
要するに、「セミナーそのもの」に興味がある人に向いています。
もし求職活動実績だけが目的なら、次の効率的な作り方がおすすめですね。
セミナーに申し込めなかった場合の、効率的な求職活動実績の作り方
セミナーの申し込みが難しかった場合や、受講が認定日に間に合わないときは、早めに実績になる方法を選びましょう。
「リクナビNEXT(転職サイト)から求人に応募する方法」だと、求職活動実績は作りやすいです。
【リクナビNEXT での求人応募が効率的な理由】
・登録が簡単で、データを複数の求人に使い回せるので効率的
・他の転職サイトよりも認知度が高く、全国に求人があり選びやすい
・時間と場所を選ばず、休日でも自宅で実績作りが可能
・2社に応募すれば、1日でも2回分の求職活動実績になる
効率が良い理由は上記のとおりで、セミナーに比べて時間はそれほどかからないですよね。
応募した後の結果は、求職活動実績には関係なく、「1社ごとに応募時点で1回」の実績としてカウントされます。
あなたから選考を辞退した場合でも、実績は取り消されたりしないので、安心してくださいね。
※具体的な詳しい手順は、「【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説」をご覧ください。
⑤ まとめ:セミナーは求職活動実績になるけど、実績だけが目的なら要注意
本記事では、「求職活動実績になる、ハローワークと転職エージェントのセミナーの受け方」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【求職活動実績になるセミナーの概要】
・おもに「ハローワーク」と「転職エージェント」で、多数のセミナーを主催している
・求職活動実績になるタイミングは、セミナーの受講日
・ハローワークは座学形式が多く、転職エージェント(マイナビジョブ20's)はオンライン形式のセミナーが多い
【セミナー受講の注意点】
・申し込み期間や定員の締切があるため、受講日まで余裕と計画性が必要
・「座学形式」の場合、開催場所へ行く「交通費」と「時間」がかかる
・セミナーは「1時間 ~ 1.5時間ほど」のものが多く、求職活動実績だけが目的だとすこし大変
(※マイナビジョブ20'sでは30分ほどのセミナーあり)
【セミナーに申し込めなかった場合の、効率的な求職活動実績の作り方】
繰り返しですが、ハローワークやマイナビジョブ20'sが行うセミナーも、求職活動実績になります。
セミナーを受けてみたいと考えているなら、失業保険の受給にも活用できます。
セミナー受講のおもな注意点として、「申し込みは計画性が必要」「実績が目的だと時間と労力がかかる」ということですね。
申し込みが難しいときは、「リクナビNEXT からの求人応募」なら早く実績が作れます。
あなたの状況に合わせて、ハローワークと転職エージェントのセミナーを活用してみてくださいね。
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