※当サイトで紹介する商品・サービス等は、プロモーションが含まれています。

失業保険 再就職手当・他手当

【失業保険】海外転職・現地採用の再就職手当の申請方法【経験談】

【失業保険】海外転職・現地採用の再就職手当の申請方法【経験談】

 

お悩み相談
海外就職を考えているけど、失業保険の再就職手当は海外就職でもらえるのかな?

 

こんにちは、キベリンブログです。

再就職すると失業保険の再就職手当がもらえますが、海外就職でも対象になるのか気になりますよね。

今回は、「海外転職でも再就職手当がもらえた話と申請方法」を紹介します。

 

【本記事の内容】

① 失業保険(雇用保険)の再就職手当とは?【簡単に解説】

② 海外就職で再就職手当をもらう申請手順・方法【現地採用でもOK】

③ 再就職手当は、雇用保険に加入する就職が必要では?【加入する労働条件を満たす海外就職ならOK】

④ まとめ:海外転職での再就職手当は、事前にハローワークに確認してから申請しよう

 

海外転職したとき、失業保険の再就職手当を受給できました。

帰国することなく再就職手当をもらえた申請手順と方法を、経験をベースに解説していきます。

 

※海外転職に限らない再就職手当の一般的な内容については、「【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」をご覧ください。

 

① 失業保険(雇用保険)の再就職手当とは?【簡単に解説】

① 失業保険(雇用保険)の再就職手当とは?【簡単に解説】

① 失業保険(雇用保険)の再就職手当とは?【簡単に解説】

 

まず、失業保険(雇用保険)の「再就職手当」について、簡単に説明しておきますね。

既に知っている人は、読み飛ばしてください。

 

【失業保険の再就職手当とは】

・再就職手当とは、失業保険の受給資格のある人に対して、就職が決まると支給される手当

・再就職手当の額は、失業保険(基本手当)の支給残日数の 60% ~ 70%

 

再就職手当をもらうには、「ハローワークに失業保険の申請をしておくこと」が前提です。

失業保険の支給額は、「離職前の6か月間の給料」をベースに計算されます。

 

一般的には「数十万円以上」は支給されるので、大きいですよね。

 

※【補足】失業保険に関する一連の流れは、「失業保険の受給の流れとスケジュール」で解説しています。

 

② 海外就職で再就職手当をもらう申請手順・方法【現地採用でもOK】

② 海外就職で再就職手当をもらうまでの手順・方法【現地採用でもOK】

② 海外就職で再就職手当をもらう申請手順・方法【現地採用でもOK】

 

私の受給経験から、「海外就職の内定後から再就職手当をもらうまでの申請手順」を説明していきますね。

紹介する手順・方法で、日本に帰国することなく再就職手当を受給できました。

 

【海外就職・現地採用での再就職手当の申請手順・方法】

1. 内定後にハローワークへ行き、海外就職の内定通知と再就職手当の申請方法を確認する

2. 海外就職での会社に入社後、会社に申請書の記入を依頼する

3. 海外から、ハローワークへ再就職手当の申請書類を郵送する

 

1. 内定後にハローワークへ行き、海外就職の内定通知と再就職手当の申請方法を確認する

自己都合退職での給付制限が終了する頃、海外就職の内定が出たので、ハローワークへ行きます。

ハローワークの窓口では、以下の3つの内容を行いました。

 

・就職が決まったことを通知(英文の雇用契約書を提示)

・海外就職(現地採用)でも、再就職手当の支給対象となることを確認

・再就職手当の申請は、郵送でも可能なことを確認

 

【就職が決まったことを通知(英文の雇用契約書を提示)】

海外就職に限りませんが、就職が決まったらハローワークへ連絡する必要があります。

必要な書類は「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」「採用証明書」の3点と、印鑑を持ってハローワークへ行きました。

 

このときの採用証明書として、内定先から発行された「英文の雇用契約書」を提示しました。

 

※就職が決まったときの失業認定申告書の書き方は、「失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説」をご覧ください。

関連記事
失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説【失業保険】
失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説【失業保険】

  お悩み相談失業認定申告書の書き方を、求職活動実績の方法別に教えて欲しいです。   こんにちは、キベリンブログです。 失業保険をもらうには、失業認定申告書を認定日にハローワークへ ...

続きを見る

 

【海外就職(現地採用)でも、再就職手当の支給対象となることを確認】

ハローワークの担当者に、「海外の会社でも申請書を提出すれば、再就職手当の支給対象となる」ことを、事前に確認しておきました。

ここで、再就職手当の申請書類を受け取ります。

(※再就職手当支給申請書は、ハローワークインターネットサービスからもダウンロードできます)

 

再就職手当の申請書類には、就職先の会社に記入してもらう箇所があります。

そのため、英語版の申請書があると良かったのですが、私が行ったハローワークにはありませんでした。
(※代わりに、英語版の「失業保険に関する案内の資料」をもらっておきました)

 

【再就職手当の申請は、郵送でも可能なことを確認】

申請のために、日本に帰国するのは大変ですよね。

なので、郵送でも再就職手当が申請できることを、事前に確認しておきました。

 

郵送の方法は、「海外から直接ハローワークへ郵送する」「家族など日本にいる知人にいったん送ってからハローワークに郵送を依頼する」など、どちらでもOKです。

 

なお、「PDFなどで電子申請はできるか?」をハローワークの担当者に確認しましたが、受け付けていませんでした。

 

2. 海外就職での会社に入社後、会社に申請書の記入を依頼する

日本を出国して海外の会社に入社後、会社に記入してもらう申請書の項目について、記入を依頼します。

申請書は日本語なので、英訳をつけておきました。

 

海外に印鑑はないので、捺印欄にはサインを入れてもらいました。

申請書にある「雇用保険事業所番号」は、海外の会社で日本の雇用保険に加入していなければ、空欄でOKです。

 

3. 海外から、ハローワークへ再就職手当の申請書類を郵送する

会社に記入してもらった申請書を受け取り、海外からハローワークへ申請書類(原本)を郵送します。

念のため、郵送する前に申請書のコピーは取っておきました。

 

申請は「就職日から1ヶ月以内」に行う必要があるので、早めに郵送しましょう。

私の場合は、就職してから1週間後には送りました。

 

以上で、再就職手当の申請は完了です。

上記の手順で、日本に帰国することなく、約2~3か月後に再就職手当を受給できました。

 

※申請期限は1か月以内なのですが、実は「2年の時効」あります。

申請を忘れた場合の対処法は、「再就職手当を期限切れでもらわなかった場合にもらう方法【時効2年】」をご覧ください。

 

③ 再就職手当は、雇用保険に加入する就職が必要では?【加入する労働条件を満たす海外就職ならOK】

③ 再就職手当は、雇用保険に加入する就職が必要では?【加入する労働条件を満たす海外就職ならOK】

③ 再就職手当は、雇用保険に加入する就職が必要では?【加入する労働条件を満たす海外就職ならOK】

 

再就職手当をもらうには、「再就職手当の受給の8つの条件」があります。

その条件の中に、「原則として雇用保険の被保険者となること」というものが含まれています。

 

「海外就職では多くのケースで日本の雇用保険に加入しないから、再就職手当はもらえないのでは?」と思いますよね。

 

雇用保険に加入しなくても、「加入条件を満たす労働条件で働く」という就職ならOK

あくまで「原則」であり、雇用保険に加入しない就職でも、支給されることがあります。

 

一般的な判断として、「雇用保険の加入条件を満たす労働条件で働く」という就職なら、たとえ雇用保険に加入していなくても、再就職手当が支給されます。

 

上記の内容は、失業保険を申請するとハローワークからもらえる資料「雇用保険受給資格者のしおり」にも記載されている内容です。

ここで気になるのは、「雇用保険の加入条件って何?」ということですよね。

 

【雇用保険の加入条件】

・労働時間が週20時間以上

・31日以上の雇用見込みがある

 

上記の2つが、雇用保険の加入条件です。

「この2つを満たす労働条件で働く海外就職」なら、再就職手当をもらえます。

 

一般的にフルタイムで働く就職なら、満たせる内容ですよね。

「海外の会社で雇用保険に加入しないから、再就職手当はもらえないなぁ...。」と、あきらめるのは早いです。

 

その他の条件も確認して、申請してみてくださいね。

 

※再就職手当の8つの受給条件は、「【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」をご覧ください。

 

④ まとめ:海外転職での再就職手当は、事前にハローワークに確認してから申請しよう

④ まとめ:海外転職での再就職手当は、事前にハローワークに確認してから申請しよう

④ まとめ:海外転職での再就職手当は、事前にハローワークに確認してから申請しよう

 

本記事では、「海外転職でも再就職手当がもらえた話と申請方法」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【海外就職・現地採用での再就職手当の申請手順・方法】

1. 内定後にハローワークへ行き、海外就職の内定通知と再就職手当の申請方法を確認する

2. 海外就職での会社に入社後、会社に申請書の記入を依頼する

3. 海外からハローワークへ再就職手当の申請書類を郵送する

 

【再就職手当における雇用保険の加入条件について】

「雇用保険の加入条件を満たす労働条件で働く」という就職なら、たとえ雇用保険に加入していなくても、再就職手当が支給される

 

海外転職・現地採用では、いろいろな状況が考えられます。

海外の会社に日本の失業保険(雇用保険)のことを説明するのも、場合によっては面倒ですよね。

 

私の海外就職では、再就職手当をもらえました。

しかし、状況によっては受給が難しいケースがあるかもしれません。

 

海外就職が決まり、再就職手当を申請する場合は、出国前に必ずハローワークに申請手順を確認しておきましょう。

 

申請に不備があると、海外から対応するのは面倒です。

不明なところは、できるだけ出国前にクリアにしておいてくださいね。

 

 

関連記事
【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説
【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説

  お悩み相談明日が失業認定日だったこと忘れてた! 2回の求職活動実績がないと、失業保険がもらえない...どうしよう!?   こんにちは、キベリンブログです。 認定日が迫っていて、 ...

続きを見る

関連記事
【海外転職】海外移住前にやることをリストで解説【手続き編】
【海外転職】海外移住前にやることをリストで解説【手続き編】

  お悩み相談海外移住する前に、やるべき手続きって何があるのかな?   こんにちは、キベリンブログです。 海外移住するときは、どんな手続きが必要なのか気になりますよね。 今回は、「 ...

続きを見る

関連記事
海外転職に強いおすすめ転職エージェント3選【体験談】
海外転職に強いおすすめ転職エージェント3選【経験者が語る】

  お悩み相談海外転職に挑戦したいけど、まずはエージェントに相談してみたいな。 海外転職に強い転職エージェントを知りたいです。   こんにちは、キベリンブログです。 昔よりも一般的 ...

続きを見る

 

-失業保険, 再就職手当・他手当

© 2020 Kiberin Blog