メリハリのある働き方ってできないのかな?
こんにちは、キベリンブログです。
「1年働いたら半年休む」とか、ライフスタイルに合わせた働き方ができたら良いですよね。
今回は、「失業保険を活用したメリハリのある働き方をする方法」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 失業保険は、1年働けば何度でも受給できる【雇用形態は関係なし】
② 長期ブランク後の再就職の不安を消す方法【正社員にこだわらず、派遣のメリットを活かす】
③ まとめ:「1年働いて半年休む」メリハリのある働き方で、失業保険を活用できる
失業保険はこれまで3回受給してきました。
経験から、失業保険をうまく活用する方法を語っていきます。
① 失業保険は、1年働けば何度でも受給できる【雇用形態は関係なし】
「1年働いたら半年休む」といった、メリハリのある働き方をしたいと思ったことはありませんか?
まとまった長期休暇があると、海外旅行や自己啓発など、自由にやりたいことができますよね。
とはいえ、お金をそれほど求めていなくても、休んでいる間に「収入ゼロ」になるのは不安もあるはず。
そこで、失業保険をうまく活用すると収入の不安を軽減できます。
失業保険がもらえる条件【自己都合退職:1年、会社都合退職:6か月】
・自己都合退職 : 雇用保険に12か月以上入っていること
・会社都合退職 : 雇用保険に6か月以上入っていること
失業保険の受給資格は、上記のとおりです。
自己都合で会社を辞めても、1年働けば何度でも失業保険をもらえるんですよね。
つまり、「1年働く → 半年休んで失業保険をもらう → 1年働く → 半年休んで失業保険をもらう」といった繰り返しのサイクルが可能です。
会社都合で辞めた場合は、6か月働くだけで失業保険がもらえて、給付制限もないため早くもらえます。
また、失業保険の受給に「雇用形態」は関係ありません。
正社員に限らず、派遣社員やアルバイトでも、雇用保険の加入期間さえ満たせば受給できますよ。
1年働いて自己都合退職した場合、失業保険は「3か月分の給料の約60%」ほど
・失業保険の受給額 : 「基本手当日額」×「給付日数」
・基本手当日額 : 「退職直前の半年間の1日あたりの給料」の「50% ~ 80%」
・1年働いて自己都合退職したときの給付日数 : 90日
失業保険の受給額は、「基本手当日額」と「給付日数」で決まります。
基本手当日額の割合は「50% ~ 80%」と幅がありますが、この割合が決まる計算がちょっと複雑なんですよね。
ざっくりの目安としては、「3か月分の給料の約60%」と考えればOKです。
1年働いた後に失業保険を全額もらうには、退職から約半年かかる
・失業保険は、全額をまとめてもらえるわけではない
・4週間ごとの認定日に、失業の認定を受けた日数分(原則28日分)がもらえる
・自己都合退職には2か月の給付制限があるため、全額もらうまで約半年かかる
(退職から申請まで約2週間 + 待機期間7日 + 給付制限2か月 + 給付日数 90日)
失業保険は、一度にまとめて全額をもらえるわけではありません。
4週間ごとの認定日に失業の認定を受けると、原則として「28日分ずつ」失業保険が口座に振り込まれ、給付日数がなくなるまで続きます。
また、自己都合退職だと「2か月の給付制限」があり、この期間が過ぎないと失業保険は支給されません。
こういった失業保険の仕組みをまとめると、全額もらい終えるには「約半年」かかります。
なので「1年働く → 半年休む」というサイクルは、ちょうど良い長さでもあるんですよね。
早めに仕事を再開したくなった場合は、就職が決まったときにもらえる「再就職手当」を受給する方法もおすすめです。
※再就職手当の詳しい内容は、「【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」で紹介しています。
② 長期ブランク後の再就職の不安を消す方法【正社員にこだわらず、派遣のメリットを活かす】
「1年働いて、半年休む」というメリハリのある働き方をしたとき、「半年休んだ後に再就職できるか?」が気になりますよね。
そこで、そんな不安を解消できる方法を紹介していきます。
働き方を求めるなら、正社員にこだわらなくていい
「再就職するなら、やっぱり安定した正社員」と考えたりしますよね。
でも、正社員にこだわる必要はあるのでしょうか?
メリハリのある働き方を求めるなら、正社員は足かせになるデメリットが多いです。
【正社員が足かせになるデメリット】
・業務の切れ目や引き継ぎ要員がいない場合の問題など、希望のタイミングで辞めにくい
・やりたい仕事以外の雑用的な業務も多く、専門的なスキルを伸ばしにくい
・長期休暇のブランクがあり正社員で再就職する場合、一定の経験やスキルがないと難しい
上記のような問題があるので、正社員にこだわらない方が働きやすいはずです。
私も働き方を変えたかったので、正社員から派遣社員にシフトしていきました。
派遣社員なら再就職のハードルは低く、雇用保険の加入条件も満たせる
1年働いて失業保険をもらうことを考えるなら、派遣社員は条件に合っています。
半年ほどのブランクがあっても再就職のハードルは低く、「雇用保険の加入条件」も満たしやすいからですね。
【雇用保険の加入条件】
・労働時間が週20時間以上
・31日以上の雇用見込みがある
雇用保険の加入条件は上記の2つで、これを満たした上で1年働けば、雇用形態にかかわらず失業保険がもらえます。
週5日のフルタイムでなくてもOKですが、派遣はフルタイムの案件が多いし、給料も悪くないですよね。
派遣の契約は「3か月間」が一般的で、「契約の更新」または「新たな仕事の契約」で1年継続して働けばOKです。
辞めたいときは契約を更新しなければいいだけなので、正社員と違って「辞めにくい」デメリットがないんですよね。
契約の更新がなく、派遣会社から新たな仕事の紹介がなかった場合は、「会社都合退職」になります。
その場合は6か月以上働いていれば、失業保険を受給できますよ。
特に派遣ITエンジニアは、「需要×スキル」で高単価の再就職に困らない
派遣の職種の中で、特に「ITエンジニア」は再就職しやすいのでおすすめです。
なぜなら、エンジニアは需要に対して常に供給不足なので、企業から求められているからですね。
未経験で担当できる案件もあるし、スキルがあれば「時給 3,000円以上」の高単価の案件も選べます。
月給で換算すると「40万円以上」なら大きいですよね。
正社員と違って雑用的な業務も少なく、現場の仕事に集中できます。
いろんな環境を渡り歩いて経験を積めば、正社員よりも短期間でのスキルアップ可能なのでおすすめですね。
【IT系 おすすめ派遣会社 3選】
1. パーソルクロステクノロジー:ITエンジニア派遣の大手で、オンラインで登録が完結し仕事の紹介までとにかく早い。未経験でも可能な案件があり、入社日から有休付与など待遇面も充実
2. type IT派遣 : IT / Web業界に特化し、大手企業の案件を中心に展開。システム開発から運用サポート系などIT職種の扱いは幅広く、リモート対応や時短勤務の案件を希望の働き方で選べる
3. リクルートスタッフィング(ITスタッフィング):リクルートグループ運営で、案件数が豊富かつ高単価の案件まで対応している
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③ まとめ:「1年働いて半年休む」メリハリのある働き方で、失業保険を活用できる
本記事では、「失業保険を活用したメリハリのある働き方をする方法」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【失業保険を活用するポイント】
・1年働けば何度でも失業保険をもらえるので、「1年働く ⇔ 半年休む」の繰り返しが可能
・1年働いた場合の失業保険の受給額の目安は、「3か月分の給料の約60%」
・自己都合退職では失業保険を全額もらうまで「約半年」かかるので、半年休むのはちょうど良い期間
【長期ブランク後の再就職の不安を消す方法】
・働き方を求めるなら、正社員にこだわらなくていい
・派遣社員なら再就職のハードルは低く、雇用保険の加入条件も満たせる
・特に派遣ITエンジニアは、「需要×スキル」で高単価の再就職に困らない
会社に就職すると、長くても休暇は「1週間程度」の場合がほとんどですよね。
日本で普通に働いていたら、1か月以上の長期休暇を取ったりするのは難しいのが実情です。
でも「1年働いて、半年休む」といったメリハリのある働き方も、やり方次第で可能になります。
休んでいる間のお金の不安も、失業保険をうまく活用すれば軽減できるんですよね。
正社員にこだわらず派遣のメリットを活かせば、ぐっとハードルは低くなります。
特にITエンジニアは供給不足なので、案件には困りません。
働き方を変えたいと思っていても、多くの人は行動しないまま過ごしていきます。
動くかどうかは、あなた次第です。
望むライフスタイルに合わせた働き方を、ぜひ考えてみてください。
【IT系 おすすめ派遣会社 3選】
1. パーソルクロステクノロジー:ITエンジニア派遣の大手で、オンラインで登録が完結し仕事の紹介までとにかく早い。未経験でも可能な案件があり、入社日から有休付与など待遇面も充実
2. type IT派遣 : IT / Web業界に特化し、大手企業の案件を中心に展開。システム開発から運用サポート系などIT職種の扱いは幅広く、リモート対応や時短勤務の案件を希望の働き方で選べる
3. リクルートスタッフィング(ITスタッフィング):リクルートグループ運営で、案件数が豊富かつ高単価の案件まで対応している
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