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失業保険をもらわずに再就職したらどうなる?【取扱いとメリット】

2021/04/05

失業保険をもらわずに再就職したらどうなる?【取扱いとメリット】

 

お悩み相談
失業保険の手続きをしたけど、1日も受給せずに再就職が決まったらどうなるのかな??

 

こんにちは、キベリンブログです。

失業保険を申請してすぐ就職が決まった場合、どうなるのかわかりにくいですよね。

今回は、「失業保険をもらわずに再就職した場合の取扱いとメリット」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

 

失業保険は3回ほど受給してきました。

経験から、受給しなかったときの取扱いを語っていきますね。

 

① 失業保険の手続き後に受給せず再就職すると、次の雇用保険の加入期間に合算される

① 失業保険の手続き後に受給せず再就職すると、次の雇用保険の加入期間に合算される

① 失業保険の手続き後に受給せず再就職すると、次の雇用保険の加入期間に合算される

 

失業保険を申請したものの、もらう前に再就職した場合は、失業保険の基本手当は受給できなくなります。

でも、「離職前の雇用保険の加入期間は、再就職後の雇用保険の加入期間に合算される」という措置を取ってもらえます。

 

「そんなに早く就職できないよ...。」と思うかもしれませんが、失業保険には給付制限があります。

自己都合退職だと「2か月間の給付制限」があり、給付制限が終わるまで支給されません。

 

つまり、「退職から申請まで:約2週間」+「待期期間:1週間」+「給付制限:2か月」を合計すると、支給開始まで「約3か月」ほどかかります。

退職してすぐ転職活動をしていたら、もらう前に就職が決まることもありますよね。

 

では、雇用保険の加入期間の合算でどんなメリットがあるのか、次のパートで解説していきますね。

 

2020年10月1日以降の退職から、自己都合退職での給付制限が「3か月」から「2か月」に短縮されています。

詳しくは「自己都合退職の給付制限が2か月へ変更【2020年10月】」をご覧ください。

 

② 失業保険の受給額は、雇用保険の加入期間が長いほど増える【メリット解説】

② 失業保険の受給額は、雇用保険の加入期間が長いほど増える【メリット解説】

② 失業保険の受給額は、雇用保険の加入期間が長いほど増える【メリット解説】

 

失業保険の受給額は、「雇用保険の加入期間が長いほど増える」という仕組みです。

ここで、加入期間と給付日数の関係を見てみましょう。

 

【自己都合退職での雇用保険の加入期間と給付日数】

自己都合退職の所定給付日数

自己都合退職の給付日数

 

【会社都合退職での雇用保険の加入期間と給付日数】

会社都合退職の所定給付日数

会社都合退職の給付日数

 

上の2つの表は、自己都合退職と会社都合退職で、加入期間と給付日数をまとめたものです。

(画像はハローワークのホームページより引用)

 

自己都合退職・会社都合退職ともに、加入期間が長いほど、給付日数が増えることが分かりますよね。

給付日数が増えれば、失業保険の受給額も増えます。

 

つまり、今回の退職で失業保険を受給しなければ、「次回の退職時の失業保険が増える可能性がある」というメリットがあります。

 

【失業保険の基本手当の受給について】

失業保険の基本手当は、全額を一度にまとめてもらえるわけではありません。

4週間に1回ごとの「認定日」にハローワークで「失業の認定」を受けると、「認定期間の給付日数分(原則 28日分)」の失業保険を1回の振込で受給できるしくみです。

給付日数がなくなるまで「認定日の失業の認定」を繰り返すことで、失業保険の全額の受給が完了します。

全額を受給するにはかなりの時間が必要で、給付日数が最短の90日でも「退職から約6か月(※自己都合退職の場合)」かかります。

 

③ 再就職手当や就業手当を受給した場合は、加入期間は合算されない【注意点あり】

③ 再就職手当や就業手当を受給した場合は、加入期間は合算されない【注意点あり】

③ 再就職手当や就業手当を受給した場合は、加入期間は合算されない【注意点あり】

 

ただし注意点として、雇用保険の加入期間が合算されない場合があります。

どんな場合に合算されなくなるのか、具体例を見ていきましょう。

 

【雇用保険の加入期間が、次の就職の加入期間に合算されない場合】

・再就職手当を受給した場合

・就業手当を受給した場合

・再就職までの期間が、退職してから1年を超える場合

 

それぞれ簡単に説明していきますね。

 

再就職手当を受給した場合

再就職手当とは、「就職が決まった場合に一定の条件を満たすと、一括で支給される手当」です。

再就職手当の金額は、「基本手当の70% or 60%」支給されます。

 

フルタイムで働いていたら「数十万円以上」の額を一度にもらえるので、わりと大きな手当ですね。

再就職手当をもらうと、次の就職に雇用保険の加入期間は合算されなくなるので注意しておきましょう。

 

※再就職手当の条件などの詳細は、「【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」で解説しています。

 

就業手当を受給した場合

就業手当とは、「1年未満の短期の就職をすると、働いた日に基本手当の30%が支給される手当」です。

就業手当は再就職手当ほど金額は期待できず、言ってみればちょっと残念な手当なんですよね。

 

もらうと損する可能性もあります。

就業手当も受給してしまうと、次の就職に雇用保険の加入期間は合算されなくなります。

 

※就業手当の詳しい内容は、「【就業手当】もらわない方がいい?知らないと損する理由【失業保険】」をご覧ください。

 

再就職までの期間が、退職してから1年を超える場合

失業保険の受給期間は、「退職してから1年間」と決められています。

たとえ基本手当をもらっていなくても、再就職までに1年を超える場合は、次の就職に雇用保険の加入期間は合算されません。

 

ちなみに、「申請してから1年間」ではありません。

「退職してから1年間」なので、注意してくださいね。

 

④ まとめ:次回の失業保険が増える可能性があるので、受給しなくてもメリットあり

④ まとめ:次回の失業保険が増える可能性があるので、受給しなくてもメリットあり

④ まとめ:次回の失業保険が増える可能性があるので、受給しなくてもメリットあり

 

本記事では、「失業保険をもらわずに再就職した場合の取扱いとメリット」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【失業保険を申請したものの、受給せずに再就職が決まった場合】

・今回の退職前までの雇用保険の加入期間が、再就職後の雇用保険の加入期間に合算される

 

【次回の就職に雇用保険の加入期間に合算されるメリット】

・雇用保険の加入期間が長いほど給付日数が増えるため、次回の失業保険の額が増える可能性がある

 

【雇用保険の加入期間が、次の就職の加入期間に合算されない例外】

・再就職手当を受給した場合

・就業手当を受給した場合

・再就職までの期間が、退職してから1年を超える場合

 

繰り返しですが、自己都合退職の場合は「2か月の給付制限」があるので、給付制限期間が終わるまで失業保険はもらえません。

退職してすぐに転職活動を始めていたら、失業保険をもらう前に就職が決まることもありますよね。

 

「失業保険をもらい損ねた...。」と、ちょっと損した気分にもなりそうです。

でも、離職前の雇用保険の加入期間が次回分に加算されるので、その点はメリットになります。

 

それに早く再就職を決めた方が、無職でいる不安も解消できますよね。

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無料で使えるので、まずは求人だけでもチェックしてみてくださいね。

 

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