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失業保険にもデメリットがある?【もらわない方がいい場合を解説】

2020/08/12

失業保険にもデメリットがある?【もらわない方がいい場合を解説】

 

お悩み相談
失業保険は働かなくてもお金がもらえるから嬉しいけど、何かデメリットはあるのかな?

 

こんにちは、キベリンブログです。

失業中の生活を支えてくれる失業保険は助かりますが、いくつかデメリットもあります。

今回は、「失業保険(雇用保険)のデメリットと、もらわない方がいい場合」を解説します。

 

【本記事の内容】

① 失業保険(雇用保険)のデメリットとは?

② 失業保険の受給を、検討した方がいい場合とは?【もらわないメリット】

③ 失業保険をもらうことを目的にするべきでない理由【心の安定】

 

失業保険を3回ほど、受給してきました。

経験から、失業保険のデメリットを語っていきます。

 

※【補足】失業保険に関する一連の流れは、「失業保険の受給の流れとスケジュール」で解説しています。

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① 失業保険(雇用保険)のデメリットとは?

① 失業保険のデメリットとは

① 失業保険(雇用保険)のデメリットとは?

 

失業保険は、メリットしかないと思いますよね。

でも実は、デメリットもあります。

 

【失業保険のデメリット】

1. 失業保険を受給すると、失業保険(雇用保険)の加入期間がリセットされる

2. 失業保険を全額受け取ろうとすると、無職のブランク期間が長くなる

3. 自己都合で退職した場合、給付制限があるため支給開始まで退職から約3か月かかる

 

1. 失業保険を受給すると、失業保険(雇用保険)の加入期間がリセットされる

失業保険を申請して受給すると、失業保険(雇用保険)の「加入期間」がリセットされます。

なぜデメリットかというと、加入期間が長いほど、受給額が多くなるからですね。

 

以下の表は、失業保険(雇用保険)の加入期間と給付日数を、自己都合/会社都合退職でまとめたものです。

(ハローワークのホームページより引用)

【自己都合退職の給付日数】

自己都合退職の給付日数

自己都合退職の給付日数

【会社都合退職の給付日数】

会社都合退職の給付日数

 

自己都合退職と会社都合退職で変わりますが、加入期間が長いほど、給付日数も長くなっていますよね。

少しでも失業保険を受給すると、加入期間がリセットされ「ゼロ」になってしまうわけです。

 

加入期間がゼロになった後に再就職すると、自己都合退職なら「1年以上」働かなければ、次は失業保険はもらえません。

 

※【補足】失業保険を申請したとしても、受給せずに再就職した場合は、雇用保険の加入期間はリセットされず次回分に合算できます。

その場合の取扱いの詳細は、「失業保険をもらわずに再就職したらどうなる?【取扱いとメリット】」をご覧ください。

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2. 失業保険を全額受け取ろうとすると、無職のブランク期間が長くなる

失業保険は、合計金額をまとめて受け取れるわけではありません。

4週間に1回ごとの認定日にハローワークで「失業の認定」を受けると、認定日までの日数分が振り込まれる仕組みです。

 

給付日数が最も短い「90日」で、かつ給付制限のない会社都合退職の場合でも、全額受け取るには「約4か月」かかります。

それから転職しようとすると、どうしても無職のブランク期間は長くなってしまいますよね。

 

3. 自己都合で退職した場合、給付制限があるため支給開始まで退職から約3か月かかる

自己都合で退職すると、申請してもすぐに失業保険はもらえません。

なぜなら、「2か月間の給付制限」があるからですね。

 

失業保険の支給が始まるのは、給付制限期間が終わってからになります。

つまり、退職してから支給開始まで以下の時間が必要です。

 

【自己都合退職での失業保険の支給開始までの時間】

・退職して離職票を受け取るまで : 約2週間

・失業保険の申請後の待期期間 : 1週間

・自己都合退職の給付制限 : 2か月

 → 合計すると、支給開始まで約3か月かかる

 

「支給開始までが約3か月」なので、そこから全額受け取ろうとすると、給付日数が最短の90日の場合でも「約6か月」かかります。

こうなると、かなりダラダラしてしまいますよね。

 

※「2020年10月1日以降」の自己都合退職より、給付制限期間が「3か月」から「2か月」に変更されました。

変更の詳細は、「自己都合退職の給付制限が2か月へ変更【2020年10月】」をご覧ください。

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② 失業保険の受給を、検討した方がいい場合とは?【もらわないメリット】

② 失業保険の申請を、検討した方がいい場合とは?【もらわないメリット】

② 失業保険の申請を、検討した方がいい場合とは?【もらわないメリット】

 

デメリットを考えたとき、失業保険を受給するか検討すべき場合とは、どんなときでしょうか?

失業保険(雇用保険)の加入期間と給付日数の表を、もう一度確認してみます。

【自己都合退職の給付日数】

自己都合退職の給付日数

自己都合退職の給付日数

【会社都合退職の給付日数】

会社都合退職の給付日数

 

表を見ると、特定の年数で給付日数が増えることが分かりますよね。

【給付日数が増える加入期間のタイミング】

・自己都合退職 : 10年、20年

・会社都合退職 : 1年、5年、10年、20年

 

年数から考えて、「あと少しで雇用保険の加入期間が5年・10年・20年に到達する」という場合は、いったん失業保険の受給を検討した方がいいかもしれません。

 

1年以内に再就職すれば、失業保険(雇用保険)の加入期間は合算できる

なぜ失業保険の受給を検討した方がいいかというと、「1年以内に再就職すれば、雇用保険の加入期間は合算できる」からです。

 

再就職して雇用保険に加入すれば、すぐに合算で「5年・10年・20年」に到達しますよね。

次に退職したときの失業保険の給付日数を増やせる(※5年は会社都合のみ)ので、受給額も増えます。

 

失業保険を受給する前に、あなたの雇用保険の加入期間がどのくらいなのか、確認してみてくださいね。

 

③ 失業保険をもらうことを目的にするべきでない理由【心の安定】

③ 失業保険をもらうことを目的にするべきでない理由

③ 失業保険をもらうことを目的にするべきでない理由【心の安定】

 

本記事では、「失業保険(雇用保険)のデメリットと、もらわない方がいい場合を解説しました。

ポイントをまとめます。

 

【失業保険のデメリット】

1. 失業保険を受給すると、失業保険(雇用保険)の加入期間がリセットされる

2. 失業保険を全額受け取ろうとすると、無職のブランク期間が長くなる

3. 自己都合で退職した場合、給付制限があるため支給開始まで退職から約3か月かかる

 

【失業保険の申請を検討した方が良い場合】

あと少しで失業保険(雇用保険)の加入期間が「5年・10年・20年」に到達する場合

→ 1年以内に再就職すれば雇用保険の加入期間は合算できるため、次の退職時の失業保険の給付日数を増やせる

 

失業保険をもらうことを目的にすると、無職のブランク期間が長くなってしまいます。

最短の給付日数である「90日」の場合でも、以下の期間を待たなければなりません。

 

【90日の給付日数で全額受け取るのに必要な期間の目安】

・会社都合退職 : 約4か月

・自己都合退職 : 約6か月

 

※「2020年10月1日以降」の自己都合退職より、給付制限期間が「3か月」から「2か月」に変更されました。

変更の詳細は、「自己都合退職の給付制限が2か月へ変更【2020年10月】」をご覧ください。

 

私の転職人生では、無職のブランク期間を繰り返し経験してきました。

転職経験から感じたことは、ブランク期間が半年程度なら、あまり問題にはなりません。

 

しかし、ブランク期間が半年以上になってくると、面接で必ず聞かれます。

納得できる回答を用意しておかないと、転職でマイナスに作用してしまいます。

 

何より、ブランク期間が長くなるほど、心が安定しなくなってきます。

無料で利用できる転職エージェントを利用して早めに転職へ動き出した方が、転職の難易度も下がります。

 

転職が決まれば、失業保険の「再就職手当」を受給できます。

早く転職が決まるほど、再就職手当の金額は大きくなります。

 

失業保険をもらうことを目的にはせず、転職活動中の生活を支える保険として活用しましょう!

 

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