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【失業保険】再就職手当は、いつもらえる?【5つの流れとQ&A】

【失業保険】再就職手当は、いつもらえる?【5つの流れとQ&A】

 

お悩み相談
就職が決まったら、失業保険で再就職手当がもらえるんだよね。
いつもらえるの?

 

こんにちは、キベリンブログです。

再就職手当は支給まで時間がかかるので、いつもらえるか気になりますよね。

今回は、「再就職手当が支給される5つの流れと、よくあるQ&A」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

① 再就職手当が支給されるまでの、5つの流れとは【申請から1~2ヶ月後】

② 失業保険の再就職手当で、よくある6つの質問【Q&A】

③ まとめ:再就職手当はまとめて一括でもらえて、30万円以上にもなる

 

失業保険は3回ほど受給してきました。

再就職手当を受給した経験から、わかりやすく語っていきます。

 

① 再就職手当が支給されるまでの、5つの流れとは【申請から1~2ヶ月後】

① 再就職手当が支給されるまでの、5つの流れとは【申請から1~2ヶ月後】

① 再就職手当が支給されるまでの、5つの流れとは【申請から1~2ヶ月後】

 

最初に結論ですが、再就職手当は「申請から1~2ヶ月後」にもらえます。

けっこう待たされる印象がありますよね。

 

というのも、再就職手当は基本手当(いわゆる失業保険)と違って、"まとめて一括" で支給されます。

かなり大きな金額になることもあり、あなたの申請を受けたらハローワーク側の審査で時間が必要になるからですね。

 

実際にもらえるまでは流れがあるので、その内容を見ていきましょう。

 

【再就職手当が支給されるまでの流れ】

❶ 内定をもらい就職が決まったら、報告と失業認定のためハローワークに行く

❷ 再就職して入社日以降、会社に必要事項を記入してもらう

❸ 申請書類をハローワークに提出する【就職日から1ヶ月以内が原則】

❹ 再就職手当支給決定通知書が届くまで待つ【支給の1週間前】

❺ 指定した口座に、再就職手当が振り込まれる【申請から1~2ヶ月後】

 

おもな流れとしては、5つのステップですね。

順番に説明していきます。

 

❶ 内定をもらい就職が決まったら、報告と失業認定のためハローワークに行く

・雇用保険受給資格者証

・失業認定申告書

・印鑑

・採用証明書(※内定通知書や雇用契約書でもOK)

 

希望の会社から内定が出て就職日が決まったら、上記の書類を持ってハローワークへ行きましょう。

窓口で就職の報告と、就職日の前日までの失業認定手続きを行います。

 

原則では "就職日の前日" とされていますが、手続きは「前日でなくてもOK」です。

ハローワークの担当者に相談して、案内を受けましょう。

 

この手続きのときに、再就職手当の申請書類を受け取ります。

申請書類には就職先の会社に記入してもらう箇所があるので、内容を確認しておいてくださいね。

 

※就職が決まったときの失業認定申告書の書き方は、「失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説」で紹介しています。

 

❷ 再就職して入社日以降、会社に必要事項を記入してもらう

入社して働き始めたら、再就職手当の申請書類(再就職手当支給申請書など)の「事業主記入欄」について、会社に記入を依頼しましょう。

記入の依頼は入社日以降でOKですが、支給が遅れないためにも、なるべく早めの方が良いですね。

 

❸ 申請書類をハローワークに提出する【就職日から1ヶ月以内が原則】

会社に記入してもらった申請書類を受け取り、あなたが記入する箇所も含めて記入漏れがないことを確認したら、ハローワークに提出します。

郵送でも受け付けているので、ハローワークへ行くのが難しければ郵送を利用しましょう。

 

申請の期限は、「就職日から1ヶ月以内が原則」とされています。

会社から書類を受け取り次第、早めに提出しておくと安心ですね。

 

❹ 再就職手当支給決定通知書が届くまで待つ【支給の1週間前】

あなたの申請を受けて、支給の対象になるかハローワーク側で審査が行われます。

審査には約1ヶ月ほどかかるので、しばらく待ちましょう。

 

審査の結果については、「再就職手当支給決定通知書」が郵送で届きます。

審査結果がOKであれば、通知書が届いてから約1週間後に再就職手当が口座に振り込まれます。(審査結果がNGの場合でも、通知書は届きます)

 

❺ 指定した口座に、再就職手当が振り込まれる【申請から1~2ヶ月後】

申請から1~2ヶ月後(再就職手当支給決定通知書が届いてから約1週間後)、あなたの口座に再就職手当が振り込まれます。

まとめて一括で支給されるので、早めに就職を決めていれば、かなりの金額が振り込まれるはずです。

 

以上の5つが、再就職手当の支給までの流れです。

 

② 失業保険の再就職手当で、よくある6つの質問【Q&A】

② 失業保険の再就職手当で、よくある6つの質問【Q&A】

② 失業保険の再就職手当で、よくある6つの質問【Q&A】

 

前のパートで、再就職手当の支給までの流れを見てきました。

ここで、再就職手当について「よくある6つの質問」をQ&A形式で紹介しておきますね。

 

【再就職手当のよくある質問】

Q1:再就職手当は、いくらもらえる?

Q2:再就職手当の支給条件は?

Q3:2ヶ月の給付制限期間でも、再就職手当はもらえる?

Q4:派遣やアルバイト・パートでももらえるの?

Q5:いつまでに申請すればいい?

Q6:再就職手当をもらう前 or もらった後に辞めても問題ない?

 

Q1:再就職手当は、いくらもらえる?

給付日数 90日 120日 150日

月給20万

306,558円

408,744円

510,930円

月給30万

373,212円

497,616円

622,020円

 

上の表は、前職での月給と給付日数別(1日も失業保険を受給していない場合)における、再就職手当の具体例です。

再就職手当はまとめて一括で支給されるので、金額も30万円以上とかなり大きな金額ですよね。

 

具体的な支給額の計算は、「基本手当日額の70% or 60% × 給付日数)」で計算できます。

(※支給残日数が "3分の2以上" なら70%、"3分の1以上" なら60%)

 

Q2:再就職手当の支給条件は?

❶ 給付制限期間の最初の1か月間は、「ハローワーク」or「職業紹介事業者」の紹介で就職していること

❷ 基本手当の支給残日数が「3分の1以上」あること

❸ 1年以上の勤務が見込まれること

❹ 原則として雇用保険の被保険者となること

❺ 過去3年以内に、再就職手当を受給していないこと

❻ 失業保険手続き後の「待機期間 7日間」の満了後に就職したこと

❼ 採用の内定が、受給資格決定日(失業保険の申請日)以降であること

❽ 離職前の事業主または関連事業主に雇用されたものでないこと

 

再就職手当がもらえる条件は、上記の8つです。

8つも条件があるとハードルが高そうに見えますが、それほど難しい条件はありません。

 

「支給残日数(残りの給付日数)が3分の1以上必要」なので、早めに就職を決めることがポイントですね。

3分の2以上残っていれば、支給額も10%アップします。

 

Q3:2ヶ月の給付制限期間でも、再就職手当はもらえる?

・基本手当(失業保険)と違って、再就職手当は給付制限中でも支給される

・給付制限期間の「最初の1ヶ月間だけ」は、ハローワーク or 転職エージェント利用による就職が条件

 

自己都合退職だと2ヶ月の給付制限があり、基本手当(いわゆる失業保険)はすぐに支給されません。

でも再就職手当は、給付制限期間でも支給されます。

 

給付制限中だと1日分も受け取っていないので、再就職手当の金額はかなり大きくなります。

ただし、給付制限の「最初の1ヶ月だけ」は条件があり、「ハローワーク」または「転職エージェント(職業紹介事業者)」の紹介による就職である必要があります。(1ヶ月経過後は、この条件はなくなり、どんな就職方法でもOK)

 

※給付制限中の最初の1ヶ月に関する詳しい内容は、「【失業保険】給付制限中の再就職手当の、1つの条件【30万円以上】」をご覧ください。

 

Q4:派遣やアルバイト・パートでももらえるの?

・再就職手当は、派遣やバイトなど雇用形態とは関係なく支給される

・「1年以上の勤務見込み」の条件は、派遣など3ヶ月契約でも更新予定があればOK

 

再就職手当の支給に、雇用形態は関係ありません。

派遣やアルバイトなどでも、先ほど紹介した8つの条件さえ満たせばもらえます。

 

ただ、「❸ 1年以上の勤務が見込まれること」という条件が、正社員以外だと気になりますよね。

派遣など3ヶ月契約でも、契約書に「契約は更新しない」などと明示されていない限りは、たとえ1年未満の契約でも再就職手当の対象になります。

 

※再就職手当の対象外になる有期雇用の詳しい具体例は、「再就職手当がもらえない有期雇用の契約とは【3つの具体例と対処法】」で紹介しています。

 

Q5:いつまでに申請すればいい?

・再就職手当の申請期限は、就職日から1ヶ月

・1ヶ月の申請期限を過ぎていても、時効内(就職日から2年)なら受給可能

 

再就職手当の期限は、「就職日から1ヶ月」と決められています。

なので働き始めて1ヶ月以内に申請した方がいいのですが、それとは別に「時効」があります。

 

時効は「就職日から2年」とされているので、実際のところは2年以内であれば申請できます。

「じゃあ期限と時効はどう違うの?」と思うかもしれませんが、期限を過ぎると支給が遅くなったりするので、間に合うなら1ヶ月の期限内の方が良いですね。

 

※時効について詳しく知りたいときは、「再就職手当を期限切れでもらわなかった場合にもらう方法【時効2年】」を参考にしてみてくださいね。

 

Q6:再就職手当をもらう前 or もらった直後に辞めても問題ない?

・もらう前(申請中)に辞めた場合 : ハローワークに連絡すれば残りの失業保険を受け取れる

・もらった直後に辞めた場合 : 特に問題なし(返金や連絡なども不要)

 

再就職手当を申請して、支給される前に会社を辞めた場合は、すぐハローワークに連絡しましょう。

残っている失業保険を、基本手当として引き継いで受給できます。

 

再就職手当の受給後に辞めた場合は、特に問題はなく、もらった手当を返金する必要はありません。

次に失業保険がもらえるのは1年以上働いた後(会社都合退職なら6ヶ月後)での退職後になりますが、ハローワークへの連絡なども不要です。

 

③ まとめ:再就職手当はまとめて一括でもらえて、30万円以上にもなる

③ まとめ:再就職手当はまとめて一括でもらえて、30万円以上にもなる

③ まとめ:再就職手当はまとめて一括でもらえて、30万円以上にもなる

 

本記事では、「再就職手当が支給される5つの流れと、よくあるQ&A」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【再就職手当が支給されるまでの流れ】

❶ 内定をもらい就職が決まったら、報告と失業認定のためハローワークに行く

❷ 再就職して入社日以降、会社に必要事項を記入してもらう

❸ 申請書類をハローワークに提出する【就職日から1ヶ月以内が原則】

❹ 再就職手当支給決定通知書が届くまで待つ【支給の1週間前】

❺ 指定した口座に、再就職手当が振り込まれる【申請から1~2ヶ月後】

 

就職が決まったら支給される再就職手当は、申請から約1~2ヶ月ほどかかります。

かなり待たされますが、一括支給でかなり大きな金額になるので、審査に時間が必要になることが理由です。

 

申請して「再就職手当支給決定通知書」が届くまでは、気長に待ちましょう。

届いてから1週間ほどで、あなたの口座に再就職手当が振り込まれます。

 

フルタイムで働いていれば、再就職手当は30万円以上にもなります。

無職でいる不安も消せるし、派遣やアルバイトでも対象になるので、早めに決めて再就職手当をもらうと安心ですよ。

 

 

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