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【海外移住】北マケドニア物価はインフレ後も安い?【スーパー価格表】

【海外移住】北マケドニア物価はインフレ後も安い?【スーパー価格表】

 

お悩み相談
北マケドニアってあまりよく知らないけど、物価は安いの?
スーパーで売ってるものの値段とか知りたいな。

 

こんにちは、キベリンブログです。

北マケドニアは東ヨーロッパ(旧ユーゴスラビアの構成国)にありますが、物価の高さは行くかどうか決める要素にもなりますよね。

今回は、「北マケドニアのインフレ加速後の物価一覧(食料品・日用品)」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

① 2023年以降も世界のインフレは止まらず、北マケドニアも物価は上昇【日本以上+円安】

② 北マケドニアの食料品・日用品の価格一覧【スーパー実売価格(2023年10月)】

③ まとめ:北マケドニアの物価は西欧などに比べれば安いが、以前の割安感は薄れている

 

2023年に北マケドニアで暮らした経験から、スーパーの実売価格をまとめました。

コロナ拡大以降のインフレを経て、物価がどのくらい上がったのか語っていきます。

 

【北マケドニアの国名変更について】

2019年2月から、国名が「マケドニア共和国」「北マケドニア共和国」に変更されています。

 

① 2023年以降も世界のインフレは止まらず、北マケドニアも物価は上昇【日本以上+円安】

① 2023年以降も世界のインフレは止まらず、北マケドニアも物価は上昇【日本以上+円安】

① 2023年以降も世界のインフレは止まらず、北マケドニアも物価は上昇【日本以上+円安】

 

北マケドニアの具体的な物価を紹介する前に、全体的な「物価上昇(インフレ)」について説明しておきますね。

なぜなら、日本も値上げラッシュになったように、世界でも物の値段が上がっているからです。

 

北マケドニアの物価の上がり方は、圧倒的に「日本以上」の上昇率になっています。

その物価上昇に加え、マケドニアディナール(北マケドニアの通貨)に対しても「円安(円の価値が下がること)」が進んだため、日本円で換算するとさらに高くなっている状態です。

 

そこで、2023年までの北マケドニアの「物価上昇(インフレ)」「為替レート(円安)」の2つを見ていきますね。

 

北マケドニアの消費者物価指数(CPI)の増加率は、日本以上【インフレ】

北マケドニアの消費者物価指数の変化率(%)

【北マケドニアの消費者物価指数の変化率(%)】

日本の消費者物価指数の変化率(%)

【日本の消費者物価指数の変化率(%)】

 

上の2つのグラフは、北マケドニア(上のグラフ)と日本(下のグラフ)の「消費者物価指数(CPI)」の変化率(2018年~2023年)を示したものです。(画像は「ceicdata」から引用)

「物の値段はどのくらい変化しているのか?」を示す指標として、世界的によく使われているデータです。

 

北マケドニアのデータをみると、2021年の段階から上昇率が伸び始め、2022年10月のピーク時には「+19.8%」まで記録しました。(縦軸のスケール [%] の大きさは日本と違い大きい値です)

2023年以降は伸び率が鈍化しているとはいえ、1年以上も「+10%」を超えているので、かなりインフレが進んだことは明らかですね。

 

一方の日本は、物価上昇率が目立ってきたのは2022年5月以降からで、2023年1月のピークでも「+4.4%」というレベルです。

このレベルでも値上げが厳しいといわれる日本と比べてみれば、"北マケドニアの物価上昇率は相当高い" ことがイメージできると思います。

 

円安の加速で、日本円で換算すると以前より高くなる【2年で約23%高】

マケドニアディナール - 日本円の為替チャート

【マケドニアディナール - 日本円の為替チャート】

 

上記のチャートは、北マケドニアの通貨「マケドニアディナール(MKD)」に対する日本円の為替レートです。

(画像は「XE : 通貨換算レート」より引用)

 

2021年以降に円安が加速し、円の価値は下がり続けています。(チャートが上がるほど、円の価値は下がる)

USドルやユーロだけでなく、世界の通貨に対して日本円が弱くなっていることがわかりますよね。

 

2023年10月時点から直近2年でみると、日本円では「約23%」ほど割高になります。

この円安での23%高に、北マケドニアでの物価上昇が加わるので、以前とは大きく変わっていることが分かると思います。

 

② 北マケドニアの食料品・日用品の価格一覧【スーパー実売価格(2023年10月)】

② 北マケドニアの食料品・日用品の価格一覧【スーパー実売価格(2023年10月)】

② 北マケドニアの食料品・日用品の価格一覧【スーパー実売価格(2023年10月)】

 

前のパートで、2023年までの「物価上昇(インフレ)」と「為替レート(円安)」を見てきました。

東欧(東ヨーロッパ)は西欧や北欧に比べて、物価の安い地域です。

 

ですが、2022年以降の物価上昇+円安で、以前の値段は参考にならないことは事実です。

これを踏まえた上で、北マケドニアの物価を「飲料品・食品・日用品」にわけて紹介していきますね。

 

紹介する物価は、「2023年10月」の時点で実際に北マケドニアのスーパー(中級のチェーン店)で売られていた値段の一例です。

「1マケドニアディナール(MKD) = 2.6円」で計算しています。

 

北マケドニアの飲料品の物価一覧

項目 MKD 日本円
水(500ml) 14MKD 36円
水(1.5L) 25MKD 65円
コーラ(450ml) 35MKD 91円
コーラ(1.25L) 57MKD 148円
牛乳(1L) 55MKD 143円
アイラン(1L) 56MKD 146円
ビール(500ml) 59MKD 153円
ビール(1.5L) 109MKD 283円
ワイン(1L) 139MKD 361円
インスタントコーヒー(200g) 195MKD 507円
マケドニア産 トルココーヒー(200g) 97MKD 252円

 

水やコーラなどソフトドリンクの値段は、日本よりかは少し安いです。

牛乳やアイラン(ヨーグルトドリンク)などの乳製品も、それほど高くありません。

 

ビールは国産(北マケドニア産)なら500ml缶が150円ほどなので、わりと安く飲めますね。

1.5Lなど量の多いビールはペットボトルで売られており、多い分だけ割安になります。

 

コーヒーについては、マケドニアではトルココーヒー(煮出して上澄みを飲む)が主流です。

通常のインスタントコーヒーの半額以下で売られてたりしますが、お湯に溶かして飲むタイプではないので、買う場合は注意してくださいね。

 

北マケドニアの食品の物価一覧

項目 MKD 日本円
米(900g) 99MKD 257円
パン(500g) 31MKD 81円
パスタ(400g) 29MKD 75円
鶏肉(1kg) 229MKD 595円
牛肉(1kg) 300MKD 780円
卵(10個) 92MKD 239円
ヨーグルト(400g) 31MKD 81円
トマト(1kg) 99MKD 257円
きゅうり(1kg) 79MKD 205円
バナナ(1kg) 65MKD 169円
りんご(1kg) 56MKD 145円
スナック菓子(80g) 58MKD 151円
インスタント袋麺(75g × 5P) 79MKD 205円

 

主食をみると、パンとパスタは安く手に入ります。

お米はちょっと割高な印象で、売られている種類も限られていました。

 

肉類については、鶏肉と牛肉がメインで売られています。

イスラム教の人が多い(全体の3割)影響からか、豚肉は少ないように感じました。

 

野菜や果物は量り売りですが、日本よりも安く買えます。

北マケドニアでは自炊生活にすれば、食費はそれなりに安くできますよ。

 

 

北マケドニアの日用品の物価一覧

項目 MKD 日本円
トイレットペーパー(8ロール) 119MKD 309円
歯磨き粉(100g) 39MKD 101円
シャンプー(400ml) 159MKD 413円
生理用品(20枚) 189MKD 491円
洗濯用洗剤(990ml) 229MKD 595円
食器用洗剤(450ml) 49MKD 127円

 

日用品に関しては、それほど安くはありません。

シャンプーや洗剤は日本でも見かけるメーカーのものもあり、全体的に輸入品が多いので、ちょっと高くなりますね。

 

③ まとめ:北マケドニアの物価は西欧などに比べれば安いが、以前の割安感は薄れている

③ まとめ:北マケドニアの物価は西欧などに比べれば安いが、以前の割安感は薄れている

③ まとめ:北マケドニアの物価は西欧などに比べれば安いが、以前の割安感は薄れている

 

本記事では、「北マケドニアのインフレ加速後の物価一覧(食料品・日用品)」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【北マケドニアの物価が、以前よりも上がっている理由】

・北マケドニアの消費者物価指数は、2022年から1年以上も「+10%」を超えている(日本はピーク時でも「+4.4%」)

・円安の加速により、日本円で換算すると以前よりも高くなる(2年で約23%高)

 

【北マケドニアの物価(食料品・日用品)のポイント】

・「インフレ」+「円安」により、以前のような割安感は薄れている

・ビールやワインなどのアルコール類は、日本よりも安く買える(ビール500ml缶で150円ほど)

・西欧や北欧など物価の高い地域に比べれば、物価上昇後もまだ安く過ごせる

 

2023年までの数年間で、世界的なインフレにより物価は大きく上がりました。

北マケドニアの物価上昇率は、日本と比べものにならないほどの数値を記録しています。

 

それに円安も加わり、日本円から両替すると、さらに割高になる状態です。

ただ、西欧や北欧など物価の高い地域と比べれば、まだ安く過ごせるレベルです。(以前はかなり割安だったということですね)

 

スーパーで売られている食料品は安いので、自炊中心の生活にすれば、それほどお金はかかりません。

北マケドニアはあまり知られていない国ですが、未知の面白さも体感できるので、ぜひ行ってみてくださいね。

 

 

 

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