【北マケドニア移住】失敗する前に知るべきデメリット7選【経験談】

 

 

こんにちは、キベリンブログです。

海外移住を考えるときは、良くない面の情報も押さえておきたいですよね。

今回は、「北マケドニア移住で知っておくべきデメリット 7選」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

 

北マケドニアには数か月間ほど長期滞在し、旅行でも訪れてきました。

実際の体験から、移住後に失敗しないための情報を語っていきます。

 

① 北マケドニア移住で、知っておくべきデメリット7選【経験談】

 

北マケドニアは、東ヨーロッパのバルカン半島にある内陸国です。

日本での認知度は低いので、あまり知られていないですよね。

 

世界遺産にも登録されているオフリド湖は、周辺に素朴な雰囲気も残す魅力ある観光スポットです。

未知の部分が多いことから、旅行で行くと新鮮な感覚で楽しめます。

 

でも長期滞在する海外移住となれば、知らないままに行くと後悔することも。

そこで実際の経験から、北マケドニア移住のデメリットについて紹介していきますね。

 

【北マケドニア移住のデメリット】

 

上記のとおり、7つを挙げました。

順番に見ていきましょう。

 

❶ キリル文字のため表示が分かりにくい

 

北マケドニアの公用語はマケドニア語で、キリル文字が使われています。

このあたりの地域では英語のアルファベットではなく、公用語でキリル文字を使う国が多いです。

 

アラビア文字ほど難解ではありませんが、お店やバスターミナルなどの表示が読みにくいところがあります。

アルファベットと同じ形状の文字もありますが、発音は違ったりすることも。

 

最初は難しいので、ある程度は勉強しておくといいですね。

しばらく滞在していると見慣れてくるので、キリル文字も何となくは読めるようになるはずです。

 

❷ 英語の通用度が低い

 

ヨーロッパでは英語が通じるイメージがありますが、北マケドニアでは英語の通用度は低いです。

観光地や都市から離れると、英語が通じにくくなります。

 

お店での買い物のときは簡単な単語でも理解してもらえないこともあったので、困る状況は多いかもしれません。

英語の表示も少ないので、キリル文字が読めるようになっておくと役に立ちます。

 

隣国のブルガリアも英語の通用度は低い方ですが、北マケドニアでも通用度が低い印象でした。

若い世代の方が英語を話せる傾向があるので、困ったら若い人に話しかけてみましょう。

 

❸ 野犬（野良犬）が多い

 

北マケドニアに限らずバルカン半島の地域では、野犬（野良犬）をよく見かけます。

街中ではおとなしい犬が多いので、あまり心配することはありません。

 

でも人が少ない場所やちょっとした空き地で遭遇すると、吠えて威嚇されたりします。

かまれると狂犬病のリスクがあるので、犬がいるところは近道でも避けて遠回りせざるを得ないことも。

 

実際に住民や観光客の野犬による被害も起きているし、犬にかまれたら海外旅行保険がなければ病院での治療費もかかります。

たとえ犬が好きでも、気軽に近寄って触れたりするのは避けた方が良いですね。

 

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❹ 生活インフラが不安定

 

日本は生活インフラが良すぎるので日本との比較は別として、北マケドニアはインフラの不安定なところがあります。

周辺国のブルガリアやトルコと比べても、やや安定性に劣る印象でした。

 

例えば断水は、事前の連絡もなく1～2時間ほど水が使えない状況がよく起こっていました。

停電についても、断水より頻度は少なかったものの、たまに起こります。

 

WiFiなどインターネットの安定性は悪くなかったですが、速度はそこまで速くはありませんでした。

とはいえ、基本的な生活には問題なく、大きな不便さまでは感じなかったですね。

 

❺ 日本人は街中で目立つ

 

北マケドニアはヨーロッパの中でも、滞在している日本人がほとんどいない国です。

在留邦人数は、なんと約30人ほどしかいません。

 

日本人に限らず東洋人をあまり見かけないので、街中にいるだけで珍しがられて目立ちます。

周囲から視線を感じたり、声をかけられたりすることもあるので、気になってしまうと落ち着かないことも。

 

経験的には現地の人たちからはフレンドリーな声かけが多かったので、特に不快な思いはしませんでした。

スコピエとオフリドはまだ外国人観光客が多い方なので、地方よりも視線を感じることは少ないかもしれません。

 

❻ 日本食（和食）が手に入りにくい

 

北マケドニアは日本人がほとんどいないこともあり、和食が食べられるレストランや日本食材店は少ないです。

スコピエならアジア食材店はありますが、日本食材はなかなか買えません。

 

「海外でも基本的には日本食が食べたい」という場合は、ちょっと厳しいかもしれません。

それに日本食ばかりの食事にすると、経済的にも高くつきます。

 

ただ、近年は昔に比べて寿司屋が増えていて、和食の人気も出てきているようです。

今後さらに増えてくれれば、日本人にも生活しやすくなるかもしれないですね。

 

 

❼ 長期的な移住が難しい

 

北マケドニアにパスポートのみ（ビザなし）で入国する場合、「90日間まで（連続した180日間のうち）」滞在できます。

ヨーロッパの多くの国が加盟する "シェンゲン協定には加盟していない" ので、シェンゲン協定国での滞在日数は加算されません。

 

90日以上滞在する場合は、長期滞在ビザの取得が必要です。

ただし、就労ビザでの取得は難しくなっています。

 

北マケドニアへの日系企業の進出はかなり少なく、駐在員で働ける機会はほとんどありません。

現地就職も東南アジアなどに比べてハードルが高いので、まずは90日（3ヶ月）のお試し移住してみることからおすすめします。

 

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② 北マケドニア移住の魅力的なメリットとは【物価・治安・気候】

 

前のパートで、北マケドニア移住のデメリット7つを見てきました。

「デメリットばかり見てると、やっぱり海外移住は厳しそう...。」と悩んでしまいますよね。

 

もちろんデメリットだけでなく、北マケドニアには魅力的なメリットがあります。

そんなメリットの内容も、簡単に紹介しておきますね。

 

【北マケドニア移住の魅力的なメリット】

 

ヨーロッパの中でも物価が安く、経済的に生活できる

東欧のエリアは物価が安めの国が多いですが、その中でも北マケドニアは安い方です。

近年の世界的な物価上昇で以前ほどの割安感は薄れたものの、まだまだ日本よりも安く過ごせます。

 

世界各国で家賃が高騰する中、マケドニアでは安い部屋が多く見つかりました。

月5万円も出せば、広めで快適に過ごせるアパートが借りられます。

 

パンやパスタ、野菜や果物などの食料品はスーパーでも安く手に入るので、自炊生活にするとかなり経済的です。

ビールもマケドニア産なら割安に買えるので、お酒好きにはおすすめですね。

 

 

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周辺国に比べると治安が良く、余計な不安が減る

ヨーロッパには治安の悪いところが多い中で、北マケドニアは治安が良い印象を受けました。

実際の犯罪件数のデータを見ると、日本よりも人口あたりの発生率は少し高いものの、周辺国と比べれば少ない数字です。

 

日本で暮らしているとあまり意識しませんが、海外移住での治安の良さは特に重要なポイントです。

余計な不安が減らせるのは、海外生活では大きいですよ。

 

夏でも湿度が低く、エアコンを使わなくても過ごせる

北マケドニアの夏は30℃を超えて暑さを感じることもありますが、湿度が低いのでジメジメした不快さはありません。

空気がカラッとしているので、直射日光の当たらない部屋の中では、エアコンなしでも過ごせます。

 

観光地として人気のオフリドは標高が高め（約700m）で、夏でも比較的涼しいところです。

真夏でも午前中は20℃～25℃ほどで晴天が続く気候なので、オフリド湖畔沿いをのんびり散歩できますよ。

 

③ まとめ：海外移住して後悔しないよう、デメリットの情報もチェックしよう

 

本記事では、「北マケドニア移住で知っておくべきデメリット 7選」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【北マケドニア移住のデメリット】

 

【北マケドニア移住の魅力的なメリット】

 

北マケドニアはあまり知られていない国でもあるので、問題なく過ごせるのか気になりますよね。

旅行であれば未知の部分も楽しめますが、生活をともなう移住となると話も変わってきます。

 

海外移住では良い情報ばかり目につきますが、生活習慣が合わなければストレスも溜まります。

「こんなに厳しいとは思わなかった」などと後悔しないためにも、デメリットの情報も行く前に知っておくことは重要です。

 

北マケドニアでは日本人が珍しがられる一面もあるので、現地の人たちと触れ合う機会も多いはずです。

海外移住を経験すると日本以外の選択肢があることも実感できるので、ぜひ一度は海外でも生活してみてください。

 

 

 

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