どうにか見れる方法はないのかな?
こんにちは、キベリンブログです。
海外では地域制限があるので、必要なサイトが見られないと困りますよね。
今回は、「海外のネット接続で地域制限を回避する方法と、おすすめVPNサービス 3選」について紹介します。
【本記事の内容】
① 海外で地域制限があるサイト・アプリを使う方法【VPNが必要】
② おすすめVPNサービス 3選【比較表と選び方】
③ まとめ:VPNのメリットは、地域制限の回避だけじゃない。海外行くなら必要
海外転職を経験し、旅行も含め100か国以上に渡航してきました。
日本のコンテンツを海外でも楽しむ方法を、わかりやすく語っていきます。
① 海外で地域制限があるサイト・アプリを使う方法【VPNが必要】
日本でいつも見ているサイトやアプリが使えるなら、海外でも困らず便利ですよね。
でも「地域制限」がある場合、海外からネット接続しても見られないサイト・使えないアプリがあります。
海外で見られないサイト、使えないアプリ(一例)
・TVer(テレビ配信)、radiko(ラジオ配信) : 海外で利用不可
・Yahoo(ヤフーニュース、検索など) : ヨーロッパで利用不可
・LINE、Google(Gmail 含む)、YouTube : 中国で利用不可
上記は日本でよく使われるサイト・アプリの一例で、海外では利用が制限されます。
ただ、一口に海外といっても、国や地域で制限が異なります。
例えば「TVer」や「radiko」は国内向けサービスなので、海外に行くと動画や音声は再生できません。
ヤフーニュースなどYahooのサービスはヨーロッパでは閲覧を制限されていますが、東南アジアなど他の地域では可能です。
中国はネット規制が厳しく、LINEやGoogleなど生活に必須ともいえるアプリやサイトが使えません。
このように行く国で利用したいアプリ・サイトが制限されている場合は、"地域制限" を回避しなければなりません。
海外の地域制限を回避する方法が、"VPN"
VPN(Virtual Private Network)とは、"仮想的" に接続する専用線を作る方法です。
通常のネット接続では「どの国から接続しているか」がわかるようになっているので、実際にいる国の地域制限を受けてしまいます。
でもVPNを使って接続すると、あなたが実際にいる国ではなく、「接続したVPNサーバーの国にいる」と認識されます。
つまり、海外からVPN接続で「日本のVPNサーバー」を経由してネットに繋ぐと、日本にいるときと同じようにアプリやサイトが使えるということですね。
接続するVPNサーバーは、日本以外の国も選べます。
ただし、使うVPNサービスによってサーバー設置国の数や場所は違うので、多いほど選択の幅が広がるメリットがあります。
VPNサービスの1つである「NordVPN」では、 "世界60ヶ国" にサーバーが設置されています。
日本のサイトを見る以外でのVPN接続の利用法として、「物価の安い国を接続サーバーに選ぶ」と、"航空券が安く買える" といった活用法もありますよ。
VPN接続する方法
ステップ① : VPNサービスを契約する(月額で約300円~)
ステップ② : スマホ・パソコン(PC)からVPNサービスにログインする
ステップ③ : VPN接続したい国のサーバーを選んで、VPN接続する(アプリから可能)
VPN接続するには、「VPNサービス」を利用する必要があります。
各社がサービスを展開しており、月額300円ほど(為替レートの影響で細かい料金の変動あり)から選べます。(おすすめVPNサービスは、後で紹介していきますね)
VPNサービスに契約したら、手持ちのスマホやパソコンからログインすればVPN接続できます。
専用のアプリも用意されているので、難しい設定などもありません。
VPN接続のメリット
メリット① : 海外でも地域制限を受けず、日本のサイトやアプリが使える
メリット② : 暗号化や認証などセキュリティ対策が施されており、ネット接続も安心
メリット③ : 政府機関によってネット接続を監視されない
VPN接続のメリットは、海外での地域制限の回避だけではありません。
海外でネット接続するときは、特にフリーWiFiなどはセキュリティ面で不安があります。
でもVPN接続では、データ暗号化などでセキュリティ対策が施されており、普通にネット接続するよりも安心して使えます。
仕事で機密情報をやり取りするときも安全です。
中国やロシアなどネットの検閲が厳しい国では、VPN接続で政府機関からの監視を回避できます。
盗み見のリスクを下げられるのも、メリットの1つですね。
VPN接続のデメリット
デメリット① : VPNサービス利用が有料(月額で約300円~)
デメリット② : ネット接続の速度が遅くなる場合がある
VPN接続のデメリットとしては、サービス利用が有料ということですね。
通常のネットやアプリの利用なら、"最安のベーシックプランを選べばOK" です。
また、VPN接続中は通信速度が遅くなる場合があります。
選んだ国のVPNサーバーに負荷がかかっているときは一時的に速度が低下することもあるので、「接続サーバーを変更する」or「接続するタイミングをずらす」といった方法で避けるようにしましょう。
② おすすめVPNサービス 3選【比較表と選び方】
VPN接続すると、海外にいても普通なら制限されて使えない日本のサイトやアプリが、日本にいるときと同じように使えます。
でもVPN接続するためには、「VPNサービス」の契約が必要です。
「1ヶ月 / 1年 / 2年」の契約期間で定額の料金がかかる "サブスク" で、通常の利用は最安の基本プランでOKです。(契約期間が長いほど割安になる)
VPNサービスを提供している会社はたくさんあるので、どこを選んだら良いのか、初めてだと難しいですよね。
そこで、定評のある「おすすめVPNサービス 3選」をまとめました。
用途や状況に合わせた選び方を紹介しているので、チェックしてみてください。
【海外向けおすすめVPNサービス 3選】
❶ NordVPN : 価格や性能など全体的なバランスの質が高く、初めてのVPNなら最もおすすめ
❷ MillenVPN : 日本の会社が運営しており、日本ならではのサービスによる安心感がメリット
❸ Surfshark : 月額 "約300円" の最安レベルの料金がお得で、サーバ設置国は約100ヶ国と多い
VPNサービス | ❶ NordVPN | ❷ MillenVPN | ❸ Surfshark |
利用料金 | 月額 460円 ~ | 月額 396円 ~ | 月額 328円 ~ |
返金保証 | あり(30日間) | あり(30日間) | あり(30日間) |
サーバー設置国 | 60ヶ国(111都市) | 57ヶ国(72都市) | 94ヶ国(134都市) |
サーバー台数 | 6,300台 以上 | 1,300台 以上 | 3,200台 以上 |
ノーログポリシー | あり | あり | あり |
【ノーログポリシーとは】閲覧履歴などの通信記録(ログ)を保存しない方針のこと。
プライバシーの保護 + ログの漏洩も発生しないため、セキュリティ面でメリットが大きい。
❶ NordVPN
最もおすすめなのが、「NordVPN」です。
低価格ながらも通信が高速で、"全体的な質の高さ" に定評があります。
もちろん日本にもVPNサーバーがあるので、海外にいながら「TVer」や「radiko」など、テレビ・ラジオ番組も視聴可能。
動画を見ていても、ストレスなく再生できます。
「VPNの利用は初めて」「安定性など質も重視したい」という場合は、NordVPN を選んでおくと安心です。
VPNサービス選びに迷う必要もありません。
❷ MillenVPN
2つ目が、「MillenVPN」です。
日本の会社が運営しているため、完全な日本語でのサポートも受けられるメリットがあります。
料金では1つ目の NordVPN よりも安くなっています。
ただ、サーバー台数が1,300台ほどと他社に比べて少なめなので、ユーザーが増えると速度が低下する可能性も。
「日本の会社がやっぱり安心!」「中国でVPN接続したい」という場合は、MillenVPN を選びましょう。
海外では特に、日本の安心感は強いです。
❸ Surfshark
最後の3つ目は、「Surfshark」です。
最大のポイントは、月額 "約300円" から利用できる最安レベルの料金ですね。
また、同時接続台数が「無制限」なので、家族など数人で使いたいときも向いています。
注意点としては、日本語のサポートが不十分(自動翻訳のみ)であること。
「とにかく安くVPNを使いたい!」「英語に抵抗がない」という状況なら、Surfshark がおすすめです。
他のVPNサービスと比べて、格安なのは大きいですね。
③ まとめ:VPNのメリットは、地域制限の回避だけじゃない。海外行くなら必要
本記事では、「海外のネット接続で地域制限を回避する方法と、おすすめVPNサービス 3選」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【海外で見られないサイト、使えないアプリ(一例)】
・TVer(テレビ配信)、radiko(ラジオ配信) : 海外で利用不可
・Yahoo(ヤフーニュース、検索など) : ヨーロッパで利用不可
・LINE、Google(Gmail 含む)、YouTube : 中国で利用不可
⇒ VPN接続すると、海外でも利用可能になる
【VPN接続する方法】
ステップ① : VPNサービスを契約する(月額で約300円~)
ステップ② : スマホ・パソコン(PC)からVPNサービスにログインする
ステップ③ : VPN接続したい国のサーバーを選んで、VPN接続する(アプリから可能)
【VPN接続のメリット】
メリット① : 海外でも地域制限を受けず、日本のサイトやアプリが使える
メリット② : 暗号化や認証などセキュリティ対策が施されており、ネット接続も安心
メリット③ : 政府機関によってネット接続を監視されない
【海外向けおすすめVPNサービス 3選】
❶ NordVPN : 価格や性能など全体的なバランスの質が高く、初めてのVPNなら最もおすすめ
❷ MillenVPN : 日本の会社が運営しており、日本ならではのサービスによる安心感がメリット
❸ Surfshark : 月額 "約300円" の最安レベルの料金がお得で、サーバ設置国は約100ヶ国と多い
VPNサービス | ❶ NordVPN | ❷ MillenVPN | ❸ Surfshark |
利用料金 | 月額 460円 ~ | 月額 396円 ~ | 月額 328円 ~ |
返金保証 | あり(30日間) | あり(30日間) | あり(30日間) |
サーバー設置国 | 111ヶ国 | 57ヶ国 | 100ヶ国 |
サーバー台数 | 6,300台 以上 | 1,300台 以上 | 3,200台 以上 |
ノーログポリシー | あり | あり | あり |
インターネットは「海外のどこからでもつながる!」と思いますよね。
でも国によって "地域制限" があり、日本で普通に利用できていたサイトやアプリが、海外では使えないことも。
その制限を回避する方法が、「VPN接続」です。
普通にネットするよりもセキュリティ面で強いので、地域制限の回避だけでなく、リモートワークなど仕事で使うのも安心です。
思いがけないところで制限に引っかかることもあるし、VPNを準備しておくと安心です。
海外移住やノマド生活など長期滞在では困ることも多いので、行く前には忘れずにチェックしておきましょう。
-
海外でネット環境はどうする?旅行・移住での選び方【追加料金なし】
お悩み相談海外でネットが使えなかったら困るよね。 あまりお金もかけたくないし、WiFi環境ってどうしたらいいのかな。 こんにちは、キベリンブログです。 海外でWiFi環境を ...
続きを見る
-
海外旅行保険はクレジットカード付帯保険を無料活用【裏ワザと条件】
お悩み相談海外に行くなら、海外旅行保険に入っておいた方がいいのかな。 あ、クレジットカードの付帯保険が使えるんだっけ? こんにちは、キベリンブログです。 クレジットカードに ...
続きを見る
-
【海外旅行】預け荷物なしでお得に!手荷物リュックだけのメリット
お悩み相談海外旅行は日数分の着替えとか必要だし、やっぱりスーツケースじゃないと難しいかな。 それとも、大きめのバックパックがいいかな? こんにちは、キベリンブログです。 海 ...
続きを見る