でも人間関係を理由に辞めるのって、逃げるみたいでイヤだなぁ...。
こんにちは、キベリンブログです。
職場での人間関係は、仕事での大きな悩みのひとつですよね。
今回は、「人間関係が理由でも、転職を我慢する必要なんてない話」について、紹介します。
【本記事の内容】
① ホンネの転職理由は、人間関係の悪さであることが多い【働き続けたときのデメリット】
② 人間関係を理由に転職したら、どんな結果になったのか【経験談】
③ まとめ:人間関係が転職の理由でも、前向きな考え方に変えて行動して良い
ITエンジニアとして、5回の転職を繰り返してきました。
経験から、人間関係と転職を語っていきます。
① ホンネの転職理由は、人間関係の悪さであることが多い【働き続けたときのデメリット】
転職理由はホンネとタテマエがあるにしても、人それぞれですよね。
人間関係が理由で転職を考えた人は、どのくらいいるのでしょうか?
1万人の調査では、全体の35%は「人間関係が悪かった」と回答
(引用元:エン・ジャパン - 1万人が回答!「退職のきっかけ」実態調査【2019年】)
「人間関係が悪かった」は全体の「35%」も回答があり、男性・女性ともに大きな割合を占めています。
1万人のデータから見ても、人間関係での理由が決して少なくないですよね。
つまり、「3人に1人」は人間関係の悩みがあることがわかります。
これだけ多くの人が抱える悩みだし、後ろ向きに思う必要は何もありません。
人間関係が悪い環境で働き続けた場合のデメリット
・成果を出しにくくなる
・仕事へのモチベーション維持が難しい
・精神面での影響で健康を害してしまう
真っ当に成果をあげていても、正当に評価してもらうのは難しくなりますよね。
酷いときは、足を引っ張られたりすることもあります。
私も、以前の職場で上司から嫌がらせを受けたことがありました。
可視化できる成果を残しても、明らかに他意があり評価を下げられたんですよね。
人間関係が良くないと、「仕事いきたくないな...。」と思うことも増えるはずです。
週末のために働いているような状態になったら、モチベーションも維持できないですよね。
ストレスを抱えたまま働き続けると、精神を病んでしまう恐れもあります。
無理して頑張って、あなたが壊れてしまってからでは手遅れになります。
「人間関係が良い職場なんてない」とか考える必要はない
よく人間関係を理由にした転職の話をすると、「人間関係が良い職場なんてない」とか「また転職を繰り返すことになる」などと言われたりしますよね。
でも、こういった内容に耳を傾ける必要はないと思っています。
なぜなら、「あなたがどのくらいストレスを抱えた状態で働き続けているか」は、他の人にはわからないからですね。
受け止めて働き続けても、いい結果を生む確率は低いはず。
確かに、誰にとっても人間関係が完璧な職場は存在しないかもしれません。
でも、以前と比べれば良くなることは多いし、私も実際に転職して良くなりました。
転職して良かったかどうかは、入ってみない限りわかりません。
でも、転職に向けて行動した事実は、その後の人生の「自信」と「経験」になるんですよね。
仮に転職を繰り返す結果になっても、アメリカなどでは転職でキャリアアップを図るのが普通なんですよね。
日本も終身雇用が終わり、転職でキャリアを積んでいく流れになりつつあるので、前向きに捉えた方が損しないはずです。
② 人間関係を理由に転職したら、どんな結果になったのか【経験談】
人間関係を理由に転職しようとすると、「逃げ」などと感じてしまうこともありますよね。
仮に逃げだと感じても、全然逃げていいと思うし、うまく利用する考え方にも変えられます。
上司と反りが合わず、職場で完全に孤立した
私は以前、人間関係を理由に転職しました。
当時の状況を簡単に話すと、上司は役職についたばかりで、威厳を保ちたかった人でした。
仕事の改善提案など、私は自分の考えを上司に意見していたのですが、どうも鼻についたようなんですよね。
それ以降、わざわざみんながいる朝礼の場で怒ったり、希望の仕事を回さないといった嫌がらせを受けるようになっていきます。
私は他の同僚とかと仲良くするようなタイプではなかったし、上司の息のかかったメンバーばかりでした。
その結果、職場で完全に孤立したんですよね。
「この状況で働き続けるのは、ちょっと苦しいな...。」と転職を考え始めます。
人間関係の悪さをきっかけにして、今後のキャリアを見直してみた
人間関係の問題が起きるまで、転職はまったく頭にありませんでした。
自分のキャリアとかも、別にちゃんと考えてなかったんですよね。
ITエンジニアとしても下流工程の業務ばかりで、スキルアップしにくい状況でした。
「上流工程も経験してキャリアを積める環境に行かないと、成長できないな」と思ったんですよね。
人間関係の悪さがきっかけでしたが、今後のキャリアを見直す機会になりました。
考え方を前向きに変えられたし、「酷い環境からとにかく早く出たい」と、行動を加速する原動力にもなってくれましたね。
すぐに転職に向けて行動を開始し、1か月ほどでストレスから逃げられた
道すじが立てば、後は行動するだけです。
質の良い求人を探したかったし、効率よく転職活動を進めるために、転職エージェントを使います。
エージェント登録から1か月ほどで内定が出て、孤立した状況で働き続ける環境から逃げることができました。
「やっと出られる...!」と思ったら、本当に嬉しかったですね。
転職先の人間関係は、転職前よりも良い環境で仕事ができています。
「人間関係が良い職場なんてない」と思って行動しないよりも、以前より良い環境を目指して行動していく方が、いい結果を生むのではないでしょうか?
※転職エージェントを利用した詳しい感想は、「転職エージェントを使って転職した感想【メリットとデメリット】」をご覧ください。
③ まとめ:人間関係が転職の理由でも、前向きな考え方に変えて行動して良い
本記事では、「人間関係が理由でも、転職を我慢する必要なんてない話」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【人間関係を理由にした転職のポイント】
・1万人の退職理由の回答では、「人間関係が悪かった」は全体の35%もいる
・これだけ多くの人が抱える悩みなので、後ろ向きに思う必要はない
・転職に向けて行動した事実は、その後の人生の「自信」と「経験」になる
【人間関係が悪い環境で働き続けた場合のデメリット】
・成果を出しにくくなる
・仕事へのモチベーション維持が難しい
・精神面での影響で健康を害してしまう
データからもわかるとおり、ホンネでは人間関係を理由に転職を考えた人はたくさんいます。
私もそのひとりであり、転職に向け前向きに考えて行動したら、良い結果を生み出せました。
繰り返しですが、「人間関係が良い職場なんてない」などと考える必要はないです。
あなたが苦しい状況で働いていることは他の人にはわからないし、あなた自身がいちばん知っているはず。
ストレスを抱えながら我慢して働き続けると、健康を害してしまうし、デメリットしかありません。
人間関係が理由でも後ろ向きに考えず、前向きな考え方に変えて行動していきましょう。
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