※当サイトで紹介する商品・サービス等は、プロモーションが含まれています。

失業保険 教育訓練給付・職業訓練

【教育訓練給付】訓練前キャリアコンサルティングとは【給付に必須】

【教育訓練給付】訓練前キャリアコンサルティングとは【給付に必須】

 

お悩み相談
教育訓練給付をもらうには、訓練前にキャリアコンサルティングを受けなきゃいけないのか...。
キャリアコンサルティングってなに??

 

こんにちは、キベリンブログです。

一部の教育訓練給付は、キャリアコンサルティングの受講が条件になっています。

今回は、「訓練前キャリアコンサルティングと、予約方法と受け方の流れ」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① 訓練前キャリアコンサルティングとは【ハローワークの職員ではない】

② 訓練前キャリアコンサルティングの予約方法と受け方の流れ【4つのステップ】

③ まとめ:給付率70%は経済的にも大きい。訓練前キャリアコンサルティングを受けよう

 

教育訓練給付は、雇用保険(失業保険)の制度です。

受講料の70%の給付を受けるのに必要なキャリアコンサルティングを、わかりやすく語っていきますね。

 

① 訓練前キャリアコンサルティングとは【ハローワークの職員ではない】

① 訓練前キャリアコンサルティングとは【ハローワークの職員ではない】

① 訓練前キャリアコンサルティングとは【ハローワークの職員ではない】

 

冒頭でも書きましたが、「訓練前キャリアコンサルティング」は一部の教育訓練給付をもらうための条件になっています。

まずは、概要を紹介していきますね。

 

【訓練前キャリアコンサルティングとは】

・「専門実践教育訓練給付(給付率70%)」と「特定一般教育訓練給付(給付率40%)」で必須

・コンサルティングを行うキャリアコンサルタントは、ハローワークの職員ではない

・場所はハローワークで行い、時間は60分(約1時間)が目安

・教育訓練が開始される、1か月前までに受ける

・事前に「ジョブ・カード」を記入し、持参する必要がある

 

順番にみていきましょう。

 

「専門実践教育訓練給付(給付率70%)」と「特定一般教育訓練給付(給付率40%)」で必須

❶ 専門実践教育訓練給付(給付率70%) : プログラミングスクールのようなIT系や、専門学校・大学院など中長期キャリア向けの講座

❷ 特定一般教育訓練給付(給付率40%) : 税理士・社労士・介護など、キャリアアップ効果の高い講座

❸ 一般教育訓練給付(給付率20%) : 職業能力アップを支援する、幅広い講座が対象

 

雇用保険の教育訓練給付制度は、上記の3本立てで分けられています。

漢字ばかり並んでて、わかりにくいですよね...。

 

そのうち「❶(専門実践)」と「❷(特定一般)」は、訓練前キャリアコンサルティングの受講が条件です。

ともに給付率が高いので、ハードルが設けられているというわけですね。

 

特に受講料などはかからず、無料で受けられます。

なお、給付率が低めの「❸(一般教育)」については、訓練前キャリアコンサルティングは必要ありません。

 

※3つの教育訓練給付制度の内容については、「【教育訓練給付制度】受講料が返ってくる!3つの給付とは【お得】」をご覧ください。

 

コンサルティングを行うキャリアコンサルタントは、ハローワークの職員ではない

訓練前キャリアコンサルティングは、ハローワーク指定の要件を満たした有資格者のキャリアコンサルタントから受けるコンサルティングです。

ですが、コンサルタントはハローワークの職員ではありません。

 

なぜなら「厚生労働省から業務委託を受けた民間の会社」が、訓練前キャリアコンサルティングを行っているからです。

ちょっとややこしい仕組みになっているので、注意してくださいね。

 

場所はハローワークで行い、時間は60分(約1時間)が目安

コンサルタントはハローワークの職員ではないのですが、訓練前キャリアコンサルティングは「ハローワーク」で行います。

実施日はハローワークの場所で変わり、曜日ごとに決められている形式ですね。

 

1回のコンサルティングは、「60分(約1時間)」が目安になっています。

なお、1回で終わらない場合もあり、そのときは別の日に2回目を行うことになります。

 

教育訓練が開始される、1か月前までに受ける

訓練前キャリアコンサルティングは、教育訓練(講座など)が開始される「1か月前まで」に受けなければなりません。

早めの準備が必要なので、注意しておきましょう。

 

事前に「ジョブ・カード」を記入し、持参する必要がある

ジョブ・カードの記入例

ジョブ・カードの記入例

 

訓練前キャリアコンサルティングを受ける前に、「ジョブ・カード」というものを記入しておく必要があります。(上の記入例は「ジョブ・カード制度 総合サイト」から引用)

決められた様式に沿って、これまでの経験や能力、今後のキャリアプランなどをまとめた書類ですね。

 

ジョブカードは大きく3つ(4種類)の様式にわかれているので、事前に作成しておきましょう。

 

※ジョブカードの書き方や具体的な内容は、「【教育訓練給付】ジョブカードとは?書き方と記入例【給付の条件】」で解説しています。

 

② 訓練前キャリアコンサルティングの予約方法と受け方の流れ【4つのステップ】

② 訓練前キャリアコンサルティングの予約方法と受け方の流れ【4つのステップ】

② 訓練前キャリアコンサルティングの予約方法と受け方の流れ【4つのステップ】

 

訓練前キャリアコンサルティングを受けるには、事前に予約が必要です。

ここで、予約方法と受け方の流れを紹介しておきますね。

 

【訓練前キャリコンサルティングの予約方法と受け方の流れ】

❶ ハローワークの訓練窓口で、教育訓練の受講を相談しておく

❷ 教育訓練の情報(スクール名やコース、開始日など)を確認し、専用の予約サイトから予約する

❸ 実施当日までに、ジョブ・カードを作成する

❹ 予約日時に、作成したジョブ・カードを持参して訓練前キャリアコンサルティングを受ける

 

4つのステップで進んでいきます。

順番に見ていきましょう。

 

❶ ハローワークの訓練窓口で、教育訓練の受講を相談しておく

ハローワークには職業相談の窓口とは別に、職業訓練の専門の窓口があります。

必須ではないのですが、そこで教育訓練の受講と、教育訓練給付を受けたい旨を相談しておくと安心です。

 

ジョブ・カードの活用ガイドや、手書きで書く場合のジョブ・カード様式も受け取れます。

 

❷ 教育訓練の情報(スクール名やコース、開始日など)を確認し、専用の予約サイトから予約する

・訓練校(スクール名)

・コース名

・受講開始日

 

訓練前キャリアコンサルティングを予約するには、上記の教育訓練の情報が必要です。

予約する前に、きちんと確認しておきましょう。

 

厚生労働省の委託事業のサイト「キャリア形成・リスキリング推進事業」から予約できます。

申込みメニューから「訓練前キャリアコンサルティング」を選び、内容を確認して予約を行いましょう。

 

❸ 実施当日までに、ジョブ・カードを作成する

予約した日時までに、ジョブ・カードを作成しておきましょう。

前のパートでも紹介しましたが、ジョブ・カードは「3つの様式(4種類)」にわかれています。

 

それなりにボリュームがあるので、作成にはやや時間がかかります。

余裕をもって少しずつ書いておくと良いですね。

 

※ジョブカードの書き方は、「【教育訓練給付】ジョブカードとは?書き方と記入例【給付の条件】」を参考にしてくださいね。

 

❹ 実施当日、作成したジョブ・カードを持参して訓練前キャリアコンサルティングを受ける

当日になったら、予約した場所のハローワークへ行きましょう。

総合受付で「キャリアコンサルティングの予約をしているのですが」と伝えればOKです。

 

予約時間に合わせて、キャリアコンサルタントもハローワークに来ています。

持参したジョブ・カードを提出して、訓練前キャリアコンサルティングを受けましょう。

 

【訓練前キャリアコンサルティングは、失業保険の求職活動実績になる】

訓練前キャリアコンサルティングを受けたら、失業保険をもらうための求職活動実績として認められます。

失業保険を受給中なら、教育訓練給付にかかわらず興味があったら受けてみるのも良いですね。

もし効率よく時間をかけずに求職活動実績を作りたい場合は、「【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説」を参考にしてくださいね。

 

③ まとめ:給付率70%は経済的にも大きい。訓練前キャリアコンサルティングを受けよう

③ まとめ:給付率70%は経済的にも大きい。訓練前キャリアコンサルティングを受けよう

③ まとめ:給付率70%は経済的にも大きい。訓練前キャリアコンサルティングを受けよう

 

本記事では、「訓練前キャリアコンサルティングと、予約方法と受け方の流れ」を紹介しました。

ポイントをまとめます。 

 

【訓練前キャリアコンサルティングとは】

・「専門実践教育訓練給付(給付率70%)」と「特定一般教育訓練給付(給付率40%)」で必須

・コンサルティングを行うキャリアコンサルタントは、ハローワークの職員ではない

・場所はハローワークで行い、時間は60分(約1時間)が目安

・教育訓練が開始される、1か月前までに受ける

・事前に「ジョブ・カード」を記入し、持参する必要がある

 

【訓練前キャリコンサルティングの予約方法と受け方の流れ】

❶ ハローワークの訓練窓口で、教育訓練の受講を相談しておく

❷ 教育訓練の情報(スクール名やコース、開始日など)を確認し、専用の予約サイトから予約する

❸ 実施当日までに、ジョブ・カードを作成する

❹ 予約日時に、作成したジョブ・カードを持参して訓練前キャリアコンサルティングを受ける

 

給付率の高い教育訓練給付は、訓練前キャリアコンサルティングが条件です。

受け方の流れなど紹介してきましたが、「なんか面倒。。」と思ったりしますよね。

 

でも専門実践教育訓練給付なら、受講料の70%もの給付を受けられます。

例えばプログラミングスクールでは、「56万円」が給付されるスクールもあります。

 

これだけ支給されるなら、キャリアコンサルティングも受ける価値は十分ありますよね。

雇用保険の制度である教育訓練給付を、うまく活用してみてください。

 

【専門実践教育訓練給付の対象になるプログラミングスクール 3選】

TechAcademy : 受講者数No.1のオンライン完結型スクール【給付対象:16コース】

テックキャンプ : 短期集中(3か月) or 夜間・休日スタイル(6か月)を選べる【給付対象:4コース】

DMM Webcamp: 通学 or オンライン受講を選択できる未経験者向け【給付対象:1コース】

 

 

関連記事
【70%給付】教育訓練給付が使えるプログラミングスクール【3選】
【70%給付】教育訓練給付が使えるプログラミングスクール【3選】

  お悩み相談プログラミングスクールに行きたいけど、受講料がもうちょっと安ければなぁ...。   こんにちは、キベリンブログです。 教育訓練給付を活用すると、受講料の70%が支給さ ...

続きを見る

関連記事
テックアカデミーのエンジニア転職保証コースが給付対象に【30万円】
テックアカデミーのエンジニア転職保証コースが給付対象に【30万円】

  お悩み相談プログラミングスクールで教育訓練給付を受けられる、未経験向けのコースってないのかな??   こんにちは、キベリンブログです。 教育訓練給付(専門実践)を利用すると、受 ...

続きを見る

関連記事
【教育訓練給付】ジョブカードとは?書き方と記入例【給付の条件】
【教育訓練給付】ジョブカードとは?書き方と記入例【給付の条件】

  お悩み相談教育訓練給付の条件になっている訓練前キャリアコンサルティングを受けるには、「ジョブ・カード」っていうのが必要なのか。 ...で、ジョブカードってなに??   こんにち ...

続きを見る

 

-失業保険, 教育訓練給付・職業訓練

© 2020 Kiberin Blog