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【タイ移住】ビザラン対策強化による、4つの措置【入国拒否リスク】

【タイ移住】ビザラン対策強化による、4つの措置【入国拒否リスク】

 

お悩み相談
タイにもっと長く滞在したいけど、ビザ取るのって面倒だよね...。
ビザランでも滞在できるよね?

 

こんにちは、キベリンブログです。

昔のタイはビザランで長期滞在できましたが、近年は厳しくなっています。

今回は、「タイのビザラン対策強化による、4つの措置」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① タイのビザなしの滞在可能日数と、ビザランの長期滞在とは【規制法あり】

② タイで強化された、4つのビザラン対策措置【入国拒否リスク】

③ まとめ:ノービザのタイ長期滞在は厳しくなっており、入国理由には要注意

 

2025年以降、ノービザでのタイの長期滞在は難しくなっています。

強化されている取り締まりと入国拒否のリスクを、わかりやすく語っていきます。

 

① タイのビザなしの滞在可能日数と、ビザランの長期滞在とは【規制法あり】

① タイのビザなしの滞在可能日数と、ビザランの長期滞在とは【規制法あり】

① タイのビザなしの滞在可能日数と、ビザランの長期滞在とは【規制法あり】

 

2025年11月、タイの入国管理局は「ビザラン対策を強化する」と発表しました。

外国人がビザなしで入国できる免除措置を利用して、違法行為を行っていることに対する措置です。

 

日本でもニュースなどで報道されましたが、タイ・ミャンマー国境付近を拠点とする特殊詐欺の犯罪も問題になっています。

こうした背景から、特に犯罪とは無関係の旅行者でも、ビザなしでの入国審査が厳しくなる傾向があります。

 

具体的にどう強化されているのかを紹介する前に、タイへの入国条件と滞在可能日数など簡単に触れておきますね。

"ビザラン" とは何なのかも含め、参考にしてみてください。

 

タイのビザなし(ノービザ)での入国条件とは

条件❶ : パスポートの有効期限が、入国日から数えて6か月以上であること

条件❷ : 1人当たり10,000バーツ、1家族当たり20,000バーツ相当の現金や資金を所持していること

条件❸ : 60日以内に出国することが確認できること(例:航空券、電車、バス、船のチケットなど)

 

「タイはパスポートさえあれば入国できるんでしょ?」と思うかもしれませんが、実は入国条件が決められています。

定められている条件は、上記の3つです。

 

条件❶の「パスポート有効期限」ですが、満たしていないと飛行機には搭乗できません。

条件❷の「資金条件」についてはチェックされることはほとんどありませんが、条件として設けられています。

 

条件❸の「出国チケット」の所持は要注意で、タイへ向かう飛行機のチェックイン時に確認されるケースが多いです。

タイのビザなしでの入国には、これらの入国条件があることは押さえておきましょう。

 

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タイのビザなしでの滞在可能日数【60日+30日】

・観光目的の場合、60日間まで滞在可能(出入国日を含めた日数)

・1回の入国で、タイ現地で30日間の一時滞在の延長申請が可能

 

タイにビザなしで行く場合、観光目的であれば「60日間」まで滞在が可能です。

以前は30日でしたが、2024年6月に60日へ延長されました。

 

60日を超えてタイに滞在したい場合は、1回だけ "一時滞在の延長申請" が行えます。

延長申請して許可が下りれば、「さらに30日間」滞在できるようになります。

 

つまり、ビザなしでも延長申請まで含めれば、「60日+30日 = 90日」までの滞在が可能に。

タイでゆっくり過ごしたい人にとっては、ビザなしでも90日いられるのは大きいですよね。

 

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ビザランとは【短期間の出入国で、滞在期間リセット】

・ビザランとは、短期間で「タイ出国 → 再入国」を繰り返し、滞在可能期間をリセットする行為

・ビザランでまた60日滞在でき、さらに30日の滞在延長手続きも可能(理論上は初回入国との合計で180日滞在可)

・ビザラン規制法により、陸路でのタイ入国は暦年で2回まで

 

タイでの滞在可能日数は60日ですが、一度タイを出国して再入国すると、それまでの日数はリセットされます。

ラオスやカンボジアなどいったん隣国に出国して、すぐにタイに戻ってくれば、再び60日間滞在できるようになります。

 

この短期間での出入国を繰り返す行為のことを、 "ビザラン" と呼んでいます。

ビザランを行えば、わざわざビザを取らなくても、3ヶ月以上の長期滞在が可能になるというわけです。

 

ですがビザランは以前から問題視されており、「ビザラン規制法(陸路でのタイ入国は暦年で2回まで)」という法律も作られています。

このビザラン行為に対する取り締まりが、2025年11月以降から強化されているので、次のパートで見ていきましょう。

 

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② タイで強化された、4つのビザラン対策措置【入国拒否リスク】

② タイで強化された、4つのビザラン対策措置【入国拒否リスク】

② タイで強化された、4つのビザラン対策措置【入国拒否リスク】

 

ここまで紹介したとおり、タイのビザなし入国には条件が定められています。

その上で60日間の滞在が許可されるわけですが、短期間での出入国を繰り返して長期滞在する「ビザラン」が違法行為にもつながっています。

 

そこでタイ入国管理局は、2025年11月に "ビザラン対策の強化" を発表しています。

どんな対策措置が講じられているのか、具体的に見ていきましょう。

 

【タイで強化された、ビザラン対策措置】

措置① : 2回以上ビザランした場合、入国拒否(正当な理由がない場合)

措置② : ビザランを繰り返している場合、滞在延長申請を拒否(強制送還あり)

措置③ : オーバーステイの外国人への取り締まりを、全国的に強化(結果公表)

措置④ : 監視リストの外国人は、再入国禁止(特殊詐欺犯罪)

 

強化されるビザラン対策措置は、4つですね。

順番に解説していきます。

 

措置① : 2回以上ビザランした場合、入国拒否(正当な理由がない場合)

タイへの再入国が簡単になったことで、詐欺やマネーロンダリングなど違法行為を行う外国人が流入しています。

そのような背景から、正当な理由なく「2回以上のビザラン」を行った場合は、"入国を拒否" されます。

 

なお、2025年は約2,900人が入国拒否されています。

入国したい場合には、適切なビザを申請するよう求められます。

 

ビザを取るのは手間もかかるし、ビザランでタイに長期滞在するのは簡単な手法でもありました。

たとえ1回のビザランでも履歴は残るので、なるべくビザランと思われるような短期間での出入国は、控えた方が良いですね。

 

措置② : ビザランを繰り返している場合、滞在延長申請を拒否(強制送還あり)

タイでは現地のイミグレで一時滞在の延長申請が可能で、さらに30日滞在できるようになります。

ですが過去にビザランを繰り返すような行為が見られた場合、一時滞在の延長申請をしても拒否されます。

 

申請拒否に加えて、強制送還される対応も。

ビザラン行為は入国だけでなく、延長申請もできなくなるリスクがあるので、注意しておきましょう。

 

措置③ : オーバーステイの外国人への取り締まりを、全国的に強化(結果公表)

タイにビザなしで入国した場合、滞在できる日数は「60日間まで(出入国日を含む)」です。

この期限を過ぎると滞在期限超過となり、「オーバーステイ」となります。

 

オーバーステイすると1日あたり500バーツの罰金を出国時に科されますが、それとは別に取り締まりが強化され、結果が公表されます。

街中などで発覚した場合は、すぐに強制送還されることもあります。

 

措置④ : 監視リストの外国人は、再入国禁止(特殊詐欺犯罪)

タイ・ミャンマーの国境付近では、国際的な詐欺組織の拠点となっていました。

詐欺組織の多い低域で「監視リスト(ブラックリスト)」に登録されている外国人は、再入国が認められません。

 

また、過去に強制送還されたことがある人は、永久に再入国を禁止されます。

特殊詐欺の犯罪に限らず、何らかの違法行為を行った場合でも入国が厳しくなる可能性があるので、気をつけておきましょう。

 

 

 

③ まとめ:ノービザのタイ長期滞在は厳しくなっており、入国理由には要注意

③ まとめ:ノービザのタイ長期滞在は厳しくなっており、入国理由には要注意

③ まとめ:ノービザのタイ長期滞在は厳しくなっており、入国理由には要注意

 

本記事では、「タイのビザラン対策強化による、4つの措置」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【タイのビザなし(ノービザ)での入国条件とは】

条件❶ : パスポートの有効期限が、入国日から数えて6か月以上であること

条件❷ : 1人当たり10,000バーツ、1家族当たり20,000バーツ相当の現金や資金を所持していること

条件❸ : 60日以内に出国することが確認できること(例:航空券、電車、バス、船のチケットなど)

 

【ビザランとは(短期間の出入国で、滞在期間リセット)】

・ビザランとは、短期間で「タイ出国 → 再入国」を繰り返し、滞在可能期間をリセットする行為

・ビザランでまた60日滞在でき、さらに30日の滞在延長手続きも可能(理論上は初回入国との合計で180日滞在可)

・ビザラン規制法により、陸路でのタイ入国は暦年で2回まで

 

【タイで強化された、ビザラン対策措置】

措置① : 2回以上ビザランした場合、入国拒否(正当な理由がない場合)

措置② : ビザランを繰り返している場合、滞在延長申請を拒否(強制送還あり)

措置③ : オーバーステイの外国人への取り締まりを、全国的に強化(結果公表)

措置④ : 監視リストの外国人は、再入国禁止(特殊詐欺犯罪)

 

2025年11月以降、タイのビザラン対策が強化されています。

観光客を装ってビザを取らずに長期滞在する人には、入国審査が厳しくなっています。

 

ビザなしでのタイ滞在日数が年間で120日を超えるような場合、ノービザでの入国は拒否される可能性が高いです。

ビザ取得を勧告されたり、一度でも入国拒否されると、その後のタイ入国は難しくなります。

 

もし120日を超える長期滞在を望むなら、DTVビザやEDビザの取得を選びましょう。

ビザランの繰り返しには入国拒否リスクがあることを、くれぐれも注意してくださいね。

 

 

 

 

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