モバイルバッテリーは海外旅行に持っていけるよね?
こんにちは、キベリンブログです。
海外へ行くときは空港の荷物検査で止められないか、不安に思ったりしますよね。
今回は、「飛行機に持ち込めないもの(機内持ち込み・預け荷物)」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 国際線の飛行機で持ち込めないもの【機内持ち込み・預け荷物のリスト】
② 機内に持ち込めるスーツケース・バッグのサイズ【重さチェックあり】
③ まとめ:空港の保安検査で引っかかると捨てることに。持ち込み制限は要チェック
海外移住や海外旅行を含め、100か国以上に渡航してきました。
経験を踏まえて、持ち込み+預け荷物のリスト一覧でわかりやすく紹介していきます。
① 国際線の飛行機で持ち込めないもの【機内持ち込み・預け荷物のリスト】
飛行機に乗るときは、保安検査場で手荷物チェックを受けます。
持ち込みが制限されているものは没収され、機内に持ち込むことはできません。
「預け荷物なら大丈夫でしょ?」と思っていても、預け荷物にも制限があります。
何が持ち込みOKでNGなのか、飛行機のルールは細かくて難しいですよね。
そこで、機内持ち込み・預け荷物における「OK・NG」の一覧を、わかりやすくまとめました。
海外旅行の荷造り時にチェックしながら、準備してみてください。
持ち込めるもの・持ち込めないものリスト【機内持ち込み+預け荷物】
品目 | 機内持込 | 預け荷物 |
ノートパソコン | ◯ | ◯ |
デジタルカメラ | ◯ | ◯ |
携帯ゲーム機 | ◯ | ◯ |
モバイルバッテリー【※機内持ち込み条件は後述】 | ◯ | ✕ |
ワイヤレスイヤホン | ◯ | ✕ |
電子タバコ | ◯ | ✕ |
ライター【10cm未満の小型(1個まで)】 | ◯ | ✕ |
ヘアアイロン(コンセント式) | ◯ | ◯ |
ヘアアイロン(電池式) | ✕ | ✕ |
スプレー缶(化粧品・医療品)【1容器 0.5L以下(合計2Lまで)】 | ◯ | ◯ |
スプレー缶(化粧品・医療品以外) | ✕ | ✕ |
液体物【※機内持ち込み条件は後述】 | ◯ | ◯ |
刃物(ハサミ・カッター・ナイフなど) | ✕ | ◯ |
工具類 | ✕ | ◯ |
爪切り | ◯ | ◯ |
安全ピン | ◯ | ◯ |
傘 | ◯ | ◯ |
空港で持ち込みができるか迷いやすいものを、上記のリスト一覧でまとめました。
危険物になり得るものなど、機内持ち込み・預け荷物それぞれで制限があります。
基本的な考え方として、刃物など凶器として使われるものは、機内持ち込みができません。
発火や発熱の危険性があるモバイルバッテリーは、預け荷物には入れられません。
スプレー缶は、「化粧品・医療品に限ってはOK(1容器 0.5L以下で、合計2Lまで)」とされています。
モバイルバッテリーと液体物は持ち込みの制限が細かいので、詳しく見ていきましょう。
モバイルバッテリー(リチウム電池)の制限【機内持ち込みのみ・危険物扱い】
・100Wh以下(約27,000mAh以下) : 制限なし(いくつでもOK)
・100Wh ~ 160Wh : 最大2個まで
・160Wh以上(約43,000mAh以上) : 持ち込み不可
モバイルバッテリー(リチウム電池)は、航空法で "危険物" として扱われています。
なぜなら損傷や衝撃などで「発火」の恐れがあるからで、預け荷物には入れることができません。
なので機内持ち込みでしか持っていけないのですが、持ち込みにも制限があります。
160Wh以上は「持ち込み不可」、100Wh以上なら「最大2個まで」と決まっています。
「100Wh以下(約27,000mAh以下)のモバイルバッテリー」なら、個数などの制限は一切ありません。
海外旅行に持っていくなら、コンパクトで制限に引っかからないものがおすすめですね。
液体物の制限【機内持ち込み】
・液体物は、1個の容量が100ml以下の容器に入れる
・シャンプーや歯磨き粉、ハンドクリームなどジェル状のものも含まれる
・液体物の容器は、ジッパー付きの透明なプラスチック製の袋(20cm × 20cm以内)にまとめる
・合計で1Lまで持ち込み可能
液体物を機内に持ち込む場合は制限があり、「100ml以下」の容器に入れなければなりません。
容器は複数でもOKですが、合計で "1Lまで" とされています。
液体を入れた容器は「ジッパー付き透明プラスチック袋」にまとめる必要があり、縦と横の長さが「合計で40cm以内」とされています。
ここまではわりと知られていますが、実はこのプラスチック袋、荷物整理にも便利に活用できます。
ケーブルや充電器といった小物を種類別にプラスチック袋で小分けしておくと、荷物検査で指摘された場合でも、見つけやすくなります。
袋のサイズも豊富なので、衣類などをまとめるのにも活用できますよ。
② 機内に持ち込めるスーツケース・バッグのサイズ【重さチェックあり】
前のパートで、飛行機に持ち込めるもの・持ち込めないものを紹介しました。
預け荷物でも、持って行けないものがそれなりにあることが分かったと思います。
そうなると機内手荷物に入れることになりますが、機内持ち込みのスーツケースやバッグの大きさにも、制限があります。
そこで機内手荷物のサイズと重量制限についても、ここで紹介しておきますね。
機内手荷物で持ち込めるスーツケース・バッグのサイズ制限
・サイズ制限 : 約55㎝ × 40㎝ × 25㎝ 以内 or 3辺の合計が約115cm以内
・スーツケース : Sサイズ(1~3泊用で売られているもの)
・バックパック(リュック) : 40Lまで
【※座席の上にある収納棚 or 前の座席の下に収納できるサイズであることが前提】
細かいサイズは航空会社で異なりますが、上記のサイズが目安になっています。
スーツケースなら「Sサイズ(1~3泊用で売られているもの)」、バックパック(リュック)なら「40Lまでのサイズ」が機内持ち込みできるサイズですね。
少なくとも、座席上部の収納棚や、座席の下に収納できるサイズであることが前提です。
重さに比べるとサイズはチェックがゆるいですが、明らかに大きいとバレるので気をつけておきましょう。
機内手荷物で持ち込めるスーツケース・バッグの重さ制限
・LCC : 7kg が多い
・大手キャリア : 10kg が多い
サイズは航空会社による違いはあまりないのですが、"重量" の制限は航空会社で違いがあります。
LCCは「7kg」、大手キャリアは「10kg」という場合が多いですね。
重量には、スーツケースやバックパック自体の重さも含みます。
特にスーツケースはそれだけで2~3kgあったりするので、持っていくなら軽いものが良いですね。
ちなみに私は旅行期間にかかわらず、いつも「30Lのリュック」の機内手荷物だけで海外に行っています。
ロストバゲージの不安もないし、メリットが多いのでおすすめです。
機内手荷物は、重量チェックがある
機内持ち込みではサイズや重さの制限が決められているものの、「バッグの重さとかわざわざ調べたりするの?」と思ったりしますよね。
まったくチェックされないこともありますが、手荷物の重さチェックは実際に行われています。
重量チェックはチェックインカウンターだけでなく、搭乗口前で行われるケースもあります。
明らかに大きかったり、重そうな荷物を持っていた場合はチェックされやすいので、注意しておきましょう。
重量オーバーとなった場合、超過した分は追加料金を支払わなければなりません。
国際線では5,000円~1万円ほどかかるので、重量には余裕を持たせておくと安心ですよ。
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③ まとめ:空港の保安検査で引っかかると捨てることに。持ち込み制限は要チェック
本記事では、「飛行機に持ち込めないもの(機内持ち込み・預け荷物)」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【持ち込めるもの・持ち込めないものリスト(機内持ち込み+預け荷物)】
品目 | 機内持込 | 預け荷物 |
ノートパソコン | ◯ | ◯ |
デジタルカメラ | ◯ | ◯ |
携帯ゲーム機 | ◯ | ◯ |
モバイルバッテリー【※機内持ち込み条件あり】 | ◯ | ✕ |
ワイヤレスイヤホン | ◯ | ✕ |
電子タバコ | ◯ | ✕ |
ライター【10cm未満の小型(1個まで)】 | ◯ | ✕ |
ヘアアイロン(コンセント式) | ◯ | ◯ |
ヘアアイロン(電池式) | ✕ | ✕ |
スプレー缶(化粧品・医療品)【1容器 0.5L以下(合計2Lまで)】 | ◯ | ◯ |
スプレー缶(化粧品・医療品以外) | ✕ | ✕ |
液体物【※機内持ち込み条件あり】 | ◯ | ◯ |
刃物(ハサミ・カッター・ナイフなど) | ✕ | ◯ |
工具類 | ✕ | ◯ |
爪切り | ◯ | ◯ |
安全ピン | ◯ | ◯ |
傘 | ◯ | ◯ |
【機内手荷物で持ち込めるスーツケース・バッグのサイズ制限】
・サイズ制限 : 約55㎝ × 40㎝ × 25㎝ 以内 or 3辺の合計が約115cm以内
・スーツケース : Sサイズ(1~3泊用で売られているもの)
・バックパック(リュック) : 40Lまで
【※座席の上にある収納棚 or 前の座席の下に収納できるサイズであることが前提】
【機内手荷物で持ち込めるスーツケース・バッグの重さ制限】
・LCC : 7kg が多い
・大手キャリア : 10kg が多い
海外旅行で持って行きたくても、機内持ち込み・預け荷物それぞれで制限されているモノがあります。
機内持ち込みは凶器になり得るもの、預け荷物では発火の危険性があるものは、持って行くことができません。
近年ではモバイルバッテリー(リチウム電池)の発火が問題になっており、チェックも厳しめになっています。
「100Wh以下(約27,000mAh以下)のモバイルバッテリー」であれば、機内持ち込みで制限なしで持っていけます。
空港の保安検査(セキュリティチェック)で制限されたものを指摘された場合、その場で廃棄することになります。
捨てたくなくても諦めるしかないので、持ち込めるもの・持ち込めないものは事前にチェックしてくださいね。
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