もらい方も知りたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
ハローワークの求人に応募するには、「紹介状」が必要です。
今回は、「ハローワークの紹介状の目的と、もらい方」について紹介します。
【本記事の内容】
① ハローワークの紹介状とは【求人応募に必要だけど、有利にはならない】
② ハローワークの紹介状のもらい方【職業相談からの職業紹介】
③ まとめ:紹介状はハロワからの応募で必要。同じ求人は転職サイトでも調べてみよう
失業保険は3回受給する中で、継続してハローワークを利用してきました。
経験から、紹介状のポイントを語っていきますね。
① ハローワークの紹介状とは【求人応募に必要だけど、有利にはならない】
ハローワークの紹介状は、ハローワークの求人に応募する場合に必要となる書類です。
実際には、「どの求職者が、どこの会社に応募して、選考結果はどうだったのか?」をハローワークが把握するために使われます。
紹介状は応募先の会社に、応募書類と一緒に提出します。
紹介状の具体的な内容とは
・「提出用(表裏あり)」と「本人控え」で2部にわかれている
・表面がいわゆる「紹介状」で、あなたを応募先に紹介する文が書かれている
・裏面は「選考結果通知用」で、応募先がハローワークに選考結果を通知する目的で使う
・紹介状には何も記入する必要はなく、そのまま応募先に提出すればOK
紹介状の構成は、上記のとおりです。
応募先には「提出用」を渡し、「本人控え」は選考結果が出るまで保管しておきます。
書類選考がある場合は、応募書類に同封して送る必要があります。
事前の選考などがなければ、面接時に渡せばOKです。
紹介状があっても、就職に有利になることはない
ハローワークの求人は、ハローワークだけで掲載されているとは限りません。
同じ求人が、「転職サイト(リクナビNEXTなど)」でも載っていることもあります。
例えば、リクナビNEXT から応募するときは、たとえ同じ求人でも紹介状は不要です。
「紹介状があると、選考で有利になるのかな??」と思ったりもしますよね。
でも、特別に有利になることはありません。
そもそもハローワークの紹介状は、利用登録さえしていれば、誰でも簡単にもらえるものです。
紹介状は、ハローワークが管理の意味合いで発行している目的が強いですね。
給付制限の最初の1か月間のみ、再就職手当の受給に影響する
ハローワークから紹介状をもらうメリットには、失業保険の「再就職手当」があります。
再就職手当の条件の1つに、「自己都合退職による給付制限の最初の1か月間は、ハローワーク or 職業紹介事業者の紹介で就職していること」という内容が含まれているんですよね。
ただ、あくまで「給付制限の最初の1か月だけ」です。
その1か月間に就職が決まった場合、ハローワークから紹介状をもらって応募すれば、再就職手当の対象になります。
もう一方の「職業紹介事業者」とは「転職エージェント」のことで、転職エージェントで紹介状は不要ですが、この場合も再就職手当がもらえます。
転職エージェントは希望職種に応じた専門的なサポートも受けられるし、再就職手当も受給できておすすめですね。
【おすすめ転職エージェント 3選】
・マイナビエージェント : 30代転職での収入アップの実現で特に評価されており、業界に応じた専任の担当者がつく。面談時の対応は丁寧な印象があり、案件の紹介もスムーズ。
・ハタラクティブ : 未経験者に強いエージェントで、第二新卒やフリーターも対象。非公開求人を含む40種類以上の職種と業界を扱っており、短期間で選考に通過できるメリットがある。
・マイナビジョブ20's : 20代専門でサポートしている中で、定着率95%以上の高さを維持している。未経験OKの求人も多く、オンライン開催のセミナーは種類が豊富で受けやすい。
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② ハローワークの紹介状のもらい方【職業相談からの職業紹介】
前のパートでは、ハローワークの紹介状の内容を紹介しました。
ここで、「紹介状のもらい方」を説明していきますね。
職業相談の中で「職業紹介」を受けると、紹介状がもらえる
ハローワークの求人から応募したい求人が見つかったら、ハローワークで職業相談を受けます。
事前に求人票を印刷しておくとスムーズですね。(ハローワークの求人検索機で印刷できます)
応募先に連絡を取り、詳しい条件や面接の予約、応募書類の送付方法を案内してくれます。
これが「職業紹介サービス」ですね。
応募先に確認後、紹介状が発行されます。
ただ注意点として、ハローワークで職業相談するのに待つことがあります。
混雑するほど待ち時間も長くなるので、時間には注意してくださいね。
※職業相談の利用方法は、「【職業相談】求職活動実績の簡単な作り方と質問例【失業保険】」をご覧ください。
職業紹介は、一部のハロワで「平日夜間 or 土曜」も電話でOK(紹介状は郵送)
紹介状は、職業紹介を受けるともらえます。
職業紹介は、一部のハローワークで「平日夜間(17時15分~19時)」と「土曜(10時~17時)」もやっているんですよね。
ただし、平日夜間と土曜の受付は「電話だけ」なので、ハローワークへ行っても入れません。
電話で紹介状の発行を依頼すると、紹介状は翌営業日以降に自宅へ郵送してくれます。
東京都内のハローワークの例だと、以下の輪番制のような予定で職業紹介サービスを受けています。(画像は東京労働局のHPから引用)
予定は月末に更新されるので、利用するときは事前に確認してみてくださいね。
紹介状をもらう時間がなければ、転職サイトで同じ求人を探してみる
せっかく希望の求人が見つかっても、「紹介状の発行まで待つ時間がない!」「紹介状をもらうのが面倒...。」ということもありますよね。
そういったときは、「リクナビNEXT」などの転職サイトで検索してみましょう。
前のパートでも紹介しましたが、求人の掲載はハローワークだけではありません。
同じ求人が、転職サイトにも載っていたりします。
紹介状が必要なのは、「ハローワークから応募するときだけ」です。
「早め + 簡単」に応募したい場合は、まず転職サイトをチェックしてみてくださいね。
③ まとめ:紹介状はハロワからの応募で必要。同じ求人は転職サイトでも調べてみよう
本記事では、「ハローワークの紹介状の目的と、もらい方」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【紹介状の具体的な内容とは】
・「提出用(表裏あり)」と「本人控え」で2部にわかれている
・表面がいわゆる「紹介状」で、あなたを応募先に紹介する文が書かれている
・裏面は「選考結果通知用」で、応募先がハローワークに選考結果を通知する目的で使う
・紹介状には何も記入する必要はなく、そのまま応募先に提出すればOK
【紹介状のもらい方】
・職業相談の中で「職業紹介」を受けると、紹介状がもらえる
・職業紹介は、一部のハロワで「平日夜間 or 土曜」も電話でOK(紹介状は郵送)
・紹介状をもらう時間がなければ、転職サイトで同じ求人を探してみる
紹介状は、ハローワークから求人に応募するときに必要です。
意味合いとしては、ハローワークが情報を把握するために使われる目的が強いですね。
紹介状があっても、特に選考で有利にはなりません。
応募したい求人がハローワークにしかなければ、紹介状をもらう必要があります。
でも同じ求人が「リクナビNEXT」にも掲載されているなら、紹介状なしでも応募が可能です。
早めかつ簡単に応募したいときは、転職サイトも調べてみてくださいね。
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