こんにちは、キベリンブログです。
今すぐは就職したくないとき、失業保険がもらえるのか気になりますよね。
今回は、「就職したくないときでも、失業保険は受給できるのか」について紹介します。
【本記事の内容】
① 失業保険は、就職したくない時でも受給できる【結論は求職活動実績】
② 求職活動実績を作る方法とは【3つのおすすめ】
③ まとめ:失業保険がもらえるかは、求職活動実績で決まる
失業保険は3回受給してきました。
経験から、受給に必要な条件を語っていきますね。
① 失業保険は、就職したくない時でも受給できる【結論は求職活動実績】
結論ですが、「求職活動実績があれば、失業保険は受給できる」ということになります。
具体的には、"認定日までに2回以上(初回認定日のみ1回以上)" の求職活動実績があればOKです。
前提として、失業保険の目的は再就職をめざす人の支援
失業保険は、再就職をめざす人を支援するための制度です。
つまり、「就職しようとする意思があること」が条件なんですよね。
意思の確認として、「求職活動実績」が必要とされている
とはいえ、ハローワークが「意思」を確認するのは難しいのが実情です。
他人の心中をはっきり読み取るなんて、無理がありますよね。
そこで、意思を確認する代わりに「求職活動実績」が必要とされています。
具体的な実績なら証拠に残るし、客観的にも判断できます。
求職活動をしたふりや嘘の申告は、不正受給になる
ここで注意しておくことは、「求職活動を行ったふりや嘘の申告は、不正受給になる」ということです。
とても厳しい罰則があり、支給額の「3倍返し」をしなければなりません。
「わざわざ確認しないし、どうせバレないでしょ?」と思ったりもしますよね。
ところが、ハローワークは調査を行っていて、不正の発覚は少なくありません。
求職活動実績で嘘をつくのはかなりリスクが高いので、止めておいた方が安心です。
※不正受給の調査と罰則の詳しい内容は、「不正受給は3倍返しの罰金が待っている【嘘はバレる】」で紹介しています。
② 求職活動実績を作る方法とは【3つのおすすめ】
このパートでは、求職活動実績を作る方法を紹介していきます。
なお、「ハローワークやネットでの求人検索」や「転職サイトの登録だけ」では、実績になりません。
なので、あまりに簡単すぎる方法はないんですよね。
そこを踏まえた上で、紹介する方法をチェックしてみてください。
【求職活動実績を作る、おすすめの方法】
方法1 : リクナビNEXT からの求人応募
リクナビNEXT などインターネットでの求人応募でも、実績になります。
家ですぐにでも活動できる方法なので、最も早くできますね。
【リクナビNEXT の求人応募でのポイント】
・応募後に面接を辞退しても実績になるが、取り消されるような非常識な理由は避ける
・休日でも自宅から応募できるので、場所と時間を選ばず実績になる
・求職活動実績は「1社の応募につき、応募時点で1回」なので、1日に2社応募すれば2回になる
※求人応募までの手順は、「【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説」をご覧ください。
-
【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説
お悩み相談明日が失業認定日だったの忘れてた! 2回の求職活動実績がないと失業保険がもらえなくなる...。何か方法あるかな? こんにちは、キベリンブログです。 認定日が迫って ...
続きを見る
方法2 : ハローワークの職業相談
ハローワークでは、無料で職業相談を受け付けています。
就職に関することなら何でも相談できて、求職活動実績にもなります。
【ハローワークの職業相談でのポイント】
・特別な準備はいらず、相談する内容だけ考えておけばOK
・何回でも相談できるが、就職の意思を疑われないよう同じ質問は繰り返さない
・1日に複数回の職業相談を繰り返しても、求職活動実績は1回分のみ
※職業相談の詳細は、「【職業相談】求職活動実績の簡単な作り方と質問例【失業保険】」で紹介しています。
方法3 : ハローワークや転職エージェントのセミナー受講
ハローワークや転職エージェント(マイナビジョブ20's など)の就職セミナーは、求職活動実績として認められています。
セミナーの長さは「1時間30分ほど」のものが多く時間はかかりますが、セミナーの種類は豊富で、学びや経験にもつながりますね。
【ハローワークや転職エージェントのセミナー受講でのポイント】
・ハローワークは座学形式が多く、転職エージェント(マイナビジョブ20's)はオンライン形式のセミナーが多い
・「座学形式」の場合、開催場所へ行く「交通費」と「時間」がかかる
・申し込み期間や定員の締切があるため、受講日まで余裕と計画性が必要
※セミナーの受け方など詳しい内容は、「セミナーも求職活動実績に!【ハローワークvs転職エージェント】」を参考にしてみてくださいね。
③ まとめ:失業保険がもらえるかは、求職活動実績で決まる
本記事では、「就職したくないときでも、失業保険は受給できるのか」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【失業保険が受給できるポイント】
・失業保険は、「就職しようとする意思があること」が受給の条件
・意思を確認する代わりに、証拠が残る「求職活動実績」が必要とされている
・求職活動をしたふりや嘘の申告は、不正受給となり「3倍返し」の罰則がある
【求職活動実績を作る、おすすめの方法】
繰り返しですが、失業保険は「就職しようとする意思があること」が条件の制度です。
とはいえ、意思の確認は難しいので、その代わりに「求職活動実績」で判断しているんですよね。
認定日までに2回以上の求職活動実績があれば、失業保険は支給されます。
紹介した求職活動のうち、あなたに合う方法を選んで活動してくださいね。
-
【失業保険】求職活動実績にならないものvsなるもの【比較一覧】
お悩み相談失業保険をもらうには、求職活動実績が必要なんだね。 実績にならないもの・なるものを一覧で知りたいな。 こんにちは、キベリンブログです。 求職活動実績がないと失業保 ...
続きを見る
-
セミナーも求職活動実績に!【ハローワークvs転職エージェント】
お悩み相談就職セミナーの受講も、求職活動実績になるんだ! 受け方とか注意点を知っておきたいな。 こんにちは、キベリンブログです。 失業保険は求職活動実績が必要ですが、セミナ ...
続きを見る