失業保険 失業保険ノウハウ

【失業保険】受給中の主な手続き解説【就職・自営など7つの状況】

2021/05/07

【失業保険】受給中の主な手続き解説【就職・自営など7つの状況】

 

お悩み相談
失業保険の受給中に就職が決まったら、手続きはどうすればいいんだろう??

 

こんにちは、キベリンブログです。

失業保険の受給中に就職が決まったときなど、状況が変わるイレギュラーな手続きは気になりますよね。

今回は、「失業保険の受給中の7つの状況別での手続き」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

① 失業保険受給中の仕事関連の手続き【就職・フリーランス・アルバイト時】

② 失業保険受給中の変更に伴う手続き【認定日・住所変更・働けないとき】

③ まとめ:失業保険は複雑だけど、再就職の支援が目的

 

失業保険を3回ほど受給してきました。

経験を踏まえつつ、受給中のおもな手続きを解説していきます。

 

① 失業保険受給中の仕事関連の手続き【就職・フリーランス・アルバイト時】

① 失業保険受給中の仕事関連の手続き【就職・フリーランス・アルバイト時】

① 失業保険受給中の仕事関連の手続き【就職・フリーランス・アルバイト時】

 

まずは、「就職やフリーランス(自営業)、アルバイトに関する手続き」を3つ紹介します。

❶ 就職が決まったとき

❷ フリーランス(自営業)を開始したとき

❸ アルバイト・パートをしたとき

 

❶ 就職が決まったとき

・ハローワークへ行き、就職を申告して失業の認定を受ける

・原則として「就職日の前日に来所」とあるが、前日でなくてもOK

・再就職手当の要件を確認して、申請書を受け取る

 

就職が決まったら、「内定通知書」や「雇用契約書」などを持ってハローワークへ行き申告します。

原則としては「就職日の前日に来所」とされているのですが、前日は準備などで行くのは大変ですよね。

 

就職日の前日でなくてもOKなので、都合の良いときにハローワークへ行って申告しましょう。

就職日の後の認定日にハローワークへ行けるなら、そのときに申告してもOKです。

 

再就職手当の要件を満たす就職なら、申請書を受け取れます。

なお、再就職手当の申請期限は「就職日から1か月以内」なので、注意してくださいね。

 

※再就職手当の要件と申請方法は、「再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】」をご覧ください。

関連記事
【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】
【失業保険】再就職手当の受給条件と申請方法【派遣・バイトも可能】

  お悩み相談転職が決まったけど再就職手当はもらえるのかな? もらえる条件と申請方法が知りたいです。   こんにちは、キベリンブログです。 失業保険には「再就職手当」がありますが、 ...

続きを見る

 

❷ フリーランス(自営業)を開始したとき

・ハローワークへ行き、「自営準備開始日」を申告して失業の認定を受ける
(※フリーランスの準備を開始すると、失業保険は受給できなくなる)

・フリーランス(自営)でも要件を満たすなら、再就職手当を受給できる

 

準備を含めてフリーランス(自営業)の活動を開始すると、収入の有無を問わず、失業保険(基本手当)は受給できなくなります。

なぜなら、「すぐに職業に就けること」が失業保険の受給要件だからです。

 

とはいえ、活動の定義が曖昧なので分かりにくいですよね。

具体例を挙げると、以下のような活動です。

 

【フリーランス(自営)の活動開始となる具体例】

・事務所の賃貸契約

・事業で使う車や印鑑の発注

・開業届など官公庁への届出の申請 など

 

上記のような活動を行った日以降に失業保険をもらうと、「不正受給」になります。

発覚すると厳しい罰則を受けることになるので、申告を忘れないようにしましょう。

 

なお、フリーランスの活動開始で条件を満たせば、「再就職手当」を受給できます。

 

※フリーランス開始での再就職手当については、「フリーランス・自営業でもらえる再就職手当【条件5つ】」で解説しています。

関連記事
【失業保険】フリーランス・自営業でもらえる再就職手当【条件5つ】
【失業保険】フリーランス・自営業でもらえる再就職手当【条件5つ】

  お悩み相談フリーランスになったら、失業保険はどうなるのかな??   こんにちは、キベリンブログです。 フリーランスを選ぶ人が増えていますが、失業保険はもらえないと思いがちですよ ...

続きを見る

 

❸ アルバイト・パートをしたとき

・「週20時間未満」なら、失業認定申告書に書いて提出するだけでOK

・「週20時間以上」の場合は「就職」となるため、失業保険の基本手当は受給できなくなる

 

週20時間を超えないアルバイトやパートなら、次回の認定日に「失業認定申告書に書いて提出するだけ」でOKです。

「事後申告」ということになるので、事前の申告は不要です。

 

週20時間以上働いた場合は、「就職」と見なされるので、基本手当は受給できなくなります。

1つ目の「❶ 就職が決まったとき」と同様の扱いになるので、注意しておきましょう。

 

※失業認定申告書の書き方は、「失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説」をご覧ください。

関連記事
失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説【失業保険】
失業認定申告書の書き方を求職活動実績の記入例で解説【失業保険】

  お悩み相談失業認定申告書の書き方を、求職活動実績の方法別に教えて欲しいです。   こんにちは、キベリンブログです。 失業保険をもらうには、4週間ごとの認定日にハローワークで「失 ...

続きを見る

② 失業保険受給中の変更に伴う手続き【認定日・住所変更・働けないとき】

② 失業保険受給中の変更に伴う手続き【認定日・住所変更・働けないとき】

② 失業保険受給中の変更に伴う手続き【認定日・住所変更・働けないとき】

 

次は、「認定日や住所変更、働けなくなったとき(15日以上 or 30日以上)の手続き」についてですね。

❹ 認定日にハローワークへ行けないとき

❺ 住所や氏名が変わったとき

❻ 15日以上の病気・ケガで働けないとき

❼ 30日以上(妊娠・出産・育児・家族の看護・病気やケガなど)働けない状態が続いたとき

 

❹ 認定日にハローワークへ行けないとき

・ハローワークへ事前に連絡して、指示を受ける

・認定日は、特定の理由のみ変更が可能

 

認定日にハローワークへ行けなくなったら、事前に連絡して相談しましょう。

原則としては失業の認定を受けられないので、今回の認定日までの失業保険は受給できません。

 

ただし、特定の理由なら認定日を変更できます。

【認定日が変更できる特定の理由】

・就職したとき

・就職のために採用試験、面接、その他資格試験を受ける必要があるとき

・本人の病気、けが、結婚、その他親族の看護、親族が危篤状態にあるかまたは死亡したとき

 

上記の理由を証明する書類があれば、認定日を変更できます。

書類を準備して、ハローワークで手続きしましょう。

 

❺ 住所や氏名が変わったとき

・「受給資格者氏名・住所変更届」を提出する

・次回の認定日までに、新しい住所の住民票などを持って手続きする

 

住所や氏名が変わる場合は、次の認定日までには手続きしておきましょう。

引越の場合は、引越後の住所を管轄するハローワークで認定日に失業の認定ができます。

 

❻ 15日以上の病気・ケガで働けないとき

・「傷病手当支給申請書」を提出すれば、基本手当と同額を受給できる

・病気やケガを証明する書類が必要

・ハローワークへ行くのが難しいときは、電話して指示を受ければOK

 

失業保険にも「傷病手当」があり、基本手当と同額を受給できます。

申請は「15日以上」が基準なので、15日未満だと申請できません。

 

30日以上となる場合は、「傷病手当」受給期間延長のどちらかを選ぶことになります。

 

※傷病手当の詳しい情報は、「失業保険の傷病手当とは?【健康保険の傷病手当金とは異なる】」をご覧ください。

関連記事
失業保険の傷病手当とは?【健康保険の傷病手当金とは異なる】
失業保険の傷病手当とは?【健康保険の傷病手当金とは異なる】

  お悩み相談失業保険の受給中に病気やけがをして求職活動ができなくなったら、失業保険はもらえなくなるのかな?   こんにちは、キベリンブログです。 失業保険はすぐに働ける人がもらえ ...

続きを見る

 

❼ 30日以上(妊娠・出産・育児・家族の看護・病気やケガなど)働けない状態が続いたとき

・「受給期間延長申請書」を提出すれば、受給期間をさらに3年間延長できる

・母子手帳など、延長の理由を証明する書類が必要

・手続きのタイミングは、「働けなくなってから30日以上になったとき」に行う

 

失業保険の受給期間は、退職してから1年間です。

1年を過ぎると、給付日数が残っていても、失業保険は打ち切られてしまいます。

 

そこで、特定の理由(妊娠・育児・家族看護・病気やケガ)なら受給期間を3年間延長できます。(合計で4年間になる)

手続きするタイミングは「働けない状態が30日以上続いてから」なので、注意しましょう。

 

※延長申請の詳細は、「失業保険の受給期間を延長する方法とは?」をどうぞ。

関連記事
失業保険の受給期間を延長する方法とは?【条件を解説】
失業保険の受給期間を延長する方法とは?【条件を解説】

  お悩み相談失業保険に1年間の受給期間なんてあったんだ...。延長できる方法はあるのかな?   こんにちは、キベリンブログです。 失業保険がもらえる期間は辞めてから1年間なので、 ...

続きを見る

③ まとめ:失業保険は複雑だけど、再就職の支援が目的

③ まとめ:失業保険は複雑だけど、再就職の支援が目的

③ まとめ:失業保険は複雑だけど、再就職の支援が目的

 

本記事では、「失業保険の受給中の7つの状況別での手続き」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【失業保険受給中の仕事関連の手続き】

❶ 就職が決まったとき : 就職の申告と再就職手当の確認

❷ フリーランス(自営業)を開始したとき : 自営の申告と再就職手当の確認

❸ アルバイト・パートをしたとき : 失業認定申告書での申告

 

【失業保険受給中の変更に伴う手続き】

❹ 認定日にハローワークへ行けないとき : 特定の理由のみ認定日の変更が可能

❺ 住所や氏名が変わったとき : 「受給資格者氏名・住所変更届」の提出

❻ 15日以上の病気・ケガで働けないとき : 「傷病手当支給申請書」の提出

❼ 30日以上(妊娠・出産・育児・家族の看護・病気やケガなど)働けない状態が続いたとき : 「受給期間延長申請書」の提出

 

失業保険のしくみは複雑で、わかりにくいですよね。

曖昧なところもあるので、ハローワークの担当者により判断が異なることもあります。

 

失業保険の目的は、「再就職の支援」です。

この目的に沿う能力があって、かつ求職活動を行わなければ、失業保険は受給できないことになっています。

 

基本的なルールだけは押さえて、不正受給にならないよう手続きしてくださいね。

 

関連記事
【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説
【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説

  お悩み相談明日が失業認定日だったこと忘れてた! 求職活動実績が2回ないと失業保険がもらえないよ...どうしよう!?   こんにちは、キベリンブログです。 認定日を忘れていて、求 ...

続きを見る

人気記事 転職エージェントの利用の流れとリスク回避方法を解説【実体験】

人気記事 【70%給付】教育訓練給付が使えるプログラミングスクール【3選】

-失業保険, 失業保険ノウハウ
-

© 2020 Kiberin Blog