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海外転出届は出さなくてもいい?メリットとデメリット【海外転職】

2020/07/19

海外転出届は出さなくてもいい?メリットとデメリット【海外転職】

 

お悩み相談
海外転職で日本を出国するけど、アジアは近くてわりとすぐ帰ってくるし、海外転出届って出さなくてもいいかな?
海外転出届のメリットとデメリットを知りたいな。

 

こんにちは、キベリンブログです。

海外移住するときの海外転出届は、結局のところ「本人次第」です。

今回は、「海外移住で海外転出届を出すメリットとデメリット」を解説します。

 

【本記事の内容】

① 海外転出届は、海外に「1年以上」滞在する予定の場合に必要とされている【必須ではない】

② 海外転出届を出すメリットとデメリットとは?【ポイントは税金】

③ まとめ:本人次第だけど、税金のメリットを考えるなら海外転出届を出そう

 

ITエンジニアとして海外転職したとき、海外転出届を出しました。

経験から、海外転出届のメリット・デメリットを語っていきます。

 

① 海外転出届は、海外に「1年以上」滞在する予定の場合に必要とされている【必須ではない】

① 海外転出届は、海外に「1年以上」滞在する予定の場合に必要とされている【必須ではない】

① 海外転出届は、海外に「1年以上」滞在する予定の場合に必要とされている【必須ではない】

 

「海外転出届」とは、「住民票を抜く(住民登録を抹消する)」ということです。

海外移住するときは、必ず海外転出届を出さなければいけなのでしょうか?

 

役所に確認したところ、海外転出届は「1年以上海外に滞在する場合に、出国日の2週間前から出国までに出してください」との回答でした。

東京都新宿区のサイトにも、そのように掲載されています。

 

つまり、「予定として1年未満なら海外移住しても、海外転出届は出さなくてもいい」ということです。

あくまで予定であり、変わる可能性もあります。

 

結局のところ、海外転出届の提出は「本人次第」ですね。

 

② 海外転出届を出すメリットとデメリットとは?【ポイントは税金】

② 海外転出届を出すメリットとデメリットとは?【ポイントは税金】

② 海外転出届を出すメリットとデメリットとは?【ポイントは税金】

 

ここで、海外転出届を出すメリットとデメリットを考えていきましょう。

 

海外転出届を出すメリット

・1月1日時点で海外転出していれば、その年度の住民税は払わなくていい

・国民年金の加入が「任意」になるため、加入しなければ保険料を払わなくていい

・国民健康保険から脱退するため、保険料を払わなくていい

 

メリットは、すべて税金・社会保険料です。

順番に説明していきますね。

 

【1月1日時点で海外転出していれば、その年度の住民税は払わなくていい】

住民税は、「1月1日に住民票のある市区町村に払う」という仕組みです。

 

住民税の金額は、「前年の所得額」から決まります。

ですが、前年の所得がいくらであっても、「1月1日に住民票がなければ、住民税は課税されない」ということです。

 

住民税のしくみから考えると、もし「1月2日」に海外転出した場合、ほとんど日本にいないのにその年度の住民税を払わなければなりません。

つまり、海外転出するタイミングが年の後半になるほど、住民税は損せずに済むことになりますね。

 

※住民税と海外移住の関係については、「【海外移住】住民税は払わなくてもいい?いつがお得か【出国日】」で解説しています。

 

【国民年金の加入が「任意」になるため、加入しなければ保険料を払わなくていい】

日本に住んでいると、国民年金の加入は「強制」です。

そのため、毎月「16,590円」(※2022年4月 ~ 2023年3月)を払う必要があります。

 

年間にすると「199,080円」にもなるので、かなり高額ですよね。

 

海外転出届を出すと国民年金は「強制」ではなくなり、「任意」になります。

 

つまり、「国民年金は加入してもいいし、加入しなくても良くて、選択できる(任意加入)」ということです。

 

加入しなければ、毎月の保険料を支払う必要はなくなります。

ただし、保険料を払わなかった分は、将来の受給額から減額されます。

 

※海外転出するときの国民年金の詳しい内容は、「【海外転職】海外移住で知っておくべき国民年金の知識【任意加入】」をご覧ください。

 

【国民健康保険から脱退するため、保険料を払わなくていい】

住民票が抹消されるので、国民健康保険は「強制的に脱退」となります。

そのため、健康保険料を払う必要はありません。

 

海外転出届を出すデメリット

・住民登録がなくなるので、住民票は取得できなくなる

・国民健康保険が使えなくなる

・新規に銀行口座を開設するのは難しくなる

 

次はデメリットですね。

こちらも見ていきましょう。

 

【住民登録がなくなるので、住民票は取得できなくなる】

何らかの手続きで住民票を求められても、住民票は取得できません。

住所を証明する書類として使えなくなるので、不便になる可能性が高くなりますね。

 

【国民健康保険が使えなくなる】

日本で病院を利用するときに、健康保険が使えなくなります。

病院を使うと、医療費は全額を自分で負担しなければなりません。

 

【新規に銀行口座を開設するのは難しくなる】

海外転出する場合、多くの銀行は規約で口座の解約」を定めています

(一部の銀行は、手続きすれば海外転出しても保持が可能)

 

ただ実際のところ、海外転出しても口座を強制的に止めるようなことはしていません。

海外移住してもそのまま使っている人も多いですが、自己責任で注意が必要です。

 

海外転出すると「マイナンバーは失効となる」ので、新たな銀行口座の開設は難しくなります。

ちなみに海外から帰国して転入届を出すと、また同じ番号でマイナンバーが有効になるので、番号が変わることはありません。

 

※海外転出時の銀行口座とマイナンバーの取扱いは、それぞれ「海外移住で銀行口座は解約手続きが必要?銀行別に解説」、「海外移住でマイナンバー失効!カード返納手続きとは【帰国時も解説】」で紹介しています。

 

③ まとめ:本人次第だけど、税金のメリットを考えるなら海外転出届を出そう

③ まとめ:本人次第だけど、税金のメリットを考えるなら海外転出届を出そう

③ まとめ:本人次第だけど、税金のメリットを考えるなら海外転出届を出そう

 

本記事では、「海外移住で海外転出届を出すメリットとデメリット」を解説しました。

ポイントをまとめます。

 

【海外転出届について】

・海外転出届とは、「住民票を抜く(住民登録を抹消する)」ということ

・海外転出届は「1年以上は海外に滞在する予定の場合に出す」という決まりだが、結局のところ本人次第

 

【海外転出届を出すメリット】

・1月1日時点で海外転出していれば、その年度の住民税は払わなくていい

・国民年金の加入が「任意」になるため、加入しなければ保険料を払わなくていい

・国民健康保険から脱退するため、保険料を払わなくていい

 

【海外転出届を出すデメリット】

・住民登録がなくなるので、住民票は取得できなくなる

・国民健康保険が使えなくなる

・新規に銀行口座を開設するのは難しくなる

 

繰り返しですが、海外転出届は結局のところ本人次第です。

特別な理由がない限りは、税金の負担を考えて「海外転出届は出すべき」と思います。

 

ただ、「一時帰国中に病院を使いたい」などと考えて海外からの転入届・転出届を繰り返し出すのは、避けた方が良いです。

なぜなら、以下の理由があるからですね。

 

【海外からの転入・転出届を繰り返し出すのは避けるべき理由】

・海外からの転入は、原則として「日本に1年以上住む予定の場合に、住民票を置ける」という決まりがある

・税金を払っていないことは、すぐに分かる

 

海外転出届の提出には、ルールとメリット・デメリットがあります。

しっかり押さえて、海外転出届を出すべきか判断してくださいね。

 

 

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