クレカがないと不便だから、持っておきたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
海外移住してクレジットカードがなかったら、航空券も買えず困りますよね。
今回は、「海外移住するときのクレジットカードの取扱い」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 海外移住でクレジットカードは解約されない【国内の住所と口座が必要】
② 海外移住後もクレジットカードは更新可能【更新カードを海外送付できるカード会社は一部】
③ 海外転出後は、日本で新規のクレジットカードを作るのは難しい【移住先でも作れる】
④ まとめ：クレジットカードは解約されないが、銀行口座に注意しよう
海外転職して海外へ移住したとき、クレジットカードの取扱いを確認しました。
経験から、海外移住してもクレカを維持する条件を語っていきます。
① 海外移住でクレジットカードは解約されない【国内の住所と口座が必要】
① 海外移住でクレジットカードは解約されない【国内の住所と口座が必要】
結論ですが、海外移住してもクレジットカードが強制的に解約されることはありません。
カード会社の規約にも「海外移住で解約」といった内容は、特に明記されていないようです。
ただし、多くのカードは海外移住後もカードを維持する条件として、以下の2つが必要になります。
【海外移住後もクレジットカードを維持する条件】
・郵便物が受け取れる国内の住所
・国内で支払いが可能な銀行口座
住所は実家などを登録しておけば、あなたの代わりに郵便物を受け取ってもらえます。
気になるのは、もう一方の「銀行口座」ですよね。
銀行口座は原則として解約だけど、クレジットカードはOKなの？
日本の銀行は原則として、「海外転出して非居住者となる場合は、口座を解約する」と規定されています。
その銀行口座を引き落とし口座に指定したクレジットカードは、解約しなければなりません。
つまり、日本のクレジットカードを維持するには、「海外転出後も利用できる国内の銀行口座」が必要なんですよね。
繰り返しですが、日本の銀行では海外転出する場合、「原則として解約」がルールです。
ですが海外転出後も利用できる銀行は、少ないもののいくつかあります。
使える銀行口座を引き落とし口座に指定しておけば、海外転出後もクレジットカードを維持できます。
※海外転出しても使える銀行口座については、「海外移住で銀行口座は解約手続きが必要？銀行別に解説」をご覧ください。
② 海外移住後もクレジットカードは更新可能【更新カードを海外送付できるカード会社は一部】
② 海外移住後もクレジットカードは更新可能【更新カードを海外送付できるカード会社は一部】
次に、「クレジットカードの更新」について見ていきましょう。
クレジットカードには、有効期限がありますよね。
有効期限が近づいてくると、カード会社から新しいカードが送られてきます。
海外に住んでいたら、更新カードを受け取れないので困りますよね。
更新カードの受け取りに必要なのが、「郵便物が受け取れる国内の住所」です。
実家など、国内で郵便物を受け取れる住所を登録しておけばOKです。
もし国内に受け取れる住所がない場合は、有効期限後のカードの維持は難しくなります。
海外移住前に有効期限が迫っていたら、更新カードの事前発行を依頼しよう
もし海外移住前にクレジットカードの有効期限が近づいていたら、カード会社へ連絡して「更新カードの事前発行」を依頼してみましょう。
一部のカード会社では、更新カードの事前発行を受け付けています。
早めに更新カードを受け取っておけば、数年間は使えるので安心ですよ。
※クレジットカードの期限切れの詳しい対処法は、「【海外赴任】クレジットカードの有効期限が切れたら【更新の対処法】」をご覧ください。
③ 海外転出後は、日本で新規のクレジットカードを作るのは難しい【移住先でも作れる】
③ 海外転出後は、日本で新規のクレジットカードを作るのは難しい【移住先でも作れる】
海外移住しても、クレジットカードの更新は可能です。
でも、海外転出後に日本で新規にクレジットカードを作ることは難しくなります。
なぜなら、以下の理由があるからですね。
【海外転出後に日本で新規にカードを作ることが難しい理由】
・新規のクレジットカードは、本人でないと受け取れない場合が多い
・勤務先が海外の会社の場合、審査が通りにくい
・申込の確認で、カード会社から電話を受けなければならない場合がある
一部のカード会社（参考：JALカード）では作ることも可能です。
ただし、面倒な手続きが増えるので、かなり大変になりますね。
まだ海外移住する前なら、ATMでのカード吸い込みなどのトラブルに備えて、予備のカードを日本で作っておいた方が安心です。
移住前に準備しておいた方が良いカードの条件については、「【必須条件あり】海外向けに作るおすすめクレジットカード3選」をご覧ください。
海外移住後に新規でカードを作りたいなら、移住先でクレジットカードを作ろう
もし海外移住した後に新たなカードが必要になったときは、移住先でもクレジットカードを作れます。
海外転職で移住するなら、給料を受け取るのに現地の銀行口座を作ることになります。
口座の開設は国によって違うので一概には言えませんが、会社が口座開設のために「レター」を発行してくれることが一般的ですね。
レターやパスポートなど必要書類を持って銀行に行けば、口座を開設できますよ。
現地で銀行口座を開設した後は、海外の移住先でクレジットカードが作れます。
私のときは言わなくても銀行から案内されましたが、必要なときは確認してみてくださいね。
④ まとめ：クレジットカードは解約されないが、銀行口座に注意しよう
④ まとめ：クレジットカードは解約されないが、銀行口座に注意しよう
本記事では、「海外移住するときのクレジットカードの取扱い」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【海外移住するときのクレジットカードの取扱い】
・海外移住しても、クレジットカードが強制的に解約されることはない
・日本のカードの維持には、「郵便物が届く国内住所」と「海外転出後も使える銀行口座」が必要
・海外転出後も利用できる国内の銀行は少ないので、カードの引き落とし口座用に準備しておく
・更新カードは、実家など郵便物が届く国内住所があれば受取可能
・海外転出後は、新規に日本でカードを作るのは難しい（必要なら現地で作れる）
海外での買物やネットショッピングなど、クレジットカードは生活に必須のアイテムです。
海外移住する前に、銀行口座と合わせてクレカも解約・契約して整理しておくと安心ですよ。
【海外移住向けクレジットカード 3選（※年会費は永年無料）】
・楽天カード ： 楽天経済圏の活用で節約効果の大きい定番カード。国際ブランドが異なる2枚目のカードも作れて、ポイント特典がある
・エポスカード ： キャッシング時にオンラインで簡単に繰り上げ返済できるため、利息が安くなる
・三井住友カード（ナンバーレス） ： カード番号が券面になく、盗み見防止で悪用されにくいタイプのカード
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