こんにちは、キベリンブログです。
海外移住を考えるとき、生活費は気になりますよね。
今回は、「ブルガリア移住での1ヶ月の生活費」について、紹介します。
【本記事の内容】
① ブルガリア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.5万円】
② ブルガリアでの物価高と、円安の影響について【+17%超】
③ まとめ:ヨーロッパの街並みの中で、自然も楽しみながら海外移住できる
2022年、ブルガリアで3か月間ほど暮らしました。
実際に生活して、かかった費用の実績を紹介していきますね。
① ブルガリア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.5万円】
❶ 家賃 : 26,736円
❷ 電気代 : 1,344円
❸ 通信費(WiFi) : 0円(※家賃に込み)
❹ 食費 : 14,104円
❺ 日用品 : 419円
❻ 趣味・娯楽 : 2,470円
【合計 : 45,073円】
※1Lv(ブルガリアレフ) = 72円で計算
ブルガリア生活でかかった費用は、1ヶ月で「約4.5万円」でした。
3ヶ月住んだのですが、生活費は1ヶ月あたりの平均で計算しています。
結果として、思っていたよりも安く済んだ印象です。
それぞれ項目ごとにみていきますね。
❶ 家賃 : 26,736円
偶然に良い出会いがあり、家賃はかなり安くできました。
きれいなワンルーム(1K)のアパートメントを借りたのですが、広くてゆったり過ごせましたね。
家具付きなので、すぐに生活が可能です。
シャワーやトイレなどの水回りや、キッチンの設備も問題ありませんでした。
Airbnbで民泊の相場を見ると、やや高い相場になっています。
大家さんから直接借りられれば、安くなるケースが多いですね。
❷ 電気代 : 1,344円
個人的にあまり電気は使わなかったので、わりと安く済んでいます。
ただ、エネルギー料金の高騰とインフレの影響もあり、時間の経過とともに値上がりした印象ですね。
今回は私は使いませんでしたが、冬になり寒くなると暖房費がかさむので、寒い時期の電気代には注意が必要です。
(ちなみに、水道代など電気代以外の生活インフラの費用は、家賃に含まれています)
❸ 通信費(WiFi) : 0円(※家賃に込み)
アパートに備え付けのWiFiが使い放題だったので、通信費はかかりませんでした。
SIMカードも1,000円くらいで売っていましたが、なくても困らないので買わなかったですね。
外でWiFiが必要になった場合は、カフェに入れば使えます。
ブルガリアは日本よりもネット環境が安定していたので、つながらないストレスもなく良かったです。
❹ 食費 : 14,104円
食事は基本的に自炊して、外食はあまりしませんでした。
ブルガリアは食料自給率170%を超える農業国なので、新鮮な野菜や果物が安く手に入ります。
例えば、桃1kgが100円ちょっとで買えたりします。
自炊するのも楽しくなりましたね。
ビールやワインも安くて、2Lのビール(ペットボトル入り)が150円ほどでありました。
お酒好きの人なら、お得に飲めますよ。
※食料品やお酒など具体的な値段については、「【海外移住】ブルガリアの物価は安い?生活情報を公開【実体験】」をご覧ください。
❺ 日用品 : 419円
ティッシュやトイレットペーパーといった日用品の項目です。
日用品に関しては特に割安感はなく、やや高かった印象でしたね。
3か月間のため、それほど多くは必要ありません。
必要最低限の分だけ買ったので、わりと安く済んでいます。
❻ 趣味・娯楽 : 2,470円
いわゆる観光名所は以前に行ったことがあったし、今回は生活そのものを楽しみに行ったので、観光などはあまりしませんでした。
ヨーロッパの街並みの中をのんびり散歩したり、隣町へバスに乗って行くなど、お金をかけなくても十分楽しめます。
自然も豊かなので、ハイキングするのも良かったですね。
家の窓からの景色が違うだけでも新鮮に感じたし、充実して過ごせました。
② ブルガリアでの物価高と、円安の影響について【+17%超】
2022年以降は、世界で「インフレ(物価高)」が加速しました。
日本も海外ほどではないとはいえ、値上げラッシュが続いていますよね。
加えて「円安」も進行し、海外では円の価値が下がるので、割高になります。
ここで、インフレと円安の影響をどう感じたかも紹介しておきますね。
ブルガリアの消費者物価指数(CPI)は、+17%超
ヨーロッパの中でもブルガリアは物価の安い国ですが、かなりインフレ(物価高)が加速しています。
物の値段を示す指標である「消費者物価指数(CPI)」は、2022年7月以降は「+17%」を超えました。(CPIのデータは「ceicdata」参照)
2022年9月のCPIは「+18.7%」となり、かなり厳しい状況ですね。
日本は「+2~3%」ですが、比較して考えるとかなりの高さであることが分かると思います。
3ヶ月の生活の中でも、物価は上昇していた
ブルガリアでは家の近所のスーパーマーケットには、毎日のように行っていました。
売られていた食品の値段を見ていると、3ヶ月の間でも10円~20円とかちょっとずつ価格は上がっていましたね。
バスなどの公共交通機関も、値上がりしています。
治安が悪くなったといったことは感じませんでしたが、現地の人たちの生活への影響は大きいはずです。
円安で割高になったものの、そこまで影響は感じなかった
物価高の上に円安が重なり、日本円に直すとさらに割高になります。
USドルほどではないとはいえ、ブルガリアレフに対しても円安が進んでいます。(2022年10月現在では、1レフ=75円に下落)
ただ、ブルガリアは北欧や西欧など他のヨーロッパの国に比べて、もともとの物価が安い国です。
そのため「物価高+円安」の影響は、そこまで実感しなかったですね。
とはいえ、以前ほどの割安感がないことは、事実です。
外食すると簡単に1,000円~2,000円は超えるので、そのあたりは注意しておく必要がありますね。
③ まとめ:ヨーロッパの街並みの中で、自然も楽しみながら海外移住できる
本記事では、「ブルガリア移住での1ヶ月の生活費」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【ブルガリア移住で、1ヶ月にかかった生活費】
❶ 家賃 : 26,736円
❷ 電気代 : 1,344円
❸ 通信費(WiFi) : 0円
❹ 食費 : 14,104円
❺ 日用品 : 419円
❻ 趣味・娯楽 : 2,470円
【合計 : 45,073円】
※1Lv(ブルガリアレフ) = 72円で計算
【ブルガリアでの物価高と、円安の影響について】
・ブルガリアの消費者物価指数(CPI)は、「+17%」を超えている(日本は「+2~3%」)
・3ヶ月の生活の中でも、物価は上昇していた
・円安で割高になったものの、もともと物価が安い国なので、そこまで影響は感じなかった
私の場合は家賃を安くできたり、自炊中心の生活をしたので、思っていたよりも生活費はかかりませんでした。
外食や観光をもっと楽しむ場合は、さらに数万円は必要になると思います。
海外移住での生活は、家の近所をふらっと散歩するだけでも、十分楽しいんですよね。
ブルガリアはヨーロッパの街並みの中で、山など自然の風景も感じられます。
英語は通じにくいこともありますが、割安で充実した暮らしができました。
「ヨーロッパに移住してみたいけど、物価が高くて...」と悩んでいるなら、ブルガリアも考えてみてくださいね。
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