【ブルガリア移住】後悔する前に知るべきデメリット7選【体験談】

 

 

こんにちは、キベリンブログです。

海外移住を考えるときは、良い面よりも悪い面を知っておきたいですよね。

今回は、「ブルガリア移住で知っておくべきデメリット 7選」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

 

ブルガリアには数か月単位で長期滞在し、各地を旅行で訪れてきました。

実際の経験から、移住後に失敗しないための情報を語っていきます。

 

① ブルガリア移住で、知っておくべきデメリット7選【体験談】

 

ブルガリアは東ヨーロッパに位置する国で、日本とは文化や習慣などは大きく違います。

古い街並みが残る美しい景観など、旅行なら楽しみの1つですよね。

 

でも海外移住しての長期滞在だと、不便に感じることも出てきます。

日本人にとって慣れない習慣は、生活の上では悩みのタネになることも。

 

メリットよりもデメリットの情報をチェックせずに海外移住すると、行ってから失敗することになります。

そこで実体験から、ブルガリア移住のデメリットを紹介していきますね。

 

【ブルガリア移住のデメリット】

 

上記のとおり、7つを挙げました。

順番に見ていきます。

 

❶ キリル文字（ブルガリア語アルファベット）のため表示が分かりにくい

 

ブルガリアの公用語はブルガリア語で、キリル文字が使われています。

アラビア文字ほど難解ではありませんが、英語のアルファベットとは違うので、バスターミナルやお店などの表示が読みにくいところがあります。

 

アルファベットと同じ形状の文字もありますが、発音は違ったりします。

なので勘違いしやすい部分もあるんですよね。

 

しばらく滞在していると見慣れてくるので、キリル文字も何となくは読めるようになるはずです。

最初は難しいので、ある程度は勉強しておくといいですよ。

 

❷ 英語の通用度が低い

 

ヨーロッパでは英語が通じるイメージがありますが、ブルガリアでは英語の通用度は低いです。

観光地や大都市から離れると、英語が通じにくくなります。

 

単語も理解してもらえない場面もあるので、買い物などで困るケースもあるかもしれません。

英語の表示も少ないので、キリル文字が読めるようになっておくと役に立ちます。

 

ただ、隣国のトルコに比べれば、ブルガリアでの英語の通用度はまだ高いです。

若い世代ほど英語が話せる傾向があるので、困ったら若い人に話しかけてみましょう。

 

❸ 日本食（和食）が手に入りにくい

 

ブルガリアは日本人があまりいないこともあり、和食が食べられるレストランや日本食材店は少ないです。

ソフィアには日本食材店やアジア食材店がいくつかありますが、大都市以外だと日本食材はなかなか買えません。

 

「海外でも基本的には日本食が食べたい」という場合は、ちょっと厳しいかもしれません。

それに日本食ばかりの食事にすると、経済的にも高くつきます。

 

ただ、近年は昔に比べて寿司屋が増えていて、和食の人気が出てきているようです。

しょうゆなど簡単な調味料は、一般のスーパーでも買えますよ。

 

❹ 野犬（野良犬）が多い

 

ブルガリアに行くと、野犬（野良犬）や野良猫をよく見かけます。

街中ではおとなしい犬が多いので、それほど心配することはありません。

 

でも人が少ない場所やちょっとした空き地で遭遇すると、吠えられることもあります。

かまれると狂犬病のリスクもあるので、道が通りにくくなったりするケースも。

 

実際に住民や観光客の野犬による被害も報告されているので、刺激しないよう注意しましょう。

たとえ犬が好きでも、気軽に近寄って触れたりするのは避けた方が良いですね。

 

❺ 日本人は街中で目立つ

 

ブルガリアはヨーロッパの中でも、滞在している日本人が少ない国の1つです。

在留邦人数は、約200人ほどしかいません。

 

日本人に限らず東洋人をあまり見かけないので、街中にいると目立ちます。

何となく視線を感じたり、声をかけられたりすることもあるので、落ち着かないことがあるかもしれません。

 

ただ、人種差別的な対応や不快に思う声かけを受けたことは、実体験としてはありません。

他のヨーロッパの国に比べれば、日本人として嫌な思いをするケースは少ないと思います。

 

❻ 治安に注意が必要

 

ブルガリアの治安は、世界的なレベルで言えばそれほど悪くありません。

でも犯罪発生率は日本に比べるとかなり高く、日本人も被害に遭っています。

 

日本人は見た目が明らかに違うので、狙いやすい外国人観光客として見られるんですよね。

以前にソフィアでカップルを装ったスリに後をつけられたことがあり、何も被害には遭いませんでしたが、注意は必要と感じました。

 

現金は盗まれたら戻ってこないので、多額を持ち歩くのは控えましょう。

クレカなら盗まれて不正利用されても後から補償されるし、もし犬にかまれても治療費がおりるカード付帯保険もあるので、カード払い中心にするとセキュリティ面で安心です。

 

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❼ 長期的な移住が難しい

 

ブルガリアにパスポートのみ（ビザなし）で入国する場合、「90日間まで（連続した180日間のうち）」滞在できます。

2024年にシェンゲン協定に加盟したため、加盟している多数のヨーロッパ諸国の「合計で90日まで」となり、加盟前よりも長期滞在しづらくなりました。

 

90日以上滞在する場合は、「長期滞在ビザ（Dタイプ）」の取得が必要です。

ただし、就労ビザでの取得は難しくなっています。

 

ブルガリアでは日系企業の進出はかなり少なく、駐在員で働ける機会はなかなかありません。

現地就職は東南アジアなどに比べてハードルが高く、ブルガリア人の配偶者がいない限り厳しいので、まずは90日（3ヶ月）のお試し移住してみることからおすすめします。

 

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② ブルガリア移住の魅力的なメリットとは【気候・旅行・生活】

 

前のパートで、ブルガリア移住のデメリット7つを見てきました。

「デメリットばかり言われると、やっぱり海外移住って辛そう...。」と思ってしまいますよね。

 

もちろんデメリットだけでなく、ブルガリアには魅力的なメリットがあります。

そんなメリットについても、ここで簡単に触れておきますね。

 

【ブルガリア移住の魅力的なメリット】

 

夏でも湿度が低く、エアコンを使わなくても過ごせる

ブルガリアの夏は30℃を超えて暑さを感じることもありますが、湿度が低いのでジメジメした不快さはありません。

空気がカラッとしているので、直射日光の当たらない部屋の中では、エアコンなしでも過ごせます。

 

特にソフィアは高原都市（標高は約550m）で、涼しい夏を過ごせる首都として知られています。

真夏でも午前中は20℃～25℃ほどで晴天が続き快適な気温なので、毎日心地よくのんびり散歩が楽しめますよ。

 

観光客がそれほど多くないので、移住中の旅行がマイペースで楽しめる

ブルガリアは観光地としてはメジャーではないので、観光客はあまり多くありません。

なので観光シーズンでもそれほど混雑せず、ゆっくり旅行できるんですよね。

 

リラの僧院やプロヴディフの旧市街などの文化遺産だけでなく、山や海もあり自然の中でハイキングなども楽しめます。

のんびりできる素朴な村も多いので、時間の取れるブルガリア移住ならマイペースで回れるはずです。

 

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野菜や果物は安くて新鮮なものが買えるので、自炊中心にすると経済的に過ごせる

ブルガリアは食料自給率が170%を超えるほどの農業国であり、世界的な物価高の中でも野菜や果物は安く買えます。

スーパーではキロ単位で量り売りで売っていますが、市場などのマーケットでは新鮮な野菜がお得に買えることも多いです。

 

味も良いので、ブルガリアで自炊するのは楽しかったですね。

ブルガリアでもレストランなどで外食するとそれなりに高くつくので、ブルガリア移住では自炊中心にすると安く過ごせておすすめです。

 

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③ まとめ：海外移住で失敗しないためにも、デメリットの情報も事前に必要

 

本記事では、「ブルガリア移住で知っておくべきデメリット 7選」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【ブルガリア移住のデメリット】

 

【ブルガリア移住の魅力的なメリット】

 

ブルガリアは日本人には馴染みのない国なので、あまりよく知らないですよね。

旅行なら楽しめても、生活をともなう移住では事前の情報が不可欠です。

 

海外移住では良い情報ばかり目につきますが、生活環境の違いで悩むことも多いです。

「こんな辛いとは思わなかった」などと後悔しないためにも、デメリットの内容も事前に知っておくことが大切です。

 

ブルガリアはヨーグルトだけでなく、ビールも格安で楽しめるので、お酒好きにはうれしい国です。

海外移住がその後の人生で大きな経験になるのは間違いないので、ぜひ海外に踏み出してみてください。

 

 

 

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