どんなメリット・デメリットがあるかな?
こんにちは、キベリンブログです。
季節労働はメリハリがあって、ライフスタイルを優先させたい人に向くイメージですよね。
今回は、「季節労働で稼ぐライフスタイルのメリット・デメリット」について、紹介します。
【本記事の内容】
ITエンジニアとして海外転職などを経た後、フリーランスでサイドFIRE生活をしています。
サイドFIREにも向いている、季節労働について紹介していきますね。
① 季節労働とは?どんな仕事があるのか【具体例と季節雇用の保険】
自然豊かで空気がきれいな山や、透き通った青い海の近くに、少しでもいいから住んでみたいと思うことはありますよね。
「季節労働」は、お金を稼ぎながら、いろんな場所に住むことが可能なライフスタイルです。
季節労働とは
季節労働は、夏や冬など一定の季節だけ働くことです。
例えば、夏の間だけオープンする海の家や、冬から春先までのスキー場などはイメージしやすいですよね。
「リゾバ(リゾートバイト)」も季節労働のひとつです。
他には農閑期のある農業もそうですね。
一定期間という意味では期間工なども当てはまり、意外といろいろな職種・業種があります。
季節労働の具体例
・北アルプスの山小屋
・長野県にあるスキー場の飲食店
・夏の間の大根やニンジンの収穫作業
・東北地方の特殊車両による除雪作業
・北海道での鮭の水産加工(シャケバイ)
・電子部品を製造する生産ラインでの期間工
季節労働の具体例をあげると、上記のとおりです。
簡単に思いつくものだったり、有名で聞いたことがあるものもあると思います。
日本は南北に長くて四季があるので、本当にいろんな季節労働があるんですよね。
観光資源も豊富だし、旅行が好きな人には向く仕事があるはずです。
季節労働の求人に特化したサイトもあるので、調べてみてくださいね。
【季節労働向けに特化した求人情報サイト】
・リゾートバイト.net : 北海道から沖縄まで、温泉・海・山などのリゾートバイト求人サイト。住居つきの求人や、リゾバに対する案内や情報も豊富
・入寮ドットコム : 全国の「寮付求人」を一発比較できるサイト。ドライバー職や製造系、リゾート系など、いろんな業種の求人に対応
季節雇用は、短期雇用特例被保険者に(雇用保険)
季節的に雇用されたり、短期の雇用につくことを「季節雇用」と呼んでいます。
(季節労働者でも、季節に関係なく1年を通して雇用することは「通年雇用」といいます)
働く期間(雇用契約の長さ)は従事する季節労働にもよりますが、短期で1~2か月、長期だと半年以上のものもあります。
「季節雇用は保障とかなさそうだし、失業保険なんてないんじゃないの?」と思ったりしますよね。
でも実は、「失業手当(特例一時金)」をもらえる季節雇用もあります。
「短期雇用特例被保険者」に該当すれば、季節労働が終わった後に失業保険を受給できます。
※詳しい条件などは、「【失業保険】短期で特例一時金がもらえる条件とは【40日分を一括】」をご覧ください。
② 季節労働で働くメリットとは【3選】
一般的な働き方とは異なる季節労働ですが、もちろんメリットとデメリットがあります。
まずは、メリットを見ていきますね。
【季節労働のメリット】
❶ 決まった期間で、いろいろな場所に行ける
❷ まとまったお金が稼げて、支出も減りやすい
❸ 働く期間と休む期間をわけた、メリハリのあるライフスタイルが可能
❶ 決まった期間で、いろいろな場所に行ける
夏は北海道、冬は沖縄など、旅行感覚で快適な時期にいろんな場所へ行きます。
どのくらい住むか決まっていないと、「何年も住むのはちょっと...。」と思うこともありますよね。
でも季節労働なら何年も住み続けるわけではないので、気軽に行きやすくなります。
すこしずつ、いろんな場所での在住経験を積めるのは、旅行と違って良い点ですね。
❷ まとまったお金が稼げて、支出も減りやすい
決められた期間はきっちり働くので、短期間でまとまったお金が稼げます。
収入がどのくらいになるか見えやすいのもメリットですね。
また支出に目を向けると、住み込みの場合や地方であることも多いので、住居費はかなり安くなります。
お金を使う機会も多くないので、節約のストレスもなく支出は自然に減りますね。
❸ 働く期間と休む期間をわけた、メリハリのあるライフスタイルが可能
季節労働は、「シーズンの4か月間だけまとめて働く」といった働き方が多いです。
その分、それ以外の時期は長期でも休みが取りやすいんですよね。
例えば海外旅行が好きなら、1か月とか長期休暇の期間を取って、いろんな国を回ったりできます。
「働く期間」と「休む期間」を数か月単位でわけたライフスタイルも可能ですね。
③ 季節労働で働くデメリットとは【3選】
前のパートでは、季節労働のメリットを紹介しました。
続いて、デメリットも確認しておきましょう。
【季節労働のデメリット】
❶ 体力が必要になる場面が多い
❷ 年間を通して仕事が安定しない
❸ 通常の雇用と比べて、社会保険が薄くなる
❶ 体力が必要になる場面が多い
季節労働はアウトドア系など屋外での仕事が多くなります。
その名のとおり、季節による暑さや寒さの影響がありますね。
イスに座りながらのデスクワークとは違うので、体力的な面で厳しさがあります。
逆の見方をすれば、自然の中などで健康的に鍛えられるとも言えますね。
❷ 年間を通して仕事が安定しない
季節労働でも「通年雇用(季節労働者でも1年を通して雇用する)」の仕事もありますが、少ないのが実情です。
そのため働く期間が終わると、また新たな仕事を探す必要があります。
なので収入の安定性には欠ける面がありますね。
中には毎年繰り返して雇用してくれるところもあるので、そういったところを見つけておくと良いかもしれません。
❸ 通常の雇用と比べて、社会保障が薄くなる
短期間で仕事を変える場合、空白期間の社会保険は「国民年金」と「国民健康保険」になります。
そのため通常の雇用と比較すると、社会保障の面が薄くなってしまうんですよね。
ただ、雇用保険は「短期雇用特例被保険者」に当てはまれば、「特例一時金」の失業手当がもらえます。
季節雇用でも雇用保険の受給資格があったりするので、事前に知っておくと安心ですね。
※特例一時金に関する詳しい内容は、「【失業保険】短期で特例一時金がもらえる条件とは【40日分を一括】」で紹介しています。
④ まとめ:稼ぐときは稼いで、休むときは休む。メリハリのあるライフスタイルも魅力
本記事では、「季節労働で稼ぐライフスタイルのメリット・デメリット」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【季節労働とは】
・季節労働は、夏や冬など一定の季節だけ働くこと
・季節雇用には、「短期雇用特例被保険者」に当てはまる雇用保険もある
【季節労働のメリット】
❶ 決まった期間で、いろいろな場所に行ける
❷ まとまったお金が稼げて、支出も減りやすい
❸ 働く期間と休む期間をわけた、メリハリのあるライフスタイルが可能
【季節労働のデメリット】
❶ 体力が必要になる場面が多い
❷ 年間を通して仕事が安定しない
❸ 通常の雇用と比べて、社会保険が薄くなる
季節労働と聞くと、不安定なイメージが強いかもしれません。
でも決められた期間はきっちり働くので、まとまったお金を稼ぐのには向いています。
仕事のない期間は長期で休みも取れるので、混雑を避けてのんびり旅行を楽しんだりもできます。
「稼ぐときは稼いで、休むときは休む。」といったメリハリのあるライフスタイルが送れるんですよね。
興味があったら、まずは「一定期間だけ試してみて、自分に心地よければ続ける」といった感覚でいると動きやすいと思います。
働き方を変えるきっかけになれば、幸いです。
【季節労働向けに特化した求人情報サイト】
・リゾートバイト.net : 北海道から沖縄まで、温泉・海・山などのリゾートバイト求人サイト。住居つきの求人や、リゾバに対する案内や情報も豊富
・入寮ドットコム : 全国の「寮付求人」を一発比較できるサイト。ドライバー職や製造系、リゾート系など、いろんな業種の求人に対応
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