申請する時の状況とか知りたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
パスポート申請の混雑状況など、事前にどんな雰囲気なのか知っておきたいですよね。
今回は、「パスポート更新の体験談と、混雑回避のコツ」について紹介します。
【本記事の内容】
2022年2月末、パスポートの更新(切替申請)をしてきました。
5分で終わった体験談と、混雑回避のコツを語っていきます。
※パスポート更新の概要については、「【海外移住】パスポート更新いつする?申請と目安時期【ビザも影響】」をご覧ください。
① パスポートの更新(切替申請)の体験談【東京でも5分で完了】
パスポートの有効期限が切れるギリギリで、「パスポートセンター(東京エリア)」に行って更新をしてきました。
申請者数のトップ3の都道府県は、「東京・神奈川・大阪」です。(旅券統計 参照)
東京での申請でも、混雑をうまく回避できたので、「たった5分」で手続きを完了できました。
実体験での申請の流れは、以下のとおりです。
【パスポート更新(切替申請)の流れ】
❶ パスポートセンターの入口で、係員に「申請」or「受取」を告げる【10秒】
❷ 整理券の窓口で、必要書類の簡単なチェックを受けて整理券をもらう【2分】
❸ 整理券の番号が呼ばれるまで、待機スペースで待つ【1分】
❹ 申請の窓口で、受取に関する説明と旅券(パスポート)引換書を受け取る【2分】
流れとしては、上記の4つです。
それぞれ説明していきますね。
❶ パスポートセンターの入口で、係員に「申請」or「受取」を告げる【10秒】
パスポートセンターは、午前9時からやっています。
早い時間帯の方が空いているので、9時30分頃に到着しました。
入口には、順番待ちを整理するためのポール(パーティションベルト)があったのですが、誰も待っていませんでした。
係員が立っていて、「申請ですか?受取ですか?」と質問されます。
「更新の切替申請です」と告げると、次に「申請書はお持ちですか?」と聞かれます。
事前に記入済みの申請書を準備していたので、すぐに整理券の窓口へ行くよう案内され、中に入りました。
【申請書をその場(パスポートセンター)で書く場合の注意】
もし申請書(一般旅券発給申請書)を準備していなければ、申請書を記入する場所があるので、その場で準備できます。
ただし、「本籍(番地まで)」や「緊急連絡先」の情報が必要なので、事前に確認しておくのを忘れないようにしましょう。
行く前に申請書を準備しておくと、スムーズに申請できるのでオススメです。
上記リンク先からダウンロードして印刷できるし、役所などにも置いてありますよ。
❷ 整理券の窓口で、必要書類の簡単なチェックを受けて整理券をもらう【2分】
窓口は「受領」「整理券」「申請」など、種類がいくつか分かれています。
更新は「申請」になりますが、まずは「整理券」の窓口へ行きます。
他に誰もおらず「待ち人数ゼロ」の状態だったので、すぐに受け付けてもらえました。
ここで、必要書類(申請書・写真・更新前のパスポート)を提示します。
記入漏れや写真の不備がないかなど、簡単なチェックを受けました。
特に問題はなかったので、更新前のパスポートと整理券を渡され、整理券の番号が呼ばれるまで待つよう案内されます。
受け付けてくれたスタッフの対応は丁寧で、不快に感じることはなかったですね。
❸ 整理券の番号が呼ばれるまで、待機スペースで待つ【1分】
待つ人のために広めの待機スペースがあり、長イスが並んでいます。
まったく混雑していなかったので、待った時間は「1分ほど」で済みました。
❹ 申請の窓口で、受取に関する説明と旅券(パスポート)引換書を受け取る【2分】
整理券の番号が呼ばれ、座席が用意されている申請の窓口へ向かいます。
新しく発行されるパスポートの受け取りの説明を受けます。
【パスポート受取に関する説明】
・パスポートの交付予定日(約1週間後が目安)
・パスポートの受け取りに必要なもの(旅券引換書と手数料)
・更新前のパスポートの一時預かりと返却
ここで、パスポート受領時に必要となる「旅券(パスポート)引換書」を受け取りました。
説明を受けた内容は旅券引換書に書いてあるので、聞き逃してしまったとしても大丈夫です。
更新前のパスポートについては、新たなパスポート受取まで預けることになります。
「パスポート受取時に、穴をあけた状態(失効処理)で返却します」とのことでした。
以上4つの流れで、パスポート更新(切替申請)は終了です。
「たった5分」で完了したので、かなりラクに終われましたね。
※新しいパスポートの「受取」については、交付予定日以降に受け取る必要があります。
受け取りの体験談については、「【経験談】パスポート受取まで何日かかる?【当日の待ち時間も紹介】」をご覧ください。
② パスポート更新時に聞かれた、6つの内容とは【要注意】
パスポートの更新(切替申請)にあたって、いくつか聞かれたことがありました。
質問の内容と、それに関わる注意点も簡単にまとめておきますね。
【パスポート更新時に聞かれたこと】
❶ パスポート用の写真は、いつ撮ったのか?
❷ 本籍に変更はないか?
❸ 住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)で確認しても良いか?
❹ 申請書の「所持人自署」は、自分で署名したか?
❺ 更新前パスポートの残りの有効期間は、切り捨てになるが良いか?
❻ 有効なビザはないか?
❶ パスポート用の写真は、いつ撮ったのか?
写真は、「申請日から6か月以内に撮影されたもの」と決まりがあります。
現在の容貌とあまりに違う写真だと拒否されたりするので、注意してくださいね。
❷ 本籍に変更はないか?
更新(切替申請)では、戸籍謄本は必要ありません。
ですが本籍に変更がある場合は、戸籍謄本が必要になります。
❸ 住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)で確認しても良いか?
住民登録のある都道府県のパスポートセンターでの更新なら、住民票は必要ありません。
ただし、住基ネットでの確認を断った場合は、住民票が必要です。
❹ 申請書の「所持人自署」は、自分で署名したか?
もしあなたが署名していない場合は、記入者の氏名などが必要になります。
特別な理由がない限りは、あなた自身で署名した方が安心ですね。
❺ 更新前パスポートの残りの有効期間は、切り捨てになるが良いか?
更新(切替申請)は、有効期間が「1年未満」になると可能です。
できるだけ切り捨てされる期間を減らすなら、「期限ギリギリ」の更新がおすすめですね。
❻ 有効なビザはないか?
有効なビザがある場合、国によって新たにビザの取り直しが必要になります。
どんな取扱いになるのか、事前に確認しておきましょう。
③ パスポートの申請時に混雑を回避する方法【4つのコツ】
前のパートで紹介したとおり、「待ち人数ゼロ」だったので、パスポートの更新(切替申請)は「5分」で終わりました。
空いていた背景は、新型コロナウイルスの影響が大きいですね。
コロナ前の2019年の申請者数は「約436万人」だったのに対し、2021年の申請者数は「約51万人」まで減っています。
(旅券統計 より)
ただ、2023年以降は各国で入国規制が緩和されているので、パスポート申請者も増えてきています。
それを踏まえた上で、混雑を回避するコツを紹介しておきますね。
【パスポート申請で混雑を回避するコツ】
・連休前後(お盆、GW、年末年始)の時期は避ける
・月曜(休日明け)と金曜(休日前)は避ける
・午前中の早い時間帯(10:30くらいまで)に行く
・リアルタイムの「窓口混雑状況配信」を確認する
それぞれ順番に見ていきましょう。
連休前後(お盆、GW、年末年始)の時期は避ける
パスポートの申請は、連休の前後に集中しています。
「お盆・ゴールデンウィーク・年末年始」の時期ですね。
最も混雑するので、この時期はやめた方が無難です。
1時間以上とか待たされることもありますので。
月曜(休日明け)と金曜(休日前)は避ける
週明けの月曜や、週末前の金曜は、申請数が増える傾向があります。
他の曜日よりも混雑することが多いので、できるだけ月曜と金曜は避けましょう。
祝日がある週は変わってくるので、要注意ですね。
午前中の早い時間帯(10:30頃まで)に行く
パスポートセンターの営業時間は場所によって違いますが、午前中の早い時間帯が空いています。
9時からやっているところが多いので、「9:00から10:30頃まで」には行きましょう。
11時頃になると、混雑するケースが増えてきますので。
リアルタイムの「窓口混雑状況配信」を確認する
都道府県にもよりますが、パスポートセンターの混雑状況がリアルタイムで公開されています。
例えば、「東京都の窓口混雑状況配信」なら、「新宿・有楽町・池袋・立川」の各場所の待ち人数や待ち時間がわかるようになっています。
申請場所が近ければ、混雑状況を確認してから行くこともできますよね。
「大阪府のパスポートセンター」でも混雑状況を公開しており、最近は混雑状況がわかる場所が増えています。
あなたが行く申請場所でも公開されていないか、確認してみてくださいね。
※2023年3月27日から、更新(切替申請)のオンライン対応が開始されています。
詳しい内容は、「パスポートがオンライン申請可能に【5つの対応】」をご覧ください。
④ まとめ:事前に混雑回避のコツを押さえて、パスポート申請に行こう
本記事では、「パスポート更新の体験談と、混雑回避のコツ」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【パスポート更新(切替申請)の流れ】
❶ パスポートセンターの入口で、係員に「申請」or「受取」を告げる【10秒】
❷ 整理券の窓口で、必要書類の簡単なチェックを受けて整理券をもらう【2分】
❸ 整理券の番号が呼ばれるまで、待機スペースで待つ【1分】
❹ 申請の窓口で、受取に関する説明と旅券(パスポート)引換書を受け取る【2分】
【パスポート更新時に聞かれたこと】
❶ パスポート用の写真は、いつ撮ったのか?
❷ 本籍に変更はないか?
❸ 住基ネット(住民基本台帳ネットワークシステム)で確認しても良いか?
❹ 申請書の「所持人自署」は、自分で署名したか?
❺ 更新前パスポートの残りの有効期間は、切り捨てになるが良いか?
❻ 有効なビザはないか?
【パスポート申請で混雑を回避するコツ】
・連休前後(お盆、GW、年末年始)の時期は避ける
・月曜(休日明け)と金曜(休日前)は避ける
・午前中の早い時間帯(10:30くらいまで)に行く
・リアルタイムの「窓口混雑状況配信」を確認する
パスポート更新(切替申請)は、「待ち人数ゼロ」であれば "5分" で完了できます。
空いている午前中の早い時間に行ったことも良かったですね。
混雑していると、手続きが終わるまで1時間以上かかることもあります。
混雑を回避するコツを事前に押さえて、パスポート申請に行ってくださいね。
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