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テストエンジニアに有益なJSTQB認定資格【転職にも役立つ】

テストエンジニアに有益なJSTQB認定資格【転職にも役立つ】

 

お悩み相談
テストエンジニアとしてスキルアップしていきたいけど、役に立つ資格って何だろう?

 

こんにちは、キベリンブログです。

テストエンジニアは、IT系職種の入口としても知られている職種です。

今回は、スキルアップを図れる「テストエンジニアに有益なJSTQB認定資格」を紹介します。

 

【本記事の内容】

① テストエンジニアに有益なJSTQB認定資格とは?

② JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット【転職にも役立つ】

③ まとめ:JSTQB認定資格の取得を、脱テスターのきっかけにしよう

 

テストエンジニアの経験から、資格を取得しました。

資格手当が出る会社もあるので、給料アップにも役立ちますよ。

 

※テストエンジニアの職種について知りたい方は、「未経験で転職しやすいIT系職種テストエンジニアとは【≠テスター】」をご覧ください。

 

① テストエンジニアに有益なJSTQB認定テスト技術者資格とは?

① テストエンジニアに有益なJSTQB認定テスト技術者資格とは?

① テストエンジニアに有益なJSTQB認定テスト技術者資格とは?

 

テストエンジニア向けの資格は、いくつかあります。

そのうち最も業界で知られている資格が、「JSTQB認定テスト技術者資格」です。

 

Foundation Level 試験(後で説明します)は、テストエンジニアの基本を学べます。

最初に取るべき登竜門的な資格ですね。

 

運営は「JSTQB」という組織が行っていて、ソフトウェアテスト技術者の国際的な資格認定団体「ISTQB」の加盟組織に認定されています。

海外ではテストエンジニアは高く評価されており、JSTQBの資格は海外でも有効になるんですよね。

 

JSTQB認定テスト技術者資格の種類

JSTQB の資格試験は2つのレベルに分かれていて、4つの試験があります。

 

【JSTQBの資格試験の種類】

・Foundation Level 試験(FL試験) → 【基礎レベル】

・Foundation Level 「自動車ソフトウェアテスト担当者」認定試験

・Advanced Level 試験(AL試験) - テストマネージャ

・Advanced Level 試験(AL試験) - テストアナリスト

 

2021年3月より、Foudation Level の「自動車ソフトウェアテスト担当者」試験が開始されています。

今後は確実に伸びていく分野なので、取得すれば世の中のニーズに応えられますね。

 

※Advanced Level の上に「Expert Level」も設定されていますが、試験は行われていません。

 

JSTQBの受験資格

・FL試験:誰でも可能

・Foundation Level 「自動車ソフトウェアテスト担当者」認定試験 : FL試験の合格者

・AL試験:「FL試験の合格」と「関連業務の経験3年以上(業務経歴書を提出)」を満たしていること

 

AL試験、自動車ソフトウェアテスト担当者認定試験を受けるには、「FL試験」の合格が必須です。

まずは、基礎のFL試験を目指しましょう。

 

JSTQB - FL試験の日程

・2022年10月から "CBT試験" の導入により、いつでも受験可能

 

従来は紙による試験のため年2回の決まった日程でしたが、2022年10月から「CBT試験(コンピュータ上で試験を行う)」が導入されています。

好きな時期に、近くの会場で受験できるようになっています。

 

FL試験の問題形式、問題数、試験時間

・問題形式 : 複数の選択肢から正解を選ぶ(選択問題)

・問題数 : 40問

・試験時間 : 60分

 

FL試験の合格率と難易度

合格率は「40% ~ 70%」で推移しており、そこまで難しくはありません。

 

ですが、私の周りでは3分の1くらいは落ちていました。

勉強すれば合格できますが、たとえ業務経験があっても、何もせずに試験に臨むと難しいですね。

 

試験の問題は、専門用語の説明などを問う問題が多いです。

中には「日本語の問題」ともいえる引っ掛けもあるので、そこにも注意が必要ですね。

 

JSTQBの学習方法

次の2通りの方法があり、独学で対応できますよ。

・「JSTQBのホームページ」で公開されている「シラバス(学習事項)」で学ぶ

・参考書「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation」で学ぶ

 

【JSTQBのホームページで公開されているシラバス】

JSTQBのホームページ では「シラバス(学習事項)」が公開されており、ダウンロードできます。

ただ、シラバスは細かい字面で書かれているので、集中して読み続けるのはちょっと大変ですね。

 

事前知識があるなら、シラバスでの学習でも大丈夫です。

 

【参考書「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation」】

FL試験向けに、参考書「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation」が出ています。

シラバスより読みやすくて、問題集もついているので、未経験なら参考書での学習が良いですね。

 

なお、FL試験の受験料は「22,000円(税込)」と安くはありません。

でも参考書を買って一発で合格すれば、結果的には損しないはずです。

 

 

JSTQB - FL試験の学習時間

私の経験では、テストの知識はあまりない状態で「2~3か月(1日1時間ペース)」ほど「ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation」を使って学習し、合格しました。

 

知識ゼロからでも、「90時間」ほど勉強すれば、合格できますよ。

 

JSTQBの学習のコツ

参考書やシラバスに出てくる内容を、すべて暗記するレベルまでは求められていません。

 

問題は選択形式です。

全体の流し読みを繰り返して、「選択できるレベル」までもっていけばOKです。

 

後は参考書についている問題を繰り返し解いて、慣れておきましょう。

 

② JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット【転職にも役立つ】

② JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット【転職にも役立つ】

② JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット【転職にも役立つ】

 

JSTQBを取得すると、以下のようなメリットがあります。

 

【JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット】

・業界で知られているので、ある程度テストエンジニアとして認められる

・ソフトウェアテストのことを、体系的に学べる

・昇給や昇進に使う会社が多く、取得を必須としているところもある

 

業界内で認知度があるので、ある程度テストエンジニアとして認められる

IT業界と無関係なら知らないかもしれませんが、「テスト業界では最も認知度の高い資格」です。

JSTQBを取っておくと、「単なるテスターではない」ことを言わなくても示せます。

 

もし未経験でテストエンジニアへ転職を目指すなら、JSTQBがあれば以下のメリットを受けられます。

【未経験でJSTQB認定資格を取っておくメリット】

・テストエンジニアを目指す本気度が伝わりやすい

・持っていない人と比較したときは、有利になる

 

もちろん資格だけで採否は決まりません。

ですが、プラスには作用してくれますよ。

 

ソフトウェアテストのことを、体系的に学べる

上から指示されたテストだけをやっている人のことを、「テストエンジニア」と思っているかもしれません。

 

しかし、それは「テスター」です。

テスターの仕事は、「テストエンジニアの仕事のほんの一部」に過ぎません。

 

テスターのままでいると、テスト実施以外のことを勉強する機会がありません。

どうスキルアップしていけば良いのか、わからないですよね。

 

JSTQB取得を通して、テストのことを全体的に学ぶきっかけになります。

 

昇給や昇進に使う会社が多く、取得を必須としているところもある

繰り返しですが、JSTQB認定資格は業界内では知られている資格です。

なので、テストエンジニアの昇給や昇進に使う会社も多いんですよね。

 

受験費用の補助や、資格手当を出してくれる会社もあります。

私の場合は、3,000円の資格手当がもらえました。

 

資格手当が出るとモチベーションも上がるし、大きいですよね。

 

③ まとめ:JSTQB認定資格の取得を、脱テスターのきっかけにしよう

③ まとめ:JSTQB認定資格の取得を、脱テスターのきっかけにしよう

③ まとめ:JSTQB認定資格の取得を、脱テスターのきっかけにしよう

 

本記事では、「テストエンジニアに有益なJSTQB認定資格」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【JSTQB認定テスト技術者資格の種類】

・Foundation Level 試験(FL試験) → 【基礎レベル】

・Foundation Level 「自動車ソフトウェアテスト担当者」認定試験

・Advanced Level 試験(AL試験) - テストマネージャ

・Advanced Level 試験(AL試験) - テストアナリスト

 

【JSTQB認定テスト技術者資格を取得するメリット】

・業界では認知されているので、ある程度テストエンジニアとして認められる

・ソフトウェアテストのことを、体系的に学べる

・昇給や昇進に使う会社が多く、取得を必須としているところもある

 

IT系職種の中では、未経験者でも入りやすいのがテストエンジニアです。

しかし、テスト実施だけを行うテスターのままでいると、スキルは伸びないし、高給も望めません。

 

スキルのあるテストエンジニアなら、月収「30万~50万」のレンジとなる高給も可能です。

 

テストエンジニア向けの案件は求められるスキルで変わりますが、未経験者でも受け入れてくれる案件や、時給 2,000円~3,000円(月収 30万~50万)の「高単価案件」も豊富です。

テストエンジニアを目指す人、高単価の案件を探したい人は、案件をチェックしてみてください。

 

テスト設計やテスト計画などの上流工程へ進むためにも、JSTQB認定テスト技術者資格を取得して、「テスター」は早めに卒業してくださいね。

 

 

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