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【数万円戻る】確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ【退職者向け】

2021/02/12

【数万円戻る】確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ【退職者向け】

 

お悩み相談
年の途中で退職したら、確定申告すれば税金が返ってくるんだよね?
でも確定申告って、難しそうで面倒だからイヤだなぁ...。

 

こんにちは、キベリンブログです。

確定申告は難しそうなイメージが強いので、腰が重くなりますよね。

今回は、年の途中で退職した人向けに、「確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ」を紹介します。

 

【本記事の内容】

① 年の途中で退職して年内に再就職しなかったら、確定申告が必要【環付金あり】

② 確定申告の手続きの流れ【4つのステップ】

③ 確定申告書の「作成時」に必要な書類【手書きでの申告書作成】

④ 確定申告書の「提出時」に必要な書類【税務署に提出 or 郵送】

⑤ まとめ:確定申告は思ったよりも簡単だったので、手続きしないと損!

 

年の途中で退職したときに、確定申告をしました。

思ったより簡単だったので、経験をベースに初めての人へ語っていきますね。

 

※【補足】退職時にやるべき手続きリスト一覧は、「【手続きリスト】退職後にやるべきことをまとめ一覧で解説【要確認】」で紹介しています。

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① 年の途中で退職して年内に再就職しなかったら、確定申告が必要【環付金あり】

① 年の途中で退職して年内に再就職しなかったら、確定申告が必要【環付金あり】

① 年の途中で退職して年内に再就職しなかったら、確定申告が必要【環付金あり】

 

確定申告は、翌年の2月~3月に行う手続きです。

最初に、「どんな退職をしたら確定申告をする必要があるのか?」を、簡単に説明しますね。

 

【退職ケース別での確定申告の必要性】

・年の途中で退職し、年内に再就職せず : 確定申告が必要(年末調整が未実施)

・年の途中で退職し、年内に再就職した : 確定申告は不要(再就職の会社で年末調整を実施)

 

上記のとおりで、「年内に再就職せず、無職で年を越した人」は、確定申告が必要です。

 

確定申告すれば、環付金を受け取れる【数万円以上は戻る】

会社員の場合は、いつも会社が「年末調整」をやってくれています。

この年末調整によって、納め過ぎた税金が返ってきます。

 

ところが、年の途中で会社を辞めて年を越すと、この「年末調整」が行われません。

なので、確定申告をすれば、納め過ぎた税金が取り戻せるというわけですね。

 

戻ってくる環付金は、少なくとも「数万円以上」になる人がほとんどです。

確定申告しないと損するので、しっかりやっておきたいですよね。

 

※【補足】海外移住する人が行う「準確定申告」については、「海外移住前に行うべき準確定申告と納税管理人【海外転職者は必須】」をご覧ください。

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② 確定申告の手続きの流れ【4つのステップ】

② 確定申告の手続きの流れ【4つのステップ】

② 確定申告の手続きの流れ【4つのステップ】

 

確定申告の手続きは、4つのステップで行っていきます。

 

【確定申告の手続きと流れ】

・STEP1 : 必要書類を準備する

・STEP2 : 確定申告書を作成する

・STEP3 : 作成した申告書を税務署に提出する【2月~3月】

・STEP4 : 環付金を受け取る(口座振込)

 

STEP1 : 必要書類を準備する

確定申告をするにあたって、以下の書類が必要になります。

確定申告書

源泉徴収票

・本人確認書類(※マイナンバーがわかる書類も必要)

・所得控除となるものの証明書(※控除がある場合のみ必要)

添付書類台紙(※確定申告書を「郵送」で提出する場合のみ必要)

 

必要なタイミングは、確定申告書の「作成時」と「提出時」に分かれます。

詳細は、後のパートで解説していきますね。

 

STEP2 : 確定申告書を作成する

退職した会社から受け取った源泉徴収票を見ながら、確定申告書を作成していきます。

申告書は、おもに「収入」「所得」「控除」などの金額を記入します。

 

退職前の給与収入だけなら、あまり記入するところはないので、安心してくださいね。

ちなみに、「失業保険の収入は非課税」なので、確定申告書に金額の記入は「不要」です。

 

退職後に払った社会保険料(年金や健康保険)も、所得控除できます。

控除証明書(国民年金保険料の例)や領収証があるなら、その金額も申告書に記入していきます。

 

【税務署の確定申告会場について】

税務署には「確定申告会場」があり、そこに行けば書き方を相談しながら作成できます。

(確定申告会場は、申告書を提出する場所とは別に設けられている)

ですが、確定申告会場で申告書を作成するのは、あまりおすすめしません...。

なぜなら、とにかく「大混雑する」からですね。

入場には整理券が必要だったり、1~2時間は待つ必要があったりします。

申告書の作成は難しくないので、自宅などでの作成をおすすめします。

 

※【補足】確定申告書の書き方は、「確定申告書の書き方を、画像で解説【10分で完了】」をご覧ください。

 

STEP3 : 作成した申告書を税務署に提出する【2月~3月】

2021年の申告期間は、「2021年4月15日 まで」に延長されています。

(新型コロナウイルスの影響で発令された緊急事態宣言と重なったため)

 

「2月~3月の申告期間」に、作成が完了した申告書を税務署に提出します。

提出には、3つの方法があります。

 

【確定申告書の提出方法】

・方法1 : 税務署に行って、受付に提出する【身分証や添付書類は提示だけでOK】

・方法2 : 税務署に郵送する【身分証のコピーと添付書類の提出が必要】

・方法3 : e-Tax で申告する【事前準備に手間がかかる】

 

方法3の「e-Tax」を利用するとオンラインで申告できるのですが、事前準備がちょっと面倒です。

マイナンバーカードが必要だったり、税務署へ行ってIDとパスワードの発行が必要だったりします。

 

翌年以降も確定申告を継続して行う予定の人は、e-Tax はメリットがあります。

転職の間の一時的な退職のような「取り急ぎだし、とりあえず今回だけ」ということなら、手書きの申告書の方が早いです。

 

本記事は「中途退職した人向け」なので、すぐにできる手書きの申告書を提出する方法を説明していきますね。

 

STEP4 : 環付金を受け取る(口座振込)

納め過ぎた税金は、環付金として確定申告書に記入した口座に振り込まれます。

振り込みが行われるタイミングで、案内のハガキが届きます。

 

環付金の振り込みは、確定申告書の提出から「3週間 ~ 2か月」ほどかかります。

かかる時間に幅がある理由は、対応する税務署の混雑状況が影響するからですね。

 

以上の4ステップが、確定申告の手続きの流れです。

以降のパートで、確定申告書の「作成時」と「提出時」で必要な書類をくわしく見ていきましょう。

 

③ 確定申告書の「作成時」に必要な書類【手書きの申告書作成】

③ 確定申告書の「作成時」に必要な書類【手書きの申告書作成】

③ 確定申告書の「作成時」に必要な書類【手書きの申告書作成】

 

確定申告書の「作成時」に必要な書類は、以下のとおりです。

 

【確定申告書の作成時に必要な書類】

確定申告書A(税務署で受け取る or インターネットから印刷する)

退職した年の源泉徴収票(会社から発行される)

 

確定申告書A(税務署で受け取る or インターネットから印刷する)

確定申告書A

確定申告書A

 

確定申告書には、「A」と「B」があります。(上の画像は国税庁のHPより引用)

AとBの違いを簡単にまとめると、以下のとおりです。

 

確定申告書A : 給与所得や年金など、使う人が多い項目だけの簡略版(簡単)

確定申告書B : 全項目が載っていて誰でも使えるが、項目が多くて使いにくい(難しい)

 

年の途中で退職した人は、簡略版の「確定申告書A」を使えばOKです。

確定申告書は税務署で受け取るか、もしくは上記のリンク先から印刷できます。

 

退職した年の源泉徴収票(会社から発行される)

源泉徴収票

源泉徴収票

 

確定申告書には収入金額などを記入しますが、源泉徴収票の内容を転記します。(上の画像は国税庁のHPより引用)

源泉徴収票は、会社から送られてきます。

 

年の途中で退職した人の源泉徴収票は、「年末調整」が終わっていません。

金額が記入済みの項目は少ない状態ですが、記入もれなどではないので、安心してくださいね。

 

もし退職してから2~3週間経過しても受け取っていない場合は、会社に確認しましょう。

ちなみに、「確定申告書への源泉徴収票の添付」は、不要になりました。

 

※【補足】確定申告書の書き方については、「【退職】確定申告書の書き方を、画像で解説【10分で完了】」で解説しています。

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④ 確定申告書の「提出時」に必要な書類【税務署に提出 or 郵送】

④ 確定申告書の「提出時」に必要な書類【税務署に提出 or 郵送】

④ 確定申告書の「提出時」に必要な書類【税務署に提出 or 郵送】

 

次は、確定申告書の「提出時」に必要な書類ですね。

 

【確定申告書の提出時に必要な書類】

・作成済みの確定申告書A

添付書類台紙(※郵送で提出する場合のみ必要)

・本人確認書類(「マイナンバーカード」or「マイナンバーがわかる書類 + 身分証」)

・保険や年金の保険料など所得控除となるものの証明書(※控除がある場合のみ必要)

 

作成済みの確定申告書A

確定申告書A・Bの違いは、前のパートで説明したとおりですね。

作成済みの「確定申告書A」を提出します。

 

添付書類台紙(※郵送で提出する場合のみ必要)

添付書類台紙

添付書類台紙

 

確定申告書を「郵送」で提出する場合のみ必要となる、添付書類を貼り付ける台紙です。(上の画像は国税庁のHPより引用)

添付書類台紙には、後で説明する「本人確認書類(コピー)」と「所得控除となるものの証明書」を貼り付けます。

 

添付書類台紙は税務署で受け取るか、もしくはリンク先から印刷できます。

※確定申告書を税務署へ直接提出しに行くなら、添付書類台紙は不要です。

 

本人確認書類(「マイナンバーカード」or「マイナンバーがわかる書類 + 身分証」)

本人確認書類はマイナンバーカードがあるなら、それだけ(1種類)でOKです。

マイナンバーカードがない場合は、2種類の書類が必要になります。

 

【マイナンバーカードがない場合に必要となる本人確認書類】

・マイナンバーがわかる書類 : 通知カード、住民票など

・身分証 : 免許証、保険証など

 

税務署に行って提出する場合は「提示だけ」でOKなので、コピーを取る必要はありません。

受付の担当者が、目視で確定申告書に記入した氏名とマイナンバーが合っているかを確認します。

 

郵送で提出する場合は、本人確認書類のコピーを添付書類台紙に貼って、申告書と一緒に郵送します。

 

保険や年金の保険料など所得控除となるものの証明書(※控除がある場合のみ必要)

例_国民年金保険料の控除証明書

例_国民年金保険料の控除証明書

 

退職後に支払った健康保険や国民年金などの保険料があれば、所得から控除できます。

控除できる金額が大きいほど、税金が安くなります。

 

所得控除となる支出は、忘れずに押さえておきましょう。

ただし、控除証明書(国民年金保険料の例)や領収証が必要になります。(上の画像は日本年金機構のHPより引用)

 

確定申告書を税務署に行って提出するなら、「提示だけ」でOKです。

郵送で提出する場合は、証明書のコピーを添付書類台紙に貼って、申告書と一緒に郵送します。

 

⑤ まとめ:確定申告は思ったよりも簡単だったので、手続きしないと損!

⑤ まとめ:確定申告は思ったよりも簡単だったので、手続きしないと損!

⑤ まとめ:確定申告は思ったよりも簡単だったので、手続きしないと損!

 

本記事では、年の途中で退職した人向けに、「確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【退職ケース別での確定申告の必要性】

・年の途中で退職し、年内に再就職せず : 確定申告が必要(年末調整が未実施)

・年の途中で退職し、年内に再就職した : 確定申告は不要(再就職の会社で年末調整を実施)

 

【確定申告の手続きと流れ】

・STEP1 : 必要書類を準備する

・STEP2 : 確定申告書を作成する

・STEP3 : 作成した申告書を税務署に提出する【2月~3月】

・STEP4 : 環付金を受け取る(口座振込)

 

【確定申告に必要な書類】

確定申告書

源泉徴収票

・本人確認書類(※マイナンバーがわかる書類も必要)

・所得控除となるものの証明書(※控除がある場合のみ必要)

添付書類台紙(※確定申告書を「郵送」で提出する場合のみ必要)

 

2021年の申告期間は、「2021年4月15日 まで」に延長されています。

(新型コロナウイルスの影響で発令された緊急事態宣言と重なったため)

 

確定申告は難しそうなイメージがあるので、やりたくないですよね。

でも、退職前の給料と失業保険以外の収入がないなら、確定申告はかなり簡単でした。

 

源泉徴収票の数字を申告書に転記したら、あとは申告書にしたがって何回か足し算や引き算をするだけです。

これで数万円以上も返ってくるなら、やらないと損ですよね。

 

今後も確定申告を続ける予定があるなら、オンラインで可能な「e-Tax」はメリットがあります。

ですが、e-Tax は利用するまでの準備がちょっと面倒なんですよね。

 

取り急ぎ「とりあえず今回だけ」という感じなら、手書きの確定申告書の提出の方が簡単です。

本記事を参考にして、納め過ぎた税金をしっかり取り戻してくださいね。

 

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