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【退職】確定申告書の書き方を、画像で解説【10分で完了】

【退職】確定申告書の書き方を、画像で解説【10分で完了】

 

お悩み相談
退職したから確定申告が必要だけど、申告書の書き方がよくわからない...。
退職した人向けに、書き方を教えてほしいです。

 

こんにちは、キベリンブログです。

確定申告書は、記入欄がたくさんあって分かりにくいですよね。

今回は、退職した人向けに「10分で完了できる確定申告書の書き方」を、解説します。

 

【本記事の内容】

① 確定申告書を書くために必要な書類とは?【確定申告書Aと源泉徴収票】

② 確定申告書「第一表(住所欄)」の書き方

③ 確定申告書「第一表(金額記入欄)」の書き方

④ 確定申告書「第二表」の書き方

⑤ まとめ:確定申告書に書く項目は多くないので、退職した人なら10分で終わる

 

年の途中で退職した経験から、申告書を使って手書きで確定申告しました。

退職した人に向けて、確定申告書の書き方を画像を使って説明していきますね。

 

本記事は、「年の途中で会社を退職して、無職の状態で年を越した人」向けの内容です。

収入と所得控除については、以下の条件で説明しています。

【本記事で書き方を説明している収入と所得控除の条件】

・退職する前の収入は、「会社の給与」と「退職金」のみ

・退職した後の収入は、「失業保険」のみ(※非課税なので、失業保険は確定申告書に記入不要

・退職後の所得控除となる対象は、「社会保険料(国民年金と国民健康保険)」のみ

上記以外の条件(アルバイトや株の収入、医療費控除など)がある場合は、追記が必要となるので注意してくださいね。

 

※【補足】確定申告の全体の流れや手続き方法については、「【数万円戻る】確定申告で税金を取り戻す手続きと流れ【退職者向け】」をご覧ください。

 

① 確定申告書を書くために必要な書類とは?【確定申告書Aと源泉徴収票】

① 確定申告書を書くために必要な書類とは?【確定申告書Aと源泉徴収票】

① 確定申告書を書くために必要な書類とは?【確定申告書Aと源泉徴収票】

 

【2023年以降の「確定申告書A」の廃止について】

2023年以降の確定申告では「確定申告書A」が廃止され、確定申告書Bが「確定申告書」として一本化されています。

本記事は確定申告書Aをベースに解説していますが、基本的な内容は「確定申告書」においても変わりません。

ただ記入欄の位置が違っていたりするので、その点は注意してくださいね。

なお、2023年以降の確定申告書の変更点については、「【確定申告】2023年で変わる、3つのポイント【申告書Aは廃止】」をご覧ください。

 

まず最初に、事前準備として確定申告書を書くために必要な書類を説明しておきますね。

 

【確定申告書を書くために必要な書類】

確定申告書A(税務署で受け取る or インターネットから印刷する)

源泉徴収票(会社から発行される)

 

確定申告書A(税務署で受け取る or インターネットから印刷する)

確定申告書_第一表(全体)

確定申告書_第二表(全体)

確定申告書A(第一表と第二表)

 

確定申告書には、「A」と「B」があります。

退職した人は、使いやすい簡略版の「確定申告書A」を準備しましょう。(上の画像は国税庁のHPより引用)

 

申告書は、税務署で受け取るか、または上記リンク先から印刷してもOKです。

記入欄がたくさんあって、大変そうに見えますよね。

 

でも、実際に記入する項目は少ないです。

半分以上は空欄のままになるので、記入は簡単に完了できますよ。

 

源泉徴収票(会社から発行される)

源泉徴収票(全体フォーマット)

源泉徴収票(全体フォーマット)

 

源泉徴収票は、退職した会社から自宅へ郵送されてきます。(上の画像は国税庁のHPより引用)

退職してから2~3週間経過しても受け取っていない場合は、会社に確認しましょう。

 

年の途中で退職した人の源泉徴収票は、「年末調整」が済んでいません。

そのため記入済の金額の項目はかなり少ない状態ですが、記入もれなどではないので安心してくださいね。

 

以上2つの書類が準備できたら、確定申告書の作成を始められます。

以降のパートから、画像を使って書き方を説明していきますね。

 

【オンラインでの確定申告「e-Tax」について】

「e-Tax」を使うと、オンラインで確定申告ができます。

2022年からe-Taxが便利に進化し、マイナンバーカードとスマホがあれば簡単に使えるようになりました。

源泉徴収票の入力も、スマホで読み取るだけで自動的に反映されるので、かなり手間が省けます。

詳しい内容は「【確定申告】2022年でe-Taxが便利な3つの理由【外国税額控除OK】」を参考にしてくださいね。

 

② 確定申告書「第一表(住所欄)」の書き方

② 確定申告書「第一表(住所欄)」の書き方

② 確定申告書「第一表(住所欄)」の書き方

 

まず、「申告書の左上部分(第一表の住所欄)」ですね。

上の画像の番号に対応した、下の説明を参考に記入していきましょう。

 

【申告書の画像の番号に対応する内容の説明】

① 提出先の税務署名を記入(例:新宿)

② 提出年月日を記入

③ 昨年の年数("2")を記入

④ 「提出日時点」での住所と郵便番号を記入

⑤ 今年の年数("3")を記入

⑥ 「1月1日時点」での住所を記入(④と同じ住所なら「同上」と記入)

⑦ マイナンバー(個人番号)を記入

⑧ 名前を漢字とカタカナで記入(濁点は1マス使用)

⑨ 世帯主の名前を記入(単身なら⑧と同じでOK)

⑩ 単身なら「本人」と記入

⑪ 昭和生まれなら「3」、平成生まれなら「4」を記入(ちなみに明治「1」、大正「2」)

⑫ 生年月日を記入(年数は元号)

⑬ 電話番号を記入(携帯 or 自宅 に "〇" をつける)

 

氏名欄の右側にある「押印」欄には、忘れずに印鑑を押してくださいね。

 

③ 確定申告書「第一表(金額記入欄)」の書き方

③ 確定申告書「第一表(金額記入欄)」の書き方

③ 確定申告書「第一表(金額記入欄)」の書き方

源泉徴収票

源泉徴収票

 

次は、「申告書の左下部分(第一表の金額記入欄)」です。

上の画像内の説明にしたがって、記入していきましょう。(画像内の説明文が読みにくいときは、後述の説明を見てくださいね)

 

「①:所得金額等(給与)」「㉗:税金の計算(上の㉖に対する税額)」の項目は、下記の計算方法から計算してください。 

なお、説明していない項目については、空欄のままでOKです。

 

【記入する項目の説明(上の申告書の画像内に書いてある説明文)】

㋐:源泉徴収票の「支払金額」を記入

①:下記の計算方法から計算して記入

⑧:「①」と同じ金額

⑨: 源泉徴収票の「社会保険料等の金額」+ 退職後に払った国民年金と健康保険の金額

⑳:「48」と記入(48万円)

㉑:「⑨ + ⑳」の金額

㉕:「㉑」と同じ金額

㉖:「⑧ - ㉕」の金額(千円未満は切り捨て)

㉗:下記の計算方法から計算して記入

㊱:「㉗」と同じ金額

㊳:「㉗」と同じ金額

㊴:「㊳ × 0.021」(1円未満は切り捨て)

㊵:「㊳ + ㊴」の金額

㊸:源泉徴収票の「源泉徴収税額」を記入

㊺:「㊵ - ㊸」の金額("-" [マイナス] は不要)

環付される税金の受取場所:環付金を受け取る口座情報を記入(※「郵便局名 等」欄は記入不要)

 

【①:「所得金額等(給与)」の収入金額別での所得の計算方法(1円未満の端数は切り捨て)】

・550,999円 以下 : 0円

・551,000 ~ 1,618,999円 : 収入金額 - 550,000円

・1,619,000 ~ 1,619,999円 : 1,069,000円

・1,620,000 ~ 1,621,999円 : 1,070,000円

・1,622,000 ~ 1,623,999円 : 1,072,000円

・1,624,000 ~ 1,627,999円 : 1,074,000円

・1,628,000 ~ 1,799,999円 : (収入金額 ÷ 4 【※1】)× 2.4 + 100,000円

・1,800,000 ~ 3,599,999円 : (収入金額 ÷ 4 【※1】)× 2.8 - 80,000円

・3,600,000 ~ 6,599,999円 : (収入金額 ÷ 4 【※1】)× 3.2 - 440,000円

・6,600,000 ~ 8,499,999円 : 収入金額 × 0.9 - 1,100,000円

・8,500,000円 以上 : 収入金額 - 1,950,000円

【※1】「収入金額 ÷ 4」で計算された千円未満の端数は、すべて切り捨て(例:407,612 → 407,000)

 

【㉗:「税金の計算(上の㉖に対する税額)」の課税される所得金額別での税金の計算方法】

・1,000円 未満(※マイナスも含む) : 0円

・1,000 ~ 1,949,000円 : 「㉖ × 0.05」円

・1,950,000 ~ 3,299,000円 : 「㉖ × 0.1 - 97,500」円

・3,300,000 ~ 6,949,000円 : 「㉖ × 0.2 - 427,500」円

・6,950,000 ~ 8,999,000円 : 「㉖ × 0.23 - 636,000」円

・9,000,000 ~ 17,999,000円 : 「㉖ × 0.33 - 1,536,000」円

 

※上記の計算方法の内容は、「令和2年分の確定申告(令和3年 2月~3月 提出)」の税制改正に対応しています。

 

④ 確定申告書「第二表」の書き方

④ 確定申告書「第二表」の書き方

④ 確定申告書「第二表」の書き方

源泉徴収票

源泉徴収票

 

最後に、「申告書の右上部分(第二表)」ですね。

こちらも上の画像の内容にしたがって、記入してください。

 

説明していない項目(右下の大部分)については、空欄のままでOKです。

 

国民年金と国民健康保険の社会保険料控除ついて(退職後に払った分のみ記入)

退職後、多くの人は国民年金と国民健康保険に加入します。

退職した後に「年金と健康保険の保険料を払っていた場合」は、所得控除できます。

 

所得控除できる金額が大きいほど、税金が安くなります。

払った保険料の合計額を、忘れずに記入してくださいね。

 

なお、免除制度などを申請して払っていなかった場合は、記入不要です。

以上で、確定申告書の記入は完了です!

 

※【補足】退職時にやるべき手続きリスト一覧は、「【手続きリスト】退職後にやるべきことをまとめ一覧で解説【要確認】」で紹介しています。

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⑤ まとめ:確定申告書に書く項目は多くないので、退職した人なら10分で終わる

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本記事では、退職した人向けに「10分で完了できる確定申告書の書き方」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【確定申告書を書くために必要な書類】

確定申告書A(税務署で受け取る or インターネットから印刷する)

源泉徴収票(会社から発行される)

 

【本記事で書き方を説明している収入と所得控除の条件】

・退職する前の収入は、「会社の給与」のみ

・退職した後の収入は、「失業保険」のみ(※非課税なので、失業保険は確定申告書に記入不要

・退職後の所得控除となる対象は、「社会保険料(国民年金と国民健康保険)」のみ

 

確定申告書はやたらと項目が多いので、難しそうですよね。

でも実際には、年の途中で会社を退職した人の場合は、記入項目は多くありません。

 

源泉徴収票の3つの金額を確定申告書に転記して、何回か算数をすればOKです。

10分ほどあれば、申告書の作成が完了できますよ。

 

あとは、税務署に提出するだけです。

これで数万円の環付金をもらえるなら、やらないと損ですよね。

 

ぜひ本記事で紹介した確定申告書の書き方を参考にして、環付金を取り戻してくださいね!

 

 

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