こんにちは、キベリンブログです。
ふるさと納税は、手続きが面倒なイメージがありますよね。
今回は、「ふるさと納税の手続き(ワンストップ特例)が、オンライン対応で簡単に」の件について紹介します。
【本記事の内容】
① ふるさと納税で税金を安くする手続きは、ワンストップ特例 or 確定申告【会社員は簡単】
② 2022年以降、ワンストップ特例制度はオンライン対応で簡単に【書類は一切不要】
③ まとめ:ワンストップ特例のオンライン申請対応で、ふるさと納税は簡単になる
ふるさと納税は、やってみるとお得さを実感できます。
知らずに損するのはもったいないので、簡単になる手続きを語っていきますね。
① ふるさと納税で税金を安くする手続きは、「ワンストップ特例」or「確定申告」で行う【会社員は簡単】
ふるさと納税の存在は、わりと知られるようになってきました。
ですが、やっている人の割合は「約28%(2023年度の調査結果)」で、増えているもののまだ少ない印象です。
ふるさと納税していない人に理由をたずねると、「よく知らない」「手続きが面倒」という回答が多いです。
そこでまず最初に、「ふるさと納税とは何なのか?」を簡単に触れておきますね。
ふるさと納税とは【お得になるメリット】
・返礼品を選んで自治体に寄付(納税)すると、その返礼品がもらえる制度
・寄付した金額は翌年の住民税から差し引かれ、税金が安くなる(ただし2,000円は負担が必要)
・税金が安くなる金額は上限(控除上限額)があり、収入が多いほど上限額も高い(年収400万なら上限額は約42,000円)
ふるさと納税のポイントは、上記の3つです。
ひとことで簡単にまとめると、「2,000円で返礼品がもらえる納税制度」ですね。
好きな自治体に寄付(納税)ができ、その寄付金額に応じた返礼品がもらえるというしくみです。
寄付金額は年間で計算して、その金額を翌年の住民税から差し引いてくれるので、住民税は安くなります。
ただ、自己負担として「2,000円」は必要です。
つまり、「返礼品に2,000円を圧倒的に超えた価値があるので、お得になる」というわけですね。
ふるさと納税のやり方は、楽天などでネットショッピングするとの同じ
・ふるさと納税サイト(楽天ふるさと納税 など)から、好きな返礼品を選んで寄付金額を払う(カード決済)
・控除上限額の範囲内なら、いくつ返礼品を選んでも損することはなく、いつでもネット注文できる
ふるさと納税のやり方は、楽天やAmazonなどで買い物するのと同じようにできます。
「楽天ふるさと納税」などのふるさと納税サイトで、返礼品を選んでカード払いするだけでOKです。
オンラインでできるので、時間や場所を選ばず、手間もかかりません。
特に楽天ポイントがつく 楽天ふるさと納税 なら、数万円以上の金額に対するポイント還元がかなり大きくなるので、おすすめですね。
ふるさと納税の返礼品の一例
・お米(無洗米)5kg × 2袋 : 秋田県仙北市(寄付金額:11,600円)
・ビール350ml × 24缶 : 茨城県守谷市(寄付金額:11,000円)
・トイレットペーパー&BOXティッシュ : 岩手県大槌町(寄付金額:14,900円)
上記の3つは、ほんの一例です。
安めの寄付金額に対する返礼品ですが、2,000円以上の価値になることがわかりますよね。
返礼品は食品や日用品だけでなく、電化製品やホテル宿泊券などもあり、いろんなカテゴリーで山のようにあります。
なので返礼品選びには、悩むかもしれません。
選ぶのに迷ったら、お金の支出が減るような節約につながる返礼品の選び方も、方法のひとつですね。
※返礼品を活かした節約術については、「【節約術】ふるさと納税で、日用品を選ぶべき理由【おすすめ3選】」をご覧ください。
住民税を安くする手続きは、ワンストップ特例制度 or 確定申告
・ワンストップ特例制度 : 会社員など確定申告が不要な人向けの、簡単な手続き
・確定申告 : 会社員を含め、誰でも可能(翌年の2月~3月に行う)
翌年の住民税を安くする(寄付金控除)には、寄付した後に手続きが必要です。
その手続きの方法は、上記の2つのどちらかを選びます。
確定申告はやってみると難しくはないのですが、ちょっと面倒に感じますよね。
そこで会社員など確定申告しない人のために、簡単に手続きできる「ワンストップ特例制度」があります。
このワンストップ特例が「2022年分」から、さらに簡単になっています。
ワンストップ特例の手続き内容を、次のパートからみていきますね。
② 2022年以降、ワンストップ特例制度はオンライン対応で簡単に【書類は一切不要】
ふるさと納税で住民税を安くする手続きは、「ワンストップ特例」or「確定申告」のどちらかで行います。
ワンストップ特例は、会社員向けに簡単な手続きで済むよう作られた制度です。
ワンストップ特例制度が使える条件
・確定申告が不要であること(会社員など給与所得者)
・年間の寄付先が「5自治体以内」であること
ワンストップ特例は、上記2つの条件を両方とも満たした人が使えます。
もし寄付する自治体が「6つ以上」となった場合は、確定申告するしかありません。
ただし、あくまでカウントされるのは「寄付先の自治体の数」です。
1つの自治体から6つの返礼品を選んだ場合などは、ワンストップ特例が使えますよ。
2022年以降、ワンストップ特例がオンライン対応に
従来の書面手続き | オンライン手続き | |
書類郵送 |
必要 |
不要 |
申請書 |
必要 |
不要 |
身分証 |
必要(コピー郵送) |
マイナンバーカード(スマホ読取) |
申請期限 |
翌年1月10日(必着) |
翌年1月10日(申請時点) |
ワンストップ特例は、2021年までは書面での手続きしかできませんでした。
それが2022年以降、「マイナンバーカードのスマホ読取」によりオンラインで可能になっています。
「申請書に記入して、身分証をコピーして、書類を送り返す...。」といった紙ベースのやり取りは、オンライン手続きなら一切不要です。
申請期限(翌年の1/10)の直前でも間に合うのも、オンラインのメリットですね。
楽天ふるさと納税での、オンラインによるワンストップ申請の流れ
❶ 楽天ふるさと納税 のサイトから、返礼品を選ぶ(12月31日まで)
❷ マイナンバーカードとスマホを使って、ワンストップ申請を行う(翌年1月10日まで)
ワンストップ特例の申請は、返礼品を選んだ直後でなくてもOKです。
返礼品選びは「12月31日まで」ですが、ワンストップ申請の手続きは「翌年の1月10日まで」に行えば間に合います。
オンラインでワンストップ申請する方法は、2種類ある【自治体で異なる】
❶ 「IAM(公的個人認証アプリ)」を利用する
❷ 「自治体マイページ」および「マイナポータルアプリ」を利用する
「楽天ふるさと納税」のオンラインでのワンストップ申請は、上記2つのどちらかを利用して行います。
2つのうちどちらを利用するかは、自治体によって異なります。
というのも、自治体ごとに対応状況が違うからですね。
各自治体がどちらを利用しているかは、「サービス対象自治体一覧(楽天ふるさと納税)」から確認できます。
一部の自治体では、オンライン対象外もあり
オンラインでのワンストップ申請は、多くの自治体で対応を開始しています。
ですが、まだ一部の自治体では対応していないところもあり、その自治体に限っては従来の書面での手続きが必要です。
自治体ごとの対応有無は、「サービス対象自治体一覧(楽天ふるさと納税)」でチェックできます。
気に入った返礼品があったら、確認してみてくださいね。
※ふるさと納税の制度に関する詳しいしくみは、「ふるさと納税が絶大な節約方法である3つの理由【お得なやり方あり】」で解説しています。
③ まとめ:ワンストップ特例のオンライン申請対応で、ふるさと納税は簡単になる
本記事では、「ふるさと納税の手続き(ワンストップ特例)が、オンライン対応で簡単に」の件を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【ふるさと納税のやり方】
・ふるさと納税サイト(楽天ふるさと納税 など)から、好きな返礼品を選んで寄付金額を払う(カード決済)
・控除上限額の範囲内なら、いくつ返礼品を選んでも損することはなく、いつでもネット注文できる
【ふるさと納税で、住民税を安くする手続き(※どちらか一方でOK)】
・ワンストップ特例制度 : 会社員など確定申告が不要な人向けの、簡単な手続き
・確定申告 : 会社員を含め、誰でも可能(翌年の2月~3月に行う)
【2022年以降、ワンストップ特例がオンライン対応に】
従来の書面手続き | オンライン手続き | |
書類郵送 |
必要 |
不要 |
申請書 |
必要 |
不要 |
身分証 |
必要(コピー郵送) |
マイナンバーカード(スマホ読取) |
申請期限 |
翌年1月10日(必着) |
翌年1月10日(申請時点) |
日本は未だに紙ベースでの手続きが多くて、政府や役所などはオンライン対応が遅いですよね。
そんな中でふるさと納税の手続きも、やっとオンライン化が進みました。
2022年以降、「ワンストップ特例のオンライン申請」が可能になっています。
申請書の記入や郵送は一切不要なので、手続きも早くて簡単にできます。
ふるさと納税は毎年繰り返しできて、かなりお得な制度です。
「楽天ふるさと納税」を使うとポイント還元も大きいので、節約術にも活用できますよ。
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