ベトナム出入国審査はどのくらい待つ？【所要時間と回避法】

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ベトナムの入国審査って、けっこう並んで待つのかな？
国内線の乗り継ぎあるから、乗り遅れないか不安...。

こんにちは、キベリンブログです。

乗り継ぎがある場合など、出入国審査はすぐ抜けられるのか気になりますよね。

今回は、「ベトナム出入国審査にかかる時間と、必要な3つの入国条件」について紹介します。

【本記事の内容】

ベトナムには海外旅行やノマド生活など、短期・長期の滞在を繰り返してきました。

経験から、出入国審査で知っておくべきことを語っていきます。

① ベトナムの出入国審査は、どのくらいかかるのか【所要時間と優先レーン】

① ベトナムの出入国審査は、どのくらいかかるのか【所要時間と優先レーン】

海外旅行で気になるのが、空港でかかる時間です。

チェックイン、保安検査（荷物チェック）、出入国審査と、1つひとつ並んで待たなければなりません。

どれも行列ができているのを目にしたことは、一度や二度ではないはず。

ここで「ベトナムの出入国審査」について、どのくらい時間がかかるのか掘り下げて見ていきましょう。

ベトナム出入国審査の所要時間【ホーチミン・ハノイ・ダナン空港】

ベトナムでの出入国は、「3つの主要空港（ホーチミン、ハノイ、ダナン）」が多いです。

私はダナンで出入国審査を行うことが多いですが、ホーチミンやハノイでも経験があります。

何十回もの出入国審査の経験から判断すると、平均して「約30分」はかかっています。

もちろん混雑状況で待ち時間は大きく変わるので、あくまで "目安" として参考にしてくださいね。

早い場合は「15分ほど（レアケース）」で抜けられたこともあれば、遅い場合は「1時間以上」待つことも。

フライトの多い日中の時間帯ほど、待ち時間が長くなるケースが多いです。

なぜベトナムの入国審査は、こんなに時間がかかるのか？

ベトナムへ行ったことがあるなら分かると思いますが、入国審査場はだいたい長蛇の列ができています。

行列の進みもあまり良くないので、立ったまま長時間待っていると疲れてきます。

なぜベトナムの入国審査は時間がかかるのかというと、基本的に「有人ゲートのみ」の運用が理由の1つです。

審査官がいなければ全カウンターがオープンするわけではないので、1つのカウンターに対して行列が長くなってしまいます。

自動化ゲートの運用も試みているようなのですが、日本人旅行者は使えなかったり、使える対象のベトナム人にもあまり使われていません。

もう少し混雑解消に向けて整備して欲しいところですが、なかなか改善されないのが実態ですね。

入国審査の行列回避に、優先レーン利用サービスも

【Klook - 優先レーン利用サービス】

「国内線乗り継ぎの乗り遅れが不安」「到着が夜遅いから早くホテルに行きたい」という場合も多いはず。

そんなときは、"優先レーン利用サービス" を使うのも選択肢の1つです。

ホーチミン・ハノイ・ダナンの国際空港では、優先レーンサービスがあります。

優先レーンを利用すると、審査場の前で担当者が出迎えてくれて、行列に並ぶことなく出入国審査の手続きを抜けられます。

「Klook」のウェブサイトから、有料（約3,000円～5,000円ほど）でホーチミン・ハノイ・ダナンの各空港の優先レーン利用サービスを予約できます。

乗り継ぎ便の乗り遅れによる損失額や不安に感じるリスクと比べてみて、優先レーンの方が安いなら使ってみてください。

② ビザなしでベトナム入国に必要な、3つの条件【要確認】

② ビザなしでベトナム入国に必要な、3つの条件【要確認】

前のパートで紹介したとおり、ベトナムの出入国審査には時間がかかります。

特に入国後に乗り継ぎなどの予定があるなら、遅れないよう注意しなければなりません。

ベトナムは観光目的で45日以内の滞在であれば、日本人は「ビザなし（ノービザ）」で入国できます。

ただし、実は細かい "入国条件" があるので、その内容も具体的に紹介しておきますね。

【ベトナムのビザなし（ノービザ）での入国条件】

ベトナムの入国条件は、上記の3つです。

順番に見ていきましょう。

条件❶ ： ベトナム入国の時点で、パスポートの有効期間が6か月以上であること

1つ目は、「パスポートの有効期間」ですね。

"残存有効期間" とも言われますが、入国日から6か月以上あることが条件です。

有効期限が6か月未満の状態で空港へ行くと、航空会社のチェックインカウンターで搭乗を拒否されます。

もし出発の当日に気付いた場合は対処法がないため、こればかりは諦めるしかありません。

パスポート更新の手続きには、1～2週間ほどかかります。

ベトナムだけでなく他の多くの国でも条件になっているので、余裕をもって更新しておきましょう。

条件❷ ： ベトナムの法律により、入国禁止または制限の対象になっていないこと

2つ目は、「ベトナムの法律に抵触していないか」の条件です。

例えば、「保護者など同伴なしでの14歳未満の子供」や「出入国で虚偽の申告を行った場合」などですね。

通常であれば、引っかかることはないと思います。

もし以前にオーバーステイなどで意図せず不法滞在した履歴があると、その後は入国審査も厳しくなるので注意しておきましょう。

条件❸ ： 往復または他の国への接続便の航空券を持っていること

最後の3つ目は、ベトナムから出る「出国用のチケット」ですね。

実はこの条件が、最も引っ掛かりやすい問題でもあります。

予定が決まっている短期の海外旅行であれば、往復などで出国チケットを買っていることがほとんどなので問題はありません。

問題になるのは、"片道航空券" での入国です。

ベトナムに行ってからプランを決めたいときや、海外移住やノマド生活の中長期滞在で帰国日が決まっていないときなど、出国用の航空券を買っていない場合は要注意です。

入国条件として決められている以上は、出国用チケットがないことで入国を拒否されても受け入れるしかありません。

③ まとめ：ベトナムの出入国審査は時間がかかる。乗り継ぎなら優先レーン利用も

③ まとめ：ベトナムの出入国審査は時間がかかる。乗り継ぎなら優先レーン利用も

本記事では、「ベトナム出入国審査にかかる時間と、必要な3つの入国条件」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

【ベトナム出入国審査の所要時間（ホーチミン・ハノイ・ダナン空港）】

【入国審査に時間がかかる理由と回避法】

【ベトナムのビザなし（ノービザ）での入国条件】

ベトナムの出入国審査は、とにかく時間がかかります。

審査場に向かうと、だいたい長い行列ができています。

通常で約30分ほど、遅い場合は1時間はかかるので、時間には余裕を見ておきましょう。

特に乗り継ぎの予定がある場合は要注意です。

ホーチミン・ハノイ・ダナンの空港では、有料ですが行列の待ち時間を回避できる「優先レーン利用サービス」もあります。

「Klook」から予約すれば、審査場の前で担当者が案内してくれるので、遅れたくないときは利用を考えてみてくださいね。

【Klook - 優先レーン利用サービス】