それとも、大きめのバックパックがいいかな?
こんにちは、キベリンブログです。
海外が初めてだったりすると、不安でいろいろ準備したくなりますよね。
今回は、「海外は預け荷物なしで安く行けて、手荷物リュックだけで旅行するメリット」について紹介します。
【本記事の内容】
① 海外は預け荷物なしで、機内持ち込み手荷物のリュックだけで行く理由【8つのメリット】
② 預け荷物なしで飛行機に乗るときに、気をつけておくこと【3つの注意点】
③ まとめ:海外旅行はスーツケース不要。手荷物リュックだけの方が、お金も時間もメリット大
海外転職を経験し、旅行も含め100か国以上に渡航してきました。
預け荷物なしで行く身軽なメリットを、実体験から語っていきます。
① 海外は預け荷物なしで、機内持ち込み手荷物のリュックだけで行く理由【8つのメリット】
「海外旅行はスーツケース(キャリーケース)が定番」と思っていませんか?
私も初めての海外旅行のときは、そんな風に思っていました。
短期の海外旅行はもちろんですが、半年とか長期にわたる海外ノマド生活でも、「機内持ち込み手荷物だけ(30Lのリュック)」で、いつも身軽に海外へ行っています。
なぜ荷物を少なくするかというと、いろんなメリットがあるからですね。
どんなメリットがあるのか、実際の体験から紹介していきます。
【預け荷物なしで、機内持ち込み手荷物だけで海外旅行するメリット】
❶ 航空券が安く買える
❷ ロストバゲージを気にしなくていい
❸ 預け荷物でカウンターに並ぶ必要がなく、すぐ搭乗口に行ける
❹ 国際線⇔国内線の乗り継ぎで荷物の預け直しがなく、間に合いやすい
❺ 到着後、荷物を待たずに空港からすぐに出られる
❻ ホテルや宿に行く前に、観光できる
❼ 身軽で移動がラクなので、いろんな所に泊まれる
❽ バスや鉄道など公共交通に乗っても、荷物を手元に置ける安心感がある
8つのメリットを挙げました。
順番に紹介していきます。
❶ 航空券が安く買える
スカイスキャナーのような航空券の価格比較サイトで検索すると、安いチケットは「LCC(格安航空会社)」がほとんどです。
韓国や台湾、東南アジアなどの近・中距離のフライトは、LCCの利用が一般的になっています。
最近では、ヨーロッパなど長距離でもLCCで行ける航空会社も出てきました。
大手キャリアのサービスを求めるよりも、安く海外に行けるLCCを選べるのは嬉しいですよね。
ただ、LCCはコストを抑えることで航空券を安くしているので、預け荷物や機内食などは追加料金がかかります。
特に預け荷物の料金は、思った以上に高く設定されています。
【LCCの預け荷物(受託手荷物)の追加料金(※スクート航空の例)】
・成田 - 台北 : 5,600円(片道 2,800円)
・成田 - シンガポール : 7,200円(片道 3,600円)
・成田 - ベルリン : 21,400円(片道 10,700円)
上記はスクート航空の例で、台湾やシンガポール、ヨーロッパへの航空券が安く買えるLCCです。
航空券の価格を調べると、最安で表示されることが多いですね。
ただし、検索サイトに表示される価格には、預け荷物の追加料金は含まれていません。
距離が遠いほど高くなりますが、ベルリン(ヨーロッパ)へは預け荷物があると「2万円以上」もかかります。
せっかく最安で買える航空券が、それなりの値段になってしまいますよね。
預け荷物なしで手荷物だけで行けば、LCCの魅力である "安さ" を存分に活かせます。
❷ ロストバゲージを気にしなくていい
「到着した空港で預けた荷物が出てこない...。」という "ロストバゲージ" の話は、よく聞きますよね。
飛行機が遅れて乗り継ぎ時間がギリギリになったりすると、荷物が届かない確率も高くなります。
たとえ海外旅行保険で補償されたとしても、トラブルの対処には時間もかかるし、その場では困りますよね。
預け荷物がなければロストバゲージの不安はなくなるし、人だけなら乗り継ぎ時間が短くても間に合うメリットもあります。
※クレジットカード付帯の海外旅行保険を無料で使う方法は、「海外旅行保険はクレジットカード付帯保険を無料活用【裏ワザと条件】」をご覧ください。
❸ 預け荷物でカウンターに並ぶ必要がなく、すぐ搭乗口に行ける
空港のチェックインカウンターでは、カートに荷物を抱えた乗客たちが行列で待っていたりしますよね。
空港や場所にもよりますが、最近では預け荷物がないなら、カウンターへ行って並ぶ必要がありません。
オンラインチェックインでスマホを提示すれば乗れるモバイル搭乗券や、空港の自動チェックイン機で搭乗券を発行すれば、直接搭乗口へ行けます。
待ち時間を減らせるので、時間も節約できます。
❹ 国際線⇔国内線の乗り継ぎで荷物の預け直しがなく、間に合いやすい
国際線⇔国内線間の乗り継ぎの場合、たとえ同一の航空会社でも、預け荷物は乗り継ぎ地での「預け直し」が必要になることが多いです。
預けた荷物をいったん受け取って、再度預ける作業は面倒だし、時間もかかりますよね。
預け荷物がなければ、預け直しなどの手間は不要です。
時間が節約できるので、フライトの遅延などで乗り継ぎ時間が迫っていても、間に合いやすくなります。
❺ 到着後、荷物を待たずに空港からすぐに出られる
空港に着陸して入国審査を済ませると、到着ロビーの荷物が出てくるターンテーブルの前で大勢の人が待っています。
自分の荷物を注意深く探しながら、ちゃんと出てくるかソワソワする時間もストレスだったりしますよね。
預け荷物がなければ、大量の荷物を受け取った人たちで混雑する前に、税関チェックを抜けてすぐに空港から出られます。
到着後のバスや電車に乗り継ぐ時間が読みやすいのもメリットです。
❻ ホテルや宿に行く前に、観光できる
大きな荷物がある場合、まずはホテルや宿に行って荷物を置いてくる(預ける)必要があります。
途中で見たいスポットや寄りたいお店などがあったら、また戻ってくるのは貴重な時間のロスになりますよね。
手荷物のリュックだけなら、ホテルに行く前に寄り道しながら観光ができます。
短期の海外旅行だと特に時間は貴重なので、時間をムダにせず楽しめますよ。
❼ 身軽で移動がラクなので、いろんな所に泊まれる
荷物があって移動が大変だと、大きめの町のホテルを拠点にして、日帰りで周辺のポイントを見て回ったりすることが多いです。
例えば台湾の九份など、オーバーツーリズムの今の時代は「日中は観光客が多すぎるから、朝と夜の静かな街をゆっくり楽しみたい...!」と感じる状況には、よく遭遇するんですよね。
リュックだけで身軽なら移動がラクなので、夜をのんびり過ごしたい所へフラッと行って1泊したりできます。
ホテルや宿を変えやすいと、いろんな場所と時間を楽しみやすくなります。
❽ バスや鉄道など公共交通に乗っても、荷物を手元に置ける安心感がある
海外ではバスがメインの交通手段になる地域が多いですが、大きい荷物は手元に置けません。
トランクルームなどに入れなければならないため、荷物から目を離すことになります。
盗難のリスクも上がるので、不安感から気になったりするんですよね。
30Lほどのリュックなら車内に持ち込めるし、混んでいても膝の上に載せられるので、手元に置いておける安心感があります。
② 預け荷物なしで飛行機に乗るときに、気をつけておくこと【3つの注意点】
前のパートで、海外旅行は預け荷物なしで行くと得られる8つのメリットを紹介しました。
安く航空券が買えるだけでなく、何より身軽に移動できて、海外での限られた時間を有効に使えることが大きいですよね。
ただ、機内持ち込み手荷物だけの場合、事前に気をつけておくことがあります。
その注意点も紹介しておきますね。
【預け荷物なしで飛行機に乗るときに、気をつけておくこと】
・注意点1 : 機内持ち込み手荷物には、重量制限がある
・注意点2 : 液体物には、容量制限がある
・注意点3 : お土産は、たくさん持って帰れない
注意点は3つですね。
対策にも触れているので、それぞれ見ていきましょう。
注意点1 : 機内持ち込み手荷物には、重量制限がある
・重量制限 : LCCは7kgが多い(スクート航空は10kg)
・サイズ制限 : 約55㎝ × 40㎝ × 25㎝ 以内 or 3辺の合計が約115cm以内
機内へ持ち込む手荷物は、重量や大きさに制限があります。
LCCは大手キャリアよりも制限が厳しく、重さは「7kg」にしている航空会社が多いですね。
「バッグの重さとかわざわざ調べたりするの?」と思うかもしれませんが、タイミングによります。
まったくチェックされないことも多いですが、近年は厳しくなってきている傾向もあります。
重量オーバーを指摘されると、超過分は追加料金を支払わなければなりません。
明らかに大きかったり、重そうな荷物を持っているとチェックされるので、注意してくださいね。
荷物を軽くするなら、"衣類" は減らせます。
乾きやすい素材の服を選んで洗濯すれば最低限の枚数で済むし、あまり着ない服を選んで旅行中に捨てれば、荷物を軽くできますよ。
注意点2 : 液体物には、容量制限がある
・液体物は、1個の容量が100ml以下の容器に入れる
・シャンプーや歯磨き粉、ハンドクリームなどジェル状のものも含まれる
・液体物の容器は、ジッパー付きの透明なプラスチック製の袋(20cm × 20cm以内)にまとめる
・合計で1Lまで持ち込み可能
国際線においては、機内への液体物の持ち込みに制限があります。
「100ml以下」の容器に入れなければならず、合計で1Lまでと決められています。
旅先のお土産で買ったワインなどは、持って帰ることはできません。
せっかく買っても空港で処分することになってしまうので、注意しておきましょう。
なお、空港での保安検査後に搭乗エリアで売られているワインなどの液体物は、持ち込みが可能です。
お酒などお土産にしたいときは、保安検査後に空港で買うといいですね。
注意点3 : お土産は、たくさん持って帰れない
前の「注意点1」でも触れましたが、機内持ち込み手荷物には重量制限があります。
そのため、旅先でたくさんお土産を買っても、重量オーバーで持って帰れない可能性が高いです。
なるべく小さくて軽いものなど、持ち帰りやすいものを選びましょう。
お土産分もきっちり確保したいなら、行きの荷物は少なめにして余裕を持たせておくといいですね。
お土産をたくさん買いたい場合は、折り畳みバッグなどを持っていき、「帰国便だけ預け荷物(受託手荷物)を利用する」方法もあります。
当日空港で払うよりも事前にオンラインで手続きした方が、スムーズだし安く済むのでおすすめです。
③ まとめ:海外旅行はスーツケース不要。手荷物リュックだけの方が、お金も時間もメリット大
本記事では、「海外は預け荷物なしで安く行けて、手荷物リュックだけで旅行するメリット」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【預け荷物なしで、機内持ち込み手荷物だけで海外旅行するメリット】
❶ 航空券が安く買える
❷ ロストバゲージを気にしなくていい
❸ 預け荷物でカウンターに並ぶ必要がなく、すぐ搭乗口に行ける
❹ 国際線⇔国内線の乗り継ぎで荷物の預け直しがなく、間に合いやすい
❺ 到着後、荷物を待たずに空港からすぐに出られる
❻ ホテルや宿に行く前に、観光できる
❼ 身軽で移動がラクなので、いろんな所に泊まれる
❽ バスや鉄道など公共交通に乗っても、荷物を手元に置ける安心感がある
【預け荷物なしで飛行機に乗るときに、気をつけておくこと】
・注意点1 : 機内持ち込み手荷物には、重量制限がある
・注意点2 : 液体物には、容量制限がある
・注意点3 : お土産は、たくさん持って帰れない
海外転職での海外移住やノマド生活、短期から中長期の海外旅行など、飛行機は数えきれないほど乗ってきました。
期間にかかわらず、預け荷物なしで、機内持ち込み手荷物の30Lリュックだけで行くメリットは強く実感しています。
航空券が安くなるといったお金の面だけでなく、時間の使い方や身軽さで得られることは大きいですね。
あれこれ準備して持っていかなくても、現地で調達できるし、それ自体も楽しかったりします。
最初は不安かもしれませんが、なるべく荷物は減らしてみてください。
海外でもリュック1つで身軽に動けると、より貴重な体験に出会えるようになりますよ。
-
海外旅行保険はクレジットカード付帯保険を無料活用【裏ワザと条件】
お悩み相談海外に行くなら、海外旅行保険に入っておいた方がいいのかな。 あ、クレジットカードの付帯保険が使えるんだっけ? こんにちは、キベリンブログです。 クレジットカードに ...
続きを見る
-
海外で見れない日本のサイト・アプリの利用方法【VPN 3選】
お悩み相談海外にいると、TVerとか日本のテレビ配信はネットで見られないんだね...。 どうにか見れる方法はないのかな? こんにちは、キベリンブログです。 海外では地域制限 ...
続きを見る
-
【必須条件あり】海外向けに作るおすすめクレジットカード3選
お悩み相談海外に行く前に、どんなクレジットカードを準備しておけばいいかな? 備えておくべき条件とか知りたいな。 こんにちは、キベリンブログです。 海外旅行や移住など、便利な ...
続きを見る