こんにちは、キベリンブログです。
海外移住が初めてだと、部屋探しは悩みますよね。
今回は、「マレーシア移住の家賃相場と賃貸契約」について、紹介します。
【本記事の内容】
① マレーシアの賃貸物件は、コンドミニアム一択【家具・ジム・プール付】
② マレーシアなら、月5万でタワマン部屋に住める【家賃相場と初期費用】
③ マレーシアの部屋の探し方【検索サイト「iProperty」と「WhatsApp」だけ】
④ まとめ:マレーシアでのコンドミニアム生活は、快適すぎる
マレーシアへ海外転職し、2年ほど海外移住しました。
経験をベースに、家賃相場と賃貸契約を語っていきます。
【円安の影響について】
2022年以降、「円安」が加速したため円の価値が下がっています。
日本円に直すと以前よりも割高になるので、注意してくださいね。
① マレーシアの賃貸物件は、コンドミニアム一択【家具・ジム・プール付】
初めてのマレーシア移住なら、住むべき賃貸物件は「コンドミニアム(高層の分譲マンション)」一択でOKです。
近年は供給過剰で、新しいコンドミニアムがどんどん作られています。
他に「サービスアパートメント」や「一軒家」もあるのですが、コスパやセキュリティを考えるとおすすめしません。
【マレーシアでコンドミニアムがおすすめの理由】
・家具家電付きの部屋が多いので、手ぶらですぐ入居できる
・ジム、プール付きが基本で、コンビニやモールなど併設されていて便利
・日本人を含む外国人向けで、セキュリティ面で安心(24時間警備員が常駐)
順番に解説していきますね。
家具や家電付きの部屋が多いので、手ぶらですぐ入居できる
部屋は、以下の3タイプで分けられています。
・Fully Furnished : フルで家具家電付き(最も多いタイプ)
・Partly Furnished : 一部の家具家電付き(Fully Furnished の次に多い)
・No Furnished : 家具家電なし(ほとんどない)
多くのコンドミニアムは「Fully furnished(フルで家具付き)」なので、すぐに住めます。
「ベッド、ソファ、テーブル、デスク、カーテン、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、天井ファン etc...」など基本的なものは付いていて、部屋によって電気ケトルや食器類など細かい備品もあったりします。
ただ、同じ「Fully furnished」でもオーナーの好みも影響するので、設備には差がありますね。
私は内覧の翌日には入居できて、すぐに快適な生活をスタートできました。
「Partly furnished(一部家具付き)」や「No Furnished(家具なし)」のタイプは、初めての移住なら選ばない方が無難ですね。
まずは「Fully furnished(フルで家具付き)」で1年ほど生活して、マレーシアに慣れてから判断しましょう。
ジム、プール付きが基本で、コンビニやモールなど併設されていて便利
基本的にジムとプールが付いていて、入居者だけが無料で利用できます。
他にもBBQができたり、ビリヤードなどのプレイルーム、コワーキングスペースなどもあります。
コンビニなどのお店やショッピングモールも併設されていたりするので、本当に便利ですね。
敷地内から出なくても、快適に生活できますよ。
日本人を含む外国人向けで、セキュリティ面で安心(24時間警備員が常駐)
コンドミニアムは外国人向けに作られていて、日本人の多くはコンドミニアムに住んでいます。
24時間で警備員が常駐しているので、セキュリティ面でも安心できます。
私が住んでいたところは敷地内の清掃が毎日行われていたので、きれいに保たれていました。
ゴミは各階ごとに捨てる場所があって分別も必要ないので、ゴミ捨ては圧倒的にラクでしたね。
※マレーシアの治安については、「「マレーシアは治安が良い」は本当?移住経験から語る【日本の25倍】」をご覧ください。
② マレーシアなら、月5万でタワマン部屋に住める【家賃相場と初期費用】
マレーシア(クアラルンプール)のコンドミニアムの家賃相場は、「RM 1,500 ~ 5,000(月5.1万円 ~ 17万円)」ほどです。
上を見たらキリがないですが、「月5万円」あれば、ジム・プール付きのタワマンのような快適な部屋に住めます。
一人暮らし用の部屋は、「スタジオ(Studio)」というタイプです。
日本よりもかなり広いので、ルームシェアも可能ですね。
初期費用は、「家賃の4か月分」ほどが目安
・前家賃(Advance Rental) : 1か月分
・デポジット(Security Deposit) : 2か月分
・光熱費デポジット(Utility Deposit) : 0.5か月分 or 1か月分
・印紙税と契約手数料(Stamp fee and disbursement of Tenancy Agreement) : RM 250(8,500円) ほど
・カードキーデポジット : RM 50(1,700円)ほど
かかる初期費用は上記のとおりで、「家賃の4か月分」が目安です。
家賃が「RM 1,500(5.1万円)」の場合は、「RM 6,000(20万円)」は準備しておきましょう。
「RM」は、マレーシアの通貨「リンギット」の略称のことですね。
2024年11月現在で、1RM = 約34円です。
※2022年以降、「円安」の加速により円の価値が下がっています。
日本円で換算すると以前よりも割高になっているので、注意してくださいね。
「デポジット(Security Deposit)」と「光熱費デポジット(Utility Deposit)」は、家賃と光熱費を滞納せず契約期間(1年)を過ごせば、きちんと返ってきます。
日本のように仲介手数料や退去クリーニング費用などで、ぼったくられることはありませんでした。
賃貸の契約期間は、「1年間」が一般的
契約期間は「1年」が基本です。
1か月や半年など、短期間の契約は難しいです。
気になるのは、「1年未満で退去したらどうなるの?」ということですよね。
多くの場合、短期間で退去すると「デポジットは返してもらえない」ことになります。
契約書に書いてあったりもしますが、結局のところ「オーナー次第」ですね。
・次に契約する人を紹介すれば、短期の退去でもデポジットを返してくれる
・半年以上住んでいたら、デポジットを返してくれるオーナーもいる
オーナーによって、こういった対応をしてくれることもあります。
やむを得ず「はやく退去したいな...。」というときは、交渉してみましょう。
賃貸契約に「保証人」や「収入証明」は不要で、日本よりも圧倒的に簡単
日本の賃貸契約では保証人や収入証明など審査があって、かなり面倒ですよね。
一方のマレーシアは、保証人や収入証明はいらないので、審査で待たされることはありませんでした。
伝えた情報といえば、日本人であることと、会社名くらいです。
オーナーがOKすればいいので、「マレーシアの賃貸契約は本当にラク」でした。
特に「日本人は部屋をきれいに使ってくれる」と知られているので、日本人というだけでOKしてくれたりします。
設備の確認と契約書(英語)の読み合わせをして、20分もかからず契約は終わりました。
③ マレーシアの部屋の探し方【検索サイト「iProperty」と「WhatsApp」だけ】
マレーシアにも、日本のDOOR賃貸のような賃貸検索サイトがあります。
サイトから家賃や場所などで条件を絞れば、希望のコンドミニアムを探せます。
賃貸検索サイト「iProperty」が便利
マレーシアでは「iProperty」というサイトが広く使われています。
英語のサイトですが、希望のエリアや条件を入れて検索してみましょう。
部屋の写真や設備の内容も、わかりやすく載っています。
エージェント(賃貸業者)やオーナーとの連絡は、チャットアプリ「WhatsApp」でOK
マレーシアでは、チャットアプリ「WhatsApp」を使う人がほとんどです。
日本でいう「LINE」のようなものですね。
検索サイト「iProperty」にも連絡先が書いてあり、エージェント(賃貸業者)やオーナーと WhatsApp でやり取りできます。
逆に WhatsApp がないとマレーシアでは連絡に困るので、スマホに入れておきましょう。
気になるコンドミニアムは、積極的に問合せしよう
「iProperty」で興味のある部屋があったら、「WhatsApp」でどんどん問合せしていきましょう。
なぜなら、返信してこないエージェント(賃貸業者)もいるからですね。
私の経験では、3人のうち1人は返信がないような感じでした。
きちんと対応してくれるエージェントもいるので、積極的に動いていきましょう。
海外では自分から行動しないと、先に進まないことも多いですので。
「返信が遅いな、、」と感じたら、切り替えて別のエージェントに連絡を取ればOKです。
④ まとめ:マレーシアでのコンドミニアム生活は、快適すぎる
本記事では、「マレーシア移住の家賃相場と賃貸契約」について、紹介しました。
ポイントをまとめます。
【マレーシアでコンドミニアムがおすすめの理由】
・家具家電付きの部屋が多いので、手ぶらですぐ入居できる
・ジム、プール付きが基本で、コンビニやモールなど併設されていて便利
・日本人を含む外国人向けで、セキュリティ面で安心(24時間警備員が常駐)
【マレーシアの家賃相場と初期費用】
・コンドミニアムの家賃相場は、「RM 1,500 ~ 5,000(月5.1万円 ~ 17万円)」ほど
・初期費用は、「家賃の4か月分」が目安
・契約期間は、「1年」が基本
・賃貸契約に「保証人」や「収入証明」は不要で、日本よりも圧倒的に簡単
【マレーシアの部屋の探し方】
・賃貸検索サイト「iProperty」で検索可能
・エージェント(賃貸業者)やオーナーとの連絡は、チャットアプリ「WhatsApp」でOK
・返信してこないエージェント(賃貸業者)もいるので、積極的に動こう
マレーシアのコンドミニアムは外国人向けに作られており、日本よりも快適な生活が送れます。
敷地から出なくても生活できるので、引きこもってしまうかもしれません。笑
「海外で賃貸契約なんて、難しそうだな...。」と思っていました。
でも実際にやってみると、日本よりも圧倒的に簡単でしたね。
保証人や収入証明も不要だったので、ラクに契約できました。
必要なのは行動することだけなので、積極的に動いてみてくださいね。
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