こんにちは、キベリンブログです。
わかものハローワークは、対象を限定した特化型のサービスです。
今回は、「わかものハローワークの違いと、メリット・デメリット」について紹介します。
【本記事の内容】
① わかものハローワークとは【35歳未満で、正社員をめざす人向け】
② わかものハローワークの、3つのメリット【個別・混雑・エリア】
③ わかものハローワークの、3つのデメリット【平日・求人・非公開】
④ まとめ:メリット・デメリットを押さえて、他のサービスと比べながら使おう
失業保険を受給する中で、わかものハローワークの存在を知りました。
経験から、どんな人に向いているかを紹介していきます。
① わかものハローワークとは【35歳未満で、正社員をめざす人向け】
失業保険の手続きでは、ハローワークを利用しますよね。
窓口としてのイメージが強いですが、民間の転職エージェントと似たような特化型の支援もあります。
その1つが、「わかものハローワーク」です。
まずはどんなところなのか、説明していきますね。
【わかものハローワークとは】
・35歳未満が対象で、正社員で就職を目指す人を支援するサービス
・個別担当制で、同じ担当者に就職の相談ができる
・わかものハローワークがない県もあるが、その県はハローワーク内の支援窓口で利用可能
・失業保険の受給手続きはできない
順番に見ていきましょう。
35歳未満が対象で、正社員で就職を目指す人を支援するサービス
わかものハローワークは、対象を「35歳未満」に特化したハローワークです。
正社員で働いた経験がない人も含め、正社員の就職を目指す人向けのサービスですね。
サービスは「無料」で受けられます。
対象が限定されているので、通常のハローワークよりもムダな内容が少なく、話が通じやすいメリットもあります。
個別担当制で、同じ担当者に就職の相談ができる
ハローワークで職業相談すると毎回担当者が変わるので、相談しにくかったりしますよね。
わかものハローワークでは「個別担当制」になっていて、マンツーマンで同じ担当者に相談できます。
職務経歴書や履歴書など、応募書類に関するアドバイスも受けられます。
民間の転職エージェントと似たような感じですね。
わかものハローワークがない県もあるが、その県はハローワーク内の支援窓口で利用可能
わかものハローワークは、全国で「25か所」に専用の施設があります。
東京は「3か所(渋谷、新宿、日暮里)」、大阪には「2か所(あべの、梅田)」あり、主要都市にはありますね。
ですが、わかものハローワークのない県もあります。
その県ではハローワーク内に「わかもの支援窓口」が設置されており、そこでサービスを利用できます。
※全国の所在地・窓口は、「わかものハローワーク・わかもの支援窓口の一覧」に掲載されています。
失業保険の受給手続きはできない
わかものハローワークでは、「失業保険(雇用保険)」に関する手続きはできません。
給付の申請や認定日に行う失業の認定手続きは、住所を管轄するハローワークへ行く必要があるので、注意しておきましょう。
② わかものハローワークの、3つのメリット【個別・混雑・エリア】
わかものハローワークを利用すると、どんなメリットがあるのか気になりますよね。
そこで、3つのメリットを紹介していきます。
【わかものハローワークのメリット 3つ】
❶ 担当者が変わらないので、ハローワークの職業相談より話しやすい
❷ 利用者が限定されていて、通常のハローワークに比べて混雑しにくい
❸ ローカルエリアの求人が見つかりやすい
❶ 担当者が変わらないので、ハローワークの職業相談より話しやすい
1つ目のパートでも触れましたが、ハローワークで職業相談すると、相談員は毎回変わります。
わかものハローワークは「個別担当制」なので、ずっと同じ担当者に相談できるんですよね。
前に話した内容を繰り返さなくても良いので、時間がムダになりません。
スムーズに話ができるのはメリットですね。
❷ 利用者が限定されていて、通常のハローワークに比べて混雑しにくい
都市や場所にもよりますが、ハローワークは慢性的に混んでいます。
窓口での待ち時間も長くて、それだけで疲れたりするんですよね。
わかものハローワークは利用者が限定されているので、混雑を回避できることが多いです。
個別支援のサービスは予約が必要な場合もありますが、空いていて使いやすいのは良いですね。
❸ ローカルエリアの求人が見つかりやすい
ハローワークは、ローカルエリアの求人が集まりやすいです。
特に中小企業の求人が豊富ですね。
なので、働く地域や場所を優先したい人には向いています。
「地元で働きたい」とか「郊外の職場がいい」などの希望があれば、使ってみる価値はありますね。
③ わかものハローワークの、3つのデメリット【平日・求人・非公開】
メリットがあるなら、デメリットもあります。
こちらも3つほど見ていきましょう。
【わかものハローワークのデメリット 3つ】
❶ 基本的なサービスの利用は、平日の日中に限られる
❷ 自分自身でも、求人の内容をよくチェックする必要がある
❸ 見れる求人は、通常のハローワークと変わらない(非公開求人なし)
❶ 基本的なサービスの利用は、平日の日中に限られる
転職エージェントは民間の運営なので、利用者の利便性やスケジュールを考慮して休日も対応してくれます。
わかものハローワークは、「国(厚生労働省)」が運営しています。
一部のサービスは土曜でも利用できることもありますが、基本的には「平日の日中」に限られます。
予定を合わせたり、急ぎの対応が難しい点については、デメリットですね。
❷ 自分自身でも、求人の内容をよくチェックする必要がある
わりとよく知られていますが、ハローワークの求人は「無料で掲載が可能」になっています。
人材の確保に熱意のない会社でも、とりあえず無料なら出しますよね。
そのため、あなた自身でも内容をよくチェックする必要があります。
求人情報も文字ばかりでイメージしにくいので、求人選びには注意が必要です。
❸ 見れる求人は、通常のハローワークと変わらない(非公開求人なし)
民間の転職エージェントを利用すると、利用者だけが見れる「非公開求人」の特典があります。
一般に公開されている求人よりも応募者が絞られるので、私も非公開求人から選んで転職しました。
わかものハローワークの場合は、そういった利用者向けに限定された求人はありません。
通常のハローワークと見れる求人は変わらないので、そこは残念な点ですね。
求人情報は就職活動で最も重要なポイントですし、求人を探すなら転職エージェントの方が見つかりやすいですね。
無料で使えるし、非公開求人を見るだけでも参考になるので、比較してみると違いがわかります。
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④ まとめ:メリット・デメリットを押さえて、他のサービスと比べながら使おう
本記事では、「わかものハローワークの違いと、メリット・デメリット」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【わかものハローワークとは】
・35歳未満が対象で、正社員で就職を目指す人を支援するサービス
・個別担当制で、同じ担当者に就職の相談ができる
・わかものハローワークがない県もあるが、その県はハローワーク内の支援窓口で利用可能
・失業保険の受給手続きはできない
【わかものハローワークのメリット 3つ】
❶ 担当者が変わらないので、ハローワークの職業相談より話しやすい
❷ 利用者が限定されていて、通常のハローワークに比べて混雑しにくい
❸ ローカルエリアの求人が見つかりやすい
【わかものハローワークのデメリット 3つ】
❶ 基本的なサービスの利用は、平日の日中に限られる
❷ 自分自身でも、求人の内容をよくチェックする必要がある
❸ 見れる求人は、通常のハローワークと変わらない(非公開求人なし)
わかものハローワークは、「35歳未満」が対象の就職支援サービスです。
サービスの内容は、民間の転職エージェントと似ています。
個別の担当者がつくので、通常のハローワークと比べて職業相談はしやすいですね。
でも、運営はあくまでハローワークなので、過度な期待は禁物です。
利用するときは、求人の内容もよくチェックすることが重要になってきます。
リスクを避けるためにも、転職エージェントと比べた上で使ってみてください。
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