その後って、すぐ再入国できるのかな?
こんにちは、キベリンブログです。
海外で会社を退職するとビザもキャンセルされるので、その後に再入国できるか気になりますよね。
今回は、「マレーシアで就労ビザのキャンセル後の再入国と注意点」について、紹介します。
【本記事の内容】
① マレーシアで就労ビザキャンセル後の再入国は可能【3つの注意点】
② マレーシアと東南アジアのビザラン規制とは【就労ビザからビザなし入国時】
③ まとめ:ビザキャンセル後の再入国は問題ないけど、注意点だけは押さえよう
マレーシアへ海外転職し、退職によるビザキャンセル後にビザなしで再入国しました。
経験から、再入国の注意点を語っていきますね。
① マレーシアで就労ビザキャンセル後の再入国は可能【3つの注意点】
マレーシアで会社を退職すると、就労ビザはキャンセルが必要なので出国しなければなりません。
でも「家の契約が残ってるから戻りたい」「マレーシア国内をすこし旅行したい」といった理由で、退職後に「ビザなし(観光ビザ)」で再入国したいこともありますよね。
先に結論ですが、「就労ビザ(Employment Pass)キャンセル直後の再入国は可能」です。
ただし、再入国にはいくつか注意点があります。
【ビザキャンセル後の再入国の注意点】
❶ 出国から再入国までの時間を「72時間(3日間)」は空ける
❷ 再入国後の出国用航空券を準備しておく
❸ 入国の目的をはっきり答えられるようにしておく
それぞれ解説していきますね。
❶ 出国から再入国までの時間を「72時間(3日間)」は空ける
ビザキャンセル後の再入国は、「72時間(3日間)」は空けるように言われました。
私はインドネシアへ行って1週間ほど過ごしてから、マレーシアに再入国しましたね。
ビザのキャンセル時に確認の上で、なるべく時間を空けてから再入国しましょう。
通常は90日滞在できますが、許可される滞在日数が短くなってしまう可能性もありますので。
❷ 再入国後の出国用航空券を準備しておく
マレーシアにビザなしで入国する場合、「出国用の航空券を持っていること」が条件です。
ただ、通常はほとんどチェックしないので、持ってなくても入国できているのが実情なんですよね。
普通ならあまり聞かれませんが、ビザをキャンセルしてから間もない入国だと、いくつか質問されます。
出国用の航空券を持っているかも、聞かれる可能性が高くなるんですよね。
入国条件とされている以上、航空券がなければ入国を拒否されても文句は言えません。
入国できなくて家の荷物が置き去りになったりしたら、大問題ですよね。
リスクを考えたら、「捨てチケット」でも準備しておく方がずっと安心です。
予定が未定の場合は、日本に限らず第三国への出国でもOKですよ。
タイやシンガポールなど近くの国なら数千円で買えます。
事前に不安を解消するためにも、90日以内に出国する航空券を準備しておきましょう。
❸ 入国の目的をはっきり答えられるようにしておく
繰り返しですが、ビザキャンセル後の入国だと、審査官からいくつか質問をされることが多いです。
私の場合は「働くつもりはないか?」「出国用の航空券はあるか?」といったことを聞かれました。
入国の目的は予定の見通しと合わせて、はっきりと答えられるようにしておきましょう。
ただ家で過ごすつもりでも、観光などと説明しておけば大丈夫です。
答えを用意しておかないと曖昧な答え方になるし、変に疑われたりします。
事前に準備しておけば、焦らなくて済みますので。
② マレーシアと東南アジアのビザラン規制とは【就労ビザからビザなし入国時】
ところで「ビザラン」という方法を知っていますか?
ここで、マレーシアでのビザランについて触れておきますね。
ビザランとは、ビザなし滞在を繰り返す行為
マレーシアは、「ビザなし」で90日滞在できます。
90日が迫ってきたら近くの国へ出国して、再度マレーシアに入国すると、また90日の滞在が認められます。
これを繰り返してビザなしで長期滞在することを、「ビザラン」と呼んでいます。
外国人のバックパッカーなどによく使われていた手法でした。
東南アジアは、ビザラン規制が厳しくなってきている
ところが、タイで外国人による違法な就労や長期滞在が増えて、社会問題となったんですよね。
2014年に「ビザラン規制法」が制定され、ビザランによる滞在が規制されました。
この流れは東南アジアに広がり、マレーシアでもビザラン規制が始まっています。
マレーシアのビザラン規制
・短期間で再入国すると、滞在を許可される日数が少なくなる
・ビザラン規制を受けないためには、出国してしばらくは日本に滞在することが望ましい
※通常でも1年間に180日間までしか滞在できない
マレーシアはビザなしでも90日まで滞在できるので、わりと長期滞在できます。
でも、短期間のうちに出入国を繰り返すと、2回目以降の入国では許可される滞在日数が短くなったりします。
短くなる日数は審査官の判断で変わりますが、2週間や1か月くらいに減らされます。
なお、通常でもマレーシアは「1年間に180日間まで」しか滞在できません。
それ以上の滞在を望むならビザを取るしかないので、注意してくださいね。
「就労ビザキャンセル」から「ビザなし」での再入国は、ビザラン規制なし
私は就労ビザで長期滞在していましたが、会社を退職したのでビザはキャンセルとなりました。
そのときに「就労ビザキャンセル」から出国直後に「ビザなし」で再入国しましたが、ビザラン規制などはなかったですね。
前のパートでも説明したとおり、いくつか質問されただけで、90日の滞在許可をもらえました。
ちなみに、就労ビザが有効な間は、規制なく何度でも繰り返し出入国ができますよ。
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③ まとめ:ビザキャンセル後の再入国は問題ないけど、注意点だけは押さえよう
本記事では、「マレーシアで就労ビザのキャンセル後の再入国と注意点」について、紹介しました。
ポイントをまとめます。
【ビザキャンセル後の再入国の注意点】
❶ 出国から再入国までの時間を「72時間(3日間)」は空ける
❷ 再入国後の出国用航空券を準備しておく
❸ 入国の目的をはっきり答えられるようにしておく
【マレーシアのビザラン規制】
・短期間で再入国すると、滞在を許可される日数が少なくなる
・ビザラン規制を受けないためには、出国してしばらくは日本に滞在することが望ましい
※通常でも1年間に180日間までしか滞在できない
海外で会社を辞めると、ビザのキャンセルで間もなく出国しなければなりません。
でも、家の契約が残っていたりすると、もう少しのんびり過ごしたいといったこともありますよね。
「ビザキャンセル」からの「ビザなし」での再入国では、ビザラン規制など受けることなく入国できました。
ただし、紹介した注意点の内容は押さえておいてくださいね。
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