こんにちは、キベリンブログです。
選考を辞退したとき、失業保険に影響しないか気になりますよね。
今回は、「失業認定申告書に面接辞退の理由は不要」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 失業認定申告書に、面接辞退の理由を書く必要はない【実績は取り消されない】
② 面接を受けても、求職活動実績にならない理由とは【1つの求人で1回だけ】
③ まとめ:失業保険をもらうのに、面接を辞退する理由の申告は不要
失業保険は3回ほど受給してきました。
経験から、失業認定申告書に最低限で必要な情報をわかりやすく語っていきます。
① 失業認定申告書に、面接辞退の理由を書く必要はない【実績は取り消されない】
失業保険をもらうのに必要な求職活動実績は、失業認定申告書に記入してハローワークに申告します。
"求人への応募" は、実績として認められる活動です。
でも、「自分から面接を辞退したら、求職活動実績はどうなるの?」と思ったりもするはず。
実績と辞退する理由の扱いについて、ポイントを紹介していきますね。
面接を辞退しても、求職活動実績は取り消されない
失業保険の求職活動実績は、面接を辞退しても、取り消されることはありません。
面接に限らず、途中で何らかの選考を辞退した場合も同じですね。
つまり、"求職活動実績のために面接を受ける" と考える必要はありません。
応募した後に気が変わったり、他に優先したい求人が出てくるなどしたら、遠慮せず辞退してOKです。
ただし、応募先の会社に対しては、辞退の理由を伝えるようにしましょう。
「他の会社の選考を優先している」「家庭の事情で勤務地への通勤が難しくなった」などの理由であれば大丈夫です。
辞退の理由を、失業認定申告書に書く必要はない
「面接は求職活動実績が目的だから辞退したいけど、申告しなきゃいけないのかな...?」と気になったりしますよね。
求人への応募を求職活動実績にするには、認定日にハローワークへ提出する「失業認定申告書」に記入する必要があります。
2回以上(初回の認定日のみ1回以上)の実績が認められると、失業保険が支給されるしくみです。
応募したこと自体は記入しますが、「面接など選考を辞退した理由」を書く必要はありません。
認定日のタイミングに合わせて、応募の結果の欄には「選考中」「不採用」「選考辞退」などと、結果だけ端的に書けばOKです。
辞退の理由を書かなかったからといって、ハローワークから問われたりすることはないので、安心してくださいね。
求職活動実績のカウントは、応募時点で1回
求人への応募は、「転職サイト(リクナビNEXT など)」からの応募や、「転職エージェント・ハローワークでの紹介」などでも実績に認められます。
実績にカウントされるタイミングは、「応募時点」です。
そのため、あまり時間がない状況でも、求職活動実績が作りやすいんですよね。
たとえ認定日が明日だったとしても、求人応募なら間に合う活動方法でもあります。
「時間がないからもうムリ...。」と諦めなくても大丈夫です。
希望職種や勤務地などで条件を絞って、求人をチェックしてみてくださいね。
※効率よく実績が作れる具体的な手順は、「【失業保険】求職活動実績を1日で2回作るには?当日の作り方を解説」をご覧ください。
② 面接を受けても、求職活動実績にならない理由とは【1つの求人で1回だけ】
前のパートで、「失業認定申告書には面接辞退の理由は不要」ということを紹介してきました。
求職活動実績は、応募時点で1回とカウントされます。
「面接を受けたら、新たな求職活動実績にならないの?」と思いますよね。
そこで、実績のカウント方法を、詳しく補足しておきます。
求職活動実績は、1つの求人に対して1回だけ
求人応募での求職活動実績は「1つの求人に対して、1回のみ」と決められています。
つまり、「応募 ~ 面接 ~ 採用」の選考プロセス全体で1回というわけです。
実績になるタイミングは、繰り返しですが「応募時点」です。
かなり早めに実績にカウントできるということですね。
面接を受けても、新たな実績にはならない
求人に応募して書類選考に通ったら、面接がありますよね。
面接を辞退せずに受けた場合でも、新たな求職活動実績にはカウントされません。
なぜなら、「実績は1つの求人に対して、応募時点で1回だけ」だからですね。
1回だけの面接に限らず、2次・3次面接や筆記試験を受けた場合も、実績の回数は増えません。
以前に失業認定申告書に実績として書いた求人の会社は書けないことになるので、注意しておきましょう。
2回分の実績が欲しいときは、2つの求人に応募すればOKです。
選考の結果は、求職活動実績には無関係
・面接を受ける : 実績は応募時点で1回(※面接は新たな実績にならない)
・面接を辞退する : 実績は応募時点で1回(※実績は取り消されない)
・書類選考で不採用 : 実績は応募時点で1回(※実績は取り消されない)
応募後の結果と実績のカウントをまとめると、上記のとおりです。
なんども紹介していますが、実績は「応募した時点で1回だけ」です。
面接を受けても、実績の回数は増えません。
逆に面接を辞退 or 不採用となった場合でも、実績は取り消されず、1回として認められます。
要するに、選考の結果は、求職活動実績には関係ありません。
実績のカウント方法に注意しながら、失業認定申告書に記入するようにしましょう。
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③ まとめ:失業保険をもらうのに、面接を辞退する理由の申告は不要
本記事では、「失業認定申告書に面接辞退の理由は不要」の件を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【求職活動実績と面接辞退の理由について】
・面接を辞退しても、求職活動実績は取り消されない
・辞退の理由を、失業認定申告書に書く必要はない(結果だけ端的に書けばOK)
・求職活動実績のカウントは、応募時点で1回だけ
【選考の結果と、求職活動実績の関係】
・面接を受ける : 実績は応募時点で1回(※面接は新たな実績にならない)
・面接を辞退する : 実績は応募時点で1回(※実績は取り消されない)
・書類選考で不採用 : 実績は応募時点で1回(※実績は取り消されない)
求人に応募すれば、応募したタイミングで1回の求職活動実績になります。
たとえ面接を辞退しても、実績が取り消されることはありません。
ハローワークに報告する失業認定申告書には、面接辞退の理由は不要です。
書かなかったからといって理由を問われたりはしないので、結果だけを簡潔に書いておけばOKです。
求職活動実績のカウントにはルールがあり、知っておくと失業保険をもらい損ねずに済みます。
本サイトを参考に制度のポイントを押さえて、うまく活用してくださいね。
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