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【マレーシア移住】1ヶ月の生活費、いくらで暮らせる?【実績公開】

【マレーシア移住】1ヶ月の生活費、いくらで暮らせる?【実績公開】

 

お悩み相談
移住先で人気のマレーシアは、いくらあれば生活できるのかな?

 

こんにちは、キベリンブログです。

海外移住してみたいと思ったら、その国の生活費は気になりますよね。

今回は、「マレーシア移住での1ヶ月の生活費」について、紹介します。

 

【本記事の内容】

① マレーシア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.9万円】

② マレーシアでの物価高と、円安の影響をどう感じたか【約3~4割高】

③ まとめ:まだ食料品は安いが、家賃(宿泊費)の値上がりには要注意

 

2023年に約1ヶ月間、マレーシアで暮らしました。(さらに以前には2年間マレーシア移住していました)

世界的なインフレ(物価上昇)を経た後でも、マレーシアではまだ安く生活できるのか語っていきますね。

 

① マレーシア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.9万円】

① マレーシア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.9万円】

① マレーシア移住で、1ヶ月にかかった生活費【月4.9万円】

❶ 家賃 : 39,151円

❷ 電気代 : 600円

❸ 通信費(WiFi) : 0円(※家賃に込み)

❹ 食費 : 9,562円

❺ 日用品 : 0円(※家賃に込み)

❻ 趣味・娯楽 : 231円

【合計 : 49,544円】

※1MYR(マレーシアリンギット) = 30円で計算

 

マレーシア移住で1ヶ月にかかった費用は、「約4.9万円」でした。

2023年以降も世界で物価上昇は続き、マレーシアの物価も上がっていました。

 

そんな状況の中で月5万円しなかったのは運もあるのですが、かなり安上がりにできたと思っています。

それぞれ項目ごとに紹介していきますね。

 

❶ 家賃 : 39,151円

以前のマレーシアでは、月4万円ほどでも設備の良いコンドミニアム(ジム・プール付きの高層マンション)がたくさんありました。

ところが、新型コロナ以降の物価高で、マレーシアでは特に家賃が値上がりしています。

 

加えて数か月の短期滞在だと、5万円台でもなかなか良い部屋は見つかりませんでした。

「家賃も割高になるし、今回はマレーシア移住は見送るか...」と考えていたとき、偶然にも3万円台で良い部屋が見つかったんですよね。

 

1ヶ月間しか借りられませんでしたが、2LDKの間取りでかなり広く、キッチンや洗濯機も含めひと通りの家具・家電もありました。

今回は運が良くて相場よりもかなり割安で借りられましたが、ルームシェアなどでない限り3万円台で探すのは難しいので、注意してくださいね。

 

※海外で部屋探しする方法は、「【海外移住】割安に住む、家の探し方【リモートワークで中長期滞在】」をご覧ください。

 

❷ 電気代 : 600円

今回のマレーシア移住で借りた部屋は高層階で、風通しの良い部屋でした。

窓を開ければ風が涼しくて、エアコンを使わなくてもシーリングファンで過ごせたんですよね。

 

そのため、電気代はかなり安く済んでいます。

エアコンを毎日使う場合、さらに数千円はかかるので注意しておきましょう。

 

ちなみにマレーシアの電気代は、1kWhあたり「約6.5円」と安いですが、1ヶ月で200kWhを超えると使うほど単価が高くなっていく仕組みです。

水道など電気代以外の光熱費は、家賃に含まれています。

 

❸ 通信費(WiFi) : 0円(※家賃に込み)

部屋に備え付けのWiFiが使い放題のため、通信費は無料です。

通信速度も申し分なく、安定して使えたのでストレスなどもありませんでした。

 

外ではあまりネットを使う必要はなかったので、「楽天モバイル」の海外ローミング(無料)で対応できました。

配車アプリ(Grab や Airasia Ride など)の利用もできるし、現地のSIMカードを買わなくていいので、節約にもなりますよ。

 

※海外でのネット環境の選び方は、「海外でネット環境はどうする?旅行・移住での選び方【追加料金なし】」で解説しています。

 

❹ 食費 : 9,562円

2023年のマレーシア移住では、物価高の影響でもう少しかかると思っていました。

でも思っていたより、かなり安く済んだんですよね。

 

自炊中心で生活していましたが、スーパーの食料品も値上がりしたとはいえ、日本より安く手に入ります。

食文化も多様で、本格的なインド料理や中華料理など、たまに外食も楽しみました。

 

一方でお酒に関しては、酒税が課されているため日本よりも高くなります。

私はあまり飲みませんでしたが、最も安いビール1缶(320ml)で約210円ほどで売られていました。

 

 

❺ 日用品 : 0円(※家賃に込み)

ティッシュやトイレットペーパーといった日用品の項目です。

シャンプーなどのバス用品や、洗濯洗剤からトイレットペーパーまで、日用品は借りた部屋の備え付けを利用できました。

 

マレーシアでは、食料品に比べると日用品はそこまで割安ではありません。

その点では余計な費用がかからず、節約になったのは良かったですね。

 

※食品や日用品などスーパーでの価格一覧については、「【海外移住】マレーシア物価はインフレ後も安い?【スーパー価格表】」をご覧ください。

 

❻ 趣味・娯楽 : 231円

おもな費用としては鉄道やバスなどの利用で、市内の移動なら数十円ほどで乗れます。

観光スポットを巡るようなことは、あまりしませんでした。

 

日中は暑いので、早朝や夕方以降の過ごしやすい時間帯に、ジョギングや街歩きをのんびり楽しんだりしています。

ひとつの町の中にモスクや中華系寺院、ヒンドゥー教寺院が近距離で存在するのも、多民族国家のマレーシアならではですね。

 

お金をあまりかけなくても、海外に住んでいるだけで楽しみがあります。

ふつうの生活が新鮮に感じられるのも、海外移住の魅力のひとつだと思っています。

 

② マレーシアでの物価高と、円安の影響をどう感じたか【約3~4割高】

② マレーシアでの物価高と、円安の影響をどう感じたか【約3~4割高】

② マレーシアでの物価高と、円安の影響をどう感じたか【約3~4割高】

 

2023年以降も、世界中でインフレ(物価高)が続いている状態です。

日本も値上げラッシュの状況ですが、海外は日本以上に物価が上がっています。

 

その物価高に加えて、さらに「円安」が加速したため、日本円の価値が下がり以前よりも割高になりました。

そこで、マレーシアでの物価高と円安の影響をどう感じたのかを紹介していきますね。

 

マレーシアの消費者物価指数(CPI)は、日本以上

【マレーシアの消費者物価指数の変化率(%)】

【マレーシアの消費者物価指数の変化率(%)】

 

世界でインフレが進む中、マレーシアでも物価高が加速しました。

物の値段を示す指標の「消費者物価指数(CPI)」は、マレーシアのデータをみると2021年から上昇率が高くなっており、増減はあるものの2023年以降も「+4%」ほどの状態が継続しています。(画像は「Investing.com」から引用)

 

このマレーシアの物価上昇率は、日本以上の上昇率です。(日本は最も高い月でも「+4%」ほどで1回だけ)

実際に1ヶ月の間でも、スーパーなどで食料品の値上げが行われていました。

 

円安により、日本円で換算すると以前よりも割高に【2年で15%高】

【マレーシアリンギット - 日本円の為替チャート】

【マレーシアリンギット - 日本円の為替チャート】

 

上記のチャートは、マレーシアの通貨「マレーシアリンギット(MYR)」に対する「日本円(JPY)」の為替レートの動きです。

(画像は「XE : 通貨換算レート」より引用)

 

2021年以降に円安が加速し、2022年9月頃まで円の価値は下がり続けています。(チャートが上がるほど、円の価値は下がる)

そこから過度な円安はすこし落ち着いて円高方向に振れましたが、まだまだ円安の水準ですね。

 

2023年5月時点から直近2年でみると、日本円では「約15%」ほど高くなります。

 

まだ日本よりも物価は安いけれど、明らかに値段は上がっている

「マレーシアの物価上昇」+「円安」で、以前よりも全体的に約3~4割ほど高くなる計算です。

物価は種類によって差があるため一概には言えませんが、割安感は薄れてきています。

 

ただ、スーパーでの食料品などは割安な水準で買えたので、物価高と円安の影響はそこまで感じずに過ごせました。

今のところマレーシアなら、日本よりも安く過ごせます。

 

ですが物価上昇は続いており、特に家賃(宿泊費)や外食費、配車アプリの値段など、明らかな値上がりを実感しました。

物価は「日本の3分の1」と言われたマレーシアは昔の話ですが、日本から感じる物価の安さは、近い将来には難しくなるかもしれません。

 

③ まとめ:まだ食料品は安いが、家賃(宿泊費)の値上がりには要注意

③ まとめ:まだ食料品は安いが、家賃(宿泊費)の値上がりには要注意

③ まとめ:まだ食料品は安いが、家賃(宿泊費)の値上がりには要注意

 

本記事では、「マレーシア移住での1ヶ月の生活費」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【マレーシア移住で1ヶ月にかかった生活費】

❶ 家賃 : 39,151円

❷ 電気代 : 600円

❸ 通信費(WiFi) : 0円(※家賃に込み)

❹ 食費 : 9,562円

❺ 日用品 : 0円(※家賃に込み)

❻ 趣味・娯楽 : 231円

【合計 : 49,544円】

※1MYR(マレーシアリンギット) = 30円で計算

 

【マレーシアでの物価高と、円安の影響について】

・マレーシアの消費者物価指数(CPI)は、日本以上の上昇率

・円安により、日本円で換算すると以前よりも割高になる(2年で15%高)

・「物価上昇」+「円安」で、以前よりも約3~4割ほど高くなる

・スーパーでの食料品は安く感じたが、家賃(宿泊費)などは値上げが大きく要注意

 

2023年以降も海外ではインフレが続き、いろんな物の値段が上がっています。

マレーシアも物価の上昇が続いており、日本以上の上昇率ですね。

 

「物価上昇」+「円安」の影響により、以前と比べて約3~4割ほど高くなる計算です。

今回の私のケースでは、たまたま良い部屋が見つかったため安い生活費になりましたが、マレーシアは特に家賃(宿泊費)の値上がりは顕著になってきています。

 

マレーシアとの物価の差はどんどん縮まっており、物価は「日本の3分の1」ではありません。

とはいえ住みやすい国であることは間違いないので、ぜひ短期でもマレーシア移住を体験してみてくださいね。

 

 

 

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