こんにちは、キベリンブログです。
LCCは航空券が安い分だけ、キャンセルできないイメージですよね。
今回は、「LCCでのキャンセルの払い戻し可否と、エアアジアの返金手続き」について紹介します。
【本記事の内容】
① LCCで航空券をキャンセルした時の払い戻し可否【空港税は返金】
② エアアジア(Airasia)での払い戻し手続き方法【オンライン完結】
③ まとめ:LCCでのキャンセルでも、空港税など料金の一部は返金される
海外転職を経験し、旅行も含め100か国以上に渡航してきました。
LCCでのキャンセル経験から、返金の可能性を語っていきます。
① LCCで航空券をキャンセルした時の払い戻し可否【空港税は返金】
LCC(格安航空会社)は大手キャリアよりも安く航空券が買えることが魅力です。
でもその反面、キャンセル規定は厳しくなっています。
ただ、キャンセルでの払い戻しを受けられるケースもあります。
どんな払い戻しならLCCでも受け付けてくれるのか、内容をチェックしていきましょう。
LCCでのキャンセルによる返金・払い戻しの可否
・航空会社都合 : 払い戻し可能(変更も可能)
・自己都合 : "航空券代" の返金は不可(変更は差額の支払いで可能なケースあり)
「航空会社側の都合」でキャンセルした場合は、LCCでも払い戻しを受けられます。
例えば、出発日時が変更されてしまったケースなどですね。
一方で自己都合でキャンセルした場合は、"航空券代" の払い戻しは受けられません。
変更は同じ路線であれば差額の支払いで可能なケースもあるので、予定が合うならチェックしてみましょう。
キャンセルによる航空券代はあきらめるしかないのですが、航空券の料金には「航空券代以外」も含まれています。
つまり、航空券の内訳に含まれている「航空券代以外」の料金は返金してもらえる可能性があります。
"空港税" は、キャンセルしても返金してくれるLCCも
空港税については搭乗者が返金を受けることができる。
(エアアジアの公式サイトより引用)
LCCであるエアアジアのサイトを確認すると、「空港税」は自己都合のキャンセルでも返金してもらえます。
要するに、手続きすれば料金の一部は払い戻しが受けられるということですね。
エアアジアで払い戻し手続きしたら、実際に返金された【体験談】
体験談ですが、エアアジアのベトナム - マレーシア間のフライトを自己都合でキャンセルして、払い戻しをリクエストしました。
約8,000円で買ったチケットのうち、3,000円ほど返金されました。
もともと返金されないと思っていたので、金額にかかわらず返金があったのは良かったです。
払い戻しはオンラインで簡単に手続きできて、手間や面倒もありませんでした。
次のパートで、エアアジアでの払い戻し手続きの手順を解説していきますね。
② エアアジア(Airasia)での払い戻し手続き方法【オンライン完結】
LCCでは自己都合のキャンセルだと "航空券代" は払い戻しされませんが、購入代金に含まれている "空港税" は返金される航空会社もあります。
実際に私も「エアアジア(Airasia)」でキャンセルによる払い戻し手続きをして、空港税は返金されました。
「払い戻し手続きって面倒じゃないの?」と思うかもしれませんが、オンラインで完結できます。
ここで、エアアジアの払い戻し手続き方法を紹介しておきますね。
払い戻しができる前提条件
・購入したフライトに搭乗しなかった
・予定出発日後から6か月以内に申請
エアアジアの払い戻し手続きができる前提条件は、上記の2つです。
"搭乗しなかったこと" が条件なので、明らかに乗らないことが分かっていても、出発日前には手続きができません。
つまり、予定出発日時が過ぎるまで待つ必要があります。
申請手続きの期限は「予定出発日から6か月以内」です。
払い戻し手続きに必要な情報
・予約番号(6ケタの英数字)
・予約時に入力したメールアドレス
前提条件を満たしていることがわかったら、「予約番号」と「メールアドレス」を確認しておきましょう。
予約番号は "6ケタの英数字" で、メールで受信した「eチケット(予約確認書)」に書かれています。
メールアドレスは、購入時に入力したメールアドレスです。
払い戻し方法は、2種類から選択
❶ クレジットアカウント : 払い戻し手数料はかからないが、2年の有効期限あり
❷ 予約時の支払い方法に払い戻し : 路線によって払い戻し手数料がかかる
払い戻しの返金先は、「クレジットアカウント」or「予約時の支払い方法に払い戻し」の2通りから選べます。
「クレジットアカウント」とは、今後エアアジアのフライトを予約するとき、チケット代の支払いに使えるものです。
クレジットアカウントを選ぶメリットは、「払い戻し手数料がかからない」「払い戻しを早く受け取れる」ことですね。
ただし有効期限があり、"払い戻しから2年間" までしか使えないので、次のチケット購入予定があったらクレジットアカウントを選びましょう。
もう一方の「予約時の支払い方法に払い戻し」は、クレジットカードで買ったときは引落しの銀行口座に返金されます。
クレジットアカウントと違って有効期限などはありませんが、デメリットとして「路線によって払い戻し手数料がかかる」「払い戻しまで時間がかかる」ことがあります。
【払い戻し手数料がかからない路線】
・エアアジアフィリピン (Z2)、エアアジアタイ (FD)、エアアジア X タイ (XJ) 、エアアジアインド (I5) のフライトすべて
・タイ、香港を出発するフライトすべて
払い戻し手続きの手順【チャットボット】
手順① : エアアジアのサイトから、チャットボットを開く
手順② : トピック項目から「トラベル」→「エアアジアのフライト」を選ぶ
手順③ : 「払い戻しリクエスト」→「空港税の払い戻し」を選ぶ
手順④ : 予約番号とメールアドレスの入力後、払い戻し方法(クレジットアカウント or 予約時の支払い方法に払い戻し)を選ぶ
エアアジアのサイトを開くと、AIチャットボット「Bo」に質問できるようになっています。
上記の手順でチャットボットと会話しながら、払い戻し手続きを進めていきましょう。
手順④まで完了すると、返金リクエストを受け付けたことを示すメールが届きます。
払い戻しまでの進捗状況はエアアジアの会員ページ内の「マイケース」から確認できるので、時間をおいてチェックしてみましょう。
返金先に「クレジットアカウント」を選んだ場合は、わりと早めに払い戻しが完了します。
一方で「予約時の支払い方法に払い戻し」を選ぶと、銀行口座に返金されるまで数か月以上かかったりするので、気長に待ってみてください。
【海外へ行く前に作る、おすすめクレジットカード 3選(※年会費は永年無料)】
・楽天カード : 楽天経済圏の活用で節約効果の大きい定番カード。国際ブランドが異なる2枚目のカードも作れて、ポイント特典がある
・エポスカード : キャッシング時にオンラインで簡単に繰り上げ返済できるため、利息が安くなる
・三井住友カード(ナンバーレス) : カード番号が券面になく、盗み見防止で悪用されにくいタイプのカード
③ まとめ:LCCでのキャンセルでも、空港税など一部は返金の可能性あり
本記事では、「LCCでのキャンセルの払い戻し可否と、エアアジアの返金手続き」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【LCCでのキャンセルによる返金・払い戻しの可否】
・航空会社都合 : 払い戻し可能(変更も可能)
・自己都合 : "航空券代" の返金は不可("空港税" は返金されるケースあり)
【エアアジアの払い戻し手続きの手順】
手順① : エアアジアのサイトから、チャットボットを開く
手順② : トピック項目から「トラベル」→「エアアジアのフライト」を選ぶ
手順③ : 「払い戻しリクエスト」→「空港税の払い戻し」を選ぶ
手順④ : 予約番号とメールアドレスの入力後、払い戻し方法(クレジットアカウント or 予約時の支払い方法に払い戻し)を選ぶ
LCCで買った航空券をキャンセルせざるを得ない場合、お金は返ってこないと思ってしまいますよね。
確かに "航空券代" は返ってきませんが、一緒に徴収された "空港税" などは返金されるケースがあります。
例えばエアアジアでは、払い戻しリクエストを行うことで空港税の払い戻しが受けられます。
実際に私もサイトから手続きして、空港税の分は返金されました。
手続きはオンラインで完結できて、それほど手間もかかりません。
たとえ数千円でも簡単にリクエストできるので、自己都合のキャンセルでもチェックしてみてくださいね。
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