でも、どんなときに必要になるんだろう?
こんにちは、キベリンブログです。
空港の出入国審査が自動化されたものの、スタンプの提示を求められることもありますよね。
今回は、「出入国のスタンプが必要なケースと、忘れた時の対処法」について紹介します。
【本記事の内容】
① 出入国のスタンプが必要なケースとは?【海外転職では注意】
② 出入国のスタンプを忘れて、証明が必要になった場合の対処法【出入国在留管理庁】
③ まとめ:海外転職での海外転出中は、スタンプをもらっておいた方が良い
海外転職して海外へ移住し、100か国以上を旅してスタンプが必要な状況を経験してきました。
経験をベースに、スタンプの注意点を語っていきますね。
① 出入国のスタンプが必要なケースとは?【海外転職では注意】
成田・羽田や関空など、日本の国際空港では顔認証ゲートの運用が始まり、出入国審査が自動化されました。
なので審査後にあなたから依頼しないと、パスポートには出国印・帰国印のスタンプは押されません。
出入国のスタンプは、「いつ出国・帰国したのか?」の証明に使えます。
どんなときにスタンプが必要になるのか、具体的に見ていきましょう。
出入国のスタンプが必要となる手続き
・海外でのビザ取得の手続き
・海外移住から帰国後の転入手続き
・非居住者の免税手続き
・年金保険の合算対象期間(免除期間)の証明手続き
・海外旅行保険の給付金の受給手続き
・海外滞在中に有効期限の切れた運転免許証の再取得の手続き
おもに上記の手続きを行うときは、出入国のスタンプを求められます。
海外転職での出国のときはビザの手続きをすることになるので、出国印のスタンプは忘れずにもらっておきましょう。
海外での勤務を終えて帰国後、役所で転入届を申請するときも、帰国印のスタンプが必要です。
手続きによっては、航空券の半券など他のものでも代用できる場合があります。
ですが失くしやすいし、スタンプをもらっておいた方が安心ですね。
※海外勤務を終えた帰国後の転入届の手続きは、「海外転職から帰国時の転入届手続きを解説【住民税に注意】」をご覧ください。
顔認証ゲートでの、出入国スタンプのもらい方
顔認証ゲートで出入国審査が終わりゲートを通過すると、すぐそばにスタンプを希望する人のためのカウンターがあります。
審査は終わっているので、パスポートを担当者に渡せばすぐにスタンプを押してくれますよ。
出国スタンプがあると、海外で面倒を避けられることがある
海外で入国審査を受けるとき、国や審査官によってはパスポートのスタンプを見て「どこから来たか?」をチェックすることがあります。
出国スタンプがないと質問されたりすることがあり、そうなるとちょっと面倒ですよね。
ただスタンプがないからといって、入国を拒否されたりはしません。
でも細かい面倒を避けられたりするので、スタンプにはこういったメリットがありますね。
海外での出入国スタンプは要チェック
日本だときれいにスタンプを押してくれるのですが、海外では要注意です。
海外は雑な審査官も多いので、押されたスタンプが判別できないことがあるんですよね。
【海外で押されるスタンプが判別できない例】
・一部が見切れた状態でスタンプされ、出入国日が判別できない
・別のスタンプに重ねて押された
・そもそもスタンプを押すのを忘れている
上記のような状態になっていないか、出入国審査が終わった直後に必ずパスポートを確認しておきましょう。
その場を離れた後に気づいても、対処してもらうのは難しくなりますので。
【出入国スタンプを廃止した国について】
一部の国では出入国スタンプを廃止した国もあり、その場合はスタンプはあきらめましょう。
また、入国のときだけスタンプを押して、出国のときはスタンプを押さない国もあります。
② 出入国のスタンプを忘れて、証明が必要になった場合の対処法【出入国在留管理庁】
もし出入国のスタンプをもらうのを忘れて、証明に航空券の半券などでも代用できない場合は困りますよね。
そんなとき、ちょっと面倒ですが対処法があります。
出入国在留管理庁へ証明書を請求しよう(旧称:入国管理局)
出入国在留管理庁へ「出入(帰)国記録に係る開示請求手続」を行うと、出入国記録の証明書がもらえます。
手続きに必要なものは、以下のとおりです。
【出入国在留管理庁への出入国記録の開示請求に必要なもの】
注意点としては、開示請求の手続き当日には交付されません。
ルールは「請求した日から30日以内に開示決定を行う」という決まりですが、かかる時間は個別のケースで異なります。
詳細は、「出入国在留管理庁」のサイトを確認してみてくださいね。
2019年4月1日より、組織名が「入国管理局」から「出入国在留管理庁」に変わっています。
入国管理局という名前は聞いたことがあると思いますが、変わっているので注意してくださいね。
③ まとめ:海外転職での海外転出中は、スタンプをもらっておいた方が良い
本記事では、「出入国のスタンプが必要なケースと、忘れた時の対処法」を解説しました。
ポイントをまとめます。
【出入国のスタンプが必要となる手続き】
・海外のビザ取得の手続き
・海外移住から帰国後の転入手続き
・非居住者の免税手続き
・年金保険の合算対象期間(免除期間)の証明手続き
・海外旅行保険の給付金の受給手続き
・海外滞在中に有効期限の切れた運転免許証の再取得の手続き
【スタンプに関する補足事項】
・顔認証ゲートで出入国審査が終わったら、希望すればカウンターでスタンプを押してもらえる
・出国スタンプがあると、海外で面倒な質問を避けられることがある
・海外での出入国審査後に押されるスタンプは、きちんと判別できるか要チェック
【出入国在留管理庁への出入国記録の開示請求に必要なもの】
数日ほどの海外旅行なら、スタンプがなくてもそれほど困ることはありません。
たとえスタンプを忘れても、航空券の半券などで代用できる場合も多いです。
ですが、海外転職で海外転出している場合は、何かと必要となるケースがあります。
一時帰国のときも、スタンプをもらっておいた方が良いですね。
後から必要になって出入国記録の開示請求を行うのは、ちょっと面倒です。
なるべくスタンプを押してもらっておくと安心ですよ。
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