【ベトナム旅行】片道航空券は入国できない？【入国条件と対処法】

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ベトナムはビザなしで45日間まで滞在できるんだね。
ビザなしでも入国の条件とかあるの？？

こんにちは、キベリンブログです。

ベトナムの滞在可能日数が45日に延長され、より行きやすくなりました。

今回は、「ベトナムのビザなし入国条件と、片道航空券で入国拒否されたときの対処法」について紹介します。

【本記事の内容】

ベトナムでは海外旅行やノマド生活など、短期・長期の滞在を繰り返してきました。

経験から、知っておくべき入国条件を語っていきます。

① ベトナムのビザなし（ノービザ）入国には、3つの条件あり【30日ルールは撤廃】

① ベトナムのビザなし（ノービザ）入国には、3つの条件あり【30日ルールは撤廃】

ベトナムは日本からも近くて、人気の海外旅行先のひとつです。

以前はビザなしで15日しか滞在できませんでしたが、現在は45日に延長され行きやすくなったのもメリットです。

パスポートだけで入国できるのは旅行者にとってありがたいのですが、実は「ベトナムの入国条件」があります。

知っておかないと入国できない場合もあるので、内容を紹介していきますね。

【ベトナムのビザなし（ノービザ）での入国条件】

ベトナムにビザなしで入国する場合は、3つの条件が設けられています。

順番に見ていきましょう。

❶ ベトナム入国の時点で、パスポートの有効期間が6か月以上であること

まず1つ目は、「パスポートの有効期間」ですね。

"残存有効期間" とも言われますが、入国日から6か月以上あることが条件です。

パスポートの有効期限が6か月未満の状態で空港へ行くと、航空会社のチェックインカウンターで搭乗を拒否されます。

もし出発の当日に気付いた場合は対処法がないため、こればかりは諦めるしかありません。

パスポート更新の手続きには、1～2週間ほどかかります。

ベトナムだけでなく他の多くの国でも条件になっているので、余裕をもって更新しておきましょう。

※パスポート更新の目安と手続きの流れは、「【海外移住】パスポート更新いつする？申請と目安時期【ビザも影響】」をご覧ください。

❷ ベトナムの法律により、入国禁止または制限の対象になっていないこと

2つ目は、「ベトナムの法律」に抵触していないかの条件です。

例えば、「保護者など同伴なしでの14歳未満の子供」や「出入国で虚偽の申告を行った場合」などですね。

通常であれば、引っかかることはないと思います。

もし以前にオーバーステイなどで意図せず不法滞在した履歴があると、その後は入国審査も厳しくなるので注意しておきましょう。

❸ 往復または他の国への接続便の航空券を持っていること

最後の3つ目は、ベトナムから出る「出国用のチケット」ですね。

実はこの条件が、最も引っ掛かりやすい問題でもあります。

予定が決まっている短期の海外旅行であれば、往復などで出国チケットを買っていることがほとんどなので問題はありません。

問題になるのは、「片道航空券」での入国です。

ベトナムに行ってからプランを決めたいときや、海外移住やノマド生活の中長期滞在で帰国日が決まっていないときは、出国用の航空券はまだ買いたくないですよね。

"片道航空券での入国時の対処法" については、次のパートで解説していきます。

② ベトナムに片道航空券で旅行する場合、入国は拒否されるのか【対処法あり】

② ベトナムに片道航空券で旅行する場合、入国は拒否されるのか【対処法あり】

前のパートで、ベトナムのビザなし入国における「3つの入国条件」を紹介しました。

3つの条件のうちで引っかかる可能性が高いのは、「片道航空券でベトナムに入国できるのか？」ということだと思います。

ベトナム出国用の航空券を買っていなければ、入国拒否されても受け入れるしかありません。

そこで気になるのが、「出国用の航空券はチェックされるの？」ということですよね。

実は出国チケットを確認される場合があるタイミングがあります。

そのタイミングと、具体的な対処法も含めて見ていきましょう。

ベトナム出国の航空券を確認される可能性があるタイミング

出国用の航空券をチェックされるのは、上記の2つのタイミングです。

ただし、必ず確認されるわけではなく、"可能性がある" ということですね。

ベトナムに到着したら、空港のイミグレーションで入国審査を受けます。

ここで入国審査官から、出国用の航空券を確認される場合があります。

ただ、今まで何度もベトナムに行っていますが、入国審査のタイミングにおいて出国用の航空券を確認されたことはありません。

「何日間滞在するのか？」「宿泊場所はどこか？」などの質問はあったりするので、答えられる準備はしておきましょう。

日本出国時の航空会社のチェックイン時が、最も確認されやすい

ベトナム入国時のイミグレよりも問題になりやすいのが、「日本出国時の航空会社のチェックイン時」です。

同じ航空会社で往復航空券を買っていれば、チェックインすると分かるので、問題になることはありません。

ですが片道航空券でチェックインすると、「帰国用の航空券」or「ベトナムから第三国へ出国する航空券」を持っているか、高い確率で聞かれます。

なぜ確認されるかというと、ベトナムで入国拒否された場合に航空会社が連れて帰る責任を負うので、余計なリスクは航空会社側も避けたいからですね。

もちろん何も聞かれない場合や、簡単な旅程を話すだけで済む場合、一筆サインを求められる（入国拒否されたら航空券代をあなた自身が払うこと）場合もあります。

その中で最も厳しい対応が、「出国用の航空券のeチケットが提示できないと、ベトナム行きの飛行機に乗せてもらえない」というケースです。

対処法は、ベトナム出国の安い航空券（ダミーチケット）を買ってしまうこと

片道航空券（ベトナム出国の航空券を未購入）で飛行機に乗れないリスクを回避する対処法は、「安い航空券（捨て用のダミーチケット）を買ってしまうこと」です。

例えば上記の区間は、ベトナムを出国する航空券で値段が比較的安いルートで、数千円ほどで買えます。

買う航空券は日本行きである必要はないし、それに日本行きは高いですよね。

ベトナムを出国するルートであれば、"出発地や行先はどこでもOK" です。

「Trip.com」では、安くて簡単に航空券が買えます。

ダミーチケットの日程は「ベトナム入国日から45日以内」であれば大丈夫なので、最も安い日を選んで買いましょう。

③ まとめ：ベトナムのビザなし入国は、出国用の航空券が条件。片道航空券は対処法を要確認

③ まとめ：ベトナムのビザなし入国は、出国用の航空券が条件。片道航空券は対処法を要確認

本記事では、「ベトナムのビザなし入国条件と、片道航空券で入国拒否されたときの対処法」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

【ベトナムのビザなし（ノービザ）での入国条件】

【ベトナム出国の航空券を確認される可能性があるタイミング】

【ベトナム出国の航空券がないことで、飛行機に乗れないリスクを回避する対処法】

ベトナムはパスポートのみの「ビザなし（ノービザ）」で入国できます。

滞在可能日数も45日間に延長され、ぐっと行きやすくなりました。（2023年以前は15日間だった）

ですがビザなしの場合、あまり知られていない "入国条件" があります。

最も引っ掛かりやすいのが、「ベトナム出国用の航空券を持っていること」という条件です。

海外移住やノマド生活での中長期滞在では、片道航空券でベトナムへ行くケースも多くなります。

対処法を事前にチェックしておけば、その場で慌てずに済むので、ぜひ参考にしてみてください。