実際にはいつから徴収されるの??
こんにちは、キベリンブログです。
タイでは観光税の徴収が何度も話題になっています。
今回は、「タイの観光税(入国税)と、2025年に導入予定の3つの手続き」について紹介します。
【本記事の内容】
① タイの観光税(入国税)は、いつから導入されるか【300バーツ】
② タイの入国で導入が予定される、3つの手続き【2025年中】
③ まとめ:タイの観光税や入国手続きはコロコロ変わるので、今後に要注意
タイには海外旅行やデジタルノマド生活など、繰り返し滞在してきました。
観光税の導入までの流れを、わかりやすく語っていきます。
① タイの観光税(入国税)は、いつから導入されるか【300バーツ】
「タイで観光税が徴収される!」といった内容は、これまでネットニュースなどで報道されています。
2023年にも閣議決定までされたものの、観光業に水を差すなどの理由で延期に。
加えて徴収方法にも問題があるなど、立ち消え状態になっていました。
そんな状況で、再び "観光税の導入" について報道がありました。
2025年、観光税の徴収を開始する方針
2024年10月下旬、タイ観光・スポーツ省は外国人旅行者に対し、観光税(入国税)を徴収する方針を発表しました。
(Bangkok Post にて報道)
2025年1月に内閣の承認を得る予定で進めており、詳細の見直しに入っています。
タイでは政権交代があったため、新内閣から承認が必要とされています。
タイの観光税(入国税)は、いくら徴収されるのか
・空路での入国 : 300バーツ(約1,300円)
・陸路 / 海路での入国 : 150バーツ
以前から検討されていた観光税の金額は、上記のとおり入国方法によって異なります。
日本から行く場合は「空路(飛行機)」になるので、「300バーツ」かかることになります。
まずは "第1段階" として、空路から導入される予定です。
その後に陸路/海路にも適用する "第2段階" へ移行します。
なお、陸路/海路の金額も300バーツとする統一案も検討しているとのこと。
金額は変わる可能性があるので、注意しておきましょう。
タイの観光税は、いつから徴収されるのか
実際にいつから取られるのかというと、早くとも「2025年6月以降」になりそうです。
予定通り2025年1月に内閣で承認された場合、承認後6か月で発効となります。
承認後の6ヶ月間で、徴収方法などのシステム整備を進めるとのこと。
支払いのしくみは、韓国で使われている「K-ETA(電子渡航認証)」と似たようなシステムを想定しているようです。
なお、ネットで情報が出たからといって、すぐ観光税が徴収されるわけではありません。
詐欺などで騙されないでくださいね。
観光税には、保険料も含まれている
観光税で徴収される300バーツのうち、60バーツまで "保険料" が含まれています。
保障期間は30日間で、事故による死亡では100万バーツ、負傷の場合は50万バーツの補償が受けられます。
海外旅行保険は、クレジットカードにも付帯されていることが多いです。
無料で補償を受けられるので、付帯保険もうまく活用すると安心ですよ。
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・エポスカード : キャッシング時にオンラインで簡単に繰り上げ返済できるため、利息が安くなる(利用付帯カード ※2023年10月1日に自動付帯から改定)
・三井住友カード(ナンバーレス) : カード番号が券面になく、盗み見防止で悪用されにくいタイプのカード(利用付帯カード)
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② タイの入国で導入が予定される、3つの手続き【2025年中】
前のパートで紹介したとおり、2025年中にはタイで観光税(入国税)の導入が見込まれています。
海外で外国に入国するときは、各国それぞれの入国手続きがあります。
タイでは2025年中、入国手続きで新たなシステムの3つの導入検討が進んでいます。
その内容についても、まとめて紹介しておきますね。
【タイの入国手続きで、導入検討される内容】
❶ 観光税(入国税)
❷ 電子渡航認証システム(タイ版ESTA)
❸ 入国時の自動化ゲート利用
❶ 観光税(入国税)
まず1つ目は、「観光税(tourist tax)」です。
空路(飛行機)での入国から導入を進め、外国人旅行者に対して1回の入国で「300バーツ」が課されます。
2025年1月に内閣での承認を得る計画で、承認後6ヶ月で発効となります。
詳しい内容は、前のパートを参考にしてくださいね。
❷ 電子渡航認証システム(タイ版ESTA)
2つ目は、「電子渡航認証システム」ですね。
いわゆる "タイ版のESTA" の導入が検討されています。
ESTA(Electronic System for Travel Authorization)とは、アメリカで運用されている電子渡航認証システムです。
事前にオンラインで申請して渡航認証を受けないと、タイに入国できない仕組みを導入するということです。
目的としてはタイで問題となっている入国時の混雑解消と、セキュリティの強化が背景にあります。
「申請料 = 観光税(入国税)」として扱う可能性も高いので、観光税の導入と同じタイミングで始まるかもしれません。
❸ 入国時の自動化ゲート利用
3つ目は、「入国時の自動化ゲート利用」です。
タイ政府は2つ目の "電子渡航認証システム" が運用開始できれば、自動化ゲートでスムーズな入国が可能になるとしています。
入国審査で余計な質問を受けてまごつくこともなくなるし、手続き待ちの時間が減れば便利ですよね。
ちなみに「出国時」は、バンコクのスワンナプーム空港などですでに自動化ゲートが運用されています。
自動化ゲートの運用で、外国人の出国手続きにかかる時間は大幅に短縮されました。
待ち時間がなければ "20秒ほど" で手続きが終わるので、入国時も自動化ゲートが使えるとラクになりますね。
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③ まとめ:タイの観光税や入国手続きはコロコロ変わるので、今後に要注意
本記事では、「タイの観光税(入国税)と、2025年に導入の3つの手続き」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【タイの観光税(入国税)の導入】
・2025年1月に内閣の承認を得る予定で進めており、承認から6ヶ月後に発効
・空路(飛行機)での入国から導入され、観光税の金額は300バーツ
・観光税には、保険料も含まれている
【タイの入国手続きで、導入検討される内容】
❶ 観光税(入国税)
❷ 電子渡航認証システム(タイ版ESTA)
❸ 入国時の自動化ゲート利用
延期され立ち消えとなっていたタイの「観光税」ですが、2024年10月末に再び導入の方針が発表されています。
実際に徴収が始まるのは、内閣での承認後から6ヶ月で発効となる流れです。
早くとも、2025年6月以降になる見込みです。
観光税以外にも、「電子渡航認証システム(タイ版ESTA)」や「入国時の自動化ゲート利用」の導入も検討されています。
とはいえ、タイの入国手続きに関する予定や内容は、コロコロ変わることが多いのが実情です。
2025年にタイ旅行する予定なら、今後の情報に注意してくださいね。
【海外旅行保険付帯のおすすめクレジットカード 3選(※年会費は永年無料)】
・楽天カード : 楽天経済圏の活用で節約効果の大きい定番カード。国際ブランドが異なる2枚目のカードも作れて、ポイント特典がある(利用付帯カード)
・エポスカード : キャッシング時にオンラインで簡単に繰り上げ返済できるため、利息が安くなる(利用付帯カード ※2023年10月1日に自動付帯から改定)
・三井住友カード(ナンバーレス) : カード番号が券面になく、盗み見防止で悪用されにくいタイプのカード(利用付帯カード)
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