金額も大きくて現金下ろすの面倒だし、お得で便利な払い方を知りたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
住民税では新たな支払い方法が可能になっています。
今回は、「住民税のお得な支払い方法」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 住民税は、eL-QR対応でスマホ決済可能に【お得な理由】
② 住民税のお得な支払い方法の選び方【スマホ決済+クレカチャージ】
③ まとめ:住民税はコンビニ払いよりも、スマホ決済すればポイント還元でお得に
住民税・国民年金・健康保険と、税金や社会保険料のスマホ決済が広がってきました。
お得になる払い方を、わかりやすく紹介していきますね。
① 住民税は、eL-QR対応でスマホ決済可能に【お得な理由】
毎年6月になると、「住民税決定通知書」が届きます。
「あなたの住民税は○○円ですよ」と知らせる書類で、納付書も一緒に入っています。
住民税は、「4期(6月、8月、10月、1月)」に分けて払うしくみです。
金額がけっこう高かったりするので、支払い方法も考える必要があるんですよね。
住民税のコンビニ払いでは、クレジットカードは使えない【現金のみ】
・税金の支払いの場合、コンビニでクレカは使えず現金のみ
・現金を準備する手間と、下ろすときのATM利用料もかかる
「住民税はコンビニで払えばいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、あまりおすすめしません。
なぜなら、税金はコンビニではクレジットカード納付を受け付けておらず、現金でしか払えないからですね。
現金を準備するためにATMから引き出すと、ATM手数料もかかったりします。
少額でも余計な出費はしたくないし、手間や面倒も減らしたいですよね。
住民税の支払い方法と、お得な理由【ポイント還元】
・スマホ決済(電子マネー) 【クレカからのチャージで、ポイント還元あり】
・クレジットカード納付 【通常よりポイント還元率が低く、システム利用料がかかる】
・インターネットバンキング(ペイジー)
・口座振替
・コンビニ、金融機関の窓口納付 【現金のみ】
住民税の支払方法をまとめると、上記の方法があります。
コンビニや銀行、郵便局などの窓口では、現金しか受け付けていません。
最もお得になる払い方を選ぶなら、「スマホ決済(電子マネー)」です。
なぜなら、「ポイント還元」があって、システム利用料などの「手数料がかからない」からですね。
例えば、「10万円」を支払う場合、現金で払ったら何も残りません。
スマホ決済して1%のポイント還元があれば、「1,000円分」のポイントがつきます。
オンラインで家からいつでも払えるので、コンビニや窓口へ行く面倒もありません。
どうせ払うなら、お得で便利な方がいいですよね。
【クレジットカード納付した場合のシステム利用料(手数料)について】
・1円 ~ 10,000円 : 37円(税込40円)
・10,001円 ~ 20,000円 : 112円(税込123円)
・20,001円 ~ 30,000円 : 187円(税込205円)
・30,001円 ~ 40,000円 : 262円(税込288円)
・40,001円 ~ 50,000円 : 337円(税込370円)
※以降は納付額 10,000円ごとにシステム利用料75円(税別)加算される
2023年(令和5年)以降、住民税はeL-QRに対応【統一QRコード】
・住民税(市民税、県民税、都民税)
・固定資産税
・軽自動車税
・国民健康保険税
2023年以降は、納付書が「eL-QR(エルキューアール)」という地方税統一QRコードに対応しました。(画像は総務省のサイトから引用)
住民税を含め、上記の地方税の支払いでは「スマホ決済」で払えるようになっています。
以前のスマホ決済は、「市区町村によって対応がバラバラ」でした。
使えるスマホ決済アプリが限られていたり、そもそも完全に非対応の自治体もある状況だったんですよね。
納付書に印字された「eL-QR」をスマホのカメラで読み取れば、どの市区町村でもeL-QRに対応するスマホ決済アプリで支払えます。
使えるスマホ決済アプリとお得な選び方は、次のパートで紹介していきますね。
② 住民税のお得な支払い方法の選び方【スマホ決済+クレカチャージ】
住民税の納付書は、「eL-QR(地方税統一QRコード)」に対応しています。
いろんなスマホ決済アプリ(電子マネー)で払えるので、お得になる払い方が選べます。
具体的にどんなスマホ決済が使えるのか、一覧で紹介していきますね。
住民税の支払いで使える、eL-QR対応のスマホ決済アプリ一覧
スマホ決済 | クレカチャージでのポイント還元 |
○(楽天カード) |
|
○(月5万円まで一部のカード) |
|
○(ファミマTカード) |
|
× |
|
× |
(※LINE Pay は eL-QR に非対応)
住民税の支払いで使えるeL-QR対応のおもなスマホ決済アプリは、上の一覧のとおりです。
わりと広く使われているものなので、利用しやすいですよね。
ただし「LINE Pay」は "eL-QRに非対応" のため、eL-QRからの読取りでは使えません。
eL-QRではなく、「バーコード読取り」で LINE Pay に対応している市区町村に限り、LINE Pay が使えます。
住民税の「支払い時」に、ポイントがつくスマホ決済はない
選び方に入る前の前提ですが、住民税の「支払い時」にポイント還元があるスマホ決済は、残念ながらありません。
「請求書払い」の扱いであり、通常の買い物とは異なるので、ポイント還元の対象から外されています。
「じゃあお得にならないんじゃない?」と思うかもしれませんが、「クレジットカードからのチャージ時」にポイント還元があります。
ただし、クレカチャージでポイントが付くかはスマホ決済によって違うので、ポイントがつくスマホ決済を選べばお得になります。
クレジットカードからのチャージで、ポイント還元があるスマホ決済【eL-QR対応】
・auPAY : 「月5万円まで」+「一部の対象カード」からのチャージで1.0%
クレカチャージ時にポイント還元があるスマホ決済(eL-QR対応)は、上記の3つです。
あなたが持っているクレジットカードにあわせて、住民税を払うスマホ決済アプリを選びましょう。
楽天ペイ に対応している「楽天カード」は、年会費が「永年無料」で、ポイントも貯めやすいメリットがあります。
使える幅も広いし、持っていても損しないのでおすすめですね。
auPAY を使うときは、「月5万円までの上限額」と「au Pay へのチャージでポイント付与の対象になるクレジットカードかどうか」に注意しておきましょう。
たとえチャージが可能であっても、ポイント付与の対象外となるカードが多く、ややこしい仕組みになっているので要注意です。
③ まとめ:住民税はコンビニ払いよりも、スマホ決済すればポイント還元でお得に
本記事では、「住民税のお得な支払い方法」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【住民税でお得になる支払方法】
・納付書に「eL-QR(地方税統一QRコード)」が印字され、スマホ決済(各種電子マネー)が可能
・スマホ決済では、クレジットカードからのチャージでのポイント還元でお得になる
・コンビニ払いではクレジットカードは使えず、現金のみ
【住民税の支払いで使える、eL-QR対応のスマホ決済アプリ一覧】
スマホ決済 | クレカチャージでのポイント還元 |
○(楽天カード) |
|
○(月5万円まで一部のカード) |
|
○(ファミマTカード) |
|
× |
|
× |
(※LINE Pay は eL-QR に非対応)
【クレジットカードからのチャージで、ポイント還元があるスマホ決済(eL-QR対応)】
・auPAY : 「月5万円まで」+「一部の対象カード」からのチャージで1.0%
「eL-QR(地方税統一QRコード)」の対応で、住民税の支払いが便利になっています。
市区町村に関係なくいろんなスマホ決済アプリで払えるため、便利な支払方法が選びやすくなりました。
「スマホ決済(クレカチャージ)」で払えば、チャージ時にポイント還元があります。
何もつかない現金払いと比べたら、支払いもラクだしお得ですよね。
住民税の金額は大きいことが多く、たとえ還元率が低くても、それなりのポイントがつきます。
住民税・国民年金・健康保険とスマホ決済は広がっているので、お得な払い方を選んでくださいね。
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