
え、税抜き価格で買えなくなるの!?
こんにちは、キベリンブログです。
消費税の免税制度は、外国人だけでなく海外移住している日本人も対象です。
今回は、「一時帰国中に免税で買い物できる条件と、2026年11月からの免税ルール変更」について紹介します。
【本記事の内容】
① 日本への一時帰国中、消費税が免税で買い物できる条件【海外移住】
② 2026年11月以降の免税手続きの流れ【リファンド方式】
③ まとめ:2026年11月以降、税込価格で購入して返金のリファンド方式に改正
海外転職による海外移住やデジタルノマド生活など、海外でも暮らしてきました。
新たな免税ルールの内容を、わかりやすく語っていきます。
① 日本への一時帰国中、消費税が免税で買い物できる条件【海外移住】

① 日本への一時帰国中、消費税が免税で買い物できる条件【海外移住】
2026年11月以降、消費税の免税制度のルールが変更に。
外国人だけでなく、"海外移住している日本人" も対象となる制度です。
一時帰国中に日本で買い物すると、消費税が「免税」になります。
例えば、税込み価格「11,000円」のものが「1,000円の割引」で買えるなら、お得ですよね。
免税ルール変更の話に入る前に、まずは免税制度の対象となる条件について、簡単にチェックしておきますね。
【海外移住者が免税の対象になる条件】
・対象者 : 非居住者(2年以上)
・対象店 : 消費税の免税店(TAX FREE SHOP)
・対象物品 : 生活に使う物品(一般物品、消耗品)【区分・金額・包装は廃止に】
対象者 : 非居住者(2年以上)
・「外国にある事務所で働く目的」or「2年以上外国に滞在する目的」で出国し、外国での滞在が2年以上経過していること
・一時帰国中の滞在期間が、6か月未満であること
"非居住者" が対象と言われますが、「海外に2年以上滞在していること」が条件です。
出国の目的に決まりがあるものの、実際に詳しく調べられることはありません。
対象店 : 消費税の免税店(TAX FREE SHOP)
免税は、「消費税の免税店(TAX FREE SHOP)」でのみ受けられます。
免税店の数は、全国合計で "6万店以上" あります。
「ドン・キホーテ」や「ヤマダ電機」といった量販店も、免税店ですね。
お店の入口やレジの前などに "シンボルマーク" や "ステッカー" が貼ってあったりするので、わかりやすいはずです。
免税店の数は、右肩上がりで増え続けています。
免税店以外のお店では免税されないので、注意してくださいね。
【DUTY FREE SHOP は異なる免税店】
空港の出国エリアにある「DUTY FREE SHOP」も、免税店と呼ばれます。
でもこちらは本記事で紹介する免税対象とは異なるので、気をつけてくださいね。
対象物品 : 生活に使う物品(一般物品、消耗品)【区分・金額・包装は廃止に】
・一般物品 : 家電、洋服、民芸品など(1日の合計額は、同じ店舗で5千円以上)
・消耗品 : 食品、化粧品、医薬品など(1日の合計額は、同じ店舗で5千円以上かつ50万円以下)
→ 2026年11月以降、一般物品と消耗品の "区分を廃止" し、"金額要件は撤廃"
・消耗品については、指定の方法で包装され、出国まで開封されていないこと
→ 2026年11月以降、原則として "包装不要"
免税になる商品は、従来は「通常の生活で使う物」で、"一般物品" と "消耗品" で区分が分けられていました。
2026年11月以降、この一般物品と消耗品の "区分が廃止" されて簡素化され、用途の制限も廃止に。
販売の合計額は、従来は「同じ店舗で5千円以上(消耗品は50万円以下まで)」が条件でした。
2026年11月以降、金額要件は "撤廃" され、上限額は廃止に。
消耗品については、「出国まで未開封」という条件がありました。
2026年11月以降、原則として "包装不要" に変わっています。
② 2026年11月以降の免税手続きの流れ【リファンド方式】

② 2026年11月以降の免税手続きの流れ【リファンド方式】
ここまで、免税の対象になる条件を見てきました。
2年以上の海外移住中なら日本人も消費税が免税となり、お得に買い物ができます。
2026年11月以降、免税の手続きルールが変わっています。
変更前後での手続きについて、比較しながら見ていきましょう。
【免税ルールの改正点(2026年11月以降)】
| 2026年10月まで | 2026年11月以降 | |
| 購入時 | 税抜価格で購入 | 税込価格で購入 |
| 出国時 | 税関で確認(保安検査後) | 税関で確認(保安検査前) |
| 返金 | なし | あり(税関確認後) |
【免税手続きの流れ(2026年10月まで)】
❶ 免税店のレジで、パスポート提示
❷ お店側が確認後、"税抜価格" で購入【お店が国税庁にデータ送信】
❸ 出国時、税関(保安検査後の制限エリア)でパスポート提示【返金なし】
【免税手続きの流れ(2026年11月以降 - リファンド方式)】
❶ 免税店のレジで、パスポート提示
❷ お店側が確認後、"税込価格" で購入【お店が国税庁にデータ送信】
❸ 出国時、税関(保安検査前の一般エリア)で還付申請【確認後に返金】
免税ルールの改正点と変更前後の流れは、上記のとおりです。
お店で買うときと出国するときに手続きがあるので、順番に説明していきますね。
❶ 免税店のレジで、パスポート提示
買う商品を選んだら、店員さんに「免税で購入したい」と伝えましょう。
お店にもよりますが、"免税専用レジ" があったりします。
パスポートを求められるので、パスポートを提示しましょう。
【空港での入国スタンプのもらい方について】
顔認証ゲートの導入で出入国審査が自動化されたので、入国スタンプは希望しないと押してもらえません。
顔認証ゲートを通過すると、そばにスタンプを希望する人のためのカウンターがあります。
そこでパスポートを担当者に渡せば、すぐスタンプを押してもらえますよ。
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❷ お店側が確認後、"税抜価格" → "税込価格" で購入【お店が国税庁にデータ送信】
店員さんがパスポートを確認したら、免税販売に関する必要事項を説明してくれます。
(説明の代わりに、案内の書類をくれる場合もあります)
免税の手続きなど説明されたりするので、聞いておきましょう。
あなたが免税で商品を購入した情報は、お店側から国税庁へデータ送信されます。
2026年10月までは「税抜き価格」で購入できたため、消費税分だけ安く買えました。
2026年11月以降は、「税込み価格」での購入に変わっています。
❸ 出国時、税関でパスポート提示 → 保安検査前に還付申請【確認後に返金】
免税品を買ったら、海外へ戻る出国のときに「税関」で手続きします。
手続きを行う税関の場所は、2026年11月から変わっています。
2026年10月までは、税関(保安検査後の制限エリア)で「パスポートを提示するだけ」で、買った免税品を見せる必要はありませんでした。(預け荷物に入れてOK)
2026年11月以降は、税関(保安検査前の一般エリア【飛行機に荷物を預ける前】)で「還付申請(免税手続き用の端末)」が必要となり、税関での持ち出し確認が必要に。
税関での確認前に買った商品を消費してしまった場合は、返金が受けられなくなります。
税関の確認は「1回の購入単位(レシート毎)」で行われ、"1つでも所持していないと、他のすべての商品の返金も受けられなくなる" ので、注意しておきましょう。
確認後、指定された方法で消費税分の金額が返金されます。
後から返金される "リファンド方式" に変わっているので、気をつけてくださいね。
③ まとめ:2026年11月以降、税込価格で購入して返金のリファンド方式に改正

③ まとめ:2026年11月以降、税込価格で購入して返金のリファンド方式に改正
本記事では、「一時帰国中の買い物で免税になる条件と、2026年11月からの免税手続きルール変更」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【海外移住者が免税の対象になる条件】
・対象者 : 非居住者(2年以上)
・対象店 : 消費税の免税店(TAX FREE SHOP)
・対象物品 : 生活に使う物品(一般物品、消耗品)【区分・金額・包装の廃止】
【免税ルールの改正点(2026年11月以降)】
| 2026年10月まで | 2026年11月以降 | |
| 購入時 | 税抜価格で購入 | 税込価格で購入 |
| 出国時 | 税関で確認(保安検査後) | 税関で確認(保安検査前) |
| 返金 | なし | あり(税関確認後) |
【免税手続きの流れ(2026年10月まで)】
❶ 免税店のレジで、パスポート提示
❷ お店側が確認後、"税抜価格" で購入【お店が国税庁にデータ送信】
❸ 出国時、税関(保安検査後の制限エリア)でパスポート提示【返金なし】
【免税手続きの流れ(2026年11月以降 - リファンド方式)】
❶ 免税店のレジで、パスポート提示
❷ お店側が確認後、"税込価格" で購入【お店が国税庁にデータ送信】
❸ 出国時、税関(保安検査前の一般エリア)で還付申請【確認後に返金】
一時帰国中の日本での買い物は、消費税が免税となり、お得に買い物ができます。
そのときの免税手続きが、2026年11月から "リファンド方式" に変わっています。
2026年10月までは、お店で "税抜価格" で買うことができ、返金などはありませんでした。
2026年11月以降は、お店で "税込価格" で買うルールとなり、還付申請して返金を受ける流れに。
以前よりも、空港の税関での返金を受ける手続きには、手間がかかることになります。
「税関で確認を受ける前に、買った商品を消費してしまうと返金されなくなる」ので、気をつけてくださいね。
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