え?滞在可能日数が延長されたの!?
こんにちは、キベリンブログです。
2023年8月から、ベトナムに滞在できる日数が長くなっています。
今回は、「ベトナムのビザなし・e-visa の滞在可能期間が3倍に延長」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 2023年8月15日から、ベトナム滞在可能日数が3倍延長に【ビザなし(45日)+e-visa(90日)】
② 東南アジアの滞在期間の比較と、ベトナム入国30日ルールの撤廃【海外ノマド生活】
③ まとめ:ベトナム滞在日数の延長で、海外移住の選択肢になる
ベトナムで1ヶ月間生活するなど、e-visa の取得も経験してきました。
新たに延長された滞在日数を、経験を踏まえてわかりやすく紹介していきます。
① 2023年8月15日から、ベトナム滞在可能日数が3倍延長に【ビザなし(45日)・e-visa(90日)】
ベトナム国会は、外国人向けの「e-visa(電子ビザ)」の有効期限を延長し、条件を緩和することを承認しました。
さらに、「ビザ免除プログラム(ノービザでの入国)」の対象国からの渡航者は、滞在できる期間が長くなっています。(ベトナムのニュースサイト 参照)
これまでベトナムは、東南アジアの近隣諸国に比べて、外国人の入国に厳しめの政策を取ってきました。
今回の改正は、外国人観光客をより多く受け入れ、需要に応えたい背景があります。
滞在期間の延長は、「2023年8月15日から」適用されています。
具体的にどう変わったのか、詳しく見ていきましょう。
【2023年8月15日から変更となった、ベトナム滞在可能日数】
❶ ビザなし(ノービザ) : 15日 → 45日に延長
❷ e-visa(電子ビザ) : 30日 → 90日に延長
「ビザなし(ノービザ)」と「e-visa(電子ビザ)」でのベトナム入国において、延長の変更が適用されました。
それぞれ説明していきますね。
❶ ビザなし(ノービザ) : 15日 → 45日に延長
・従来の15日間から、3倍となる「45日間(1ヶ月半)」のビザなし滞在が可能に
・日本や韓国、西ヨーロッパ諸国のビザ免除プログラム対象国の渡航者
観光目的での滞在では、日本人は「ビザなし(ノービザ)」でベトナムに入国できます。
航空券とパスポートさえあれば、ベトナムに行けるということですね。
ネックだったのは滞在日数の短さで、これまで15日間(約2週間)しかいられませんでした。
それが2023年8月15日から、「45日間(1ヶ月半)」まで滞在できるようになっています。
3倍もの長さに延長されるのは、ベトナムを長期旅行したい人にとって大きな改善ですよね。
気軽に1ヶ月間のお試し移住やデジタルノマド生活ができるのも、うれしいメリットです。
❷ e-visa(電子ビザ) : 30日 → 90日に延長
・従来の30日間から、3倍となる「90日間(3ヶ月)」のeビザでの滞在が可能に
・複数回の入国(マルチプルエントリー)も可能
・eビザの申請は、オンラインで簡単にできる(申請手数料:25USD)
ビザなしでの滞在期間では足りない人に向けて、ベトナムでは「e-visa(電子ビザ)」を発給しています。
個人でもオンラインで簡単に申請できるので、観光ビザなどと比べて手間や面倒がありません。
eビザでの滞在可能日数は「90日間(3ヶ月)」に延長され、こちらも従来の30日間と比べて3倍の長さですね。
加えて、「複数回の入国(マルチプルエントリー)」も可能になっています。
ハノイ、ダナン、ホーチミンと北部から南部まで、1ヶ月ずつ滞在できたりします。
気候など季節感の違いを味わえるのは、長期滞在の魅力のひとつですね。
※e-visa の申請方法や体験談など詳しい内容は、「【ベトナム】eビザ取得は簡単!オンライン完結の申請方法【経験談】」をご覧ください。
② 東南アジアの滞在期間の比較と、ベトナム入国30日ルールの撤廃【海外ノマド生活】
前のパートで紹介したとおり、2023年8月15日からベトナムの滞在可能日数が変更されています。
従来と比べて3倍の長さに延長となるので、より行きやすくなりました。
東南アジアに行きたいと考えたとき、ベトナム以外ではタイやマレーシアなども検討すると思います。
そこで、東南アジア各国での滞在可能日数について、比較して紹介しておきますね。
東南アジアでのビザなし(ノービザ)滞在日数の比較
国 | 滞在可能日数 |
マレーシア | 90日 |
シンガポール | 90日 |
ベトナム | 15日 → 45日 【2023.8.15 以降】 |
タイ | 30日 |
フィリピン | 30日 |
ラオス | 15日 |
カンボジア | 要ビザ(30日) |
インドネシア | 要ビザ(30日) |
ミャンマー | 要ビザ(28日) |
(※2023年8月時点の情報)
東南アジアの中で、「ビザなし(ノービザ)」で最も長く滞在できるのは、マレーシアとシンガポールです。
90日間(3ヶ月)の滞在が可能なので、あまり日程を気にせず過ごせます。
ベトナムは45日間に延長され、マレーシアなどに次ぐ長さになりました。
この変更で、ベトナムに行く外国人観光客は増えていきそうですね。
タイは期間限定で45日に延長したこともありましたが、現在は30日間までの滞在期間です。
カンボジアとインドネシアは到着した空港でアライバルビザ(VOA)が取れますが、取得には手数料がかかります。
ベトナム再入国の "30日ルール" は、現在は撤廃されている
以前ベトナムには、通称「30日ルール」という制度がありました。
ビザなしで入国する場合、「前回の出国日から30日経過しないと再入国できない」制度ですね。
というのも、隣国に出国しては何度も再入国を繰り返す方法が可能になってしまうからです。
いわゆる「ビザラン」という行為で、タイでも問題となりビザラン規制法が作られたりしています。
現在では、ベトナム再入国の "30日ルール" は、すでに廃止されています。(在ベトナム日本国大使館のサイト参照)
30日経っていなくてもベトナムに再入国できるので、安心してくださいね。
ベトナム・タイ・マレーシアの人気3か国で、ビザなしで1ヶ月ずつノマド生活も
東南アジアは人気のエリアですが、特に「ベトナム・タイ・マレーシア」の3つは過ごしやすい国です。
物価は安いし、インフラも比較的に整っています。
ベトナムの滞在可能日数が45日に延長されたことで、ビザなしで3か国を1ヶ月ずつ過ごして回ることも可能です。
デジタルノマド生活を始めてみたい初心者にも、おすすめですね。
ベトナムは3か国の中でも経済成長の伸びが高く、街中は活気に溢れてパワーを感じます。
食事やビールなどのお酒も安く楽しめるメリットもあるので、ぜひ検討してみてくださいね。
③ まとめ:ベトナム滞在日数の延長で、海外移住の選択肢になる
本記事では、「ベトナムのビザなし・e-visa の滞在可能期間が3倍に延長」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【2023年8月15日から変更となった、ベトナム滞在可能日数】
❶ ビザなし(ノービザ) : 15日 → 45日に延長
❷ e-visa(電子ビザ) : 30日 → 90日に延長
【東南アジアでのビザなし(ノービザ)滞在日数の比較】
国 | 滞在可能日数 |
マレーシア | 90日 |
シンガポール | 90日 |
ベトナム | 15日 → 45日 【2023.8.15 以降】 |
タイ | 30日 |
フィリピン | 30日 |
ラオス | 15日 |
カンボジア | 要ビザ(30日) |
インドネシア | 要ビザ(30日) |
ミャンマー | 要ビザ(28日) |
(※2023年6月時点の情報)
ベトナムは長期滞在が難しかったため、海外プチ移住もしにくい状況でした。
ビザなしで15日間、e-visaでも30日間だと、じっくりは過ごせません。
2023年8月15日からは、「ビザなし:45日間、e-visa:90日間」まで、ベトナムでの滞在期間が延長されています。
従来と比べて3倍も長くなったため、より行きやすくなりました。
デジタルノマド生活やワーケーションなどの移住先としても、選びやすくなると思います。
滞在可能日数の延長をうまく利用して、ベトナム移住も考えてみてくださいね。
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