あまりお金もかけたくないし、WiFi環境ってどうしたらいいのかな。
こんにちは、キベリンブログです。
海外でWiFi環境をどうするかは、気になることの1つですよね。
今回は、「海外でのネット環境の選び方と、おすすめの方法」について紹介します。
【本記事の内容】
① 海外でネット接続する、3つの方法【現地SIM・WiFiレンタル・ローミング】
② 短期の海外旅行と中長期の海外移住における、ネット環境の選び方【おすすめ方法】
③ まとめ:海外ローミングは、追加料金なしで使いやすく進化している
海外転職を経験し、旅行なども含め100か国以上に渡航してきました。
実体験から、便利でお得な方法を語っていきますね。
① 海外でネット接続する、3つの方法【現地SIM・WiFiレンタル・ローミング】
短期での海外旅行や出張、または中長期での海外移住など、海外滞在中のネット環境は重要になってきます。
日本にいるときと同じようにWiFiが使えると安心ですよね。
でも、2022年以降は円安やインフレが進んでおり、なるべくお金のかからない方法を選びたい。
そういった状況の中で、海外でネット接続する方法をチェックしていきます。
【海外でネット接続する方法】
・方法1:現地のSIMカードを買う
・方法2:海外用モバイルWiFiをレンタルする
・方法3:日本で使っているスマホを海外ローミングで使う
方法は3つですね。
順番に見ていきましょう。
方法1:現地のSIMカードを買う
1つ目は、「現地のSIMカード」を買って、あなたのスマホに差し替えて使う方法です。
前提として、「SIMフリー」or「SIMロック解除済み」のスマホが必要になります。
基本的にデータ容量が決まっている「プリペイド式」なので、高額請求されるような心配はありません。
また、その国の通信会社を使うので、エリアも広くて通信状態も安定していますね。
「SIMカードの購入や設定が難しそう...」と思うかもしれませんが、到着した空港なら簡単なので安心です。
わかりやすく看板が出ているし、スマホの設定言語を現地語や英語にして頼めば、店員さんが手際よく設定までやってくれますよ。
方法2:海外用モバイルWiFiをレンタルする
2つ目は、「海外用モバイルWiFi」をレンタルして、海外に持って行って使う方法ですね。
スマホとは別に、モバイルWiFiルーター(スマホと同程度のサイズ・重さ)を持ち歩く必要があります。
他の方法にはないメリットとしては、複数人で使えることですね。
人数で割れば、料金も割安になります。
借りる方法は、「グローバルWiFi(格安海外WiFiレンタル)」などでネット予約した後、出発時に空港のカウンターでモバイルWiFiを受け取ります。
成田・羽田・関西空港での受け取りなら、出発直前まで申し込みできますよ。
方法3:日本で使っているスマホを海外ローミングで使う
3つ目は、日本で使っているスマホを、そのまま「海外ローミング」で使う方法です。
使うには、スマホで「ローミング」の設定をONにすれば利用できます。
以前は「後から高額請求されるのでは...。」と不安のあるサービスでした。
ところが今はかなり進化して、無料のデータ容量が増えて、「追加料金なし」で便利に使えるよう変わっています。
私は「楽天モバイル」を使っていますが、海外67か国でデータ通信が「0円」で使えます。(高速通信は2GBまでで、その後は低速通信)
通話も「無料(アプリからの発信)」なので、日本にいる家族への連絡やクレジットカードのトラブルなど、緊急時に対応しやすいことも安心ですね。
② 短期の海外旅行と中長期の海外移住における、ネット環境の選び方【おすすめ方法】
前のパートで、海外でネット接続する3つの方法を説明しました。
海外でのネット環境の選び方は、滞在する期間によっても変わってきます。
短期間だけの海外旅行や、中長期の海外移住など、違うパターンがありますよね。
そこで代表的な2つの期間別に、おすすめの方法を紹介しておきます。
【海外での期間別での、ネット環境を選ぶおすすめの方法】
・短期での海外旅行 : 「方法3(ローミング)」+「ホテル・宿のWiFi利用」
・中長期の海外移住 : 「方法1(現地SIM)」or「方法3(ローミング)」+「滞在先のWiFi利用」
短期での海外旅行 : 「方法3(ローミング)」+「ホテル・宿のWiFi利用」
数日間から2週間くらいまでの短期間なら、追加料金のかからない「方法3(ローミング)」がおすすめです。
外出して旅行を楽しんでいる間は、動画を見続けるなど大きなデータを使うことはあまりないはずです。
「Grab」や「Uber」などのタクシー配車アプリの利用や、メールやLINEといったメッセージのやり取りは、そんなにデータは消費しません。
ネットでちょっと調べたりする分を加えても、十分足ります。
また、海外は日本よりも、ずっとWiFi環境が充実しているんですよね。
どんな安宿やゲストハウスでも必ずWiFiは使えるし、カフェなど街中のお店でも使えます。
ホテルなど宿にいる間は、泊まっている施設のWiFiが使えるので、接続を切り替えて動画を見たりアップロードすることも可能です。
もし外出中にデータ容量の大きい通信が必要になったら、カフェに入ってお茶を飲みながらWiFiを利用すればOKです。
中長期の海外移住 : 「方法1(現地SIM)」or「方法3(ローミング)」+「滞在先のWiFi利用」
数か月など中長期で滞在する海外移住なら、「方法1(現地SIM)」or「方法3(ローミング)」を状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
滞在先にWiFiがないなら、「方法1(現地SIM)」が良いですね。
最初の購入ではプリペイド式ですが、足りなくなったら後でチャージできるタイプが多いです。
滞在先のWiFiが使えるなら、「方法3(ローミング)」を選んで、切り替えながら組み合わせて使うことも可能です。
ただし、ローミングは海外にいる間も契約を続ける必要があるので、毎月の料金がかかります。
楽天モバイルでは日本で使っていない期間は、「月1,078円(税込み)」ですね。
一時帰国することが多い状況なら料金も安いし、「方法3(ローミング)」を選んでも良いと思います。
帰国中にも使えるし、日本の電話番号を保持できますので。
③ まとめ:海外ローミングは、追加料金なしで使いやすく進化している
本記事では、「海外でのネット環境の選び方と、おすすめの方法」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【海外でネット接続する方法】
・方法1:現地のSIMカードを買う
・方法2:海外用モバイルWiFiをレンタルする
・方法3:日本で使っているスマホを海外ローミングで使う
【海外での期間別での、ネット環境を選ぶおすすめの方法】
・短期での海外旅行 : 「方法3(ローミング)」+「ホテル・宿のWiFi利用」
・中長期の海外移住 : 「方法1(現地SIM)」or「方法3(ローミング)」+「滞在先のWiFi利用」
海外でネットを使うのに、以前は「方法1(現地SIM)」や「方法2(モバイルWiFiレンタル)」は有効な方法でした。
ですが、今は「方法3(ローミング)」が進化して、使いやすいサービスになっています。
追加料金もなく、事前の準備も不要なので、海外ローミングはかなり便利に変わりました。
海外のWiFi環境は日本よりも充実しており、ホテルなど滞在先のWiFiと組み合わせて使えば、余計なお金はかかりません。
円安と物価高で、海外旅行は以前よりも高くなっています。
そんな中で海外での通信費はうまく選べば減らせるので、本記事を参考にしてみてくださいね。
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