使い方は他の国と違うのかな?
こんにちは、キベリンブログです。
海外で洗濯機を使うとき、英語すら書かれていなかったら困りますよね。
今回は、「トルコでの洗濯機の使い方と、選ぶべき洗濯コース」について紹介します。
【本記事の内容】
① トルコでの洗濯機の使い方【選ぶべき洗濯コースとメニュー翻訳】
② トルコを含め海外で洗濯機を使う前に、気をつけておくこと【ポイント3つ】
③ まとめ:トルコの洗濯機はトルコ語表記。選ぶ洗濯モードにも注意しよう
トルコで暮らしたとき、トルコ語しかない洗濯機の使い方で悩みました。
実際に使った経験から、選ぶべき洗濯コースと翻訳も説明していきます。
① トルコでの洗濯機の使い方【選ぶべき洗濯コースとメニュー翻訳】
海外の洗濯機は、一般的にドラム式が多いです。
トルコの洗濯機も使い方は変わらないのですが、洗濯コースやメニューが「トルコ語表記」しかありませんでした。
英語も書かれていなかったりするので、初めて使うときは困りますよね。
そこで「arçelik(トルコの大手家電メーカー)」のシンプルな洗濯機を例に、画像と合わせて使い方を紹介していきます。
【トルコでのドラム式洗濯機の使い方】
❶ 扉ボタン「Kapak Açma」を押して扉をあけ、洗濯物を入れる
❷ 左上部の引き出しに、洗剤を入れる
❸ 洗濯コースと、脱水の回転数を選ぶ
❹ スタートボタン「Başla / Bekle Iptal」を押す
❺ 終了したら扉ボタンを押して扉をあけ、洗濯物を取り出す
手順は5つです。
順番にみていきましょう。
❶ 扉ボタン「Kapak Açma」を押して扉をあけ、洗濯物を入れる
トルコの洗濯機には、扉を開けるためのボタン「Kapak Açma(扉を開ける)」がついています。
上の画像だとすこしわかりにくいですが、扉の上部にある大きめのボタンですね。
ボタンを押すと扉が開くので、洗濯物を入れたら扉を閉めましょう。
扉ボタンを押し忘れて、強引に開けて壊さないようにしてくださいね。
❷ 左上部の引き出しに、洗剤を入れる
・左側(お花のマーク): 柔軟剤
・中央("Ⅱ" のところ): 洗剤(粉末 or 液体のどちらもOK)
・右側("Ⅰ" のところ): 予洗い用の洗剤(通常は使わない)
洗濯機の左上部は、洗剤を入れるための引き出しになっています。
引き出しをあけて、指定の場所に洗剤を入れましょう。
通常の洗濯なら、「中央("Ⅱ" のところ)」だけに洗剤を入れればOKです。
他の国と位置が違っていたりするので、注意してくださいね。
洗剤の入れすぎに気をつけて、適量を入れたら引き出しを閉めます。
❸ 洗濯コースと、脱水の回転数を選ぶ
洗濯コース(トルコ語) | 日本語訳 |
Mini | 短時間コース(30分) |
Pamuklu 40・60・90 | 綿 40℃・60℃・90℃ |
Sentetik 40・60 | 合成繊維 40℃・60℃ |
Yünlü | ウール |
Narin | デリケート |
手洗いマーク | 手洗い |
Perde | カーテン |
Yorgan | 毛布 |
Sıkma | 脱水 |
洗濯コースはダイヤルで選ぶ形式で、素材と温度で選ぶようになっています。
通常の洗濯は、「Pamuklu 40(綿 40℃)」を選べばOKです。(温度設定は別のダイヤルがある洗濯機もあります)
ただ、海外(ドラム式)の洗濯機は時間がかかることが多く、通常コースだと2時間以上かかったりします。
おすすめの洗濯コースは「Mini(短時間コース)」で、30分ほどで終わります。
洗濯コースのダイヤル右側にある数字(600 ~ 1200)は「脱水の回転数」で、下にあるボタンで設定します。
「800」で洗っていましたが、シワや乾き具合など、特に問題はありませんでした。
❹ スタートボタン「Başla / Bekle Iptal」を押す
洗濯コースと脱水の回転数を設定したら、「Başla / Bekle Iptal(スタート / 一時停止・キャンセル)」ボタンを押しましょう。
洗濯機が動き出したら、終わるまで待つだけです。
私が使っていた洗濯機は、パネルに残り時間が表示されていました。
時間が表示されない洗濯機もあるので、タイマーなどセットしておくと安心ですよ。
❺ 終了したら扉ボタンを押して扉をあけ、洗濯物を取り出す
上の画像は「洗い(Ana Yıkama)・すすぎ(Durulama)・脱水(Sıkma)」まで行ったことをランプで示しており、残り1分の状態です。
洗濯が終わったら、扉ボタン「Kapak Açma(扉を開ける)」を押して、扉を開けます。
洗濯物を取り出して、あとは干して終わりですね。
② トルコを含め海外で洗濯機を使う前に、気をつけておくこと【ポイント3つ】
トルコを含め海外で洗濯機を使う時は、気をつけておくことがあります。
そのポイント3つを紹介しておきますね。
【海外で洗濯機を使う前に、気をつけておくポイント】
・硬水だと汚れが落ちにくく、洗濯物がゴワゴワして硬くなる
・高温で洗濯すると、衣類が痛むだけでなく、電気代もかかる
・通常の洗濯コースで洗うと、2時間以上かかる
硬水だと汚れが落ちにくく、洗濯物がゴワゴワして硬くなる
水には「軟水」と「硬水」があることは、よく知られてますよね。
日本は軟水である一方、トルコは硬水の地域です。
硬水は汚れが落ちにくく、石けんのカスが残ったりするんですよね。
洗濯物がゴワゴワして硬くなるデメリットもあります。
硬水のデメリットは、お湯を使えばやや改善されます。
なので冷水ではなく、温水で洗濯するようにしましょう。
高温で洗濯すると、衣類が痛むだけでなく、電気代もかかる
1つ前のポイントで「温水で洗うと良い」と紹介しましたが、高温にしすぎるのも注意が必要です。
「90℃」のモードもありますが、殺菌のため熱湯で洗うことが習慣になっていたりします。
でも、これだけ高温で洗っていたら、もちろん衣類は痛みます。
加えて、かなり「電気代」もかかるんですよね。
かといって冷水にすると、汚れが落ちにくくなってしまいます。
そのため高温で洗う必要がなければ、40℃ほどの温水で洗うのがおすすめです。
通常の洗濯コースで洗うと、2時間以上かかる
日本で洗濯すると、1時間もかからず洗濯が終わりますよね。
一方で海外の洗濯機は、日本と比べて洗濯時間がかなり長いです。
通常の「Pamuklu 40(綿 40℃)」の洗濯コースでも、2時間以上かかったりします。
時間を考えずに通常の洗濯コースで始めてしまうと、その後の予定に影響したり、他の人が洗濯できなくなってしまいます。
おすすめなのは、「Mini(短時間コース)」などの時短コースでの洗濯ですね。
汚れが酷くない限りは短時間コースでも落ちるし、30分ほどで洗濯が終わりますので。
※トルコ以外の海外で洗濯機を使う一般的な方法は、「【海外移住】迷わない洗濯機の使い方解説【洗剤を入れる場所あり】」をご覧ください。
③ まとめ:トルコの洗濯機はトルコ語表記。選ぶ洗濯モードにも注意しよう
本記事では、「トルコでの洗濯機の使い方と、選ぶべき洗濯コース」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【トルコでのドラム式洗濯機の使い方】
❶ 扉ボタン「Kapak Açma」を押して扉をあけ、洗濯物を入れる
❷ 左上部の引き出しに、洗剤を入れる
❸ 洗濯コースと、脱水の回転数を選ぶ
❹ スタートボタン「Başla / Bekle Iptal」を押す
❺ 終了したら扉ボタンを押して扉をあけ、洗濯物を取り出す
【海外で洗濯機を使う前に、気をつけておくポイント】
・硬水だと汚れが落ちにくく、洗濯物がゴワゴワして硬くなる
・高温で洗濯すると、衣類が痛むだけでなく、電気代もかかる
・通常の洗濯コースで洗うと、2時間以上かかる
トルコでの洗濯で最初に困ったのは、トルコ語表記しかないことでした。
選べるコースもたくさんありますが、実際に使うものは限られています。
日常で使う洗濯は「Mini(短時間コース)」を選べばOKで、30分ほどで終わります。
汚れの酷いものをしっかり洗いたいときは、通常コースの「Pamuklu 40(綿 40℃)」を選びましょう。
ただし、通常コースは2時間以上かかったりするため、時間には注意が必要です。
海外移住でも洗濯は欠かせないので、時短コースをうまく活用してくださいね。
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