必要なものとかも知りたいな。
こんにちは、キベリンブログです。
会社を退職したら、年金の免除申請や切り替え手続きが必要ですよね。
今回は、「年金の免除申請・切り替え手続きは、オンライン申請できる」件について、紹介します。
【本記事の内容】
① 国民年金の免除申請・加入切り替え手続きは、オンラインで可能【必要なもの】
② 年金の免除申請を窓口でする場合、どこで手続きするのか【役所 or 年金事務所】
③ まとめ:国民年金保険料の免除手続きは、オンライン申請がラクで簡単
以前の年金手続きは手書き申請でしたが、今はネットで完結できるようになっています。
必要なものも含め、わかりやすく紹介していきますね。
① 国民年金の免除申請・加入切り替え手続きは、オンラインで可能【必要なもの】
年金保険料の免除申請や、退職時の厚生年金から国民年金の切り替え手続きなど、たまに年金では必要な手続きがあります。
役所での手続きは混雑して待ち時間も長いし、行くのも面倒だったりしますよね。
そこで利用できるのが、年金手続きの「オンライン申請」です。
年金でどんな手続きがネットでできるのか、具体的に見ていきましょう。
【オンライン申請が可能な、年金の手続き】
・年金の免除申請(国民年金保険料の免除・納付猶予制度)
・退職での国民年金への切り替え手続き(厚生年金→国民年金の切り替え)
・学生の納付特例制度
上記の3つは、「マイナポータル」から申請できるようになっています。
申請のときに「必要なもの」と合わせて、それぞれ紹介していきますね。
年金の免除申請(国民年金保険料の免除・納付猶予制度)
・スマホ(スマートフォン)
・マイナンバーカード(数字4桁のパスワード入力あり)
・【※退職による特例免除の場合のみ】失業の事実がわかる書類の画像データ(離職票や雇用保険受給資格者証など)
収入が少なく、前年の所得が基準以下のときは、年金の保険料を免除してもらえます。
正式には、「国民年金保険料免除・納付猶予制度」という名前ですね。
この年金の免除申請は、オンラインで申請できるようになりました。
「マイナポータル」から手続きしますが、スマホとマイナンバーカードを用意して画面にしたがって申請すればOKです。
年金の免除制度の年度は「7月から翌年6月まで」という区切りなので、新たな年度分は7月から受付を開始します。
ちなみに「退職(失業)した場合」は、収入や所得額は一切関係なく、「特例免除」として申請が可能です。
※所得・収入の基準や免除のデメリットなどについては、「【国民年金】免除になる年収の条件とデメリットとは【7月から受付】」をご覧ください。
退職での国民年金への切り替え手続き(厚生年金→国民年金の切り替え)
・スマホ(スマートフォン)
・マイナンバーカード(数字4桁のパスワード入力あり)
・退職がわかる書類の画像データ(退職証明書、社会保険資格喪失証明書、離職票など)
会社を退職したら、国民年金への加入手続き(厚生年金からの切り替え)が必要です。
正式には、「国民年金第1号被保険者の加入の届出」ですね。
退職したことがわかる書類の画像データは、「スマホやデジカメで書類を撮影した写真」でOKです。
画像のファイル形式は「JPG」または「PDF」に対応しているので、注意してくださいね。
【国民健康保険への切り替えについて】
退職したときに年金の切り替えと合わせて行う「国民健康保険への切り替え」も、「マイナポータル(ぴったりサービス)」からオンライン申請できる自治体も増えています。
オンライン申請の対応状況は自治体により異なりますが、あなたの市区町村を選ぶと確認できるので、チェックしてみてくださいね。
学生の納付特例制度
・スマホ(スマートフォン)
・マイナンバーカード(数字4桁のパスワード入力あり)
・学生であることがわかる書類の画像データ(学生証や在学証明書など)
日本では20歳になると、年金の保険料の支払いが義務になります。
ですが学生は申請により支払いが猶予される制度があり、それが「学生納付特例制度」です。
学生の納付特例制度も、オンラインで申請できます。
前年の所得が一定の基準以下という条件もありますが、一般的な学生アルバイトであれば、超えないレベルの所得基準です。
② 年金の免除申請を窓口でする場合、どこで手続きするのか【役所 or 年金事務所】
前のパートで、年金の免除申請などの手続きは、ネットで申請できることを説明してきました。
「直接窓口で申請するときは、どこで手続きするの?」と気になることもあると思います。
そこで、オンラインではなく窓口で年金の免除申請をする方法にも触れておきますね。
国民年金保険料の免除申請を、窓口でするときの申請場所
・役所の年金担当窓口
・近所の年金事務所
オンラインではなく窓口で申請する場合は、上記のどちらかで手続きできます。
住民登録している役所の年金窓口か、近くにある年金事務所ですね。
どちらでもOKなので、行きやすい方を選びましょう。
混雑度でいえば、役所よりも年金事務所の方が空いてることも多いです。
窓口での年金の免除申請で、必要なもの
・マイナンバーカード(またはマイナンバー記載のある住民票の写し+免許証などの本人確認書類)
・【※退職による特例免除の場合のみ】失業の事実がわかる書類(離職票や雇用保険受給資格者証など)
オンライン申請と違って窓口での申請では、手書きで記入した申請書が必要です。
「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」に必要事項を書いて、窓口に提出しましょう。
リンクからダウンロードして記入もできますが、窓口にも置いてあります。
申請で窓口に行ったときに、その場で申請書に書いて提出してもOKです。
記入例も付いているので、参考にして記入しましょう。
申請書の「本人控の裏面」に注意事項があるので、目を通しておくといいですね。
年金の免除申請の審査結果は、2~3ヶ月後に郵送で届く
オンライン申請も窓口申請も同様ですが、免除申請を出すと、当然ながら審査があります。
審査には2~3ヶ月かかるので、気長に待ちましょう。
審査結果については、日本年金機構から郵送で届きます。
結果を待っている間は、まだ年金保険料を払わなくても大丈夫ですよ。
もし申請が却下となる審査結果が返ってきた場合には、保険料を払わなければなりません。
それまでは繰り返しですが、待っていればOKです。
③ まとめ:国民年金保険料の免除手続きは、オンライン申請がラクで簡単
本記事では、「年金の免除申請・切り替え手続きは、オンライン申請できる」件を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【オンライン申請が可能な、年金の手続き】
・年金の免除申請(国民年金保険料の免除・納付猶予制度)
・退職での国民年金への切り替え手続き(厚生年金→国民年金の切り替え)
・学生の納付特例制度
【年金の免除申請で必要なもの(オンライン申請)】
・スマホ(スマートフォン)
・マイナンバーカード(数字4桁のパスワード入力あり)
・【※退職による特例免除の場合のみ】失業の事実がわかる書類の画像データ(離職票や雇用保険受給資格者証など)
【国民年金保険料の免除申請を、窓口でする場合の申請場所】
・役所の年金担当窓口
・近所の年金事務所
年金の免除申請や退職時の加入切り替え手続きは、オンラインで申請できるようになっています。
スマホとマイナンバーカードがあれば、「マイナポータル」から手続きが可能です。
オンライン申請なら、役所へ行く必要もなくなり、待ち時間もありません。
わざわざ申請書に記入しなくていいし、ラクで簡単ですよね。
免除申請した場合、審査結果が出るまでには2~3ヶ月ほどかかります。
結果が出るまでの間は年金保険料を払わなくても大丈夫なので、郵送で審査結果が届くまで待っていてくださいね。
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