
かからない方法とかあるの?
こんにちは、キベリンブログです。
税金のしくみはややこしいけど、できるだけ取られたくないですよね。
今回は、「贈与税がかからない、4つの方法」について紹介します。
【本記事の内容】
① 贈与税は、いくらかかるのか【2つの税率と計算方法】
② 贈与税がかからない方法とは【4つの対策】
③ まとめ:贈与税は年間110万円まで非課税とされるも、定期贈与には要注意
贈与税のしくみを知っておくと、税金で損せずに済みます。
役立つ税金の知識を、わかりやすく語っていきますね。
① 贈与税は、いくらかかるのか【2つの税率と計算方法】

① 贈与税は、いくらかかるのか【2つの税率と計算方法】
ある程度のお金や株式、土地・建物の不動産などの財産をもらうと、「贈与税」がかかります。
人にモノをあげた分の一部から、税金を取られてしまうというわけです。
もらった金額が大きいほど税金も高くなり、最大税率は "55%" にもなります。
つまり、もらったのに「半分以上も税金で取られる!」というケースがあり得るわけですね。
そんな負担の大きい贈与税ですが、かからないようにする方法があります。
その方法の前に、まずは「贈与税はいくらかかるのか?」を紹介しておきますね。
【贈与税の税率】
❶ 特例税率(親・祖父母など直系尊属からの贈与)【税率:低】
❷ 一般税率(直系尊属以外からの贈与)【税率:高】
贈与税の税率は2つあり、"誰からもらったか" で適用される税率が変わります。
それぞれ見ていきましょう。
❶ 特例税率(親・祖父母など直系尊属からの贈与)【税率:低】
| 基礎控除(110万円)を超えた価格 | 税率 | 控除額 |
| 200万円以下 | 10% | 0円 |
| 400万円以下 | 15% | 10万円 |
| 600万円以下 | 20% | 30万円 |
| 1,000万円以下 | 30% | 90万円 |
| 1,500万円以下 | 40% | 190万円 |
| 3,000万円以下 | 45% | 265万円 |
| 4,500万円以下 | 50% | 415万円 |
| 4,500万円超 | 55% | 640万円 |
まず1つ目の税率は、「特例税率」です。
"直系尊属(父母、祖父母、曾祖父母)" からもらった場合に適用される税率で、税負担が「低め」に設定されているのが特例税率です。
税額の計算方法は、もらった金額から基礎控除(110万円)を差し引き、上表の特例税率と控除額から求めます。
例えば、父親から「700万円」をもらった場合、(700万円 - 110万円) × 20% - 30万円 = 88万円の贈与税を払うことになります。
❷ 一般税率(直系尊属以外からの贈与)【税率:高】
| 基礎控除(110万円)を超えた価格 | 税率 | 控除額 |
| 200万円以下 | 10% | 0円 |
| 300万円以下 | 15% | 10万円 |
| 400万円以下 | 20% | 25万円 |
| 600万円以下 | 30% | 65万円 |
| 1,000万円以下 | 40% | 125万円 |
| 1,500万円以下 | 45% | 175万円 |
| 3,000万円以下 | 50% | 250万円 |
| 3,000万円超 | 55% | 400万円 |
2つ目の税率は、「一般税率」です。
"直系尊属以外(兄弟姉妹、叔父・叔母、子や孫、友人・知人など)" からもらった場合に適用される税率で、税負担が「高め」に設定されているのが一般税率ですね。
税額の計算方法は、もらった金額から基礎控除(110万円)を差し引き、上表の一般税率と控除額から求めます。
例えば、兄から「700万円」をもらった場合、(700万円 - 110万円) × 30% - 65万円 = 112万円の贈与税を払うことになります。
② 贈与税がかからない方法とは【4つの対策】

② 贈与税がかからない方法とは【4つの対策】
ここまで、贈与税はいくらかかるのか、2つの税率と計算方法を見てきました。
"誰からもらったか" で適用される税率が変わり、最大で55%もの贈与税がかかります。
例えば、親から700万円もらったら、88万円の贈与税がかかることに。
贈与税の税負担は重いので、できれば払いたくないですよね。
そんな中で、「贈与税がかからない方法」があります。
具体的にどんな方法があるのか、詳しく見ていきましょう。
【贈与税がかからない、4つの方法】
方法① : 年間110万円以下
方法② : 生活費・教育費
方法③ : 住宅取得等資金の贈与特例
方法④ : 配偶者の贈与特例
方法としては、4つあります。
順番にチェックしていきますね。
方法① : 年間110万円以下
・基礎控除が110万円分あるため、年間で110万円まで贈与税はかからない
・ただし、毎年定額の贈与を繰り返すと、定期贈与と見なされ課税される可能性に要注意(毎年100万円の贈与を10年繰り返すなど)
まず1つ目の方法は、「年間110万円以下」に贈与を抑える方法です。
贈与税には "基礎控除" があり、年間で110万円が課税対象から差し引かれるしくみがあります。
つまり、1年間で110万円までは課税対象に含まれないので、贈与税はかかりません。
この基礎控除のしくみは重要な知識なので、しっかり押さえておきましょう。
ただし、まとまった金額を分割して贈与することを決めている場合などは、「定期贈与」とみなされ課税されるケースがあります。
「総額1,000万円を、毎年同じ日に100万円ずつ贈与して10年間繰り返す」といった方法は、たとえ年間110万円以下でも課税対象となる可能性があるので、要注意ですね。
方法② : 生活費・教育費
・生活費や教育費の目的なら、年間で110万円を超えても贈与税はかからない(常識の範囲内)
・ただし、一括で贈与すると課税される可能性あり(都度払いや、代理払いが安心)
2つ目の方法は、「生活費・教育費」の目的での贈与ですね。
この場合は、たとえ年間で110万円を超えても、贈与税はかかりません。
ただし、あくまで "常識の範囲内" という暗黙の条件があります。
また、一括で大金を贈与すると、課税対象にされる可能性も。
一括ではなく "都度払い" にしたり、もしくは本人に贈与せず学校などに直接支払う "代理払い" にしておく方が、確実で安心です。
方法③ : 住宅取得等資金の贈与特例
・住宅の購入や増改築の場合、1,000万円まで一括贈与しても非課税
・本人の居住用の住宅であることが条件
・贈与された年の所得が、2,000万円以下である必要あり
3つ目の方法は、「住宅取得等資金の贈与特例」の利用です。
マイホームの購入やリフォームなど増改築の費用に使う贈与なら、最大1,000万円まで一括贈与しても、非課税です。
ただし条件があり、本人の "居住用" の住宅に限られます。
贈与を受けた年の所得についても、 "2,000万円以下" という制限があります。
方法④ : 配偶者の贈与特例
・配偶者に居住用の不動産や購入資金を贈与する場合、2,000万円まで非課税
・婚姻期間が20年以上あることが条件
・実際に住んでいる家、住む家であること
最後の4つ目の方法は、「配偶者の贈与特例」の利用ですね。
"配偶者(夫婦間)" へ居住用の不動産やその購入資金を贈与する場合、最大2,000万円まで非課税となります。
ただし、婚姻期間が "20年以上" あることが条件なので、結婚直後などは利用できません。
また、実際に住んでいる家、もしくは住むための家に限られます。
③ まとめ:贈与税は年間110万円まで非課税とされるも、定期贈与には要注意

③ まとめ:贈与税は年間110万円まで非課税とされるも、定期贈与には要注意
本記事では、「贈与税がかからない、4つの方法」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【贈与税の税率】
❶ 特例税率(親・祖父母など直系尊属からの贈与)【税率:低】
❷ 一般税率(直系尊属以外からの贈与)【税率:高】
【贈与税がかからない、4つの方法】
方法① : 年間110万円以下
方法② : 生活費・教育費
方法③ : 住宅取得等資金の贈与特例
方法④ : 配偶者の贈与特例
何にでも税金が課される日本ですが、モノをもらったときにも「贈与税」がかかります。
贈与税の負担は重く、最大で "55%" もの税金を取られます。
半分以上も税金でもっていかれるのは、さすがに厳しいですよね。
そんな贈与税もかからない方法があり、「年間110万円までは非課税」ということはよく知られているかもしれません。
ただし、毎年決まった日に贈与を続けたりすると、たとえ110万円以内でも定期贈与と見なされ課税されるケースも。
税金の知識を知らないと後で損することになるので、しっかりチェックしてみてくださいね。
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