え、Airbnbは禁止なの!?
こんにちは、キベリンブログです。
マレーシアのペナン島は、日本人の海外移住先でも人気ですよね。
今回は、「ペナン島での民泊禁止と、Airbnb利用時の注意」について紹介します。
【本記事の内容】
① マレーシアのペナン島では、2023年5月下旬から民泊禁止に【AirbnbやBooking.com】
② ペナン島でAirbnbを利用する場合、注意しておく3つのこと【経験談】
③ まとめ:ペナン島は民泊禁止になっているので、エアビー利用は要注意
海外転職して、2年ほどマレーシアに移住していました。
ペナン島での民泊の規制による、Airbnbの注意点も語っていきます。
① マレーシアのペナン島では、2023年5月下旬から民泊禁止に【AirbnbやBooking.com】
Airbnb(エアビー)などを使った "民泊" は、海外旅行での宿泊先としても、人気の選択肢の1つです。
地元の人たちが住むような「一般の住居」に泊まれるとあって、ホテルとは違う体験ができるんですよね。
数か月単位での海外移住でも、割安で借りられるのも魅力です。
マレーシアでは「デジタルノマドビザ」も発給されており、民泊での長期滞在の需要も大きくなっていました。
そんな中で、ペナン島では民泊の規制が行われています。
具体的にどんな内容なのか、紹介していきますね。
2023年5月下旬から、ペナン島では短期滞在の民泊は禁止に
・ペナン州政府は、コンドミニアムなど一般住宅での民泊(短期賃貸)を禁止に
・Airbnbなどでの民泊予約や、Booking.comでの一部の物件が該当する
・サービスアパートメントなど一部は営業可能だが、「週3日以内」「年間180日まで」などの条件あり
ペナン州の市議会は、2023年5月下旬から「ペナン島での短期滞在の民泊を禁止する」と発表しています。
(ニュースサイト記事 参照)
「Airbnb(エアビー)」や「Booking.com(ブッキングドットコム)」などに掲載の物件も対象です。
対象は「ペナン島だけ」で、本土側については禁止されていません。
なお、サービスアパートメントなど商用施設の物件は、引き続き営業が可能です。
ただし、「週3日以内」「物件の住民の75%の同意が必要」などの条件が課されています。
2022年からも、ペナン島の民泊禁止の計画は報道されていた
ペナン島の民泊禁止に対する計画は、2022年からも言われていました。
規制が突然行われたように感じるかもしれませんが、前触れはあったんですよね。
ただ、2022年の段階では具体的な開始時期は明確になっていませんでした。
そこで改めて、2023年5月25日に民泊禁止を決定し、規制を「即時実行」したという流れです。
ペナン島で、民泊が禁止になった理由
・短期滞在客の迷惑行為に、住民からの苦情が殺到
・税金を払っているホテル業界と、不公平な価格競争が起こっている
・地元で暮らす人のための、物件の価格が上がる
民泊禁止となったのは、上記のような背景があります。
民泊で問題になる、おもな理由が当てはまっていると言えますよね。
特にペナン島では、利用者のマナー違反などに対する「住民の苦情」が大きいようです。
また、マレーシアではコロナ後に「観光税(宿泊税)」が復活しており、ホテル業界との不公平感が問題にもなっていました。
"NO HOMESTAY" の横断幕が、コンドミニアムにも
民泊が禁止になる前に、ペナン島で1ヶ月ほど長期滞在していました。
ペナン島で暮らしているとき、いくつかのコンドミニアムには "NO HOMESTAY" の横断幕が掲げられていたんですよね。
そのときは民泊の問題を知らなかったのですが、実際の経験からも、住民の人たちは民泊に良い印象を持っていないように感じました。
今のペナン島は民泊禁止の規制があるので、気をつけておきましょう。
② ペナン島でAirbnbを利用する場合、注意しておく3つのこと【経験談】
前のパートで紹介したとおり、ペナン島では2023年5月下旬から民泊禁止になっています。
「でもAirbnbで普通に予約できるし、プール付きのコンドミニアムで過ごしたい!」と思ったりしますよね。
中には規制の条件をクリアしている物件や、ホテルとして扱っているのかもしれません。
サイト上ではコンドミニアムの名前を隠していたりするので、禁止の対象なのか判断しにくい実態があります。
いずれにせよ、ペナン島では民泊で近隣住民と問題が起きていることは事実で、コンドミニアムには "NO HOMESTAY" の横断幕も掲げていたりします。
トラブルのリスクを考えるとおすすめできませんが、その上でもエアビーを利用したい場合の注意点を紹介しておきますね。
【ペナン島でAirbnb(民泊)を利用するときの注意点】
・飲酒禁止やパーティ禁止などのハウスルールは、きちんと守る
・騒音やマナー違反などに気を配り、近隣トラブルになるきっかけを作らない
・ひと目で観光客や外国人とわかるような服装など、できるだけ避けておく
注意点として3つを挙げました。
順番に見ていきましょう。
飲酒禁止やパーティ禁止などのハウスルールは、きちんと守る
マレーシアは多民族国家とはいえ、イスラム教の国でもあります。
ペナン島は中華系の人が多いですが、部屋のホスト(オーナー)は「室内での飲酒禁止」をハウスルールとしていることも。
近隣住民の迷惑も考えて、パーティも禁止としていることが多いですね。
こういったハウスルールは、最低限きちんと守るようにしましょう。
Airbnbでは、ハウスルールがはっきり書かれています。
部屋のホストによって違うので、しっかり覚えておくようにしてくださいね。
騒音やマナー違反などに気を配り、近隣トラブルになるきっかけを作らない
部屋で過ごすときは、騒音やゴミ出しなど、マナー違反にならないよう気を配りましょう。
なぜなら、禁止されているはずの民泊ということがわかると、ちょっとしたことでも通報されたりするリスクがあるからです。
ひとりで過ごしているときは、問題にはなりにくいと思います。
複数人で部屋やコンドミニアムの敷地内にいる場合は、どうしても騒がしくなりやすいので、要注意ですね。
ただ基本的には、マレーシアは日本に比べればマナーなどはゆるい雰囲気もあります。
日本での一般的なマナーのレベルを守って過ごしていれば、大丈夫ですよ。
ひと目で観光客や外国人とわかるような服装や過ごし方など、できるだけ避けておく
マレーシアでは外国人でも、あまりジロジロ見られたりすることはありません。
多民族国家であり、おもにマレー系・中華系・インド系の人たちが多いです。
特にペナン島は中華系の人が多く、ぱっと見では日本人と似ています。
とはいえ、近所に外国人の観光客が民泊で住んでいたら、あまり良い気分はしない人も多いはず。
なので、明らかに観光客だとすぐにわかるような服装は、なるべく避けるようにすると良いですね。
部屋にいるときも日本の動画を大音量で流さないなど、過ごし方もすこし気にしておくと安心です。
③ まとめ:ペナン島は民泊禁止になっているので、エアビー利用は要注意
本記事では、「ペナン島での民泊禁止と、Airbnb利用時の注意」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【マレーシアのペナン島での、民泊禁止の規制】
・2023年5月下旬から、ペナン島では短期滞在の民泊は禁止に
・Airbnbなどでの民泊予約や、Booking.comの一部の物件が該当する
・民泊禁止の理由には、短期滞在客の迷惑行為による住民の苦情がある
・コンドミニアムには、"NO HOMESTAY" の横断幕あるところも実際にある
【ペナン島でAirbnb(民泊)を利用するときの注意点】
・飲酒禁止やパーティ禁止などのハウスルールは、きちんと守る
・騒音やマナー違反などに気を配り、近隣トラブルになるきっかけを作らない
・ひと目で観光客や外国人とわかるような服装など、できるだけ避けておく
マレーシアのペナン島では、2023年5月下旬から短期滞在の民泊は禁止になっています。
海外旅行やデジタルノマドでの海外移住先としても人気があるので、利用する側としては残念ですよね。
ですが、Airbnbなどの民泊サイトでは予約が可能になっていたりします。
サイト上では規制の対象になるのか判断できないので、利用する場合はリスクがあります。
ペナン島での民泊による住民の苦情は事実なので、問題が起こる可能性は否定できません。
おすすめはしませんが、もしエアビーを使ってコンドミニアムで民泊するときは、注意してくださいね。
-
【マレーシア】新設のノマドビザで、海外移住できる【会社員も可能】
お悩み相談海外移住にはビザが必要だけど、収入の条件は気になるよね...。 条件がゆるくて、取りやすいビザってないのかな? こんにちは、キベリンブログです。 海外移住を考える ...
続きを見る
-
【必須条件あり】海外向けに作るおすすめクレジットカード3選
お悩み相談海外に行く前に、どんなクレジットカードを準備しておけばいいかな? 備えておくべき条件とか知りたいな。 こんにちは、キベリンブログです。 海外旅行や移住など、便利な ...
続きを見る
-
【経験談】マレーシア移住で知るべきデメリット7選【後悔しない】
お悩み相談マレーシア移住は人気だけど、良い話ばかり出てくるよね。 デメリットも知っておきたいな。 こんにちは、キベリンブログです。 海外移住を考えるときは、良い面・悪い面と ...
続きを見る