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【海外旅行】モバイルバッテリー機内持ち込み規制強化【5ルール】

【海外旅行】モバイルバッテリー機内持ち込み規制強化【5ルール】

 

お悩み相談
2025年7月8日から、日本でもモバイルバッテリーの機内持ち込み規制が強化されたの!?
どんなルールがあるのか知りたいな。

 

こんにちは、キベリンブログです。

モバイルバッテリーの発火事故が相次ぎ、飛行機への持ち込みが厳格化されています。

今回は、「モバイルバッテリーの機内持ち込み時、規制強化された日本の5ルール」について紹介します。

 

【本記事の内容】

① 規制強化された、モバイルバッテリーの機内持ち込み制限とは【日本の5ルール】

② 飛行機に持ち込めるモノ・持ち込めないモノ【リスト一覧】

③ まとめ:海外では日本以上にモバイルバッテリー規制が強化され、機内使用は控えた方が安心

 

海外移住や海外旅行を含め、100か国以上に渡航してきました。

日本での新たなモバイルバッテリーの規制ルールを、わかりやすく語っていきます。

 

① 規制強化された、モバイルバッテリーの機内持ち込み制限とは【日本の5ルール】

① 規制強化された、モバイルバッテリーの機内持ち込み制限とは【日本の5ルール】

① 規制強化された、モバイルバッテリーの機内持ち込み制限とは【日本の5ルール】

 

2025年7月8日から、モバイルバッテリー(リチウム電池)の飛行機内への持ち込み規制が、さらに強化されました。

世界中でモバイルバッテリーの発熱・発火事故が起きていることが、日本でも規制強化となった背景にあります。

 

海外旅行でもスマホは必要だし、モバイルバッテリーを持っていきたい人も多いはず。

各国・各航空会社で細かいルールは異なりますが、モバイルバッテリーの機内持ち込みは厳格化されてきています。

 

ルールを知らずにモバイルバッテリーを持って空港に行くと、没収・廃棄される可能性も。

日本では新たにどんなルールが設けられているのか、チェックしていきましょう。

 

【日本でのモバイルバッテリー機内持ち込み規制強化(国土交通省の指定ルール)】

日本ルール❶ : 預け荷物に入れることは禁止

日本ルール❷ : 短絡を防止する(絶縁テープ貼付・プラスチック袋に個別収納)

日本ルール❸ : 容量 160Wh を超えるものは禁止(100Wh ~ 160Wh のものは2個まで)

日本ルール❹ : 座席上の収納棚に入れることは禁止(手元で保管)

日本ルール❺ : 機内での使用は、常に状態が確認できる場所で充電する

 

2025年7月8日から適用されている日本でのルール(国土交通省の指定ルール)は、上記の5つです。

順番に説明していきますね。

 

日本ルール❶ : 預け荷物に入れることは禁止

・預け荷物に入れる : × (禁止)

・機内持ち込みにする : ○ (可能)

 

モバイルバッテリーは、預け荷物に入れることはできません。

持っていく場合は、必ず手荷物の "機内持ち込み" にする必要があります。

 

なぜなら、発熱・発火したときに預け荷物に入れていたら、対処できないからですね。

繰り返しですが、モバイルバッテリーは預け荷物ではなく、機内持ち込みの荷物に入れましょう。

 

 

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日本ルール❷ : 短絡を防止する(絶縁テープ貼付・プラスチック袋に個別収納)

・電源端子やUSB端子に、絶縁テープを貼る

・ジッパー付き透明のプラスチック袋に入れるなど、専用の収納袋に入れて個別に管理する

 

モバイルバッテリーを持ち込む場合、「短絡(ショート)の防止対策」が必要です。

バッテリーの電源端子やUSB端子に、"絶縁テープ" を貼り付けましょう。

 

また、"ジッパー付き透明のプラスチック袋" など専用の収納袋に入れて、個別に管理しなければなりません。

複数台を持っていく場合は、まとめて1つの袋に入れないよう注意してくださいね。

 

ジッパー付き透明のプラスチック袋は、液体物を機内持ち込みするときの収納袋にも使えます。

余分に準備しておくと安心ですよ。

 

 

 

日本ルール❸ : 容量 160Wh を超えるものは禁止(100Wh ~ 160Wh のものは2個まで)

・100Wh以下(27,000mAh以下) : 持ち込み可能(いくつでもOK)

・100Wh ~ 160Wh : 最大2個まで持ち込み可能

・160Wh以上(43,000mAh以上) : 持ち込み不可

 

持っていけるモバイルバッテリーには、"容量制限(ワット時定格量 [Wh] )" が決められています。

「100Wh以下(27,000mAh以下)」であれば、個数などの制限なく持ち込みが可能です。

 

「100Wh(27,000mAh) ~ 160Wh(43,000mAh)」の容量になると、"2個まで" に制限されます。

「160Wh以上(43,000mAh以上)」の容量は、一切持ち込むことができません。

 

モバイルバッテリーには定格容量の記載があるので、必ずチェックしておきましょう。

持ち運びしやすいコンパクトなタイプなら、容量制限を満たしているものが多いです。

 

 

日本ルール❹ : 座席上の収納棚に入れることは禁止(手元で保管)

・座席上の収納棚に入れたままにしておくことは禁止

・座席前のシートポケットに入れるなど、手元で保管する

 

これまでに起きたモバイルバッテリーの発火事故は、座席上の手荷物収納棚に置いていたものが燃えました。

収納棚に入れると燃えるまで気づかないので、発火したら手遅れになります。

 

そのため、「モバイルバッテリーを頭上の収納棚へ入れることは禁止」というルールが設けられています。

持ち込む場合には、"手元" に置かなければなりません。

 

置き場所としては、「座席前のシートポケット」を利用しましょう。

飛行機を降りるときは、置き忘れに注意してくださいね。

 

日本ルール❺ : 機内での使用は、常に状態が確認できる場所で充電する

・カバンの中など、荷物に入れたまま充電することは禁止

・常に状態が確認できる場所で、充電する

 

条件付きですが、日本(日系航空会社)では機内でもモバイルバッテリーの使用が認められています。

海外では使用を禁止している国・航空会社が多いので、日本の規制ルールは "ゆるい" と言えるかもしれません。

 

機内で使う(充電する)場合は、必ず "状態が確認できる場所" で使うことがルールです。

例えば、モバイルバッテリーからスマホへの充電、飛行機内の電源からモバイルバッテリーへの充電ですね。

 

カバンの中に入れたまま充電するような使い方は、禁止です。

なるべくなら機内では使わない方が、余計なトラブルも避けられて良いかもしれません。

 

② 飛行機に持ち込めるモノ・持ち込めないモノとは【リスト一覧】

② 飛行機に持ち込めるモノ・持ち込めないモノとは【リスト一覧】

② 飛行機に持ち込めるモノ・持ち込めないモノとは【リスト一覧】

 

ここまで、日本で規制が強化されたモバイルバッテリー(リチウム電池)持ち込みの5ルールを見てきました。

モバイルバッテリーは機内持ち込みでしか持っていくことができず、預け荷物に入れることはできません。

 

モバイルバッテリー以外のモノでも、何が持ち込みOKでNGなのか、飛行機のルールは細かくて難しいですよね。

そこで、機内持ち込み・預け荷物における「OK・NG」のリスト一覧を紹介しておきます。

 

海外旅行へ行く前の荷造りで、参考にしてみてください。

 

持ち込めるモノ・持ち込めないモノのリスト一覧【機内持ち込み+預け荷物】

品目 機内持込 預け荷物
ノートパソコン
デジタルカメラ
携帯ゲーム機
モバイルバッテリー【※日本での持ち込み規制5ルール
ワイヤレスイヤホン
電子タバコ
ライター【10cm未満の小型(1個まで)】
ヘアアイロン(コンセント式)
ヘアアイロン(電池式)
スプレー缶(化粧品・医療品)【1容器 0.5L以下(合計2Lまで)】
スプレー缶(化粧品・医療品以外)
液体物【※機内持ち込み条件は後述
刃物(ハサミ・カッター・ナイフなど)
工具類
爪切り
安全ピン

 

空港で持ち込みができるか迷いやすいものを、上記のリスト一覧でまとめました。

危険物と見なされるものなど、機内持ち込み・預け荷物それぞれで制限があります。

 

基本的な考え方として、刃物など凶器として使われるものは、機内持ち込みができません。

スプレー缶は、「化粧品・医療品に限ってはOK(1容器 0.5L以下で、合計2Lまで)」とされています。

 

液体物の制限【機内持ち込み】

・液体物は、1個の容量が100ml以下の容器に入れる

・シャンプーや歯磨き粉、ハンドクリームなどジェル状のものも含まれる

・液体物の容器は、ジッパー付きの透明なプラスチック製の袋(20cm × 20cm以内)にまとめる

・合計で1Lまで持ち込み可能

 

液体物を機内に持ち込む場合は制限があり、「100ml以下」の容器に入れなければなりません。

容器は複数でもOKですが、合計で "1Lまで" とされています。

 

液体を入れた容器は「ジッパー付き透明プラスチック袋」にまとめる必要があり、縦と横の長さが「合計で40cm以内」とされています。

ここまではわりと知られていますが、実はこのプラスチック袋、荷物整理にも便利に活用できます。

 

ケーブルや充電器といった小物を種類別にプラスチック袋で小分けしておくと、荷物検査で指摘された場合でも、見つけやすくなります。

袋のサイズも豊富なので、衣類などをまとめるのにも活用できますよ。

 

 

③ まとめ:海外では日本以上にモバイルバッテリー規制が強化され、機内使用は控えた方が安心

③ まとめ:海外では日本以上にモバイルバッテリー規制が強化され、機内使用は控えた方が安心

③ まとめ:海外では日本以上にモバイルバッテリー規制が強化され、機内使用は控えた方が安心

 

本記事では、「モバイルバッテリーの機内持ち込み時、規制強化された日本の5ルール」を紹介しました。

ポイントをまとめます。

 

【日本でのモバイルバッテリー機内持ち込み規制強化(国土交通省の指定ルール)】

日本ルール❶ : 預け荷物に入れることは禁止

日本ルール❷ : 短絡を防止する(絶縁テープ貼付・プラスチック袋に個別収納)

日本ルール❸ : 容量 160Wh を超えるものは禁止(100Wh ~ 160Wh のものは2個まで)

日本ルール❹ : 座席上の収納棚に入れることは禁止(手元で保管)

日本ルール❺ : 機内での使用は、常に状態が確認できる場所で充電する

 

【持ち込めるモノ・持ち込めないモノのリスト一覧(機内持ち込み+預け荷物)】

品目 機内持込 預け荷物
ノートパソコン
デジタルカメラ
携帯ゲーム機
モバイルバッテリー【※日本での持ち込み規制5ルール
ワイヤレスイヤホン
電子タバコ
ライター【10cm未満の小型(1個まで)】
ヘアアイロン(コンセント式)
ヘアアイロン(電池式)
スプレー缶(化粧品・医療品)【1容器 0.5L以下(合計2Lまで)】
スプレー缶(化粧品・医療品以外)
液体物【※機内持ち込み条件は後述
刃物(ハサミ・カッター・ナイフなど)
工具類
爪切り
安全ピン

 

2025年7月8日以降、日本ではモバイルバッテリーの飛行機の持ち込み規制が強化されています。

発火による航空機の火災事故を受けて、世界各国で持ち込みが厳しくなっています。

 

ルールを知らずに空港へ行くと、没収・廃棄される可能性も。

日本では5つのルールが指定されていますが、海外に比べると比較的ゆるめの規制です。

 

韓国や中国、タイなどでは、機内での使用・充電は一切禁止されています。

日本では使えるとはいえ、機内での使用は控えた方が安心かもしれません。

 

 

 

 

 

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