初めてでも大丈夫なのかな??
こんにちは、キベリンブログです。
海外で運転したことがないと、運転できるか不安ですよね。
今回は、「海外の運転事情と違いのポイント6つ」について、紹介します。
【本記事の内容】
① 海外で車の運転を経験したのは、7か国【欧州・中東・アフリカ】
② 海外での運転が怖いと感じるのは、最初だけ【1日で慣れる】
③ 海外と日本で違う、運転事情のポイント6つ【体験談】
④ まとめ:初めては不安だけど、海外の運転は思っているより簡単
海外移住と100か国以上の渡航を経験し、海外の7か国で運転してきました。
体験から海外での運転を不安に感じている人に向けて、語っていきますね。
① 海外で車の運転を経験したのは、7か国【欧州・中東・アフリカ】
まず最初に、「どの程度の運転経験があるのか?」を紹介しておきますね。
日本での運転も書いておくので、「このくらいの経験でも海外で運転できるんだ」という判断の参考にしてもらえればと思います。
海外で車の運転を経験した国は、7か国
・イギリス
・アイルランド
・アイスランド
・ハンガリー
・オマーン
・チュニジア
・ナミビア
私が自分で車を運転した国は上記の7か国で、地域は「ヨーロッパ、中東、アフリカ」ですね。
どの国でも少なくとも1,000kmは走っているので、わりと長めに運転しています。
交通事情が想像できない国もあるかもしれませんが、そこまで酷い国ではありません。
バイクを含めたら他の国もありますが、今回の記事ではバイクは除きます。
日本での車の運転頻度は、たまに乗る程度
・数か月に1回ほど、たまに運転する程度
・学生で実家にいるときはよく運転していたので、苦手意識はない
・マニュアル(MT)免許を取得しているが、日本での運転はオートマ(AT)車
日本では、学生で実家にいるときは頻繁に乗っていたので、苦手意識とかはないですね。
でも実家を出てからは「たまに運転する(数か月に1回ほど)」といった感じで、あまり車には乗っていません。
こういった運転の経験をベースに、海外での体験談として書いていきますね。
※海外で運転するには、「国際免許」が必要です。
国際免許の取り方については「【海外で運転】国際免許証は即日発行!取り方と注意点【経験談】」をご覧ください。
② 海外での運転が怖いと感じるのは、最初だけ【1日で慣れる】
海外での運転が初めてだと、「したことないから不安」とか「なんか怖いけど大丈夫かな...」と思いますよね。
ここで、初めての時の実感と、その後のメリットを書いておきます。
海外での運転の不安は最初だけで、すぐ慣れた
海外で初めて運転した国は、アイルランドでした。
アイルランドは日本と同じ「左側通行」とはいえ、最初は怖かったですね。
日本ではまったく乗らないマニュアル(MT)車ということもあったので。
空港でレンタカーを借りたら、すこし駐車場をぐるぐる回って練習しました。
でも道路に出て1時間も走ると、すぐに慣れるんですよね。
怖さを感じたのは最初だけで、その後は問題なく走れました。
郊外や都市部の違いによる運転の難易度は、海外も同じ
海外でも、郊外の田舎は車が少なく、道も広いので快適に走れます。
一方で、都市部は人や車が多く混雑していて、運転しにくくなります。
日本もそうですよね。
こういった運転の難易度は、海外でも同じです。
海外で車を運転できると、圧倒的に自由度が広がる
「海外で運転は危険だし、やっぱり止めようかな...」と思いがちですよね。
実際に私もそう思っていました。
海外経験が増えても、「自分で車を運転する」と決めるのはちょっと悩みましたね。
でも決断して海外で運転してみたら、圧倒的に自由度が広がりました。
バスとかの時間を気にする必要もなく、気ままに行きたいところに行けます。
運転そのものも楽しめるし、得られたメリットはとても大きかったですね。
その後は海外でも車を移動手段として選べるようになり、旅の幅が広がりました。
③ 海外と日本で違う、運転事情のポイント6つ【体験談】
このパートでは、海外と日本で感じた具体的な「運転事情の違いで気をつけるポイント6つ」を紹介します。
ただ海外といっても、国や地域でまったく違いますよね。
最初のパートで書いた「海外での私の運転経験」をベースに、海外でわりと共通している特徴や傾向が強かったものを挙げています。
特定の国に偏った内容などではないので、その上で参考にしてくださいね。
【海外と日本で違う運転事情のポイント6つ】
❶ バンプ(bump / hump)
❷ ラウンドアバウト(環状交差点)
❸ 右側通行(左ハンドル)
❹ マニュアル(MT)車が主流な国での運転
❺ 道路標識
❻ 道路のデコボコ
❶ バンプ(bump / hump)
・バンプ(ハンプ)は「道路に設置される凸状の起伏」で、減速させる目的がある
・市街地に入るタイミングや、学校、病院、横断歩道などの近くに多い
・減速しないで走ると上下の衝撃が大きく、車の底面を地面に擦ってしまう
日本では見かけないのですが、海外の道路には「バンプ(ハンプ)」が多いです。
ドライバーに減速させる目的で、道路に設置する「凸状の起伏」ですね。
現地の人はわかっているので、バンプによっては5~10kmくらいに減速してかなりゆっくり通行します。
バンプに気づかず減速しないで突っ込むと、上下に揺れてかなりの衝撃を受けてしまいます。
前に車がいるときはいいのですが、先頭で走っていると気づきにくいことがあるんですよね。
簡単に車の底面を擦って傷つけてしまうので、レンタカーでは特に注意が必要です。
バンプに気づくのが遅くなると、急に減速せざるを得なくなるので、常に注意を払っておきましょう。
❷ ラウンドアバウト(環状交差点)
・ラウンドアバウトは環状交差点で、信号機がない周回する方式
・交差点内に入っている車が優先
・初めてだとちょっと怖いけど、すぐに慣れる
これも日本は少ないのですが、海外だと「ラウンドアバウト」というロータリー状の交差点がよくあります。
信号がなく常に車が同じ方向に流れているので、渋滞しにくいんですよね。
ただ初めてだと交差点に入るのに緊張しますが、すぐに慣れました。
「交差点内に入っている車が優先」なので、そこは注意しておきましょう。
❸ 右側通行(左ハンドル)
・世界の国の割合では、右側通行が「約7割」、左側通行が「約3割」
・右側通行の国:アメリカ、フランス、中国など
・左側通行の国:日本、イギリス、オーストラリアなど
海外では右側通行が主流ですが、左側通行の国も3割ほどあります。
私は海外で右側・左側ともに運転しました。
よく「右側通行が不安」と言われたりしますが、実際に運転してみるとあまり気にならず運転できましたね。
「無意識のうちに左側を走ってしまう」といったこともなかったです。
❹ マニュアル(MT)車が主流な国での運転
・マニュアル(MT)車が主流:ヨーロッパ
・オートマ(AT)車が主流:日本、北米
日本はAT車がほとんどで、一般的にMT車には乗らないですよね。
一方で、ヨーロッパはMT車が主流です。
ヨーロッパでレンタカーを借りようとするとMT車ばかりで、AT車を選ぶと値段が高くなります。
そこで気になるのは「MT車は教習所でしか運転したことないけど、運転できるかな...??」というところだと思います。
私もこのタイプでしたが、海外での運転はMT車ばかりで、問題なく運転できました。
MT車の運転そのものが楽しいことも、実感しましたね。
「ペーパードライバー」とか「特別な苦手意識」がない限りは、MT車でも大丈夫だと思います。
もちろんAT車が主流な地域なら、AT車を選べばOKですよ。
❺ 道路標識
・基本的に日本と似ているし、見て判断できるものが多い
・「YIELD」「GIVE WAY」の標識の意味は、「譲れ」
道路標識は世界で共通している部分が多いので、だいたい見てわかります。
ただ、あまり馴染みのないものに「YIELD」「GIVE WAY」という「譲れ」を意味する標識があります。
見通しのいい場所で、停止する必要のないところに使われていたりします。
覚えておいてくださいね。
❻ 道路のデコボコ
・路面が傷んだ状態のまま、凹んでいるところがある
・郊外の広い道でスピードが出るような場所では特に注意
国や地域も影響しますが、道路の路面状況が悪いところがあります。
部分的にちょっと陥没しているなど、日本よりもデコボコが多い印象ですね。
郊外の広い道で、他の車がいない状況でスピードを出していると、気づきにくいことがあります。
このあたりは周辺の道路状況を考えた上で、注意しておくポイントですね。
④ まとめ:初めてだと不安だけど、海外の運転は思っているより簡単
本記事では、「海外の運転事情と違いのポイント6つ」について、紹介しました。
ポイントをまとめます。
【海外と日本で違う運転事情のポイント6つ】
❶ バンプ(bump / hump)
❷ ラウンドアバウト(環状交差点)
❸ 右側通行(左ハンドル)
❹ マニュアル(MT)車が主流な国での運転
❺ 道路標識
❻ 道路のデコボコ
海外で運転をしたことがなければ、どうしたって不安ですよね。
でも実際に経験してみると、思っているより簡単だし、すぐに慣れることがわかりました。
怖さを感じるのは、最初だけです。
海外移住や旅行でも、自分の運転を移動の選択肢として考えてみてくださいね。
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