
え、ノーヘルだと乗客も罰金取られるの?
こんにちは、キベリンブログです。
タイでは交通違反に対する取り締まりが、強化されつつあります。
今回は、「タイのバイタクでノーヘル時の罰金と、おすすめ配車アプリ 3選」について紹介します。
【本記事の内容】
① タイでバイクのノーヘル運転、罰金2,000バーツに【2025年6月】
② タイ滞在中に使える、おすすめ配車アプリ【3選】
③ まとめ:Grab・Boltのバイタク利用も、ノーヘルは罰金なので要注意
タイには海外旅行やデジタルノマド生活など、繰り返し滞在してきました。
厳しくなったタイの罰金ルールを、配車アプリの利用と合わせて紹介していきます。
① タイでバイクのノーヘル運転、罰金2,000バーツに【2025年6月】

① タイでバイクのノーヘル運転、罰金2,000バーツに【2025年6月】
タイはバンコクなど都市圏の交通渋滞が有名ですが、「交通事故」も社会問題のひとつになっています。
タイでの交通事故による死者数は、人口10万人あたりでみると "アジア内で最悪" で、日本を大きく上回っています。
2025年6月から、バイクのヘルメット着用義務が強化【罰金2,000THB(約9,000円)】
タイ交通警察は、「セーフ・ロード・プロジェクト(Safe Roads Project)」をタイ全国で開始。
交通ルールの順守意識を高め、違反や事故が多い地域を中心に取り締まりを強化する取り組みです。
その取り組みとして2025年6月1日から、バイク運転者および同乗者がヘルメット未着用に対し、取り締まりが行われています。
違反者には「最大2,000バーツ(約9,000円)」の罰金です。
再犯した場合は、罰金が2倍になるなど重い処分が科される可能性もあります。
タイはゆるい雰囲気がありますが、罰金のルールがあるので注意しておきましょう。
Grab・Boltなどバイタクの乗客も、ノーヘルで罰金の対象に
「タイではバイク運転しないから、罰金とか関係ないや」と思っているかもしれません。
でも「Grab」や「Bolt」など配車アプリでバイクタクシーを利用する場合は、"要注意" です。
なぜなら、ノーヘルでの罰金は運転者だけでなく、「乗客(同乗者)」も罰金対象になるからですね。
安くて使い勝手のバイタクがヘルメットがないことで使えなければ、旅行者にとっては不便になってしまいます。
バイクタクシー利用時、ヘルメットは用意しないとダメ?【罰金対策】
とはいえ、さすがにバイタクを使うためにヘルメットを持ち歩くわけにはいかないですよね。
基本的には運転手があなたの分のヘルメットを貸してくれるので、わざわざ用意する必要はありません。
実際にタイで何十回とバイタクを利用してきましたが、毎回ヘルメットを貸してもらえました。
(2人乗りしているバイクを見かけると、同乗者はヘルメットをかぶっていない人が多いですが)
言わなくても乗車時にヘルメットを渡してくれるので、きちんとかぶるようにしましょう。
罰金で2,000バーツは、痛い出費になりますので。
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② タイ滞在中に使える、おすすめ配車アプリ【3選】

② タイ滞在中に使える、おすすめ配車アプリ【3選】
ここまで紹介したとおり、2025年6月からバイクのヘルメット着用義務が強化されています。
運転者だけでなく、バイタクの同乗者(乗客)も罰金2,000バーツの対象となります。
タイではバイタクだけでなく車を呼ぶ場合でも、配車アプリが便利に使えます。
タクシーよりも圧倒的に安く、事前に料金がわかるので、ぼったくりの不安もありません。
タイで使える配車アプリはどんなものがあるのか、ここで紹介しておきますね。
タイ旅行前にチェックして、スマホに入れておけばすぐ使えて便利ですよ。
【タイで使える配車アプリ 3選】
❶ Grab(グラブ)
まず1つ目は、「Grab(グラブ)」ですね。
タイに限らず東南アジアで広く使われているので、最も知られている配車アプリの1つです。
対応エリアが広くてドライバーも多く、バンコクやチェンマイはもちろんですが、地方都市で対応しているところも多いです。
タクシー利用だけでなく、フードデリバリーサービスも頼めます。
支払いは現金のほか、クレジットカードを登録しておけば自動支払いも可能です。
とりあえずスマホに入れておくと、困ったときにも使える利用価値の高いアプリです。
❷ Bolt(ボルト)
2つ目は、「Bolt(ボルト)」です。
ヨーロッパ発の配車アプリですが、タイでもよく使われています。
メリットとしては、Grabよりも料金が安いこと。
バンコクやチェンマイなど都市圏や観光地なら、まずは値段をチェックしてみましょう。
ただし、ドライバーの数はGrabよりも少ないデメリットも。
待ち時間や対応都市には注意しておきましょう。
❸ Muvmi(ムーブミー)
最後の3つ目は、「Muvmi(ムーブミー)」ですね。
バンコクで利用できる "電動トゥクトゥク" の配車サービスです。
市内の近距離を安く移動できるメリットがあります。
支払いには「チャージ(TOP-UP)」が必要で、クレジットカードから行えます。
Grab や Bolt と大きく違うのは、乗車位置と下車位置を設定する "停留所" が決まっていること。
好きな場所から乗ったり降りたりできないので、注意しておきましょう。
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③ まとめ:Grab・Boltのバイタク利用も、ノーヘルは罰金なので要注意

③ まとめ:Grab・Boltのバイタク利用も、ノーヘルは罰金なので要注意
本記事では、「タイのバイタクでノーヘル時の罰金と、おすすめ配車アプリ3選」を紹介しました。
ポイントをまとめます。
【タイのバイクのヘルメット着用義務と罰金対策】
・2025年6月から、バイクのノーヘル運転は「2,000バーツ(約9,000円)」の罰金
・運転者だけでなく、バイクタクシーなどでの同乗者(乗客)も対象
・バイタク利用時は、基本的にヘルメットはドライバーが貸してくれる
【タイで使える配車アプリ 3選】
タイの交通事故の死亡者数は、人口10万人あたりの割合でみると「アジアでワースト1位」となっています。
日本を大きく上回っており、タイ交通警察は違反に対する取り締まりを強化しています。
タイは交通ルールにもゆるい雰囲気があり、バイクでのノーヘル運転もよく見かけます。
ですが「罰金2,000バーツ(約9,000円)」と定められているので、注意しておきましょう。
Grab や Bolt などの配車アプリでのバイタク利用では、運転者だけでなく乗客も罰金の対象になります。
ヘルメットはドライバーが貸してくれるので、必ずかぶるようにしてくださいね。
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